キンコン西野はなぜインスタに自撮りをあげ始めたのか?

会議を見せるテレビ 第33回 #6/8

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第33回」。最近Instagramで自撮りをアップしているという西野氏が、自撮りをすべき理由について語りました。

お笑い芸人のライブイベントの客が減っている

のぶみ氏(以下、のぶみ):でも、人と会う必要がなくなっている世の中だから、小谷さんとかは、人に会って、逆に信用を勝ち取っているのは、すごい納得だよね。

山口トンボ氏(以下、トンボ):納得。

のぶみ:時代に合ってるっちゃ、合ってるんだよね。

西野亮廣氏(以下、西野):ほんとに、あいつはむっちゃおもしろいです。芸人ですね、芸人でそういうの出てきてほしいですけど。

トンボ:たしかにね。

西野:おもしれーやつ。「ギャラとか、いらねー」って言っちゃうやつ。

トンボ:それこそ信用で客が集まるので、食ってく、芸人さんは。

西野:僕は完全にそっちでふるんですけどね。

トンボ:今、ほんとに人こないっすよ。

西野:ホントに? ライブ?

トンボ:お笑い芸人のライブイベント。入る人ももちろんいるんですけど。やっぱりしんどいと思いますね、集客という意味では。

西野:ずっとライブやってる?

トンボ:僕は、定期的にはやってますね。

西野:やっぱり、そう。

トンボ:いろんな、すべての芸人さん見てるんじゃないんで。

西野:全体的に減ってる?

トンボ:僕はそう思いますけどね。

西野:なんなの? 考えうる原因は。

トンボ:だから、おんなじことずっとやってるっていう、もう。

のぶみ:同じこと、ずっとやってる?

トンボ:同じこと、ずっとやっちゃているっていうこと。

のぶみ:それは内容がってことじゃなくて?

西野:それは細かくは内容、違うんですけど。たしかに、わかるわかる。

トンボ:僕はそう感じますけどね。これを見にくる理由が、あまりにも少ない。

西野:うん。たしかに。

トンボ:まあ、もちろん企画によって、客がバンとくるとかあるとは思うんですけど。全体的にみると、そうなんじゃないかなとは思いますけど。

西野:なってるよね。もう、こんなこと言ったらアカンのかなー。芸人全員、コーナーライブやめたほうがいいわ。

のぶみ:コーナーライブってなんですか?

西野:コーナーライブって、わかんないですけど。コーナーをつくって、自分たちで。それがよかった時代もあった気もするんですよね。機能していた時代もあった気もするんですよ。

今、ライバルがYouTuberとかだったりするし、いろんな人が出てきたときに……。コーナーライブって、わかんないですけど。芸人がゲームやっているところを見てもらうんですけど、でもそのコーナーライブと、じゃあ、世界をまわって「殴られ屋をやります!」ってYouTuberと、どっち見たいかと思って。もう、負けちゃう気がするんだよね。こねくり回したコーナーと、完全に生き様でいってるやつと。

トンボ:そうなんですよ。

西野:お笑いの量、笑ってる量でいったら、こっち(コーナーライブ)のほうが多いかもしれないけど。

のぶみ:技術的にはね。

西野:最終的には、どっちのほうがおもしろかったっていったら、こっち(殴られ屋)の気がするんですよ。そこって、芸人はなかなか、その洗脳が解けないんですよ。

のぶみ:リアルだからでしょうね。けっこう覚悟決めてやってるから、YouTuberの人たちは。それで、わざわざ(会場に)行かないといけないという。コーナーライブっていうのは、ゲームやるとか、コントも入るんですか?

西野:あったりもするんじゃないですか? うち1回はネタ入れたりは、するかもしれないですけど。つまるところ、ボケてないってところ、コーナーライブは。

トンボ:なるほど。

西野:ボケてないから、そりゃボケてる人にくらべると、集客は負けちゃうよな。ボケたほうがいい。

自撮りをするかしないか問題

僕、最近、1つ境地に達しましたよ。自撮りをするか、しないか問題。自分の顔をこうやって(スマホで)とる。

トンボ:やっぱ、抵抗がある。

西野:ありますよね。結論、俺は「自撮りしたほうがいい」ってなりました。

トンボ:そのこころは、どういうこと?

西野:最近、僕インスタに自撮りあげてるんです。

トンボ:たしかに。

西野:で、逆に、これまでなんで自撮りをあげなかったかっていうと、「どうなの?」って。

トンボ:もちろん、そう。

西野:自分のいい顔を、何枚も撮りなおして。で、あげるのって、どうなの?

のぶみ:(笑)。

西野:って、あるじゃないですか。

トンボ:ありますね。

西野:でも、自我に耳、傾けてみてくださいよ。僕ら、鏡の前にいったときって、たぶんいい顔してない?

のぶみ:(笑)。するよ、するする!

西野:一番いい顔してますよね。一番いい角度で。風呂あがりで鏡いったときって、誰も見ていないのに。

のぶみ:自分しか見ていない。

西野:お腹、ひっこめたりしてないですか?

のぶみ:してる、してる。

トンボ:してます。

西野:してますよね!

