職場のウェルビーイング・プログラムに足りないもの

ローリー・サントス氏:質疑応答の時間です。もしまだの方は、Slidoへ質問をどうぞ。質問が飛び出すのが見えますね。これはすごい。

では、最初の質問です。「『職場のウェルネスプログラムにはほとんどメリットがない』という、最近の『ニューヨークタイムズ』の記事についてどう思いますか? 矛盾しているように思えます」。というのも、私が挙げた職場のウェルネスプログラムの中に、このようなことを話題にしたものがあったかどうかという疑問を投げかけたいからです。

職場のウェルネスプログラムの多くは、瞑想や運動などです。個人的な戦略に焦点を当てていますが、それは悪いことではなく、本当に重要なことを達成できていない可能性があるということなのです。

本当に重要なこととは、自分自身の価値観を見つけ、それと関わる方法を見つけること。職場での自分の弱さを把握し、人々と本当につながることです。ただ、ほとんどの職場のウェルビーイングプログラムにはそれがありません。

自分のネガティブな感情をナビゲートし、認めることが大事なのですが、職場のウェルビーイング・プログラムで「みんなのネガティブな感情を表に出す必要がある」というものは見たことがありません。

ウェルビーイング・プログラムは最善を尽くそうとしていますが、最新の科学が示していることを見逃しているかもしれません。ですから、より学術的で科学的なアプローチでプログラムを導入し、職場がこれらのことを優先させることができれば、突然本当の効果が現れると思います。

不安は、押し込めるのではなく向き合う必要がある

次の質問です。「生成AIは多くの生産的な成果を約束しますが、従業員はそれを採用することを恐れ、プレッシャーを感じています。この移行を管理するリーダーに何かヒントはありますか?」。最大のヒントは、そのような感情が起こっていないふりをしないことだと思います。

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