2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
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MB氏(以下、MB):このあたりで話題を切り替えたほうがいいでしょうか?
司会者:そうですね。では次の「彼や彼女、旦那さんや妻を変身させよう」へ。
MB:続いての議題は「彼や彼女を変身させよう」。これは、僕が男性側を話して、山本さんが女性側を話す感じになるのかな? どうですかね? 女性側は何を変えたらいいんですか? おしゃれになるためには。
山本あきこ氏(以下、山本):女性側?
MB:奥さん、彼女さんを変身させるためには。
山本:そうか。私、旦那さんを変身させるんじゃなくて、ああ、そういうことね。
MB:男性は僕。女性側を山本さん。今、すごい考えてたでしょ(笑)。
山本:嫁目線、彼女目線で自分の彼を変えたいとなった時に、ファーストステップをどうしたらいいかということを、考えちゃってました。
MB:ああ、そういうことね。それはどうやってやるんですか?
山本:それは、男性にはプライドがあるのでそのプライドをいかに傷つけずに自分の好きな方向にもってくかというのが重要かなと思っていて。
MB:大変重要だと思います、はい。
山本:否定はせずに。今、持っているものは否定せずに与えてみる。「こういうのがいいよ」というのを着てみてもらって。周りからの反応がいいと男性は「あ、これでいいんだ」みたいな感じになるので。
第三者の力を借りて、会社の人から「よくなった」とか言われたら、男性は「前のファッションより、こっちのほうがいいのかな」と思ったりする。
MB:褒められるってことが、大事だったりしますね。
山本:「とにかく褒める」ですね。褒めてのばす。
MB:そう。僕のメルマガのQ&Aに、変動はあるんだけど毎週50~60通(メールが)来るんですけど。そこに書いてあるのは、褒められたことをすごく報告してくれるんですよ。「会社の後輩にすごくおしゃれだって褒められた」とか。
僕が個人的に一番うれしかったのは60代くらいの男性の方で、娘さんの友達がアパレルのショップスタッフをやってる。その友達が家に遊びに来た時に「お父さん、めちゃめちゃおしゃれじゃん!」と褒められた。「それがうれしかったです。MBさん!」みたいなメールが来たんですけど、褒められると男性は、すごいモチベーションが上がるんですよね。
山本:私のお客さんでも子供に褒められたとか。嫁だと恥ずかしかったりするんですけど違うアプローチがかけられると、会社の後輩とか会社の女の子とかに言われると「ああ、いいんだ、これ」みたいな。
MB:男性は異性に褒められるのが好きなんですよ。でも女性は、あんまり男性褒めなくないですか?
山本:褒める人と、褒めない人の差が激しいですかね。褒める人はすっごい褒めて。でも、褒めすぎもよくないですよね。
MB:イタリア人みたいなね。
山本:難しいところですよね。爪の先のこととか男性に言われると、「この人、いろんな人に言ってんじゃないか」とか(笑)。「髪型、変えたんですね」とか言われても、ねえ。一瞬……。
MB:引いちゃうというかね。
山本:「みんなに言ってんじゃないか」とか思っちゃったりしますね。
MB:そう思われてるかな、俺。
山本:ファッション系の仕事してる方に言われるのは、また違うのかな。
MB:では、僕ら側。旦那さんとか彼氏さんがすごくおしゃれで、彼女や奥さんにおしゃれになってほしい場合はどうやって促したらいいですか? あんまりないパターンだと思うけど。
山本:私は店員さんの力を借りることかな、と。いくらその人が言っても、彼女、女の人も意外と頑固だったりするので、一緒にどこかのアパレルショップに行って、店員さんの力を借りて「こっちがいいですよね」とか。
MB:プロの意見をね。
山本:ある意味、第三者の力を借りて。
MB:第三者、好きですね(笑)。
山本:今日、すごい連呼してますね(笑)。いいかなと思います。最初はこういうファッションの仕事してる人に取り込ませるとか、一番簡単ですよね。
MB:もうちょっと具体的な話になって、着こなしのポイント。女性は、服に興味があると思うんですけど、ランクアップしたい、もう一段階おしゃれしたいと思った時に何からそろえればいいんですか?
