【全文】吉田沙保里「16回優勝できたのはライバルのおかげ」涙の銀メダルから一夜明けて レスリング女子会見

レスリング女子

リオ五輪メダリスト記者会見
に開催

リオ五輪、女子レスリング・登坂絵莉選手、伊調馨選手、土性沙羅選手、吉田沙保里選手、川井梨紗子選手のメダリスト記者会見を書き起こしました。

吉田沙保里選手が振り返る、銀メダルの涙

司会者:みなさん、おはようございます。それではレスリングチームメダリスト記者会見。手前から、吉田沙保里選手、伊調馨選手、登坂選手、土性選手、川井選手。

まず吉田さん、今、一夜明けまして、銀メダルの自分の気持ちをどのようなものかお伝えください。

吉田沙保里氏(以下、吉田):昨日試合が終わりまして、銀メダルを取ることができました。これは本当にたくさんの方の応援のおかげで、こういった成績を残すことができたので、とてもうれしく思っています。

昨日は試合が終わってすごくたくさん泣いて、みなさんに心配やいろいろ迷惑をかけてしまったんですけど、1日経って今はけっこうスッキリして。

思い出すと悔しさがまだ込み上がって、また涙をするときがありますけど、時間が経てば大丈夫かなと。また次に向かってがんばろうと思っています。

司会者:ありがとうございます。吉田さん、横に並びました金メダリストの4人の後輩に向けてどのような言葉を伝えたいでしょうか?

吉田:本当に「金メダル、おめでとうございます」と伝えたいですし、こうやってみんなが金メダルを取ってくれたことで、私も本当に自分も金メダルを取ったぐらいうれしくて、今はそういう気持ちでいます。

金メダルに輝いた4人の後輩たち

司会者:ありがとうございます。伊調さん、2日経ちましたが、今のお気持ちはいかがでしょうか? 金メダリスト再び4回目になりました。

伊調馨氏(以下、伊調):本当に今回の金メダルは自分1人での力では取れなかったと思いますし、たくさんの人の勇気が私の背中を押してくれて、最後逆転できたと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

司会者:ありがとうございます。登坂選手、今どんなお気持ちですか?

登坂絵莉氏(以下、登坂):私は初めてのオリンピックで金メダルを取ることができて本当にうれしいし、沙保里さん、馨さんのような偉大な先輩とこうやってオリンピックに来れたことが本当に幸せだなと思います。

司会者:土性選手、同じ質問ですが、いかがでしょう?

土性沙羅氏(以下、土性):初めてのオリンピックで小さい頃から夢だったオリンピックの金メダルをかけることができて、本当にうれしく思っています。

自分だけの力じゃなくて、本当にたくさんの方に応援していただいて、声をかけていただいて取れた金メダルだと思っています。本当に感謝しています。

司会者:川井選手、お願いします。

川井梨紗子氏(以下、川井):自分も初めてのオリンピックで、ずっと憧れていた選手と一緒にオリンピックに来れたということをすごくうれしく思っていますし、そこで金メダルを取れたということで目標を達成できたことをうれしく思っていますし。

ここまで来れたのは自分だけの力ではなく、いろんな方にお世話になってきてるので、感謝の気持ちでいっぱいです。

司会者:ありがとうございます。それではみなさまからの質問をお受けしたいと思います。

リオ五輪を終えて、一番したいこと・会いたい人

記者1:産経新聞社のササキと申します。お疲れさまでした。一夜明けまして、この4年間ずっとプレッシャーがあったと思います。今、自分へのご褒美というものはなんでしょうか? それで、今したいこととか、会いたい人もぜひお願いします。

吉田:そうですね。毎回オリンピックが終わる度に、「今、なにがしたいですか?」と聞かれますけれど、本当に終わった後というのは「ゆっくりしたい」というのが本当の気持ちで、とりあえず温泉とかおいしいもの食べたりしたいなと思います。あと会いたい人というと、甥っ子姪っ子とか、監督の子供とかに会いたいなって今、思います。

伊調:なんにもしたくないです。早く日本に帰って、日本で応援してくれていた仲間や友達に会いたいです。

登坂:私は怪我がけっこうあるので、そこを早く治して、また早く練習したいなって気持ちでいます。

会いたい人は、本当にたくさんの方に応援していただいたので、できるだけたくさんの方に会って、メダルを見せたいなと思います。

土性:今したいことは、買い物をしたいです。会いたい人は、日本で応援をしてくれていた友達とお姉ちゃんと弟に会いたいです。

川井:私はまだ試合が終わってから家族に会えていないので、まず家族に会って金メダルしっかり見せたいなって思っています。今やりたいことは、部屋に帰って自分の布団で寝たいです。

日本女子レスリングの強さの秘密

記者2:中日スポーツのフクダと申します。吉田さんにうかがいたいんですけれど、先ほど「次に向かってがんばろうと思います」という言葉がありましたが、今後については今どのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか?

