2024.12.10
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第5回:辞書に意味は載っていない?<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」>(全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):I heard yesterday from the publisher that my new book “頑張らない English Grammer” is going to be reprinted.「西澤ロイの頑張らない英語」。
上村潤氏(以下、上村):このコーナーは納得!!英語学習カウンセラー西澤ロイが、リスナーの皆様からの英語に関するお悩み、疑問、質問等にお答えしたり、西澤ロイならではの「頑張らない」英語学習法を紹介していくというコーナーです。ロイさん、おはようございます!
ロイ:おはようございます。
上村:僕、ちょっと聞き取れましたよ今の。
ロイ:おお、まじですか。
上村:、ちょっと日本語の部分でしたけど(笑)。
(一同笑)
上村:何はともあれ、新刊の発刊おめでとうございます!
(一同拍手)
ロイ:ありがとうございます。
上村:そして、僕、先週放送終了後に買わせていただいた『頑張らない英語学習法』。こちらも増刷したとのことでね。
ロイ:はい、こちらの『頑張らない英文法』も発売から3日で増刷が決まりました。
上村:まさか、早くも。素晴らしい!
(一同拍手)
ロイ:ありがとうございます。
上村:素晴らしい。売れてますね。僕ね、この一週間でかなり読み込ませていただいたんですが、『頑張らない英語学習法』、そしてそれに続く第二弾『頑張らない英文法』ということで、軽くどういった内容かというだけでも説明していただいてよろしいでしょうか。
ロイ:」こちらは、「中学生の時に知りたかった」というふうに帯に書いてあるんですけれども、中学校で学ぶような基本的な文法、例えば冠詞の the だったりとか語順がどうだとか、英語ってこういう考え方なんだということがわかるようにお伝えしている本です。
上村:この『頑張らない英語学習法』と対になっている、じゃないですけど、同じ装丁で本屋さんで平積みされているかと思うとなんか感慨深いですね。
ロイ:いや本当嬉しいですね。
上村:つい本屋に行っちゃいますね。そんな『頑張らない英文法』が発刊された時にイベントが行われたということで、どういったイベントだったんですか?
ロイ:シブ読(渋谷駅前読書大学)というイベントなんですけれども。
上村:シブ読。
ロイ:年間本を1,000冊読んでいる”団長”という方がいらっしゃって。
上村:団長?サーカス団か何かですか?
ロイ:一里塚歌劇団というロックグループがあって、そこの団長さんなんです。
上村:あ、写真出てきましたね。なんかすごい人ですね!
ロイ:常にサングラスで帽子被って、素顔を誰も見たことがないというロックスターの方なんですけど、この方と一緒にトークを1時間ちょっとさせていただくというイベントで、かなり楽しいトークになりました。
上村:その時のトークも聞いてみたかったですね。僕と話している時のロイさんと、また違うロイさんの魅力みたいなものが見れたんじゃないですかね。
ロイ:そうですね、ちょっと引き出していただいたかなと。
上村:僕も頑張って引き出さないと!(笑)。
ロイ:はい、よろしくお願いします(笑)。
上村:まだまだちょっと、鍵が(閉まっているところを)ガチャガチャってなってる部分があるかもしれないですね。「ロイさん早く開けて!」みたいな。
ロイ:そこは潤さんの英語の上達に伴って開いていくと思うので(笑)。
上村:ですよねー……(笑)。先週の放送で、僕がいかに英語力がないかというのがかなり露呈してしまったので……。
ロイ:しましたね。
上村:そして、まずは自分の今の位置を認識した上で勉強しようと、私、心を入れ替えました。
ロイ:おお、素晴らしい。
上村:変に知ったかぶりするのはやめました。
ロイ:あ、してたんですか。
上村:してましたよ、もちろん。ほとんど世間知らずですからね僕は。
ロイ:ふーん(笑)。
上村:そんなに世の中のいろいろを知っているわけではないですから。ただ、周りの人に求められて知っているふうを装うのは得意ですけど(笑)。