山本:男性ですか?
MB:女性です。
山本:すみません(笑)。女性は何から変えたらいいか。
MB:一番先に何をやるべきなんですか?
山本:まずは自分はどんなアイテムを持っているのかを把握することが最初ですよね。女性はすごくショッピングが好きなので、買うことで満足しちゃったりするんですよ。ふたを開けたら同じようなものをいっぱい買ってたり。あと体型に気になるところがあったらそれを隠すようなアイテムばっかり買ってたり。無意識レベルで選んじゃったりしてるものがあるので、まずは自分の癖を知るようにみなさんに伝えていますね。
MB:僕らと違って女性ははじめから洋服の量が多いんだ。そうですよね?
山本:アイテムも男性よりも女性のほうが多いですから。
MB:1回、自分のワードローブを棚おろしして、何を持ってて自分の傾向はどうなのかっていうのを理解してから話がスタートする。
山本:そうですね。それだけでぜんぜん違います。気付きが多い。
MB:自分は体型を隠そうとしてるとか。
山本:グレーが多いなとか。ボーダーが幅違いでいっぱいあって、ボーダーがこんなに好きなんだとか。色がぜんぜんないなとか。トップスはゆるめで、パンツは細いとか。体型が気になるから、トップスはゆるいの着てるとか。そういう気付きがあると、次のステップに行きやすいですよね。
MB:例えば、「自分にはこれが足りない」とか「持っているものでこれがない」とかに気付いて、ショッピングに行かせると。
山本:そうですね。視覚的に変わらないと、あまり変わったように見えないじゃないですか。いつものバランスを変えることからスタートするといいんじゃないかな。
MB:それで印象が変わっていく。なるほど。女性は男性よりもバリエーションがほしいというか、男性はアイテムの種類も少ないから同じような格好してても誰もなんにも思わないけど、女の人は気にしますよね。昨日と同じ格好してたら「あの人、昨日と同じ格好してる」みたいな。
山本:そうですね。女性のほうがほかの方のファッションを敏感に見るから、やたらと言い合いますよね。そこから会話が始まったり。
MB:なるほどね。それはやっぱりバリエーションというか、自分の足りないアイテムを補っていく必要があると。
山本:そうですね。まず知ってから。いつもだったら、ネイビー買っちゃうけど、どっちにしようかなって思った時に「ネイビー持ってたな」と気付くと、じゃあ迷ったほうのピンクを今回は買ってみようとか。プログラムがどんどん変わってくるので。そういったことですかね。ステップを踏んでいく。
MB:なるほど。
山本:MBさん、どうですか?
MB:男性がおしゃれになるためには、という話ですよね。僕は結局、男性は、さっきの話とかぶりますけど、アイテムの種類がそんなにないので、例えば今日来ていらっしゃる女性の方にはぜひ持ち帰っていただきたいんですけど、(男性には)パンツを買ってあげてください。
パンツで男性は変わります。書籍のなかでも散々述べているので、ぜひ帰りにお買い上げいただきたいんですけど(笑)。
よく言ってるんですけども、大きく分けて上半身と下半身。トップスとボトムスがあるんですけども、トップスを変えると印象は変わるんですよ。変わるんですけど、ボトムスには違う役目があって、印象を整える役目があるんですね。印象を整えないで、コロコロ印象を変えてもいつまで経ってもおしゃれにならないんですよ。
「よし、嫁に言われたからおしゃれになろう」と思って洋服屋さん行くと男性は絶対、羽織りものを買って帰るんですよ。100パーセント、トップス買って帰ります。トップス買ってきても、パンツが整ってないといつまでたってもおしゃれにならないんです。パンツがいつもの薄汚れたデニムを履いてる、と。それはそれで活かす方法もあるんですけど(笑)。
