:ニコ生ユーザーのみなさん、こんばんは。直滑降ストリームの時間がやって参りました。さて、この直滑降ストリーム、IT政策担当大臣特別企画、大臣VS大臣シリーズと銘打って、現職の大臣がキャスターで、現職の大臣を呼ぶという、極めて危険なこのプログラム。なんと16回目になります。

実は、あと3人で、丸ごと安倍内閣になるということで。今日はですね、私の大好きな、政策オールマイティのですね、根本匠復興担当大臣をゲストにお迎えしてお送りしたいと思います。根本大臣、よろしくどうぞ。

:みなさん、こんばんは。

:お願いします。実は、根本大臣は意外とその素顔、知られていないんですね。私が政界にデビューしたときに、ちょっと先輩だったんですけれども。「アクショングループ」っていうですね、実は政策勉強会を作っていただいて。そこに、今考えたら、石原伸晃大臣もいたし。塩崎、後の官房長官もいたし。そういう若手の、本当に気鋭の、政策新人類の方々の勉強会に、なぜか根本大臣が私を入れてくれた、っていうことで。以来、すごく仲良くさせていただいているんですね。

みなさん、根本大臣は意外と、もう1回言います、ネットユーザーの方々にも素顔が知られていないんで、今日ぜひですね、根本大臣の魅力、この飾らない人柄、こういうものを、私、伝えていきたいと思いますが。まず最初、根本大臣。

:うん。

:ネット上の、根本大臣のニックネーム。これをですね、ぜひ決めたいと思うんですね。ニコ生ユーザーのみなさんに決めていただきたいということで。いろいろアイデアあるかもしれませんが、こちらで4つ、なんとなく選ばせていただいたんで。これをですね、まず皆さん、どれがいいかっていうことをですね、この場で決めていただきたいと思います。それでは4択でいきたいと思います。

1、「ねもさん」。おー、いいですよね、スタンダードですよね。2、「たっくん」。根本匠ですから。息子さんは「たく」君っていうらしんですけどね……。

:たっくん。

: 2が「たっくん」。3、「ねもたく」。ま、キムタクみたいな感じで「ねもたく」。4つ目が、ここなかなか難しいんですけど。何でしょうかね、「ねもっちゃん」。いいでしょうか、これで。

:はい。

:それではこの4択でいきたいと思います。もう1回いきますね、最初が「ねもさん」。2番目が「ねもたく」……。ん? 

スタッフ:もう、画面出ました。

:あ、画面出た? 1、最初が、1択目、「ねもさん」。2番目が「たっくん」。3択が「ねもたく」。これ結構、私好きですねえ、「ねもたく」。4番目が「ねもっちゃん」。それでは、どのくらいかかるかな? すぐ出ますか?

スタッフ:すぐ出ます、すぐ出します。

:あ、それじゃあこれ、ちょっと見ていただいて。今これから出ますので。

スタッフ:出しまーす! おー。

:おー。いいですか。1、「ねもさん」31.8%。

:ほうほうほう。

:2、「たっくん」、11.5%。

:うん。

:3、「ねもたく」、残念、9.1%でした! 「ねもたく」がいいと思ったんですけどね(笑)。

:(笑)。

:4、「ねもっちゃん」(47.6%)。あーやっぱり、なんとなく根本大臣の、この飾らない人柄が出ていて。ということでみなさん、ニコ生ユーザーのみなさんのご意見を反映して、根本匠復興担当大臣のニックネームは、「ねもっちゃん」。「ねもっちゃん」ということになりました。

:「ねもっちゃん」。

:これから「ねもっちゃん」ということでお願いしたいと思います。

:はい、わかりました。

:さて今日はですね、根本大臣のパーソナル・ヒストリーもいろいろ聞いていきたいと思うんですが。その前にですね、今、復興担当大臣として、今、本当に連日、本当に全精力を使って、仕事に取り組んでおられると。ま、これ同じ内閣だから一番よくわかるんですけれども。根本大臣はですね、被災地の、福島県のご出身ということなんですけれども。あの東日本大震災が発生した、あの日。どこで何をしておられたのか。ここからちょっとお聞きしていきたいと思います。

