“だめんず”と付き合っても短い

倉田真由美氏(以下、倉田):でも、そういう感じだったので、リアルにいくのがちょっと遅かったじゃないですか。

山田玲司氏(以下、山田):はい。

倉田:それで、ダメ男、デビュー。……ダメ男デビューも、やっぱり嫌な経験だったけど、そのおかげで『だめんず・うぉ~か~』描けたけど、はっきり言って、そんな長く付き合える男じゃないですよ。

だめんず・うぉ~か~(1) (SPA!コミックス)

乙君氏(以下、乙君):あー。

山田:うん。最初の男?

倉田:そうそう。そういうのを経て、短い、短い、みたいな感じでね。

山田:だんだん学んで、ダメじゃなくなっていくの?

倉田:ダメじゃなくなったと思うけど、人から見た時にそうかどうかはわからないですけどね。

山田:(笑)。

倉田:自分的にはそうでしたよ。

山田:あー、そうなんだ。

乙君:最近、好みが最近変わったって話を、さっき。

倉田:変わったというか。そうそう、ずーっとそういう感じが好きだったんですよ。もう一貫してるでしょ。シャア、曹操、シャーロック・ホームズ、佐々木小次郎とか。

乙君:はかない感じですか?(笑)。

倉田:曹操と小次郎は、……吉川英治版ね。これは、吉川英治限定。

乙君:あ、吉川版の曹操?

倉田:そうです。もしかして、漫画版の『三国志』だと思ってた?

乙君:いや、俺はもう『蒼天航路』。

(一同笑)

倉田:違うからね!

くらたま氏が好きなキャラクター

乙君:北方謙三かですよ。

倉田:『蒼天航路』もよかったね。

乙君:よかったでしょ?

(一同笑)

倉田:かっこいいです。

山田:なんだ、これ……(笑)。

乙君:置いてけぼりだ(笑)。

(一同笑)

乙君:イエーーィ!

倉田:知らないのね(笑)。それで、そういう感じが好きだったんだけど、ええと、あとあれだ。あの……「我が生涯に一片の悔いなし」の。

山田:はいはい。

倉田:ラオウです。

乙君:ラオウですか! ラオウ好きなんですか!

倉田:ラオウ好きだったー!

山田:はいはい。

倉田:あと、『リンかけ』の……。

山田:『リンかけ』きた(笑)。

乙君:『リンかけ』の?

倉田:あの……、ほら。

山田:なんですか? どっちですか?

倉田:なんだっけ、あの……。

山田:この人、わかります。

倉田:……かっこいいほう。

乙君:かっこいいほう?(笑)。

倉田:剣崎さん! 剣崎さん!

乙君:あーー! もうパッと思い浮かばないぐらい……。

山田:(コメントにて「リンかけ?」)『リングにかけろ』のこと言ってます。

倉田:はい、『リングにかけろ』です。

乙君:『聖闘士星矢』だと誰ですか?

倉田:『聖闘士星矢』はあんまり……。

乙君:あんまりなんだ(笑)。

(一同笑)

乙君:『リンかけ』世代と『星矢』世代。

山田:あんた、『星矢』世代ですからね。

「中村うさぎもセックスの回数が少ない女」

倉田:『リンかけ』ですね、私は。だから、そういう感じで、もうずーっと一貫してるんですけど。この歳になるとね、なんか、「セックスしとけばよかったな」って思うじゃないですか。

乙君:……はい。

倉田:「思うじゃないですか」って(笑)、みんな思ってるかどうか知らないですけど。

山田:え、友達はどうなの?

倉田:え?

山田:たくさん友達いるじゃない。なかなか猛獣な友達が、いっぱいいらっしゃるじゃないですか。

倉田:猛獣な友達?

山田:あの……、パワフルな人たちが(笑)。

倉田:あ、例えば、私、中村うさぎと仲良しですけど、中村うさぎもヤッてないですよ。

山田:あ! そうなの?

倉田:中村うさぎもセックスの回数が少ない女だね。

山田:え! そうなの?

乙君:そんな、人のこと言っていいの?(笑)。

(一同笑)

倉田:だから、私の周りで「いっぱいヤッて、もうぜんぜん悔いなし」みたいな人はあんまりいない。

山田:あ、ラオウいないんだ。

乙君:女の人でいるんだ?

倉田:ん?

乙君:いるんですか? その……、「私、遊びつくしたから、もう男なんて興味ない」みたいな。

「もうやりつくした」と語るのは、あの芸能人

倉田:今、MXテレビで『バラいろダンディ』って番組に出てるんですけど、それに一緒に出てるカルーセル麻紀は「もうやりつくした」って言ってました。

(一同笑)

乙君:カルーセル麻紀!(笑)。

山田:カルーセルさんは、ラオウなんだ。一片の悔いなし、みたいな感じ(笑)。

倉田:一片の悔いなし。

(一同笑)

倉田:だって、40代、50代、もうヤりまくり。「あんた、40代でそんなにヤッてないなんて、私信じられない」って。

山田:うわ、すげー。お姉さん。

倉田:しかも、1クールで男を取っ替え引っ替えの。

山田:え、そんな感じなの?

倉田:ヤりまくりですよー。

山田:さすがだねー。

乙君:さすがモロッコ行くだけありますね。

山田:やっぱレジェンドは違うね。

倉田:そう。今、72だか3だかで、「ここ数年はヤッてないわね」って言ってたから。

(一同笑)

山田:マジで……。

乙君:もう、いいですよ(笑)。

山田:マジでー、すげーー!

「みんな寝ればよかった……」

倉田:本当に、すごいです。まあ、そこまでじゃなくても、「もうちょっとヤッとけばよかったな」って思うわけですよ。

山田:あ、そう。

倉田:だから、恋愛に関してはけっこう満足した、というか、好きな男と付き合ったなって思うけど、若い頃に戻ったら、セックスはもうちょっとヤッとくべきだったなと。

山田:自分からいくべきだったと。

倉田:だから、こうね、ちょっといいなって思った男と、みんな寝ればよかったと思って。

山田:すげーーー!

(一同笑)

山田:すげーー! 今日すげーな。ひさびさに女性ゲストが来たら、ここだからね。もうすごい。

乙君:もう、今日はしみちゃんの下半身が怒張しっぱなしですよ。

山田:大変ですよ!

(一同笑)

山田:大変ですよ! 後ろからすごいことになってますよ。

倉田:いいよね。「熟女好き」って言われたら、それだけでポイント上がりますよ。

山田:あ、本当なんで。

倉田:上がります上がります。

乙君:じゃあ、コメントコーナー、しみちゃんと2人でね(笑)。

(一同笑)

山田:それ、ちょっと、じゃあ(笑)。

しみちゃん氏:ティータイムがあるから、先生にも(笑)。