活かしにくいというか、なんでも合うのが黒の細身(のパンツ)なんですよ。黒の細身だと、よくドレスとカジュアルのバランスと言ってるんですけど、大人っぽい要素を入れておくと、印象をドレスに整えておくとメインにいつものプリントTシャツをもってきても、いつも着てる杢(もく)グレーのパーカーを着ても、いつも着てるスウェット着ても、意外とパンツが黒の細身だと大人っぽく見えちゃうんです。
だから、手っ取り早く旦那さんをおしゃれにしたいと思ったら、ユニクロで黒の細身のパンツをゲットして、タンスのなかに入れといてあげると自然におしゃれになる、というのが理屈としてあるんです。
山本:それは褒める感じですか? 履いたと思ったら。
MB:そうです、そうです。「おお、すっごい似合うじゃん!」みたいに。男性は嘘か本当かわからないので(笑)。
山本:そうなんですか(笑)。
MB:とりあえず、女性が褒めてくれればそれが本当だと思っちゃうんですね。
山本:褒めをプラスでね。
MB:褒めをプラスで。なんというか、丸め込むようなかたちでやってあげると気分よくお互い向上できると思います。
山本:でも、私も「ボトムからトレンドは生まれる」と、この本に書いたんですけど、ボトムのかたちが重要なので。今年、なにか買うとなったら、ワイドなものだったり、ガウチョパンツとか、リラックスできるボトムから買いましょう、ということは言いますね。
MB:そうですね。なるほど。では、実際にメンズとレディース。男性側と女性側と分けたいんですけども、おすすめのお店。おしゃれになる時に、ここに行って買ったほうがいいよと、具体的にお店の名前まで挙げていただきたいんですけども。
ただ、値段が安いというと思いつくような店舗はいっぱいあると思うので、価格帯が高いお店。思い切って贅沢してみようという時におすすめのお店と、誰でも買えるような価格帯の安いお店。その2種類を教えていただきたいんですが。女性側だと高い安い、チープ・アンド・ラグジュアリー。おすすめのお店はどちらでしょうか?
山本:ZARAとかGUが買いやすくて、私もけっこうお客さんを連れて行きますね。「しばらく買い物してなくてほとんど買いそろえなきゃいけないんです」という場合はGUですね。「まずは、GU」と言ってます。
MB:すっごい手頃な値段ですし。
山本:本当に3万円あったら、大きい袋2つ分くらい買えちゃうので。
MB:しかもレディースのGUは、ちゃんとトレンド反映してますよね。
山本:めっちゃ反映しています。小物も充実してるので、アクセサリーや靴やバッグやハットまであるので。着せる時にイメージとして、わかりやすくトータルでコーディネートして見せてますね。
MB:なるほど。GUでまとめてこんな感じで着ればいいよと。GU、ユニクロさんとこの前お話した時に思ったんですけど、GUはすごく日本のトレンドに向けて発信してるんですね。ユニクロはもう日本の店舗数よりも海外店舗数のほうが上なんですよ。数としては。だから、ユニクロは海外展開のことを考えてたりするんですね。
日本でウケが悪いものも平気で展開しちゃうし、CMも外人ばっかり使ってるじゃないですか。でも、GUは日本市場に向けてやっているので日本人のトレンドとしては絶対GUのほうがいいというのはあるんですよ。
実際、ガウチョもユニクロはなかなか手をつけなかったけど、GUが火付け役になったじゃないですか。CMも日本人を使って、尾崎豊を歌っていたり。完全に日本向けにやっているから、そういう意味で簡単に手軽にトレンドを取り入れたいんだったらGUに行ってもらいますね。
山本:そうなんですね。私もユニクロはユニクロで好きなんですけど、今年らしいものをおすすめするんだったら、同じシャツでも1,000円か1,500円くらいGUと値段変わったりするので。
MB:メンズはいまいちなんですよ……。いまいちと言っちゃった(笑)。
山本:メンズは確かにユニクロさんのがいいかもしれないですね。素材がけっこうしっかりしててね。
MB:じゃあ、高いお店はどこがおすすめですか?
