ゲームの中で起こっているグローバル・ファースト

鈴木貴歩氏(以下、鈴木):今回のセッションのテーマは「グローバル・ファースト」です。これから高場さんからお話いただきますが、トランスリミットさんが出しているアプリケーションは「グローバルで勝つ」というのを狙って、本当に世界で大ヒットしていて。

結構エンタメの世界では、日本発で世界に出ていこうとすると国内で成功したあとに世界を目指す、という順番になると思うのですが、なかなか今のスピード感や世の中の状況では、どうしてもズレが出てきがちかと思います。

今のゲームの中で起こっているグローバル・ファーストがどういうものなのかを、ここにお集まりの方に聞いていただいて、最初から世界を目指すものが日本のエンタメからも出てきていいんじゃないかという視点で、今日のセッションをさせていただければと思います。

では、高場さんどうぞよろしくお願いいたします。

「世界で勝つ」ことを創業から掲げて

高場大樹氏(以下、高場):はじめまして。株式会社トランスリミットの高場と申します。本日はよろしくお願いします。私からプレゼンテーションをさせていただければと思います。

まず私の自己紹介から。高場大樹と申します。今年29歳になります。福岡の大学を卒業しまして、サイバーエージェントに入社をして5年ほど働いたあとに株式会社トランスリミットを創業しております。1年と10ヶ月経って、現在11ヶ月目かな。もうすぐで2年になる会社です。

「世界に響くサービスをつくる」というビジョンを持っておりまして。僕らはインターネットのアプリケーションを作っていて、「世界で勝っていこう」っていうのを創業当時からずっと続けております。

累計3,000万DL、海外比率が95%

その上で今提供しているサービスが「Brain Wars(ブレインウォーズ)」と「Brain Dots(ブレインドッツ)」なんですが、ともに1000万オーバーのダウンロード数を誇っておりまして、ここにまだ書いてないんですが、累計3000万ダウンロードをこの2本のアプリケーションから生み出しています。

特徴的なのは海外比率で、Brain Wars、Brain Dotsともに95パーセントが海外のユーザーによって利用されています。

それぞれゲーム性が違うのでユーザーの属性は異なりますが、Brain Warsという対戦型のほうはアメリカや中国といったところで非常に利用されています。

逆にBrain Dotsのほうは1人でコツコツ進めるパズル系のアプリで、そちらは韓国やロシア、もちろんユナイテッドステイツとか台湾とか。

層は違いますが、両方とも95パーセントが海外のユーザーです。

国境を越える脳トレバトル

Brain Warsは、ブレインのウォーズ、つまり脳の対戦なので、脳トレバトルみたいな感じのゲームです。

こういった小さい「脳トレ」といわれるミニゲームを通じて……上にアイコンが乗ってると思うんですけど、人と戦って自分が勝った負けた、そうやって少しでも自分が前よりいい成績を残していこうっていう、ステップアップをしていくようなゲームになります。

ひとりでもくもく、ボールをぶつける

Brain Dotsは2作目で、今年(2015年)の6月に提供したアプリです。こちらは画面をなぞって線を描きます。表示されるブルーとピンクのボールがあるので、それらをなんとかしてぶつけよう、といったゲームです。

プロモーションビデオがこちらになるんですが、

こういったブルーとピンクのボールが常に画面に表示されていまして、ユーザーがなぞると線が描けて、様々なボールの状況やステージがある中で、「どうすればこの2つがぶつかるかな?」っていうのをひたすらやり続ける。ルールは超シンプルで、本当にボールをぶつけるだけのゲームです。という2つを提供しています。