:郡山市にいましたよ。

:はい。郡山。

:で、あのときね、統一地方選挙の前だったから、ある県会議員の事務所にいた。地震が起こった。8秒間揺れ続け。だから、すぐ上を見てね、落ちてきそうなところはちょっと避けて。こういう机にいたから。だからね、じーっとしていた。うん。ちょっと、動いてもしょうがないなと思って。で、表に出たら、隣の喫茶店かなんかのレンガがダーッと落ちていてね。あと、天候が急変ですよ。なんかね、暗くなってね、空が。で、みぞれのように、斜めに。

:天変地異みたいな感じで。

:そう、天変地異。斜めにね、みぞれが降っていた。うわ、これはすごい震災だなあ、と。とにかく長かったから、揺れが。

:はい。そうですね。私も、もちろん、いろいろ地震を経験、地震の揺れって経験したこともありましたけれども。あそこまで長かったっていうことは、初めてでしたですね……。

:そうそう。8秒間だからね。あれはかなり長かった。

:2回、きたんじゃないでしょうか?

:あのね、余震はしょっちゅうあった。余震はね……。今でも時々、郡山って余震があるけれど。1年くらいは随分、余震があった。だから、うちの自宅に行ったら、もうぜんぶ、中からね、食器とか飛び出しているわけよ。それでどんどん余震があるからね、しばらくは置いておいたの。片付けてもまた余震で崩れちゃうから、生活が。いや、大変な地震だった。

:ええ。もちろん、東北。特に、福島の方々。原発事故なんかもありましたが、その福島の方々は、今だに、本当に、この東日本大震災の影響で苦しんでおられるわけですが。そういうなかで、根本大臣、安倍総理からですね、復興担当大臣に任命をされたと。そこらへんの思いを、ちょっとぜひ語っていただきたいと思うんですね。

:僕あのとき、福島にいたんで。とにかく当選したときは、正直「早く仕事がしたい」と思ってた。そして、復興は随分、「こういうことを具体的にやったほうがいい」っていう思いがありましたよ。被災地だから。だから総理から「復興大臣」と言われたときに、これはもう自分の天命だなと。もう身を賭して、魂をすえて、頑張ろうと。思いましたね。

:あの、地震が起きたとき、根本大臣は浪人中だったと。

:はい、浪人中だった。

:そうだったんですね。これはですね、みなさん、私、根本大臣の選挙区、何度も応援に行ったんですよ。過去の選挙で。それで本当に、根本大臣の会合って何千人も人が集まっていて。そこで覚えていらっしゃるかわかりませんが、相当“ネツイ”応援演説を、何度もやらせていただいて。

:やってもらったね。

:随分、呼んでいただいたんですね。「一太さん、結構アピール力がある」とか言っていただいて。

:うん、そうそうそう(笑)。

:で、根本大臣がね、苦杯をなめたっていうか、惜敗して。で、「本当にこれは日本の損失だ」とあちこちで言い回っていたんですけれども。ま、あのタイミングで戻ってこられて。それでやはり、復興担当大臣になったっていうことは、ある意味で言うと、まさに運命だと。天命だと。

:天命ですよね。僕は震災直後、郡山市の防災対策アドバイザーっていうのを頼まれてやったんですよ。だからいろんなね、相談を受けた。そして、それを各省庁に直接やりとりして。で、かなり動いたんだけど。しかし本当にね、全体の国を動かさないとダメだと、これは。という思いはあった。それから、一太さんは演説の天才だから。一太さんにね、本当に私の……。

:応援演説の達人ですから。

:演説の達人。本当に(笑)。

:ありがとうございます。ええ。本当にでも、根本大臣が今、復興担当大臣として、どれだけ真剣にやっているかって、もう同じ内閣にいるからね、すごくよくわかるんですが。今日ちょっといろいろ、なかなかね、たとえばその「復興をどういう形でやっているか」っていうのは、一般の方々がよくわからない部分があるので、今日ちょっと少しわかりやすく、そこらへんお聞きしたいと思うんですが。

その前にちょっとね、根本大臣のこれまでの、いろんな政治活動、振り返ってみて。本当にあれですよね、根本大臣、当選直後から、政策については、いろんなことをやってこられて。あのみなさん、18年前に私デビューしたんですね。もう55歳なんですけど。「とても55歳には見えない」って言われて、これ褒められているのかどうなのか、よくわからないんですけれども(笑)。

