27歳で経済的自由を得た女性が語る、夢を現実にする方法

You need less than you think #1/1

旅行や家の購入など、「夢」にはさまざまな形があります。その夢を夢で終わらせず、実現させるためには何が必要なのでしょうか? マレーシア、ジョージタウンで始めた女性専用バックパッカーホステル経営が順調な若干27歳のレイチェル・コーイ氏が、自身の体験を元に夢を確実に現実にする方法を語ります。まずは夢を具体的に表現すること。そして実現に必要なものを割り出し、進んでいくこと。基本的なことかもしれませんが、人生には簡単な道はないということなのかもしれませんね(TEDxKLWomen 2013より)。

あなたの夢はなんですか?

レイチェル・コーイ氏:皆さんには夢がありますか? もちろん誰にも夢があると思います。世界中を旅行する、たくさんのブーツや靴、バッグが欲しい、大きな家が欲しい、といったことを人々は夢見るのだと思います。

どうしてそれが現実にならないのか不思議に思ったことはありませんか? なぜまだ世界を旅していないのか、靴やバッグを好きなだけ買うことができないのかと。

インドネシア全域を旅するには2万ドル、アジアを旅するには10万ドル、全世界を旅するには100万ドル必要だと言われます。そんなにお金はないよ、時間もない、子供の世話をしなくてはならないし、と人は言います。

今日は皆さんが思うよりも夢を叶えるのに必要なことは少ない、というトピックでお話をしたいと思います。多くの人が旅行、とくに欧米を旅行したいと思っているのではないでしょうか?

あちらの気候は暖かいだろうから夏服がいる、または寒いだろうから厚手の服が必要だ、ブーツがいるかもしれない、サンダルが必要かもしれないと色々荷物を用意して旅行にいっても、現地についたら実際に使うものは持っていった荷物の半分だった、という経験はありませんか?

私にはいつもそうなってしまう友人がいるのですが、なぜいつもそうなってしまうのかわかりません(笑)。

皆さんは、「なぜ夢を叶えるのに必要なものは、皆さんが思うよりも少ない」となぜ私が言えるのかと思っているかもしれません。そこで自己紹介をさせてください。私の名前はレイチェル、毎日何をしているかというと、まずはパソコンを開きメールをチェックします。私はマレーシアの女性専用ホステル、クイーンズホステルを経営している他にもPR・広告会社をやっています。メールでホステルのお客様の質問に答えたり、実際にお客様と会ってお話したりしているのです。先日はクアラルンプールで講演をしました。これが私の仕事です。

人はやりたいことをするには多くの自由な時間が必要だと言います。私には経済的自由があります。毎日自分の好きな仕事をしていて、時には別に働く必要がないこともあり、実は今月いっぱいお休みをいただいています。

経済的自由を得るのは多くの人が思うよりも難しくありません。収入マイナス支出がゼロまたはゼロ以上であれば、皆さんには経済的自由があることになります。つまりとても主観的であるということです。まずは自分の支出がどのくらいなのか知らなければ、どの程度収入があればやっていけるのか知ることはできません。まずはそれを知ればあとは時間の問題です。

時計は真夜中に00:00となります。神はその日一日を夢を見て始めなさいと言っているのではないでしょうか? どのように5年後の自分をイメージしますか? 10年後は?

今後の夢を考える上で私はいつも60歳までの自分を想像します。私の人生は60歳までかな、といつも思っているからです。60歳になったらそれまでの自分の人生を振り返り、自慢できるように、何かを成し遂げたと思えるようにと思っています。

夢を思い描いたら現実に戻ります。多くの人が夢を見続けて、現実に戻ってこないのではないでしょうか? 仕事中でも世界旅行をしたいなぁと夢を見続けるのです。

まずは夢を具体化してから計画、実行

夢を思い描いたらそれを紙に書きだすか、絵にしてみましょう。もし文字の書きかたや絵の描きかたがわからないというのであれば、少なくとも人にその夢を話して夢を具体化するのです。

大きな家が欲しい、大きな車が欲しいと言う人が多くいますが、具体的にどれくらいの大きさのものが欲しいのか、セダンか四駆かスポーツカーか、少なくともどんなものが欲しいのか決めなければそれを手に入れることはできません。

夢を書き出す、または絵にしたらそのための第一歩を踏み出しその通りに生きていきます。まずは計画を立てる人が多いと思いますが、個人的に計画を立てるのは良いやり方ではないと思います。計画を立てようとすると人生が計画立てることで終わってしまうからです。

ではどのようにその夢を生きるかと言うと、例えばフェラーリが欲しいとします。まずはフェラーリショップに行って、実際いくらくらいするのかを確認します。頭金はいくら必要なのか、月々の支払いはいくらなのかを確認するのです。

ハマーが欲しいと言っている友人がいました。友人に「ハマーはいくらするの?」と聞くと「高すぎてわからないなぁ」と言っていました。実際の値段を知らなければ、それを手に入れることはできないでしょう。

