logmi・ログミー

世界をログする書き起こしメディア

ブータンはなぜ「世界一幸せな国」と言われているのか? GNH(国民総幸福量)だけじゃない、その理由を紐解く

ブータンはなぜ「世界一幸せな国」と言われているのか? GNH(国民総幸福量)だけじゃない、その理由を紐解く

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、西澤ロイ氏が過去に訪れたブータンスペシャルをお送りします。

シリーズ
西澤ロイの頑張らない英語
2014年8月16日のログ
スピーカー
イングリッシュドクター 西澤ロイ 氏
上村潤 氏
参照動画
SP回:ブータンの幸せの秘密<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」>

ブータンってどんな国?

上村潤氏(以下、上村) ちなみに、ブータンには2回行かれたということなんですが、どういった国になるんですか? 西澤ロイ氏(以下、ロイ) どういった国というと? 上村 ロイさんが感じたところを聞かせて頂きたい。 ロイ 「最後の理想郷」みたいなことは言われる国なんですけど、でも、実際にそういう所はあるなあって思いましたね。本当、のどかな感じで。人口の9割が農民なんですよ。なので、みんな、平和に暮らしているみたいな。それで、なんかすごく日本と似ててですね。日焼けしているんですけど、顔とかすごい似てたり。 上村 何だろ、前に日本に来られた時に演説されていたんですけど。 ロイ ああ、国王ですね。 上村 はい。国王。何か全然違和感がない顔立ちというか、日本でいえばすごいイケメン的な感じでしたけど、日本との親和性が高い。 ロイ そうですね。日本もODAとかでいろいろ援助していて、橋を作ったりとかもしてますし、あとは、ブータンの農業。米作りとかを手伝った日本人が、いて西岡さんっていうんですけども、その人はブータンでは超有名人で。 上村 ほお、日本人で有名人がいるわけですね。ちなみに、そのロイさんが行かれたのは、そのブータンの中のどういった場所だったんですか? 都市部だったんですか? ロイ まあ、あのブータンってパロっていう空港がある都市があって、ティンプーという首都が車で1時間ぐらいのところにあって、あとは、車で数時間かけないと行けないんですよ。だから、大体行くところは決まってくるんですけど、僕は2週間ぐらい行ったので、かなり奥地のほうまで足をのばしたんですよね。 上村 ほう。じゃあかなり自然いっぱいな場所に行って。 ロイ そうですね。 上村 何日間ぐらい行ったんですか? ロイ その時は15日間。 上村 あっ、半月も行ってたんですね。 ロイ 半月行きましたね。 上村 じゃあ、けっこういろんなところを回れたんですね。 ロイ そうですね。 上村 今、ディレクターがちょっと地図を出してくれたんですけど、東ブータン、西ブータンと、やっぱ国の中でかなり色が違うというか。自然が多い部分があれば、都市部的な。 ロイ 基本、自然ばっかりですね。 上村 ほう。