18年前に当選したときに、根本大臣がですね、当時まだ大臣ではありませんでしたが、本当にその政策新人類のひとりとして、いろんな勉強会を主催されていたと。で、何しろね、議員立法、いっぱいやっているんです。根本大臣は大臣とか副大臣になる前も、本当にいっぱい議員立法をやっていてですね。

あのね、とにかく、地震防災から、住宅建設から、栄養士法から、クリーニング業法から、児童福祉法まで。もう数え切れないくらい、実は根本大臣が法律改正に関わっているんですね。そのなかで、実はアクショングループでやった忘れられない法律改正があるんですね。それが、理美容師法の改正。

:あ、そうそうそう(笑)。

:全国の床屋さんがすっごく喜んだ。ぜひそれちょっと、あのね、ここで改めて、どんなことだったか、簡単にお話いただきたいんですけども。

:理美容師法の改正は、知事免許から大臣免許にする、っていうことで、やったんですね。で、あのときね……。

:今まで、だから、理美容師法の、その免許っていうのは、知事の免許だったんですね。

:知事の免許だった。それで、大臣免許にした。ところがね、大臣免許にしたらその様式がね、「小泉厚生労働大臣 小泉純一郎」の、要は免状の様式がある。ではなくて、「理美容センター 柳瀬孝吉」ってあったから。それであと、「小泉厚生労働大臣 小泉純一郎」っても書いてあったんだけど。大臣免許にはしたんだけど、実際の事務を財団法人にやらせるもんだから。それ見たらね、大臣登録証明書って書いてあるわけ。大臣免許って書いてなくて、大臣登録証明書。それは、役所的にはそうなんだけど。これだったら、知事の免許のほうがよかったっていう話になって。

我々がやったのはね、これって大臣免許じゃないかと。大臣登録証明書なんていうことをやったら、みんながっかりしちゃうから。だからあのときね、印刷局で輪転機までかかるところ寸前に止めて。

:そうなんですよ。

:我々が知恵を出してね、「これは、中身は大臣免許なんだから、証明書じゃなくて、『大臣免許証』と書きなさい」とやったんだ。これ、他の議員立法でも、5つくらい先行していた議員立法があったんだ。なるほど見たら、大臣免許証明書って書いてある。我々が、いやそれはね、相手の立場に立ったら喜ばれない。これはちゃんと大臣免許証と、法律上ここまで書けるはずだ、っていうことをやったんですよ。あれ結構、画期的だったんだ。

:これみなさん、私政治家として実は衝撃的だったんですけれど。やっぱり、法律を変えるって、もちろん、いろんなね、その、法律改正があるんですが。この、大臣なんとか証明書。「大臣」に変えただけで、本当にね、理容師とか美容師の方々が喜んだんですよね。やっぱりもう誇りを持って、それぞれの仕事をやっている方々にとったらば、やっぱりその、この本当に、賞状っていうか、そのね、免許証一枚で、やっぱりすごく、何て言うんでしょうかね、変わるんですよね。

これはだから本当に、根本大臣、まだ若手議員で、私も若手議員だったんですけど、なるほど法律改正っていうことで、こんなに人にね、なんかこう、勇気を与えられるんだなあと思って。今でもすごく、実は、地元の美容師とか理容師の方々に言われるんですよ。「あれはありがとう」と。これは非常に印象的だったんですよ。

:やっぱりあれはね、相手の立場に立って発想する。これが僕は政治家の原点だと思う。だから今、復興大臣で、被災地に寄り添う。やっぱり真心が大事だ。あるいはやっぱり、現場主義だ。まあ我々の原点は、一太さんもそうなんだけど、やっぱり我々政治家として、国民のみなさんに寄り添って、そしてやろう、という思いがあったから。あれも、そういう理・美容師のみなさんから意見をもらってね。でなんか1回、認めちゃったんだけど、団体が。いやいやそれはひっくり返そうって言って。

:そうでしたねえ。いや、なるほどだけど、そのポストのない若手議員でも、知恵を出して行動すれば、ちゃんと物事を変えられるんだなっていうことを、初めてなんか、教わったような気がしてね。ここが、根本大臣なんですよね。その、なんていうか、相手の気持ちがわかる。 で、あのとき、理・美容師の方々が陳情に来られて。私も一緒にね、いたんですけれども。みなさんが、「これはもうプライドの問題だ」と。やっぱり、「我々は誇りを持ってやっているんだ」という話をされて。で、まあ、根本大臣が、まあ大臣じゃなかったですけれども、当時。「わかった」と。「必ず我々がこれちゃんとやります」と言ってですね。結局、大臣免許になったっていうことがあって。ま、この話をしていると、これだけで大臣、終わってしまうんで(笑)。

