「LINE 5往復」で恋愛偏差値がバレる!
はあちゅう氏、ソーシャル時代の“モテスキル”を語る

「田端信太郎×本田哲也×伊藤春香(はあちゅう)『自撮り写真のキラキラアピールで男を動かそうとするのは、もうあきらめなさい!?』」 #4/5

『広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』の刊行記念に行われたLINE・田端氏、ブルーカレント・本田氏、ブロガー・はあちゅう氏によるトークセッション。業界の第一線で活躍するプロフェッショナル3名が、人を動かすコツを語りました。

SNSの登場で恋愛における問題が増えた

本田哲也氏(以下、本田):これ恋愛と絡まった話でいうと、さっきのソーシャル力。ソーシャル社会になってメディアとか広告とか苦しいんですけど、個人の人間関係とか恋愛みたいなものも面倒くさくなってるんでしょうね。20年前とかからすると。

はあちゅう氏(以下、はあちゅう):SNSが出てきたことによってですか? それはもう確実に。Facebookとかで男の子が合コンに行ったら絶対わかるっていう女の子がいて。なんでって聞いたら、2人くらい女の子と友達になりましたっていうのが出るから合コンに行ってるんだよと。

本田:あー! それは彼氏とつながってる前提で?

はあちゅう:そうです。

本田:わかりやすい(笑)。

はあちゅう:つながってなくても流れてきます情報としては。ツイッターでこんなこと書いてたとか、絶対流れてくるので。そういう建前と本音というものの境界線がどんどん……。

本田:それはやりにくくなったっていう意味ですね。

田端信太郎氏(以下、田端):それはタグ付けしなくても、同じ店に行って逆角度から写ってる写真を上げた2人がいるとして、これ一緒に行ったんだなーとか。これ皆さん意味わかります? 恐ろしいよね。

本田:2人で行ってるのにってこと?

田端:1人1人が、クロスするような角度で写真をとってるとして……。

本田:あー、了解了解! 芸能人同士で付き合ってるはずもない人たちが同じ日に同じパンケーキの写真をあげてましたみたいなことね。

田端:状況証拠的にはそうだけどみたいな。

はあちゅう:私の友達が、すごい探知能力で浮気を発見したんですけど。彼女の浮気相手もブロガーで面識があって、ある日その女の子のブログを見ていたら「友達の家でDVD観てます」っていう記事がアップされてて、テレビ台が彼氏のやつだって思って。そこから探知して浮気してるっていう事件簿があったりとか。

本田:うわー! でもそれ「撮るなよ、お前」とかならないんですかね。

はあちゅう:まぁでもどこかでバレてほしいって女の子が思ってるのと。男性はそもそも撮られたことに気付いてないっていう(笑)。

本田・田端:あー!

ソーシャルメディアでも自分らしくいることが重要

田端:これはあくまで一般論での喩え話なのですが……。

本田:わざとらしいですよ、そこであんまり強調すると(笑)。

田端:最新型のアメリカの原子力潜水艦とかはものすごい静からしいんですよ。でも、静かすぎてソナーで聞いてみると、そこだけ全く音がしない地帯があるっていうのでバレるらしいんですよ。

何が言いたいかというと、ソーシャル中毒の人は10分おきとか20分おきとかでツイートとかをやってるじゃない。そうすると何もアップしてない時間が4時間くらいあったりすると、それは怪しいんですよ。なんか人に言えないことをしてるんじゃないか? みたいな……。

本田:これは皮肉というかね。

田端:こういうことがあるらしいですよっていうことね。

本田:今大変でしたね、田端さん(笑)。だって内容見ないでリツイートしてることもあるって言ってたじゃないですか。

田端:そうそう。それでなんでこの人半日くらい空いてるんだろう、3度の飯よりツイッターが好きなのに。おかしいなーって思われる。

本田:だから、ソーシャルメディアをやっていてもやってなくても、自分らしくしていないとバレるっていう。それこそ流行不易でいったら「不易」の部分で昔から変わらない。

LINEのやりとりで相手との相性がわかる

本田:じゃあ、逆にソーシャルの世界になって、恋愛上で得なことってありました?