信号がない国、ブータン

ロイ それで、ブータンがおもしろいのは、信号機があまりないんですよ。 上村 へえ、車で、その移動する……。 ロイ あんまりというか、信号機は1個もなくて、国内に2つだけ信号があるんですけど、手旗信号なんですよ。 上村 それを信号とカウントしちゃうわけですね。 ロイ そうですね。 上村 それぐらい信号がないんだ。 ロイ なんでかというと、1回その信号を付けようとしたらしいですけど、みんな知らないから、逆に事故が起きると。 上村 あはは、確かに(笑)。 ロイ それで撤去したとに聞きました。 上村 へぇ。まあ、でもそうかぁ。子供のころから、日本では、信号があるのが当たり前だから、なにも違和感ないですけど、そうですよね。今、いきなり信号機がたっても、こりゃ何だって話ですもんね。 ロイ そうそう、上の方の世代の人たちは、学校とか行ってない人もけっこう多いので。 上村 まあ、なくても、今まで当たり前のようにやってきた。やってこれているわけですもんね。いまさら必要ないかなみたいな感じなんですかね。へぇ、信号機がない。でも、車で移動はするんですか? ロイ 車じゃないと移動できないですね。 上村 ですよね。車社会なんですかね。 ロイ いやいや、車持ってるのはやっぱお金持ちだったりすると思うんで。 上村 ほう、本当だ。「ブータンに信号機が1つもないのはなぜですか」という質問が知恵袋に出るぐらい、やっぱり疑問に思われるんですね。すごいですねブータン。やっぱり名前だけじゃわからないことって、実際行かないと、やっぱりわからないことってけっこうあるんですね。 ロイ そうですね。やっぱり、本当に人々も幸せそうにしてましたし。それで、ちょっと、おうちに滞在させてもらったりした時も、近所の人が飲みに来たりしてて、ハウスパーティ
というか、それを普段からやってるような。だから、すごくやっぱり人がいいですね。
上村 近所付き合いが普通に当たり前にある。 ロイ そうそう。 上村 地域の繋がりが強いっていうんですかね。町全体が家族みたいな。 ロイ そうですね。自給率100パーセントだし、仮にちょっと困ったりしたら、やっぱり近所の人が助けてくれるみたいなところがあって。 上村 大事ですよね。今、近所の人に助けを求めて助けてもらえるかどうか。そもそも、「どなたですか?」って言われちゃいそうで怖いですね(笑)。へぇ、なるほどね。

ブータンはなぜ「幸せな国」なのか?

上村 ブータンというと、幸せな国だ、という印象がすごく強いんですけど、なぜ幸せなのかっていうのが、いまいちピンとこないんですけど、何をもって幸せとするのか。 ロイ 幸せの国って言われる理由は、GNHといった、幸福度を打ち出したことと、あとは、国勢調査みたいなものをやった時に、その中の質問として、「あなたは幸せを感じてますか?」に97パーセントの人が「はい」と答えたんですね。 上村 すごいですね。 ロイ うん。それで、世界一幸せと自分たちで言ってる感じなんですけど、本当、99パーセントの人が熱心なチベット仏教徒で、寺院にちゃんと行ったりとか、家の中にちゃんと祭壇というか仏間があって、そこにお金をかけるのが、ブータンの流行りなんですよ。 上村 ほう。仏間にお金をかける。 ロイ はい。 上村 ちょっと見てみたいですね、実際におうちに行ってみて。でも、総人口の97パーセントが「幸せです」って答えるって、なかなかないと思いますけどね。 ロイ そうですね。 上村 だからこそ、幸せな国を名乗ってる。 ロイ でも、本当に殺さない国なんです。 上村 殺さない国? ロイ 例えば、蚊が「プーン」って、こう飛んでくる時に、われわれだったらつい手を伸ばしちゃうじゃないですか、 上村 「パチン!」と行きますわね、確かに。 ロイ そうそう。もう無意識に出るじゃないですか。でもブータンでは違うんですよ。「追い払う」って言いました。 上村 うーん。 ロイ 「えっ! 吸われたらどうするの?」って聞いたんですよ。やっぱり追い払うんですよ。叩かないんですよ。 上村 はあ、すごい。徹底されてるんですね。 ロイ それは、チベット仏教の教えですね。 上村 なるほどね。なかなかね、他人が見てないからいいかみたいな感じで「パチン!」とやっちゃいそうな感じですけど、それじゃないんですよね。やっぱり誰が見てる見てないじゃなくて、芯からそういう教えが身に付いているんですね。いやあ、いい国ですね。

  

西澤ロイ(イングリッシュ・ドクター)profile copy

上達しない原因を治療する英語のお医者さん。
「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)がベストセラー。

西澤ロイ公式HP
YouTube公式チャンネル
ラジオ番組「めざせ!スキ度UP」(スキペディア)
Twitter

×
×
×
×
×
×
この話をシェアしよう!
シェア ツイート はてブ
ブータンはなぜ「世界一幸せな国」と言われているのか? GNH(国民総幸福量)だけじゃない、その理由を紐解く

編集部のオススメ

無料で求人掲載できる!エン・ジャパンの採用支援ツール、engage(エンゲージ) PR

おすすめログ

人気ログランキング

TOPへ戻る