ここで初めて計画をします。例えばカフェを開きたいという夢があるとします。その場合カフェを開くのに必要なことを紙に書き出すのです。どのくらいの大きさの店か、場所は、店を買うのか、賃貸か、それはいくらするのか、バリスタが必要か、シェフが必要か、家具は、デザインは、テーマは? 夢を見て、それを現実的に捉えてから計画を立て始めます。

計画を立てたら空白を埋めます。なんでもできると思っているかもしれませんが、すべてを自分でやることは不可能です。特にビジネスを始めようとする場合には。チームが必要です。周りの人を巻き込んでください。空白を埋めるのです。バーテンダーやバリスタが必要なのであれば、知人の中に誰か良い候補者はいないかと考えます。

女性専用ホステルビジネスを開始

私がホステルビジネスを始めたのはこういう理由です。PR・広告会社で一緒に働いていたビジネスパートナーが「広告はもう十分やったわ。隣の場所が空いたからホステルを始めよう!」と声をかけてきたのです。「ホステル? あなたはIT出身で私はコミュニケーションよ。何を言ってるの?」と私は言いました。彼女は「簡単よ。そこに座って毎日お客様とお話していればいいだけなんだから!」と言います。

(会場笑)

今となっては何を考えていたのかわかりませんが、その時は彼女のその言葉を信じました。そして私たちはホステルを始めました。

ホステルを始めることになり、私は非常にPR的な人間なので、ホステルを始めるならブランディングを確立しなければ、と思ったのです。ジョージタウンだけでも100以上のバックパッカーのホステルがある、ペナン島全域で考えればそれ以上の数があるのです。その中でいかに私たちのホステルの立ち位置を確立するのか? 100以上もあるホステルの中から私たちのホステルを選んでもらうにはどうしたらよいのか?

そこで、私たちは女性だし、女性専用ホステルをやったらどうかしら、と思ったのです。世界は平等ではないことは誰でも知っています。不平等であることを有利に使ってしまえばいいと思ったのです。

そこで我々のホステルは一般的なバックパッカーホステルよりも少し高めの位置付けで、平均的なホステルの2倍の宿泊料金を設定しました。ホテル以上のヘアドライヤーやシャンプー、コンディショナー、OPIのマニキュアなどを用意、女性旅行者に喜んでもらえるサービスを提供することにしました。室内には二段ベッドは置かず、天蓋付きベッドにして少しラグジュアリーな演出をしています。

ではこれをするためのお金はどこから集めるか? ホステルを始めるには少なくとも20万ドルが必要です。プライドがありますので、家族に借りるなんてことはしませんでした。親しい友人からお金を借りて、仲が悪くなってしまったらどうしよう、というのは多くの人が思うことではないでしょうか。知らない人からお金を借りて騙されたらどうしよう、もそうです。

そこでクラウドファンディングを使うアイディアが出ました。2日と半日でクラウドファンディングで十分な資金を募ることができました。そしてホステルビジネスを始めたのですが、私たちが思っていたよりもはるかに簡単でした。なのでやりたいことがあればとにかくやってみてください。

しかし日々の業務はそう簡単ではありません。お客様と話しているだけでいいなんてとんでもない。排水溝のことなど、自分たちだけでできることではありません。

オーストラリアで働いていたときにSOP(標準作業手順書)があって、なんて馬鹿げているのだろうと思いましたが、自分の会社を始めてその必要性を実感しました。あっちのプリンターで手紙を印刷、引き出しのここから封筒を取り出して、あちらから糊を出す、そして郵便物を郵送、という手順も、すべてのスタッフにトレーニングをする必要がないですから。

マズローの欲求段階説で言えば、私は下から3番目(低次/外的な欲求)までは達成しており、次は4番目(高次/内的な欲求)というところです。私はとても恵まれています。来週27歳になりますが、私の歳で2つのビジネスを持ち、それらもまぁまぁうまく行っています。トリップアドバイザーでQueen's ホステルは2番目にランクしています。まだ始めて4か月なのですが。とても嬉しく思っています。

これだけではありません。私がやりたいのは貧困撲滅です。これは東南アジアを旅行した時の写真です。貧困を目の当たりにしました。彼らの家の床はガタガタでマットの上に寝ている状態です。気温が2度でも毛布はありません。満足な服もないのですから。

私たちはとても恵まれています。私たちは必要なもの以上のものを持っています。世界には必要なものを満足に得ることができない人々がいます。チャリティをして彼らを助けるのではなく、彼らの生き方がサステイナブル(持続的)になるようにしたいと思っています。

今私が経済的自由を手に入れてビジネスをやっているというのも、私の夢の始まりでしかありません。そこで皆さんも。自分の夢を思い出し、生き方を変えるのです。今変えなければ明日も明後日も同じ人生になります。十分なお金や時間がある時まで待たないで。今始めてください。ありがとうございました。

<続きは近日公開>

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