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2016年、Webマーケティング担当が最初に取り組むべき課題

2016年、Webマーケティング担当が最初に取り組むべき課題

Webマーケティング担当のみなさんは、「2016年はこれが流行る!」といった記事を目にすることも多いと思います。そういった情報を見て、対応を検討することも必要ですが、まずは2015年のトレンドを振り返り、積み残しとなっているテーマがあれば、判断・アクションをすることが重要だと、ラウンドナップ・コンサルティング代表の中山陽平氏は語ります。今は、Webマーケティングのトレンドがめまぐるしく変わる時代ではなく、基礎がしっかり固まっていることが重要な時代。であれば、2015年に出てきたものや、あるいはその前からある基本的な対策を、まずはしっかりと取り入れ、その上で新しいものに取り組んでいくのが重要だそうです。

シリーズ
ノン・スペシャリストのためのWEBマーケティングラジオ > 第73回:2016年最初にやるべきことは2015年の積み残し対応!
2016年1月8日のログ
スピーカー
ラウンドナップ・コンサルティング 代表 中山陽平 氏
参照動画
第73回:2016年最初にやるべきことは2015年の積み残し対応!
PR Job Board

2016年、どのようにWebマーケティングに取り組むべきか?

中山陽平氏 それではさっそく今年のお話をさせてもらおうと思うんですけども、2016年最初ということで、今年の展望みたいなものをお伝えできればと思います。 巷に、「2016年、こういうことがあるよ」「こういうことに目を向けたほうがいいよ」という記事はあるんですけども、それより先にちょっと考えていただきたい部分があるんですね。 それは例えば2015年になったときにも「2015年はこういうことやったほうがいいよ」というものがいろいろあったと思いますし、実際、2015年もキチンとキャッチしておかないといけないたくさんの出来事がありました。 なので、まず2016年これから何をやる、何が流行る、これからどういうトレンドが来る、というのももちろん大事なんですけど、その前に、2015年に起こったことをキチンとキャッチアップできているかということを考えていただいたほうが絶対にいいです。 2015年はいろいろなことがありました。例えばモバイルフレンドリーアップデートがあって、モバイルに対して非常に目が向けられる時代になりました。表示速度もそうですし、スマートフォンで見やすいサイトになっていないといけないということですね。 これをキチンと行なえているのか。行えていないままズルズル来て、「じゃあ2016年はこれをやったほうがいいよ」と言われて、今度はそれをやろうということになると、昔やろうとしてできなかったことが、どんどん溜まっていってしまうんですね。 今でも結構モバイル対応そのものをしていないサイトがあります。私も商売柄たくさんのサイトを見ますけど、あります。また、モバイル対応しているけれども見辛い。それから、このサイトをスマートフォンを見るときをパソコンで見るときでは、明らかに見たいものが違うのに、同じものを見せているとか。 そういうような、一歩進んだところにはあるんですけど、ユーザーの事を考えていないようなケースも散見されます。 こういったものをキチンと押さえて、まずはそこで成果を残す。「あ、モバイル対応して、昔より良くなったんだな」という結果を残していくことが大事なんです。 なので、2016年は2015年にやり残したことをまず消化するというところから始めたほうがいいですね。

2015年にはモバイル対応やHTTPSが話題になった

それ以外にも、いろいろなことがありました。例えばモバイル以外でしたら、あまり話題にはならなかったですけど、HTTPSですね。セキュアなWeb。HTTPSにしたほうがいいよ、と。 これはGoogleのランキング要因として、どれくらい影響しているかはわかりませんが、意味があるよとアナウンスがあったわけで。実際にHTTPS化したところで、ほとんど順位なんかには影響しないと思うんですね。 私も対応しましたけども、全然変わりませんでしたし、変わらないという人がほとんどですね。ですけども、その先に何が待っているかというと、個人の様々な情報、Yahoo!も検索をSSL化してキーワードが取れなくなったり。まあ、まだ見えたりしますけどもね。 という状況なので、将来Webはダイレクトな情報が取れない時代になっていくというトレンドがあります。じゃあ、それに対して今後はどうしよう、と。Googleのランキングファクターに入っているかどうかは別にして、どうしようかと考えて、方針を決めたのかということですね。 2015年にあれだけ話題になったわけですから、本当はそこで「じゃあ、将来キーワードが一切取れなくなったとしても、こういうやり方で作っていけば、お客さんの意に沿ったコンテンツを作っていけるんじゃないか」というような解析とか、その後の改善の流れや考え方を、まずはたたき台として作ったのかどうか。 それが非常に重要だったりします。そういったものをやることを、なかなかできないということで、結局2016年になってしまって、「2016年はこれが流行る」みたいな記事をたくさん見て、「じゃあ今度これやろう」「あれやろう」と年初の計画を立ててしまうと、本当はその前にやっておかなければならなかったことを忘れてしまいます。

