柔道女子57キロ級・銅メダルから一夜明けて
司会者:松本選手、一夜明けて今、どのようなお気持ちでしょうか?
松本薫氏(以下、松本):やっぱり勝ちたかった気持ちとメダルを取れた安心感で、今も甘酸っぱい気持ちでいます。
記者1:昨日、海老沼選手と中村選手の記者会見で出たんですけれど、お二方とも自身の試合の経験等を、次に試合をされる大野選手、松本選手にアドバイスをされたとおっしゃっていたのですが、そのときにどのような印象を受けたのかと、どのように答えたのかというところ。
あともう1点、リオに来る前の印象とリオに来た後の印象で変化があればあれば教えてください。
松本:すいません、アドバイスは聞いてないです(笑)。
(会場笑)
松本:リオのイメージは、最初は治安が悪いというイメージだったんですけど、やっぱり選手村はとても警備がしっかりしているので、安全ですというイメージになりました(笑)。
記者2:産経新聞のアマノと申します。終わったばかりで非常に恐縮なんですけれども、今後の目標、あるいは東京五輪をどうお考えなっているかというのをお聞かせください。
松本:東京オリンピックは出たいですね(笑)。出たいねえ……出たいよねぇ……。
(会場笑)
松本:けどやっぱり、現実的に考えてどうなるかわからないので、考えます。
一番食べたいのは、20円のマシュマロチョコ
記者3:産経新聞社のササキと申します。今一番食べたいもの、一番したいことをお聞きかせください。
松本:今、一番食べたいものはマシュマロチョコ。あの20円の……知ってます?
(会場笑)
松本:すごいんだよ。マシュマロでかいんですよ、20円なのに。チョコレートもちゃんとして、クオリティがちょっと高いんですよ(笑)。今、一番やりたいことは、温泉に浸かりたいです。
記者4:『TOKYO MX TV』のスズキと申します。大野選手にうかがいたいんですが。首元に今ぶら下がっている金メダル、一晩経ってあらためてその重み、いかがでしょうか?
記者5:共同通信のモリヤスと申します。まだ柔道も続いていますし、選手団、ほかの競技も続いていきますけれども。とくに柔道の人たちに1つ。メダルがずっと続いていますけれども、どのようにバトンを渡していってほしいなとお考えでしょうか?
松本:やっぱりなにも気負わず、自分の柔道をしてほしいなと思います。ここまで積み上げてきたことは一人ひとりみんな大きな想いがあって、ここまで来て、畳に上がると思うので。
メダルとか、そういうのは結局最後についてくるものなので、今はそういうものすべての邪念を払って、自分の柔道をただ信じてまっすぐに試合をしてほしいなって思います。
4年後の東京オリンピックに向けて
記者6:『AERA』のフカザワです。今度の4年後は、柔道の発祥の地である日本でオリンピックが行われますけれども。4年後に向けての想いをあらためて聞かせていただきたいんですけれども。
司会者:松本選手、先ほどちょっとおっしゃってましたけど……もう一度。
松本:いや、出たいですよねぇ(笑)。出たいですよねぇ。現実的に考えます。
記者3:産経新聞社のササキと申します。松本選手にお聞きします。昨日、ラファエラ(・シルバ)選手が優勝しまして、ブラジルの雰囲気が圧倒的に会場を包んでましたが。このブラジル、もしくはリオデジャネイロの雰囲気、畳の上にいて、どんな感じだったでしょうか?
松本:やっぱり、ブラジルはとくに応援の仕方とか、イベントごとがとても好きな町というか、サンバとかそういうことが大好きな町なので、やっぱりすごいなと思いました。
国全体が1人の選手を応援する、自分の国の自国愛というのをすごく感じたので、その応援には本当に圧倒されました。以上です。