田端:何が変わったのかな1番。ソーシャル登場のbefore、afterで。

本田:今の証拠把握みたいな、恋愛だけじゃないですよね。よく企業とかでクライアントさんには残業でとか言って、忘年会楽しんでます、みたいな写真をあげてバレるみたいなことがあるじゃないですか。

だからそこはね、やりにくくなったんでしょうけど。良い側面もあるんじゃないかなと思って。どうですか。はあちゅうさんはデジタルネイティブというか、ソーシャルで恋愛してきたじゃないですか。

はあちゅう:はい(笑)。

本田『恋愛炎上主義』を読ませていただいたら、LINEのやりとりの5往復でもう相性がわかると。

はあちゅう:LINEでコミュニケーション能力がわかります。自分の欲しい返答をくれるかどうかっていう。

本田:あれってLINEじゃないとだめなんでしたっけ? ツイッターでも? その5往復でもうわかる?

はあちゅう:そうですね。私昔よりもコミュニケーション能力が長けてないといけない社会になってきていると思っていて。もう1人で2つとか3つのアカウントをみんなが持っている時代になってきていて。

でもぶっちゃけ、この人のツイッターつまんないなーって思っていたらやっぱり本人もつまんなかったりとか。本人が投影されるんですよ。コミュニケーションも今までだったら会って話せばよかったり電話だけでよかったのが、メールとかLINEのやり取りの方が絶対に今は多いじゃないですか。

本田:確実に多いですね。

ソーシャル時代には、圧倒的に文章能力が求められる

はあちゅう:すごい印象に残っている出来事があって、ふんわりいいなって思っていた男の人が2人いたときにすっごい嫌なことがあって。「今日は嫌なことがありました」みたいなLINEを(2人に)したんですよ。

Aさんからは「大丈夫?」って「そういうことがあったら俺が守るよ、今後は」って言ってくれたんですよ。もう1人Bさんは「大丈夫? 俺がいるよ」って言ってくれたんですよ。

「俺が守るよ」を見たときは、「守れてねぇじゃねーか」と思ったんですよ。実際嫌な目に合っているし。今後嫌なことがあったときに、またこいつ守ってねぇよってなるはずなんですよ。

でも「俺がいるよ」って言ってもらったときは、「この人がいるから私はまた平穏に戻れる、この人がいればこの先に嫌なことがあっても、いいか」って思えたので、私は俺がいるよって言ってくれた人の方が好きだなって。

本田:あぁ、これは聞いたらなるほどなって思ったけれども、そんなに意識しないで言っちゃいそうな気もしますけど、そこまで深くとります?

はあちゅう:私がそういうのに敏感なのかもしれないんですけど。例えばこのレストランに行こうってなったときに、「このレストラン『が』いい」って言われるのと、「このレストラン『で』いい」って言われるのではちょっとニュアンスが違うと思うんですよ。

そういうことが今までより、求められている社会にはなっているんだなって。実際にソーシャルを使いこなしている方っていうのは、圧倒的に文章能力が高い人か、リアルに会っても感じの良い人か。やっぱり才能を感じますね。

コミュニケーションの頻度が格段に上がっている

本田:確かにそれは同意です。言葉の選び方とか、表現の豊かさとか。スタンプとかはそこを上手くやってますけど。ニュアンスによって仕事も恋愛も上手くいくか、いかないかっていうのは20年前より厳しくなってるんじゃないかなって。

田端:スタンプはさっき言った7パーセントしか言語化されない部分の残りの93パーセントとかを少しでも復元しようっていう目的で、声のトーンとか身振り手振りを含めて。同じダメっていうのも、すねてダメって言うのとガチでダメっていうのは違うし。それを少しでもあの中に盛り込もうと。

本田:クリエーターズスタンプの、なんでしたっけすごい上位の方にランキングした……森さん(森もり子氏)の! あれを初めて見たときにすごい才能あるなーと思って。

田端:あとやっぱり既読になるかどうかで、流れでやっているのか会話に集中してやってるのかもわかりますよね。あとレスの早さとかでもわかるし。

本田:そこも含めたコミュニケーションっていうかね。フリークエンシーというか。あえて言っちゃうと。

田端:でも昔よりも、筆まめじゃないと。

本田:現代的筆まめね。

田端:筆まめというかLINEまめというかFacebookまめというか。自分がこんなに筆まめだったんだって思うもん。大学生の頃よりすっごい筆まめになっている自信ありますよ、僕(笑)。