:そうそうそう(笑)。

:今日はですね、復興の話をお聞きしたいんですけれども。復興担当大臣になったあとで、確か根本大臣が、「ファースト……。

:サーティーワン・デイズ。

:サーティーワン・デイズと。「最初の31日間」ということを、キャッチコピーでおっしゃった。このちょっと意味を、ぜひ教えてください。

:よく政権交代があると、あるいは内閣改造がある。最初の100日、「ファースト・ハンドレッド・デイズ」。アメリカもそうですよね。そこは蜜月期間が……。

:それは大統領就任したあと、のね。

:大統領。そうそう。で、それは結構、大目に見てくれるでしょ? ただ、僕は復興だけは、そんなに、3ヶ月も時間はない。この1ヶ月が勝負だ、と思った。だからこの1月に勝負をかけよう。1月に8割くらいのね、政策の方向性は、我々、政権代わって、出さなければいけない。ということでね、もう年末年始返上でね、朝から晩まで仕事やりましたよ。で、政策の総点検、そして再構築をしよう。で、現場主義に立って、復興庁の司令塔機能強化。だから政策をね、新たな政策をどんどん打ち出す。ということで、31日間に勝負をかける。1月だ!と。

:とにかく、最初の1ヶ月で成果を出さなきゃいけない、っていう意気込みですよね。

:うん。はい。

:そこでその、例えばよくね、地元の方々から聞かれるんですけど、「復興庁」って何をやってんのかと。これなかなか、実は、あの何て言うんでしょうか、広く浸透していないところがあって。それもう本当に、大臣、あんまり時間はないんですが、ぜひ今日ちょっとわかりやすく、復興庁、復興フレームの基本だけ、ぜひここでちょっと解説していただけませんか?

:まあ、私がすぐにやったのは……。

:ほらもう、大臣、真面目だから、パネルまで作ってきてくれたんですけど。はい。

:「復興フレーム」っていう5年間の集中期間ってあるんですが。これを19兆円から25兆円に拡大する。あるいは企業立地補助金を、津波被災地にも拡大する。福島再生に向けて、福島ふるさと復活プロジェクトの創設。要は、財源の拡大と。それから具体的な加速策。これをやったんですね。それと……。

:で、これですよね、2社体制ってやつですよね。

:これはね、「2本社体制」。福島は、地震津波に加えて、原発事故の問題もある。原発事故に起因する災害もある。やっぱり、福島、東京、2本社制にしようと。「福島復興再生総局」っていうのを作ったんですよ。で、ここで、現場で即断即決する。現場で即断即決できない制度的なもの、これは「福島復興再生総括本部」っていうのを東京に置く。

:なるほど。ここですね、はい。

:でね、これは、私が大臣として、本部長で、大臣で、トップ。関係省庁の局長をぜんぶ集めて、これに並任をかける。そうすると、復興の仕事って、農林水産庁であったり、国土交通省であったり。実際の仕事は、それぞれの諸官省庁になる。だから、縦割りを乗り越えて、司令塔機能の強化で、復興庁が各省庁を動かす。現場から国を動かすっていう、この体制強化。これをやった。で、復興庁って言うのは、各省庁よりも一段高い位置づけにあるんですよ。で、大事なのは、我々が現場主義で、被災地に寄り添って、真心を持ってやるということと、各省庁に政策またがりますから、これを各省庁の縦割りを乗り越えて、国を動かす。これが復興庁の役割。それから安倍内閣では、一太さんも復興大臣だから。

:はい、はい、そうですね。

:安倍内閣では、すべての閣僚が復興大臣、という意識を共有して。そして復興大臣のもとで、司令塔機能強化でやってくれと。だから、安倍内閣は、復興は挙げて取り組むと。

:そうですよね。最初の閣議だったと思うんですけれどもね、大臣。安倍総理が、たぶん最初の閣議だったと思いますけれども、「ここにいる閣僚は、すべて復興大臣だ」と。「東北復興なくして、日本の復興はない」とまではっきり言い切って。だから実は、復興担当大臣というのは、ものすごく、当たり前なんですけど、重要な役割で。とにかく福島の復興、これが日本の復興。福島、東北の復興なくして、日本の復興なしと、総理が明言をしたと。

