商社マンはやっぱりモテる?
三菱商事や伊藤忠の元社員が語る、会社の一番の魅力

商社からベンチャーへの転身の実際 #1/4

Start Venture Festival 2016 Spring
に開催

2016年5月14日、社会人&大学生のためのベンチャーの祭典「Start Venture Festival 2016 Spring」が開催されました。パネルディスカッション「商社からベンチャーへの転身の実際」では、モデレーターを務める勝屋久氏の進行のもと、トレンダーズ・郭翔愛氏、Retty・奥田健太氏、エス・エム・エス・福田升二氏の3名が、自身が勤めていた商社の魅力を振り返りました。

商社からベンチャーへの転身の実際

勝屋久氏(以下、勝屋):勝屋でございます。みなさん、よろしくお願いします! なんかちょっとシーンとしちゃってるね。疲れちゃってるのかな? 

今日はみなさん、本当にラッキーですよ、本当に。こういうすばらしい登壇者の方。まず、郭さん。

郭翔愛氏(以下、郭):よろしくお願いします。

勝屋:郭さんはトレンダーズで、どんなお仕事をされていらっしゃいますか?

:トレンダーズはマーケティングをしている会社です。大きなクライアントとしては、日本のメーカーさん各社さんに、彼らが自分たちでは気付かないもの、マーケティングの分析であったりPRでの発信をもって、新しい価値を提案するということをやってます。

僕はそのなかでいろいろなポジションをやってましたが、今は訪日外国人向けのインバウンドの事業を責任者としてやってます。日々ゴリゴリの営業から、メディア作りまで、いろいろやってます。よろしくお願いします。

勝屋:今、37歳?

:37歳です。

勝屋:独身?

:結婚してます。

勝屋:子供もいるの?

:はい。

勝屋:わかりました。もともとは三井物産?

:はい。

勝屋:それで、(ベンチャーに)変わったわけですね。

:はい。

新卒で三菱商事に入社、その後Rettyへ

勝屋:わかりました。ありがとうございます。 次は奥田さん。うん、イケメンだね。結婚してるの?

奥田健太氏(以下、奥田):はい。

勝屋:あ、してるんだ。なるほどね。

:勝屋さん、僕のときにそういうのなかった(笑)。

勝屋:いや、みんなカッコいいんだけど、ちょっと僕のタイプじゃなかった(笑)。奥田さんはもともとは三菱商事?

奥田:そうですね。三菱商事に新卒で入って。

勝屋:今はRettyですよね。

奥田:そうですね。

勝屋:食べログかRettyかという感じですよね、今ね。

奥田:そうですね(笑)。

勝屋:どんなお仕事されてるんですか?

奥田:Rettyはいわゆるランキングではなくて新しい、人を軸としたおすすめからお店探しができる、グルメサービスというかたちでやらせていただいています。

僕の仕事内容、一応タイトルとしてCFOとなってるので、投資家から資金を調達したりとか、そういったところをメインにやってます。

実は今年から、一気に営業の仕事に振り切ってみようと思って。CFOの仕事に加えて、飲食店を1日3件回ったりしています。

やっぱりスタートアップの楽しいところって、本当にいろんな仕事が本当にいろんなレイヤーでできるというところだなと思っていて。

CFOとして入ったのに、3年後、現場で営業をするとはまったく思ってなかったんですけど。本当に楽しく毎日やってるというような感じです。

勝屋:またいろいろ聞きますけれども。三菱商事では経営企画みたいな、けっこうお堅い、ロジカルな……。

奥田:そうですね。営業の人が「やりたい」って言ってきたことを、いろんな理由つけて「ダメだよ」という仕事だったので。今逆の立場になって、いろいろわかるな、みたいな(笑)。

勝屋:わかりました。ありがとうございます。

業界1位の伊藤忠商事からベンチャーへ

最後は福田さんです。福田さんは伊藤忠商事。伊藤忠商事って会社知ってます?

(会場挙手)

やっぱり知ってるね。それはそうだよね。商社に行きたいという、興味を持ってる人が(セッションに)来てるからね。業界で何位でしたっけ?

福田升二氏(以下、福田):今年は1位ですね。

勝屋:1位!? おめでとうございます。関係ないけどね(笑)。もともと伊藤忠では、ITやられてたり、事業やられたりで。多岐に渡って。

福田:はい。

勝屋:今はエス・エム・エスでどんなお仕事してます?