ロイ:なるほど。
上村:敢えて自分では答えを出さずに周りの人に引き出させる、みたいな。そんな手練手管ばっかり上達しましたけど(笑)。
上村:そんなわけで、今日は基本に立ち戻って、『頑張らない英文法』発売記念ということで、『頑張らない英語学習法』こちらのセンテンスについて少しお話をしていきたいと思います。
これ僕、ちょうど読んだばっかりなのでかなりホットな話題になっております。僕の英語学習上達のためにも一役買ってくれた、上達するというか英語に対する認識がガラッと変わったんです。その辺を本の内容を交えながら紹介していきたいと思います。
まず、今までの僕の英語の学習、中学校英語の頃の。教科書を見て、わからない単語があったら辞書を引く。それで、辞書の意味を英語の下に書いて、下に文ができてきてそれを組み合わせて日本語にする、みたいなことをやってたんですけど。
ロイ:まあ典型的な感じですよね。
上村:その考え自体が間違ってたんだな、ということをまず気付かされました。まず英和辞典の使い方からしておかしかった。単語の本当の意味というのは辞書には載っていないと。
ロイ:そうなんですよね。辞書に載っているのは訳語、日本語訳な場合がほとんどなので、意味は載ってないんですよね。
上村:そのことすら僕は気付けていなかったんですよ。辞書に載っているものは正解と勝手に思い込んでいたので、辞書の言うことは絶対だから日本語の文章的にはおかしいけど、辞書がそう言っているならそうなんだろうと自分に言い聞かせてやっていた。
だから応用も利かないし融通も利かなくなってしまった。それで、英語が楽しくなくなってしまった。だから今になっても英語が ぜんぜん身についていない、ということになってしまったんですよね。入り口の時点で間違った方向に反れてしまったという部分があったんですけど、今回この『頑張らない英語学習法』を読ませていただいたことで、今までのこんがらがった部分というのが全部ほどけた感じがして。
ロイ:おお、まじですか。
上村:今僕の心の中は中学生ですね(笑)。
ロイ:(笑)。
上村:まあこの表現もどうかなと思いますけども(笑)。そして、そんな辞書の意味が訳語なんだよ、というのがわかったところで、じゃあ英単語ってなんなんだろう、というところで。この本の中のセンテンスに出てくる英語をイメージするというのが大事だ、ということにさらに気付いたんです。
今まで have だったら辞書に一番最初に載っているのは「持つ」という意味だったので、そういうものなんだな、と思ってて想像の余地がなかった。ただ、今回その『頑張らない英語学習法』を読んだことで、わかりやすいイラスト付きで、イメージするってこういうことなんだなっていうのがよくわかりました。
ロイ:なるほど。じゃあちょっと潤さんの理解度を試してみましょうか。
上村:お!?(笑)。いきなり来ましたね(笑)。
ロイ:ちょっとぶっこんだ方がいいかなと思って(笑)。
上村:どうぞぶっこんでください(笑)。
ロイ:じゃあ、Questionという単語があるじゃないですか。どういう意味ですかね。
上村:問題とか謎とかそんなイメージですけど。イメージとは言わないのかな、たぶん辞書で引いた言葉なんでしょうけど、一番最初に出てくるのはそんな感じですかね。
ロイ:Questionって単語は辞書で引くと大体「疑問」「質問」て出てくるんです。それって、「疑問」という意味と「質問」という意味がある、と考えてしまう人がけっこういるんですよね。でも、1個大事なルールがあって、1個の単語が意味しているものは1つなんです、基本。
だから、「疑問」という意味と「質問」という意味があるんじゃなくて、同じものを指しているだけなんですよね。日本語で「疑問」というと頭の中にあるクエスチョンマークみたいな、それを疑問て言うじゃないですか。それを人に対して聞いたら「質問」という呼び方をするんですよね。
上村:同じクエスチョンでも、自分が思っているものと、相手に問いかけた時でまた変わってくるわけですね。
ロイ:日本語では呼び方が変わるんですよ。ただ、同じものなんですよね、それって。だから英語ではQuestionという単語を使うというシンプルな話なんですよ。
上村:なるほど。
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