で、まさに安倍内閣の使命は、日本の再生、日本の復興だから。つまり、そういう意味で言うとですね、本当に強い司令塔機能を、根本大臣が担うってことで。いかに大事なポストかっていうのを、ちょっとこれでね、少しわかっていただけたと思うんですが。

そこでですね、根本大臣。いろいろ細かいことはともかくとして、東北をこれからどうしていくのか。今とにかくまだ、いろんな問題が山積をしていて、これは安倍内閣としても、取り組んでいかなきゃいけない。で、対策を加速化していかなきゃいけないと。これはもう、誰もが思っているんだと思うんですね。私は、私も復興大臣のひとりとしては、科学技術政策を通じて、復興を考えると。みんなそれぞれの分野を通じて、もう復興を考えていかなきゃいけないんですが。大臣が見た、東北の未来のヴィジョン。これからその復興を果たす先に、どういう姿を描くのかっていうところは、どうですか? 新しい東北をどうやって創造して、それはどういうイメージなのかと。そこについてはぜひ、ぜひ今日語っていただきたいと思って。

:とにかく我々、復興を加速しなければならない。で、ただ、復興も、単なる元に戻す、復旧ではなくて、創造と可能性の地としての東北を、新しい東北を創造しようと。今回は5本柱で。子供、高齢者、エネルギー、社会基盤、地域資源、これは農業とか観光ですね。こういう5本柱で、新しい東北を目指そうと。で、これは予算で、新しい東北の創造モデル事業っていうのを我々が作って。いろいろな今、試みがあるんですよ。その、どんどん手を挙げてもらって。その試みを掘り起こして、後押しをする。というテーマで、このテーマでやろうと。

だから、たとえば、「元気で健やかな子供の成長」。これ実は、たとえば福島の子供たちは、しばらく屋外での活動を制限されていた。体力が低下する。あるいは肥満が増える。だから、子供の元気復活交付金っていうのを作ったんですけど。屋内の、雨が降っても雪が降っても遊べる運動場、あるいは公園運動場。あるいは遊具の更新、入れ替えですね。で、子供たちが、日本一、元気な子を作ろうと。この子供の生育環境を整備しようと。ですから今、どんどん動いていますよ、運動場。で、ただ単に運動させるっていうだけではなくて、やはり運動のしかた。プレイリーダー。そういうソフトも組み込んで、子供の成長をしっかりと見守る社会を作ろうと。これがまあ、子供ですね。

その意味では、例えば地域資源。これは観光とか農業ですよ。東北は一次産業の宝庫だから。優れた農産物と観光をリンクさせて。とにかくこういう地域資源を、どんどん東北で、新しいものを、魅力を作っていって。そして東北を復活させる。新しい東北。これにも今取り組んでいる。

:はい。なるほど。こういう、だからエネルギーとか、社会基盤とかですね。

:だから、ここは一太さんの科学技術もね、横断的に入ってくるわけですよ。

:そうですね。

:エネルギーだって。だから、とにかく東北が、日本の将来の先進的なモデルになるような取組みをどんどんしていこうと。で、子供の成長だって、要は、日本一、文武両道に優れていると。今日はOECDの次長さんと教育問題で話したんだけど、とにかく東北を舞台に、新しい日本の社会を先取りするような取組みを、復興加速と合わせてやりたい。

:なるほどなるほど。はい。ありがとうございます。この安部内閣では、あれですよね、根本大臣が福島ご出身で、それから小野寺防衛大臣、小野寺大臣ともすごい仲良しなんですけれども、宮城出身で。それから森まさこ大臣も。

:福島。

:福島出身ですよね。やっぱりその、東北出身の大臣がですね、これだけみんな活躍しているということで。これはなんか、すごく地元の方々にとっても、張り合いがいいんじゃないかと思っていますし。 実は、もう話してもいいと思うんですけども、今度「島サミット」というのをやるんですが、実は過去には、すごく、沖縄が多いんです。沖縄が島サミットをやるっていう点でいうと、自らやはり、島ですから、離島も抱えていて。やはり「沖縄に」っていう声もあって、沖縄担当大臣として沖縄の島サミットということを、やっぱり、発信をしていたんですが。これはやっぱり、福島に決まった。

:いわき(市)で。

:いわきに決まったということについては、これはさすがにやっぱりですね、みんな納得していましたね。今回いわきでやってもらって、とにかく東北復興に少しでも役に立ててほしいと。そういう思いが、やっぱり日本人の中にはみんな、あると思うんですよね。私はあの……あの、大臣は、野球はどちらのファンでしょうか?