山本:レディースですか? Spick and Span Nobleさんとか。
MB:いいですよねえ。
山本:そこまで高くはないですけど、素材がしっかりしていて。
MB:上手ですよね、作るのが。
山本:好きだったりします。
MB:高いのもあるけれど、手に届くくらいの高さなんですよね。でも、ちゃんとラグジュアリーに見えるというか。
山本:そうなんです。セレクトで置いてあるものとかもかわいいので。
MB:そうですよね。
山本:そのへんがいいと思ってます。あと、個人的にはSTUNNING LUREがベストだと思ってるんですけどね。トップスは発色がきれいなものが多いし、ボトムスもかたちがすごくきれいで。
店舗はモードっぽいというか、入りづらい雰囲気があるんですけど。価格帯は、だいたい2万円以下で買えたりして。加えてかたちがシンプルなんですよ。もし入ったことなければすごくおすすめです。
MB:はい、メモりましょう。
山本:男性は?
MB:男性は、さっき名前出しちゃったんですけど、安いところだとユニクロがおすすめです。今日、僕は全身ユニクロなんですけど、実はメガネもユニクロなんですよ。
山本:それもユニクロ。へえ、見えない。
MB:見えないですよね。けっこうつくりもしっかりしてて。
山本:かわいい!
MB:なんか去年の秋冬から本気出してるんですよ。本気出したのが、去年の秋冬だと2型くらいしかなかったんですけど、この春は本気出したモデルが5、6型あるんです。
僕の仲いいプレスさんとかデザイナーさんとかの間でプチトレンドになっていて、「ユニクロのメガネ、やばいよね」みたいなことに。ふだん1枚3万円のカットソーとかを作ってる人がユニクロのメガネかけてるんですよ。そのくらい、おすすめです(笑)。これ、1,500円なんですよ。
山本:見えない。マットでかわいいですね。
MB:そうそう。色展開も豊富で、黒縁ってけっこう抵抗ある人もいるというか、ふだんメガネをかけない人が黒縁かけると浮いちゃうと思うんですけど、茶だと肌なじみがよくて。ふだんかけない人でもそんなに違和感を覚えないので、旦那さんの印象をパッと変えたかったら、さりげなく「これ、似合うんじゃない」とかけさせてあげるといいかも。
山本:メガネ男子いいですよねえ。女子、メガネ男子好きですよ、本当に。
MB:そうですかね(笑)。
山本:熱弁(笑)。(客席の方が)すごいうなずいてくれてます。突然、メガネで現れたら「わあ!」みたいな感じなんですよね! ぜひ、ユニクロでまずはメガネを。
MB:(客席)前列のうちの読者はみんなメガネですもんね。メガネ男子、したり顔ですよ(笑)。
あとなんだっけ? 高いお店。そう、ここにいらっしゃる方や、僕の読者さんはもうご存知だと思うんですけど、ぜひ女性の方に言いたいんですけれど、COS。
山本:私も大好きです、COS。
MB:いいですよね。青山にあって。H&Mグループがやっているラグジュアリーブランドなんですよ。だから、手頃ってわけじゃなくそこそこ値段はするんだけど、やっぱりH&Mの生産ラインを使ってるからコスパがいい。例えば、1万円のシャツでも、ふつうのブランドが作ったら2万円になるものをそれぐらいの価格でやっていたり。
今、日本には2店舗しかないけど、ある場所が横浜のマリンウォークと青山で。デートにピッタシなんですよ。メンズ、レディースがあるし、お店も広いし、接客もうるさくないし。横浜だったら、ついでにごはん食べて帰ろうでもいいし。
山本:デートコースにピッタリ。
MB:そうそう。1万円くらいだったら今日奮発して買っちゃおうかみたいな。かたちもすごくきれいなので、ユニクロで満足できないなという人はCOSとかをたまに混ぜてあげると、とてもおしゃれになると思います。
山本:店舗もゆったりしててね。
MB:そう。歩く幅が広くて。
山本:そうですよね。ごちゃごちゃしてなくて。ゆっくり見れました。
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