吉田:まだわからないですけれど、次また、自分ががんばらないと、生きていくためにはいろんなことをがんばっていかないといけないので、そういったことも決めて、がんばって前に進んでいきたいなと思っています。

記者3:フリーランスのヤナガワと申します。みなさんにおたずねしたいんですが、終盤の逆転劇が今回非常に印象的だったんですけれど、逆転劇につながったような至学館大学の練習メニューがあったら教えていただきたいのと、単純に至学館大学の強さの秘密をそれぞれ教えていただければと思います。

吉田:そうですね。やっぱりとにかく厳しい練習をする。それがあるからだと思いますし、栄監督の指導は本当にすばらしいものがあると思います。

司会者:伊調さん、とくに今回の試合で終盤の逆転につながったような、なにがあの逆転をもたらしたのか?

伊調:そうですね。やっぱり最後は練習が嘘をつかないのかなという印象ですけれど、最後の気持ちの部分でも、絶対に金メダルを取るという気持ちで腰を落として相手に向かって行けたのは、自分1人の力ではない力が出たんではないかなと思います。

登坂:毎日、たくさんの練習相手とのスパーリングのなかで競い合っているので、最後の最後まで、勝負にこだわった執念が出ているんじゃないかなと思います。

土性:スパーリングのなかでも、負けていたり、点を取られていたりしても、最後まで負けないという気持ちで点を取りに行くということが(メダルに)つながったんじゃないかなと思います。

川井:ふだんの練習から監督や先輩に言われている、最後まで諦めない気持ちだとか、練習だからこそ追い込めるとか、そういった真剣に取り組める雰囲気をつくってくれていることが、強さの秘密じゃないかと思います。

アルソック退社報道の真偽

記者4:伊調さんにおうかがいしたいんですけど、報道で年内でアルソックを退社する意向だというのを聞いたんですけど、そのへんの確認と、あらためて今後の競技をどうするのかという今の気持ちを聞かせてください。それから、地元の方にメッセージをいただければと思います。

伊調:え〜、アルソック退社(報道)は今初めて聞きました(笑)。そんな事実はないです。今後のこともふくめて、会社ともよく相談しながら進めていければいいなと思います。

地元の方には、4度目のオリンピックで寝不足になりながら応援してくださったと思うので、1日でも早く地元に帰って、子供たちも応援してくれてたので、金メダルを見せられたらいいなと思います。

記者5:登坂選手におうかがいします。(地元)富山県でも応援が非常に盛り上がってたんですけれども、終盤まで諦めない姿勢というのはどのように育まれたのか、まず1点教えていただきたいのと、これから登坂さんに続く子供たちに向けて、諦めないことの大切さをメッセージとしていただけないでしょうか。

登坂:本当に富山のみなさんもすごい応援していただいたので、最後一瞬負けるかなとも思ったんですけれども、負けてたまるかと思って、絶対に勝つという気持ちで最後は行きました。

富山の子供たちには、本当にみんながんばっていると思うので、目標をしっかり決めて一緒にがんばっていきましょうと伝えたいです。

吉田沙保里が語る、追われる厳しさとライバルの存在

記者6:共同通信のヨシタニと申します。吉田選手に1つ質問があります。昨夜の取材エリアでは、「取り返しのつかないことをしてしまった」というコメントもあったんですけど、一晩明けて、あらためて昨日の試合だったり、女子レスリング界において、追われることの厳しさというのを感じられた部分があれば教えてください。

吉田:これまで世界選手権、オリンピックを合わせて16回優勝させてもらって、これまでのライバルがいて、私も本当にその人たちに負けないようにがんばってこれたのも、ライバルがいたおかけだと思っています。

今回の決勝のヘレンは、4年前に戦って勝ってますけど、そのときに初めて「私が吉田選手を倒すんだ」ということを耳にして、私はそれを聞いたときに「絶対に負けないでがんばろう」と思ったので、そういったお互いが負けたくないという気持ちで、リオのオリンピックの決勝戦で戦えたことは本当にうれしく思います。

ヘレンも私のことをすごい讃えてくれてすごくうれしかったですし、戦って本当に強くなっていたので、成長にすごくびっくりしました。

4年後の東京オリンピックに向けて

記者:読売新聞のニシムラと申します。4年後は東京で行われるオリンピックが待っています。みなさん、どのようなかたちで迎えたいかというのをおうかがいしたいと思います。

川井:東京オリンピックのときには26歳になると思うので、2連覇を目指して頑張っていきたいと思っています。

土性:私も東京オリンピックで2連覇できるようにがんばりたいです。

登坂:私も同じで東京オリンピックで2連覇したいです。

伊調:そうですね……この若い3人とはまた違ったたくさんの思いがあるので、今は今後のことをゆっくりと考えたいなと思います。

吉田:私たちもアテネオリンピックのときには、2連覇を目指してがんばりますとに言えたんですけど、もう30を超えて、これからは若い3人が東京オリンピックを目指して引っ張っていってくれると思いますし、私も本当は……できれば目指していければと思うんですけど、またこれからゆっくりと考えていきたいと思います。

記者:すみません……恒例の質問なんですけど、今食べたいものはなんでしょうか。

吉田:焼肉です。

伊調:そうですね、お寿司。

川井:きしめん(笑)。チョコレートはもういっぱい食べたので。

土性:そばが食べたいです。

登坂:自分はお寿司が食べたいです。

司会者:ありがとうございました。

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