:おー。これは、これは難しいけど、巨人だな、やっぱり。長嶋の世代だから。

:私は、巨人ファンっていうか、長嶋監督の大ファンなんで。高校時代、ラジオを聞きながら下宿をしてたんですけど、ずっと長嶋監督の打率をメモしていたんですよ。「ここで1本打つと、2厘増えるかな?」みたいな。長島さんが監督になったときも、ずっとファンだし、国民栄誉賞、すごく嬉しかったんで。だいたいジァイアンツを応援しているんですが、申し訳ないんですけど……。

:ああ、楽天。楽天イーグルス。

:今年だけは、今年だけは、私は楽天にがんばってもらいたいなと。もし巨人ファンの方、私も巨人ファンなんですけど(笑)。いや、今年だけはそう思いますよね。

:これね、楽天イーグルスはねえ。大震災があった。選手の目つきが変わって、一生懸命やって、研鑽を積んでくれた。だから今年はぜひ楽天イーグルスに、東北を代表してがんばってもらいたいと。

:そうですね、やっぱり田中投手も、ほとんどもう、ほとんどもうオーラの塊みたいだし。あと(赤見内)銀次選手がね、かっこいいですよね、やっぱりね……。すいません、野球の話になっちゃったんですが(笑)。

そこで、政策はいろいろとお話をいただいているのですけど、あっという間に時間が過ぎちゃったんで、少し安部内閣のことについて、お聞きしたいと思うんですね。

で、私は安倍内閣。まあちょっと“我田引水”みたいに言われるかもしれないんですけど、今考えてみると、やっぱり総理はすごくいい人選をしたと思っているんですね。安部内閣の弱点は、山本一太だけですから。もう1回言いますね、安部内閣の唯一の弱点は山本一太大臣、だけなんですが、根本大臣も、それから森大臣も、もちろん麻生大臣もそうですけれども、いろんなことを考えて、適材適所といったらあれなんですけども、配置をしたわけですよね。

:うん。

:でやっぱり、根本大臣を復興担当大臣にしたっていうところに、安部総理の思い入れを感じた。昔からすごく仲良しなんです、根本大臣は。安部総理がブレイクする前からすごく仲良しなんです。その根本大臣から見て、この第二次安部内閣。どう見えますか。

:うん、まあ一太さんが切り込み隊長ね。やっぱり我々はね、新しい政治を作り上げていく必要があると思う。4年前、自民党は敗北をした。

:はい。あのとき根本大臣も。

:不覚をとった。やっぱり、我々はその反省の上に立って。で、前政権のいろいろな問題点もある。僕はね、これから、一太さんも私も長嶋世代だけど、やっぱり安部内閣はね、歴史的な政権になるんではないかなと思いますよ。いや、しなければいけない。やはり我々がね、55年体制があった。この20年、政界が混乱しましたよ。いよいよ我々が、新しい国の、まあ難しい言葉で言うと、「統治の仕組み」というね。本当の政治主導も含めて、我々の新しい国のこれからの政治のあり方を、決めていかなければならない。その使命が、我々にあると思いますよ。だから安部総理は、非常に決断力のある。政策センスもある。発信力もある。やはり今、前回の反省を踏まえて頑張っておられるから……。

:あの、6年前も、安部政権で根本大臣が首相補佐官だったんですよね?

:うん、僕は総理補佐官やって。羽田の国際化とかね、アジア・ゲート……。

:アジア・ゲートウェイ構想とかね、根本補佐官がやられましたよね。

:あれをまとめましたけど、具体的な政策まとめましたけど。やっぱり今の阿部内閣、まあ我々は、確かに一太さんもがんばってやってきた。だから我々の使命はね、これからの日本の政治を創り上げていくってことだと思いますよ。

:根本大臣からご覧になって、もうずっと、若い頃から安部総理をね、ご存じなわけですよね? 私よりも長い。だってもう、当選したときからずっと仲良しでやっておられたんで。安部総理は、どこが変わりましたか? 6年前と比べて。みんながもちろん変わったって言うけど。

:あのね、うーん。まあ、もともと決断も速い。やはり……。

:人間力はね。

:人間力はもともとある。

:人間力はね、もともとね。みんながこんなに好きなわけだから、もちろん、それはね。リーダーの器っていうのがあったのかもしれないですけど。どこがどう変わったと思いますか?

