スペシャルゲストの大きなお友達

山田玲司氏(以下、山田):どうする、カワイコちゃん呼ばない?

おっくん氏(以下、おっくん):きゃわい子ちゃん呼びますか。ちゅーことで今日のゲストをお呼びしましょう。えー、非常に、みなさんお待ちかねのあの人が来てくださいました。かわいい子。

(スタジオ暗転)

??:仮面ライダ~ここにあり~♪

おっくん:よく通るテノールの歌声がどこからともなく聞こえてくる……。

ニンニン氏(以下、ニンニン):どーもー、お久しぶりでーす!

山田:大歓迎! 大歓迎! みんな大歓迎!? ニンニンライダーが。ちょっとこれ何? 何ですかこれは?

ニンニン:これは、今日の特集には合わないんですけど、緊張して着けてきました。『仮面ライダー ウィザード』の敵が着けてる白い魔法使いドライバーです。

山田:あの白い魔法使いドライバーですか!

ニンニン:はい、あの白い魔法使いドライバーです!

山田:知らない!

おっくん:(ニコニコ動画のコメントにて)「ワガママボディ」って言われてる。「金返せ」ってまだ払ってねーだろ、お前ら(笑)。「チェンジ」チェンジて(笑)。

山田:これはね、僕らが80年代、90年代、0年代、まあ得意な分野はあるけど、最近のはほんとわかんないんで。

おっくん:そう。最近のエロ事情に詳しくないんで、まあ、変態を呼ぼうと思って。

健全な大きなお友達を目指している

山田:ニンニンといえば僕のアシスタントで、まあライダーなんですけど、最近は「プリキュアおじさん」っていうやつになってまして。これがプリキュア?

ニンニン:あ、これは『プリパラ』。僕が好きなのはこの『プリパラ』です。

山田:あなたはこの『プリパラ』が今大好きで、『プリパラ』って何すかっていうとこれでよろしいんですか?

ニンニン:あ、それです。

山田:こういうもの(ゲームの筐体)が(ショッピングセンターとか)いろんなとこに置いてありますね。で、あなたは大きなお友達として。

ニンニン:はい、大きなお友達として。

おっくん:大きなお友達って何?

山田:あなたは大きなお友達を知らない?

ニンニン:大きなお友達っていう、本当は小さい子向けのアニメとかにハマる人のことを「大きなお友達」って言うんですよ。結構あの、プリキュアが流行ってたとき多く使われてたんですけど。

おっくん:……え? 犯罪臭。

ニンニン:いや、健全に、そういう変な目じゃなくて大きなお友達は健全に目指してて。

おっくん:めざ、目指す!?

ニンニン:プリパラなんかは神アイドル目指すものなので、僕は神アイドル目指してます。

おっくん:……ほー。

山田:おい、ひき過ぎ! 最近のアイドルって、まあその「ちっちゃいお友達ー」つって「おっきなお友達も来てますねー」なんつって。

おっくん:ほー……。

山田:そういう世界ですわ!

おっくん:ハイ! 次いきましょ!

性の目覚めは『おとぎ銃士 赤ずきん』

山田:ニンニンはこんなところで活躍されてるって話で、あのー、俺たち90年代チルドレンだから90年代得意だけど。それ以降まったくわかんないんで。

おっくん:それ以降分かんないんですよー。

山田:だから最近のエロコンテンツはどうなってんのか。ちなみにニンニンは何で目覚めてるの?

ニンニン:僕が目覚めたのは……。

おっくん:誰得なんだこの情報(笑)。

ニンニン:あのー、見てる方でわかる方もきっといると思うんですけど『おとぎ銃士 赤ずきん』っていうアニメで、結構僕は目覚めでしたね。

山田:えー……、きっと仲間いらっしゃると思います。

ニンニン:グリム童話をモデルにしたやつで……。

山田:(ニコニコ動画のコメントにて)「ホンマそれ聞きたくない」って(笑)。ダメだっ! 今回素晴らしいね。いい感じっすね。

おっくん:エロじゃないの? それは。

ニンニン:いや、エロコンテンツではないんですけど、もとはといえば大人向けアニメで出したものを、子供向けアニメに変えたって感じのもので、目覚めました。もう本当に楽しみで、あの時はそれ見るために1週間頑張るみたいな感じでしたね。はい。

山田:………じゃっ、エロい西暦にいきますか。

おっくん:あっ、ちょっと待って。ニンニン。

ニンニン:はい。

おっくん:(ニコニコ動画のコメントにて)「何歳?」って聞かれてるよ。

ニンニン:僕ですか。ちょっと聞いて良いですか。僕、何歳に見えますか?

山田:おい!

ニンニン:すごい気になって。あ、「26」。ちょっと嬉しい。「36」。ちょっとリアルだけどぜんぜん違います。あっ、22歳です!

山田:「40手前」て(笑)。

おっくん:(ニコニコ動画のコメントにて)「だんだんムーミンに見えてきた」(笑)。

山田:あ、同い年のやつも見てるよ!

ニンニン:わー、嬉しいですね。

おっくん:後でね、もっと根掘り葉掘り。

ニンニン:いろいろグッズ持ってきましたから。僕のレオナに対する気持ちを頑張って伝えようと。

山田:なんだろうね、このホンモノ来ちゃった感。これでちょっと広がった……みたいな。だから女子ついてこられないみたいな。

おっくん:まあまあ、そんな感じで今日は賑やかにいこうと思ってまして。じゃ、いきますか。

俺の考えるエロい台詞はこれだ!