Webマーケティングの手法の変化は少なくなってきている

だいたいが、今、そんなに昔ほど大きくルールが変化していません。Webのマーケティングに関するルールは、それほど大きく変わらなくなりました。なので、積極的に追わなくても、成果は出せます。 昔は、わかる方はわかると思うんですけども、F1みたいな時代だったんですね。どういうことかというと、毎回レースのために有利不利を調節するために、マシンの作り方とか、パーツとかに、毎回変更がありました。それは毎回レギュレーションの変更がありました。それに合わせて、半ばそれをくぐり抜けるように良い車を作っていくことが、勝利に対して非常に重要な要因だったわけですね。 それは今の時代でいえば、たとえば毎年コロコロSEOのランキング要因の重み付けや内容が変わるから、それを追いかけて、ちゃんとついていくことが一番費用対効果がいいんだ、というような時代だったと読み替えられます。 そういう時代であれば、コンテンツ云々はさておき、Googleを追いかけていけばいい。ということをやっていけばよかったので、2015年にやり残しても、2016年にやることをやっていれば効果が出たりしたんですけども。 今はそうじゃないですよね。かなり方向性が安定しています。だいたい、キチンとお客さんに求められるコンテンツを作りつつ、それをちゃんと解析する仕組みを作って、さらにそれを元にキチンとその分野に関するプロフェッショナル、あるいはオタクのような人が、いろんなものにアウトプットしていく。 そういうことをしていって、またそれに対してリンクを集めやすいコンテンツにしたり、あるいはバズりやすいコンテンツを作っていったり、いろいろな役割がありますけども、そういうことをしていけば、自然と人が集まってくるよ、順位も上がっていくよ、という基本的なかたちは、2015年やもっと前から変わっていないです。 なので今はやり残したことをやっていくことに力を注いだほうが良いです。2016年第一四半期になにをやりますかと言われたら、私は2015年にやり残したことをやってください、と言いたいですね。

まずは2015年の積み残しを片付けよう

「2016年はこれが流行る。だからやりましょう」ではなくて、「2015年にやり残したことを、なんとしてでも2016年の第一四半期でやりきる」というほうがいいです。 そうすると見えてくるものがあります。「これやったら上手くいったな」「これはあまり上手くいかなかったな」「これはあまり意味がなかったな」ということがあります。その上で2016年のトレンドを見てみてください。多分、見方が変わってきます。 「これはやっても意味がなかったから、これも意味がないだろうな」とか、「これは意味があったから、こっちの方向に進んだほうがいいし、そういうトレンドならこのまま推し進めていこう」とか。そういうものは、毎年の積み重ねで判断するものですから、まずは2015年のマーケティングの負債、積み残しを処理するところから、ぜひ始めてみてください。 今の時代、新しければいいというものではないです。とにかく基礎を固めていく時代だと思ったほうがいいです。それで十分、普通のサービスであれば成果が出ます。 特に今成果が上がっていないサイトは、基礎を固めていくことだけをやっていけば、今はいいです。変に新しいものを追いかけるのではなくて、基本的な部分をひたすらやってみてください。やろうと思っていたことがあるはずです。 また、利用者の立場に立ってみれば、うちのサイトはこういうことができていないよな、ということを追い続けて1年間経ったりしているものだと思います。そういうものを、この3カ月でとにかく消化してあげてください。そうすると全然変わってくると思います。 それでは今年のPodcast、振り返りとしては以上になります。

2016年はコンテンツ、モバイル、広告などが話題に

2016年に何が話題になるかというと、引き続きコンテンツの話題ですね。それからモバイルの話題もたぶん出るんじゃないかと思います。それから広告まわりもコロコロ変わっていくんじゃないかと思います。新規のAdWordsとか含めて、いろいろ出ていくと思いますし。 またアクセス解析も少しツールとしてマンネリ化している部分があるので、マンネリ化を打破する観点で新しいっぽい切り口のものが出てくると思います。 とはいえ取れる情報は基本的に同じなので、そういうものにあまり惑わされずに、必要だと思ったら使うくらいに気持ちでいいと思います。 本当に対応したほうがいいものっていうのは、多分、それほどないと思います。モバイル対応くらいだと思います。そういうものは、随時Podcastの中でも「これは今年中にやっておいたほうがいいですよ」というアナウンスをさせてもらいますし、メールマガジンでも書いていくと思います。 その部分は聞いておいていただければキャッチアップできるので、今は安心して基礎を固めるというところに注力して、広告を活用しているなら、広告の内容を改善していくことに注力して。 それから会社の中でWebを活用するという文化を醸成していくことに注力して。そしてSEOもブラックなことではなくて、いかにGoogleに対してホワイトなかたちで上位表示できるようにするか。 本当にさまざまな手段がありますけども、スピードさえ気にしなければ、本当にいろいろあります。 ということをやって、基礎を固めていくことが非常に重要な1年になると思います。なかなか地味な1年になると思いますが、それが大事です。地味だったなと言って、笑って、2016年を終われるようなくらいたちょうどいいと思います。 ぜひともトライして、そして最初の四半期が勝負だと思って、頑張っていただければと思います。 細かい内容についてわかりづらい点とか、「これどうなの?」ということは、メールやお問い合わせフォームからいただければ、売り込みなどせずに、いろいろお答えさせていただきますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。無料相談をやっていますので。 今年は定期的に外で無料相談会みたいなものもやろうと思っていますので、「やるんだったら、ここでやってほしい」とか、「このくらいの時期がいい」というご要望がありましたら、お問い合わせフォームから、匿名で構いませんので、送っていただければと思います。 それでは今年最初のPodcast、最後までお聞きいただきありがとうございました。

  

「ノン・スペシャリストのための」WebマーケティングPodcast

マーケティング専門職ではないけれども、WebマーケティングやWEB戦略について知りたい!という方にむけて、注目すべきトピックスや情報を配信するPodcast(ポッドキャスト)。
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