:やっぱりね、5年間。被災地もずいぶん行っていただいた。だからね、国民のみなさんの声っていうのを、皮膚感覚で受け止めてきたんだと思いますよ。それからあのね、経済で僕も評価するのはね、日銀の金融政策を変えた。あれ、相当な意思の力がないとね、あの金融政策を変えることはできなかった。その強さ。

:あれはね、誰もできなかったんですよね。

:うん、できなかった。そしてね、経済はね、かなり勉強されたと思う。でやっぱり一番強いのがね、今、官邸主導、総理主導でやっているでしょう? 「これを自分がやるんだ」という、強い意思の力を感じる。だからそこのね、この、鉄のような意思。これはやっぱり最近、感じるよね。

:それと自然体ですよね。

:うん、自然体。

:その、力抜くところは抜いて、その、こう静かなる覚悟、みたいなものがありますよね。はい。

:ああ、そうそうそう。もともと人柄がいいからね。割と冗談を言ったり。人をこう、和ませる。で、非常に明るいから。だからこれは宰相として、一皮も二皮も剥けて、今やっているなあ、という感じがするよね。

:ありがとうございます。今日ニコ動ユーザーのみなさんに「ねもっちゃん」と付けてもらいましたが。いかがでしょうか、「ねもっちゃん」の、この雰囲気。もうね、全然、大臣になっても変わらないんです。あの「ねもっちゃん」……。すいません、失礼いたしました、根本大臣、アイスクリーム好きだって本当ですか?

:あっそうそう、アイスクリームはよく食べるんだけど。

:どのくらい食べてるんですか?

:うん、最近は抑えてるんだけどね。美味しいから

:普通は、どれくらい食べていたんですか。

:今までは結構、セブンイレブンとか、あそこらへんで買ってきて、家族で食べていたけど。

:何を、何が好きですか。バニラ?

:うん、バニラ。あ、チョコレートも好きかな?

:チョコレートがお好きなんですか。

:チョコレートも大好き。

:抹茶は?

:うん、抹茶は……。渋いねえ、抹茶は(笑)。

:抹茶は渋いということで(笑)。「ねもっちゃん」の一言でございました。ありがとうございました。あっという間に時間になっちゃったんですが、最後に、安部政権で政治家として何をやり遂げたいか。これだけちょっとお聞きしたいと思います。

:とにかく私の使命は、一日でも早くふるさとを取り戻す。復興加速。日本を取り戻す。これでしっかり、頑張ります。

:ありがとうございます。みなさん、いよいよ丸ごと安部内閣に近くなってきましたんで。丸ごと安部内閣をやり遂げたあとには、また根本大臣、来ていただけるでしょうか。

:はい。一太さんと話すと楽しいから(笑)。

:はい。このナチュラルな感じがいいんですけども。ということで本当に、長い時間ありがとうございました。はい、すいません、どうぞ、じゃあお先に……。ではみなさん拍手で。ありがとうございました。

質問コーナー

:今、根本大臣がこの会場を去ると同時に、番記者の人たちも一緒にいなくなっていくという、いつもの光景が展開されていますけれども。いかがだったでしょうか。根本大臣の、このね、素のままの魅力っていうか、素朴な感じっていうか。それでも、ほんとに政策、詳しいんですね。そのなんか、チャーミングな人柄がちょっとでも伝えられたら、今日やった甲斐があったかなと思っています。

ちなみに11月8日は、石原伸晃環境大臣が、直滑降ストリーム、この参議院の山本一太事務所スタジオに登場していただきます。そのあと、11月20日、太田国土交通大臣がですね、やはりここに座って、いろんな思いを語っていただけるということで。いよいよ、丸ごと安部内閣に近づいて参りました。ニコ動、ニコ生公式放送、もし丸ごと安部内閣が実現したら、空前絶後の番組になるんじゃないかと。私もそこらへんを目標に頑張っていきたいと思います。今日は、根本匠大臣でした。

それでは恒例の、ちょっとね、このあと、都内の勉強会で講演しなきゃいけないんで、ちょっと後がつかえているんですが、恒例の質問コーナー。移りたいと思います。先週に引き続いて、今や「伝説の記者」として名前をとどろかせている七尾さんが来ていますので、七尾さんのほうから、今日番組にアクセスしてくださったユーザーの方々の意見をとりまとめて、質問していただきたいと思います。

:はい、大臣、いつもありがとうございます。七尾です。これ、大臣すごいですね、やっぱり、今やインタビュアーとしても超一流という……。

:ありがとうございます。だんだん慣れてきました?

