オモコロは死んでいた!? オモコロ死と再生の話

セブ山:こんにちは。今週も始まりました。バーグハンバーグバーグTV。この番組ではバーグハンバーグバーグが携わったお仕事について、制作の裏側を根掘り葉掘り聞いていく番組になります。司会は私、セブ山です。よろしくお願いいたします。そしてお相手は代表取締役社長のシモダさんです。よろしくお願いします。

シモダテツヤ(以下、シモダ):シモダです。よろしくお願いします。……もう冬が、冬の寒さが染みる感じになってきましたけど。

セブ山:そうですね、もう肌寒いですね。

シモダ:セブ山くん、今日髪型の乱れがすごいですよね。

セブ山:そうなんですよ。今日ちょっとね、走って来たんで。

シモダ:その走って汗ばんだ感じでね、僕、気づいちゃったんですよ。

セブ山:なにが?

シモダ:いや、うん……。キテるよね? 年いくつやっけ?

セブ山:僕もう30ですね。

シモダ:30なりました?

セブ山:30の半分。

シモダ:くる人はくる時期ですけども……キテるんですよ。

セブ山:"キテる"って何がですか?

シモダ:ちょっとカメラも寄ってもらえば分かると思うんですけども。あの、非常に、なんていうんですかね、風通しのいいといいますか。

セブ山:風通しはいいことですよ。なんですか? ちょ、ちょっと……イテテテ! こいつマジで抜きやがった! なんでそういうことするんですか!

シモダ:禿ると笑うんや(笑)。

セブ山:ぜんぜんキテないです! これはたぶんピンときてないですよ、見てる人たちは!

シモダ:ほんまに?

セブ山:そんなこれ、カメラで見ても全然ヤバさは伝わらない……イテ!!

イタタタ!

イタタタタ!!!

今日のテーマは、「オモコロ4コマ」です!(涙)

ナレーション:こちらの案件はバーグハンバーグバーグが運営するウェブマガジン「オモコロ」の漫画コンテンツ。月曜から金曜まで毎日日替わりで4コマ漫画を更新し続けています。

セブ山:というわけで、コンテンツに携わっている社員ゲストとして今回はまきのさんと山口さんに来てもらいました。

まきの・山口:お願いします。

セブ山:ちょっと息整えてるんですけど……。髪がいっぱい抜けてドキドキしてるんで! そもそもオモコロは、3人が曜日担当でやられてるわけですけど。

シモダ:オモコロを作ったときにチッチ(まきの)だけ担当してたんですよ。

まきの:1人でやってました。

シモダ:送られてきても送られてきても僕がめんどくさくて。トップページを更新しないんですね。

まきの:書いて送ってたのに、いつまでたっても、待てど暮らせど新しいのが更新されないので。

シモダ:同じ4コマが4か月くらいずっと載ってるっていう死んでるサイトだったんです。それがオモコロやったんです。だからメンバーを増やそうと。

まきの:平日全部回せるように。

セブ山:それが長く続くオモコロ4コマの最初の話なんですね。

シモダ:そうですね。

キャラが勝手に動くんです(ドヤッ)

セブ山:せっかくなんで自分のベスト4コマ聞いていきたいなと思いまして。ではまきのさんから、ベスト4コマ。

まきの:僕は『熱湯地獄』、2010年に描いたやつですね。

セブ山:当時、なんか他のサイトとかでもけっこう話題になってて、僕もこれ好きな作品なんですよ。

まきの:ほんとに思ってる?

セブ山:思ってます、思ってますよ!(笑)

シモダうさねこはシュールをテーマにされてるんですか?

まきの:そういわれると恥ずかしい。

山口:なんか今、悪意が……。

セブ山:山口さんのベスト4コマは?

山口:決め切れなかったんですけど。『ヘルメット』っていう。サザエさんですよね。カツオがフルフェイスのヘルメットかぶってて顔分からないんですけど。サザエさんがヘルメット取りなさいって殴ったら「硬い」っていう。

シモダ:これ一番なんですね。

山口:もう1個迷ったのがあって、これは『カマキリ怪獣』っていうマンガで。カマキリが襲ってくるんですよね。カマがついてるんでこれで攻撃してくるのかなと思ったら、ビーム出すんですよ。「カマを生かした攻撃しなさいよ」って言いながらみんな逃げるんですけど、それが治療中のベジータの夢だったっていう。

セブ山:どっちもパロディなんですね。シモダさん、ベストは?