福田:エス・エム・エスという会社自身は、本当にここで説明するとキリがないんですけど、いわゆる日本、世界もそうなんですけど、高齢化が非常に大きな問題になっていて。そこから生まれる社会課題を、情報という力を使って解決しようということを目指している会社です。

会社のなかに、約40のサービスと事業があるので、1個1個説明するのは難しいんですけど。そのなかでもとくに重要な介護というテーマのなかで、介護事業そのものを生業にするのではなくて、介護という領域に対して、これをよりよくしていくにはどうしたらいいかという観点で事業を推進している部署の責任者をやっています。

勝屋:なるほど。人も集めてるんですよね。

福田:はい。

商社マンはカッコいい

勝屋:介護に興味がある人は。ぜひ福田さんにコンタクトを。まず、こういう質問からにしたいんですよ。僕は今54歳なんですけど、僕もみなさんと同じ時代に商社が大変人気で。

なんでかというと、なんとなく「グローバルでカッコイイな」とか、なんか給料高そうで、なんとなく女の子にモテそうだなという感じで人気がある。実際にみなさん商社に入って、数年体験されたじゃないですか。商社の魅力を聞きたいと思ってるんですけど。 じゃあ郭さん、お願いします。

:どこの部署の所属かでまた見方も変わってくると思うんですけど。僕は物流の、いわゆる昔からの商売の部分、投資ではない部門にいたので。ひと言でいうと、カッコいい商売人のおっさんたちが多いんですよね。

もちろん上場会社なので、さっき言った管理部門からの管理とか、いろいろルールでがんじがらめで厳しいんですよ。

そういうのを全部無視して、1ヶ月間プラっと出張の旅に出かけて、どこ回ってるかも報告せず帰ってきたら、部長宛に締結した契約書5個出して、「商売作ってきました。また行ってきます」みたいな、そういうおっさんが投資領域ではなく、個人の裁量でできる領域にはたくさんいて。

当時、新人は全員管理部門配属で、その人を管理する立場の経理になるんですけど。本当に大変だったんですけど、なんかこういう仕事って荒唐無稽だけど、めちゃくちゃ楽しそうだなと。「こういうおっさんになりたいな」というのが早くに思えたのはポイントでしたね。

三菱商事は堅くてつまらない?

勝屋:なるほど。ありがとうございます。奥田さん、お願いします。

奥田:僕がいた会社が三菱商事という、商社のなかでも堅くておもしろくないと言われることも多いような会社だったので。その特色もあって、というところはあるかもしれないんですけど。

結局、中にいて、ビジネスをやってる人も管理をやってる人もわりとこう……。もちろんどうやって稼いでいくとか、「株主からROEの要求があるので、こうやって稼いでいかないといけないよね」という議論はするんですけど。

その根底にあるのが、「じゃあこの国をよくしていくためには、この事業って本当にやるべきなのか・やらないべきなのか?」みたいなところ、こうやって聞くとすごい青臭いような話なんですけど。わりといいおっさんたち、いいおばさんたちがそういうことについてけっこう真剣に議論して。

ものすごく儲かって、おもしろそうなビジネスなんだけど。ただ、本当に「社会のために」とか「国のためにちょっとどうなのかな」というところがあると、そこはけっこう慎重に判断したりする。

ある種、そういう崇高な理念を持って仕事にあたれるというところに、本当に大学卒業してすぐ入って、それが当たり前というところに触れられたのは、個人的に幸せだったなと思いますね。

商社の組織・仕事・人の魅力

勝屋:なるほど。ありがとうございます。福田さん、どうですか?

福田:僕のほうは三菱さんと違って、伊藤忠って一番ぶっ飛んでる会社にいったんですけど。たしかに社会人になったときに合コンはめっちゃやりましたね(笑)。なので、会社の看板と知らずに遊びまくってる日もあったんですけど。

ただ、やっぱりそれを含めて、バイタリティが非常に高い人たちが多くて。商社に行ってなにが身についたかというと、やっぱり生命力というか、ビジネスにおけるお作法であったりとか、稼ぎ方とか、人との付き合い方とか。

いわゆる商売するにあたっての基本というところが。それは管理だろうが、事業側だろうと身につくところが、商社のすごい大きな特徴じゃないかというところは、振り返ったときに思います。

:バイタリティ高いおっさんたちは本当にいましたけど。カッチャマン以上のおっさんは会ったことない。

福田:そうですね。

:今日は僕、圧倒されてます。

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