トンボ:少し斜めにこう。

西野:我々の、本来の姿ってそうじゃないですか。

のぶみ:かっこつけたい。

西野:それが自我ですよね。じゃあ次に、なんでインスタグラムに……、だってこれが一番いいと思っているのに、なんでインスタグラムにあげないかっていうと。こんなことをあげてしまうと、「お前なにしてんの?」って。「なんでお前、自分の一番いい顔を撮って、お腹へっこまして、なにしてんの?」っていう。

トンボ:「なに、かっこつけとんねん!」。

西野:っていうのが予測できるから。要は、自主規制で。絶対くるのわかってんだから。

トンボ:そういうことです。

西野:自主規制で、引きますよね。それで、そうなったとき、僕の人生の判断力を誰が握っているかっていうと、外側の人ですよね。

のぶみ:(笑)。

トンボ:そういうことです。

西野:ってなったとき、コイツ(自分を指して)の応援の仕方がよくわからなくない?

トンボ:なるほど。

西野:コイツ(自分)が、コイツ(自分)を応援したいのに、コイツ(自分)のハンドルは、全然違う人が握っていたら、応援の仕方がわからない。

トンボ:なるほど。

西野:それで、そこを明確にしたほうがいい。で、最近、絶対自撮りするんです。しかも、鏡の前の西野をちゃんと出してるんです。

トンボ:なるほど。

のぶみ:(笑)。

トンボ:いい顔をした。

西野:いい顔の西野を。そうしたときに。

のぶみ:大事だよ。

西野:あの、わかりやすいですよ。インスタグラムでいうと、「いいね!」とかが、これまで自我を解放せずに、他人様にあわせていた僕と、自我を解放した、クソナルシストの僕は、やっぱ、クソナルシストの僕のほうが応援してもらえるんですよ。

のぶみ:そうなんだ!

西野:応援してもらえるんです。っていうのは、ほとんどの人がもはや、わかってるんですよ。「そんなことをするのは恥ずかしいのに、あなたもそっち背負ったんですね」っていう。

トンボ:そこすらも。

西野:もはやわかっている。女の子とかも、みんなわかっている。「これ盛ったでしょ」とか。全部わかってる。

トンボ:そうですよね。わかった上で、ってことですよね。

西野:そうそう。で、「応援しましょう!」って。

応援してもらって生きている人間は、背負わなければいけない

トンボ:自我の解放か。

西野:自我の解放。もっというと、こんなことが最近、自分の脳みそのソロバンにはいっているのが、すごく悔しくてしかたないですけど、ナルシスト写真を撮っていたほうが、『ゴッドタン』に喜ばれるっていう。

(一同笑)

西野:そこなんです。

トンボ:そこの返りもある。

西野:ゴッドタン先生は、それを待っているんですよ。

トンボ:そりゃそうです。

西野:「なにやってんの? お前」みたいな。

のぶみ:(笑)。

西野:「でも、好きなんです、この僕」っていう。

トンボ:いや、すごいです。winwinな話になってる。

西野:ってなってくると、絶対自撮りしたほうがいいじゃないですか。

トンボ:それはすべての人に対して、言えることですか?

西野:あー。

のぶみ:そうだよね。

西野:僕だけじゃなくて?

トンボ:はいはい。みなさんに適用することなんですか。

西野:でも我々のような、応援してもらってそれで生きている人間は、もう、ここ背負わなきゃいけないんじゃないかな。

トンボ:なるほど。

のぶみ:そうかもね。

トンボ:とくにそうだよね。芸人なんて、本当そうですよね。

西野:ツッコまれることも、あげ足をとられることも、「ナルシストかよ!」って言われることも、すべて背負わなきゃいけないんじゃないかと。で、ガッリゴリの最近のインスタを見ていただきたい。

トンボ:そうですね。

西野:最近、ぜったい自撮りしか、せんとこうかと思ってる。

のぶみ:(笑)。

西野:インスタ始めた頃は、僕のインスタ、なんかアートっぽいんです。

トンボ:完全に僕は。

西野:絵しか。

のぶみ:見たものが、綺麗な建物とかね。

トンボ:アートグラムでしたもんね。

西野:アートグラムでした(笑)。1週間くらい前から、「ナルグラム」になりました。

(一同笑)

西野:昨日も新幹線の中で7~8枚、バシバシ撮りましたから。

のぶみ:それは、やっぱ選んで。

西野:選びました。

のぶみ:(笑)。

西野:これが僕の、本当だから。

のぶみ:そうだよな。

トンボ:NSCでしゃべるべきだ。

西野:「自撮りできるか?」って言うの。

トンボ:「あなたは、自撮りできるんですか? 自撮りできないのであれば、芸人なんてやめちまえ」。

西野:やめちまえ。それいいな。自撮りできないやつなんか、やめちまえ。

のぶみ:だって、前に出るんだからね。

西野:背負えないんだからね。

のぶみ:うん、そうだよな。

トンボ:それは確かに、境地ですね。

のぶみ:だって、誰を応援するかっていったときに、顔が浮かんだほうがいいもんな。

西野:たしかに。

のぶみ:「あの人を応援してるんだな」ってなるし。「あれ? 体調がちょっと悪いのかな?」とか「髪切ったんだ!」とか、「髭がはえたんだ」とか、そういうことでね。やっぱ、やったほうがいいんじゃないかな。

キングコング西野亮廣と絵本作家のぶみ 会議を見せるテレビkaigi

仲間と呑み屋でしている、「次あんな事しようや!」という話をそのまま見せちゃおうという番組です。企画や仕事が出来上がっていく過程をそのまま放送します。旬な2人のライブ感を存分にお楽しみ下さい。

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キングコング西野亮廣と絵本作家のぶみ

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