山田:エロい台詞を考えてきてって言ったじゃん。考えてきた?

おっくん:僕は考えてきました。もう良いんすか、発表して。みんなある? なんか。

山田:さっきけっこうあったよ。

おっくん:……。

山田:なんでそんなにためんの。

おっくん:いや、恥ずかしいなと。いきますよ! 2つあるんで、最初いっこ。「いいよ」。

山田:せつねー(笑)。はい、そーすか。であとは?

おっくん:「おいしい」。これがまあ一番エロいなと。(ニコニコ動画のコメントにて)「わかる」「辛い」(笑)。

山田:辛い空気が流れてますね。これどうやって広げたら良いの(笑)。あーっ、どんどん男子校的な感じになってくるわ。

おっくん:「おいしい」って最強だなーと思って。性欲と睡眠欲と食欲が三大欲求じゃないですか。で、それが同時に存在するっていうこの言葉「おいしい?」。

山田・ニンニン:……。

おっくん:え!? なに!?

山田:ニンニン、何か言ってよ!

ニンニン:いや、なんかリア……リアルなコメントですね。オタク勢からしたら「ああ……そっか……」みたいな感じで。

おっくん:え!? いい感じだよねこれ!?

山田・ニンニン:……。

山田:もう20分経っちゃった。先行こっ。ニンニンある?

ニンニン:僕ですか? 僕ー、ちょっとアニメの中の台詞ではあるんですけど、あの、シチュエーションが限られちゃうんですけど。

「ろ過中」っていう台詞すごい好きなんですよね。

山田:ありがとうございます。ありがとうございます。イラストつき、ありがとうございます。

ニンニン:あのー、『シドニアの騎士』の中でヒロインが自分の尿をろ過して主人公に飲ませるシーンが……。

山田:アーーーーッ! ダメなやつかもうコレ! おっくん! ダメなやつかもコレ!! ダメなやつでしたねコレ。

山田:しみちゃんのいきましょう! しみちゃんあります?

しみちゃん氏(以下、しみちゃん):僕はですね、書いてきたんですけど。

ですね。あの先頭に付けて欲しくて、

山田:はい、ちょっと安心した空気だね。ありがとうございます。

しみちゃん:「もう○○なんだから」っていう意味の「もう……」ですね。

山田・ニンニン・おっくん:……。

(空気に耐えられず汗を拭い始める山田氏)

おっくん:なんか、今日なんでしょうね? このフワフワ感。え、俺ぜったい「おいしい」だと思うんだけど。

山田:「おいしい」さあ、まあそうかもしんないけどさ、広げられない。あーそっかー、んーそうかもねー。

おっくん:全肯定じゃないですか。

このクラスの中でパンツを履いてない人がいます

山田:あのね、俺は蝶々って人を知ってんの。銀座の元ホステス・ナンバー1ていう人で。『小悪魔な女になる方法』って本が有名なんだけど。

小悪魔な女になる方法―銀座ホステス作家の実践テク147 ミステリアスなイイ女は、あらゆる男を夢中にさせる

あの人と話してたときにさ、あいつがね、小悪魔テクニックをいろいろ教えてくれたんだけど、あいつの小悪魔テクニックで、絶対男を落とす一言ってのがあるんだよ。

あいつすごいんだよ。エレベーターの中で好きな男と一緒んなったときに「今日パンツ履いてないの」って言うらしい。

おっくん・ニンニン・しみちゃん:……。

山田:「今日パンツ履いてないの」って言うんだって! で、「何なら触らせる」って言うんだよあいつ。それは攻め過ぎだろって話で、これは今回AMでも書きましたけど、日本男児引くぞっていう。ジャパニーズボーイはそういうの好きじゃないよって。だったら、じゃあクラスの女の子が「あたし今日パンツ履いてないの」って言ったら、かなりの……まあ(テンション)上がりますわな。

おっくん:うーーん、まあ。

山田:だけど、ちょっとビッチ感があるから、友達に言わせた方が良いんじゃないかと思って。

おっくん:友達に言わせる?

山田:友達に「あの子今日パンツ履いてないらしいよ」って本人発信じゃなかった場合。

おっくん:それ聞いたら俺多分、「バカなの? その子」ってなりますよ。

山田:お前蝶々の話振ってから言うなよ。いろいろめんどくさいことになるだろ! そんなこんなで、さとひゅと話してたんだけど、そこまでは良いとしようよ。だけど、多分これあれだなと思って。「このクラスの中でパンツを履いてない人がいます」っていうのが一番男子的には上がるんじゃないかって話もあるなって。

これって何かっていうと、想像力を増す、実際に見える・見えないの問題ではないところでフックかかるみたいな話じゃないのかなあみたいな感じ。ですわ。

おっくん:うんうん。

山田:そんで、この先にいろいろ考えたんだけど、究極的に考えたらこれだろうなと思ったの俺。これですよ、これ。

おっくん:またベタな!

山田:これですわ! あなたはOK言ってるじゃん。

おっくん:オッケー、オッケー。

山田:許して欲しいって言ってんじゃん。(俺のは)ダメだっつってんじゃん。極端な話で「だめ」でも良いじゃん。

おっくん:いや、「だめ」はエロいですよ。「やめて」とか。