シモダ:『早熟』っていうマンガ? ですかね(笑)。

セブ山:事前にシモダさんに「どれがベストですか?」って質問したときにセリフがないの出してきたんで。これがベストなんだって。

シモダ:僕のベスト……説明のしようがないんですよね。

セブ山:毎回、毎週描いてると思うんですが、山口さんはどういうところから着想を?

山口::僕は何も考えてないですね。じっとしてます。ずっと。昔はすぐ降りてきたんですけど、でも歳を重ねると出なくなってきて、じっとしてる時間がドンドン長くなる。

セブ山:まきのさんはどういうところから?

まきの:僕は適当にキーワードを設定するんですよね。「玉乗り」とか「靴飛ばし」とか。そこから考えます。

シモダ:「どうやったらシュールになるんかなあ」とか考えてたり。「ここかわいさ足りへんな」とか。

まきの:そこは考えてないです。こいつならこう動くだろうなって感じで描いてる。

シモダ:キャラが動いてるんや! 聞いたことあるそれ! 知ってる!

まきの:10年描いてますからね。勝手に動き出すんです。

セブ山:なるほど! でも8年続けてたら印象に残るエピソード、事件とかありますよね? シモダさんに事前アンケート聞いたんですけど、シモダさんが印象に残ってるのは「月岡さんが自分の絵柄に自信喪失して顔が体にめり込んだ人ばかり描くようになったときは精神的にヤバいときだと思いました」だそうです(笑)。

シモダ:そうなんですよ! 当時僕編集長だったんですけど。月岡くんっていう子が、途中ですごい自分の絵に自信を喪失した時期があったんですよ。そっから急に劇画タッチの顔が体にめりこんでるやつがめっちゃ走ってるみたいなマンガ描くようになって!

でもなんか、いろいろ悩んでるんやろうね。新しい俺のオリジナルのカラー出さなっていうの見てるときに「頑張れ! 頑張れ!」って。

セブ山:シモダさんとか山口さんとかもちろんマキノさんとか続けていくと、失礼な話んですけど(笑)、すごくうまくなってきてるじゃないですか?

シモダ:確かにね。究極いうと、僕思うんですけど、他の2人は分からないですけど、僕に関してはヘタウマみたいなジャンルやったところが、ちょっとうまくなると、それはただの下手なんですよ。だから最近自分の絵柄好きじゃないし。

セブ山:じゃあ今ちょっとシモダさんも葛藤してて、もしかしたら顔が体にめり込んだやつを描き出すかもしれないと。

シモダ:急に描き始めるかもしれない(笑)。

セブ山:それは合図なんですね。もうそういうの出てきたらヤバい時期(笑)。

シモダ:ヤバイ、ヤバイ(笑)。ヤバくなっとるなって思ってもらえれば。

今週のテーマは「くるぶし」

セブ山:いろいろ聞いてきましたけど。今週の4コマでテーマを1個決めていただいて、4コマの中にそのアイテムがちょっと出て来るみたいな、そんなのをやってみたいなと思うんですけど。あんまりですか?

ちょっとでいいんですよ。なんかのアイテムが映りこんでるくらいでいいんです。そのアイテムをせっかくなんでシモダさんに決めていただいて。

シモダ:くるぶしの塊。

セブ山・まきの・山口:……くるぶしのかたまり?(笑)

シモダ:くるぶしが、いろんな人から集めたくるぶしがこう、ルービックキューブみたいになってるやつ。

山口:主役になるやつやそれは。

まきの:それありきで。

セブ山:映りこんでるものって言ったんですけど!

シモダ:このくらいの大きさでイメージあるんだけど(笑)。

セブ山:いいですか?

山口:まあ、いいですよ。

セブ山:いいんですね! わかりました。今週の4コマは……

シモダ:『2、30人分の』。

セブ山:くるぶしの塊がどこかに登場してきますんで。バーグTVを見た人だけが分かる特典としましょう。ファンサービスとしてやっていきたいと思います。ぜひお楽しみに! というわけで本日は御三方、どうもありがとうございました。