本田:いろいろ裏で考えるより早くリアクションした方がいいっていう空気もあるし。そこで、あとはもうコミュニケーションを作っていっちゃおうみたいなそういう感じなんでしょうね。

田端:Twitter以降、明らかにレスに応える速度というか、100本ノックを常時受けているような気になってきて。脊髄反射というか筋トレみたいな能力が上がっている気がしますね。昔ってメールなら数時間寝かしても全然大丈夫だったよね。

本田:メールとか電話なら一晩とか全然あったし。2〜3日とかもありましたからね。そういう意味じゃ、本当に瞬間芸みたいなものが必要になってきている。

「平成生まれ」と「昭和生まれ」で違うスタンプの使い方

田端:スタンプなんかその極致じゃないですか。スタンプ同士の会話とかも多いらしいですよ。

はあちゅう:そうですね。スタンプ連打とかされると私すごいイラッとしてしまうんですけど。未読32件とか見てみたら、スタンプがダーってあったりして。私、それは「平成生まれ」と「昭和生まれ」の違いだと思っていて。

本田:平成生まれは同じスタンプを連打するの?

はあちゅう:平成生まれは連打、昭和生まれはちゃんとスタンプは1回。

本田:まさに筆まめ。デジタルネイティブ怖いですね。

田端:確かに文章力に対しても要求水準が上がっていますよね。だいたいその辺は男の方が女性より弱いじゃないですか。出したいと思っていてなかなか出せないんですけど、モテるスタンプ術的な。こういう時にこう返すという模範解答みたいな。

本田:そういう本って今ないですよね?

田端:ないはずですね。

本田:昔でいう、ウケる技術、モテる技術みたいな。

田端:口説けるスタンプ術みたいな。

本田:「東京いいスタンプ、やれるスタンプ」みたいな(笑)。それ出たら買いますよ(笑)。

はあちゅう:それは、やれるスタンプがあるかどうかというよりも感性が似てるかどうかで。

田端:というか、性的な表現はLINEスタンプは禁止ですよ!(笑)

本田:そこを上手くやれるかどうかが筆まめの……。

男が使っていいスタンプ、ダメなスタンプ

はあちゅう:私はなめこのスタンプがすごい好きで使ってたんですけど。わかります? なめこのキャラ。それをもともとすごいモテる女の子が使ってたから、これはモテると思って使ってたんです。

でも、鈴木おさむさんに「はあちゅういつもさ、不細工ななめこのスタンプ送ってくるけどさ、あれやめてくんない?」て言われて。その時に男の人の多くは「キモかわいい」っていう感覚がないんだなと思って。気持ち悪いか、かわいいかであって。

ただ、男の人の中でもなめこをキモかわいいって思ってくれている人もいて、そういう人と話が合うんですよすごい。感性が似てるから。なんでこんなだっさいスタンプを使ってくるんだろうって思う人とはやっぱり話が合わないんですよね。

本田:それは文章よりわかりやすいからいいですよね、スタンプだと。

田端:だいたいスタンプで、男のデコメをありだと思う人ってあんまりいないでしょ。スタンプだったら全否定されないんだけど、「男のくせにこんなスタンプ送ってくるんじゃねーよ」っていうスタンプは、きっとあるんですよね。そこの何がOBゾーンで、OKゾーンなのかもわかんない。

本田:だからいいスタンプ、やれるスタンプじゃなくって、どちらかというと「ダメなスタンプ」が知りたい。マイナスなことが起きない防御策として(笑)。

田端:僕は社員だし、もうそういう距離感がおかしくて、そういうのがわかんなくなっちゃって。でも、このスタンプはないだろうっていうスタンプはあるじゃないですか。有料スタンプはそもそもどうなのかっていう話とか。

はあちゅう:私は有料のスタンプを持ってない男の人との会話が「こいつスタンプに使うお金すら持ってないのかな」っていう……。

本田:目のつけどころがすごいですね。

はあちゅう:常に無料のスタンプとかで返してくるほうが、常に無料キャンペーンをチェックしててせこいじゃないですか。ちまちましてて。もっとこう、普通に買ったらいいのにって。

田端:今ね、断言すると、月に美容代7万円くらいのいい感じに五分五分に炎上しそうな状況(笑)。

本田:そうですね。いい感じに五分五分でしょうね(笑)。

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