:いや、拍手がすごかったですよ。根本大臣の回。さすがだと思います。いくつか、3問。時間がないということですので、質問させてください。まずですね、大臣、東京大学大学院のですね、研究施設を訪問されたということで。簡単に言うと、ま、大臣からご説明いただきたいんですけど、ナノマシンと、がん治療ですね。ちょっとこれについて教えていただけますか?

:あんまり細かいこと言うと時間がかかるんですが、東大の大学院のいくつかの研究所がコラボして、創り上げているプロジェクトなんですけれども。一言で言うと、ナノサイズの、ものすごく、超ちっちゃな分子みたいなものを作って、それを体内に入れて、それが体内を駆けめぐりながら、病気を治癒するという。そういうシステムをですね、今、研究しているところがありまして、一言で言うと、『トロイの木馬』みたいなもんなんですよね。

つまり、分子でもなんでも、たとえば、細胞の中に異物が入ると、攻撃されますよね? そこを攻撃されないように、ステルスのように移動しながら、たとえば、ガン細胞の近くまで行ったら、そこからトロイの木馬から兵士が出てきて攻撃する、みたいなですね。そういう、実は、何て言うんでしょうか、医療技術なんですね。あの……。

:大臣、これは実際の? これはまだ、概念だけなんですか?

:いやもう、かなり研究は進んでいまして。いわゆるステルスのように細胞の中に入ってですね、そしてその患部まで行くっていう。そういう、何て言うか、技術は確立されつつあるんですよね。で、これはですね、本当にあの、何て言うんでしょうか、5年10年、わかりませんけども、ぐらいで、本当にきちっと治療に使えるような可能性のある技術だと思うんですね。

でね、何が面白いかって言いますと、医学系と工学系の考え方が融合しているから。だからその、ちっちゃな分子レベルの薬っていうか、物をこう作るのを、これを「マシン」。これがいいでしょう? この発想。ナノ“マシン”なんですよ。ちっちゃな機械が、勝手に体に入っていって治療する、みたいな。で、だからその、いろいろ治し方はあるんですけども、トロイの木馬の出し方、あるんですけども。細かいことは言いませんが、場合によっては、これは医学なのか何なのか、みたいなね。そういうパターンも出てくるんですね。いや、これはですね、いつかあの……。

:見たい!

:いつか、この研究をやっている教授をここにお招きをしてですね、ニコ生ユーザーのみなさんにですね、今のなんか、この研究? これちょっと聞いていただきたいですね。

:ああ、ありがとうございます。

:丸ごと安部内閣が終わったら、いろんなシリーズが始まりますので。

:もう始まるんですね?

:まだ、会長と社長にも相談していないのに(笑)。まだ、ニコ生の会長と社長には相談していませんが、この丸ごと安部内閣が終われば、たとえば、シリコンバレー起業家シリーズとかね。あるいは、日本を救う科学技術シリーズとかね。こういうのをぜひやりたいと思います。

:大臣、この「日本を救う」という今のキャッチフレーズ、最高です。よろしくお願いします。あと残り少なく。2問目は恒例のですね、二井さんですね……。

:また二井宏が出てきましたか(笑)。もう今日はあんまり時間がないので短く言いますが、なぜ、二井宏の正体を暴きたいのか。なぜ、二井宏さんにここに出てきて、私と議論をしてほしいのか。いろいろと理由はあります。ただ、そのひとつの理由は、やっぱりね、この記事が書かれた背景を、政治家として知りたいんですね。政治の世界に、“はからずも”みたいなことはないんです。つまり、あの記事も必ず背景があって、誰か仕掛けた人間がいるんですね。それを知りたい。それを暴きたい。で、99.9%、大臣の仕事に集中しているんで……(笑)。

:そうですね(笑)。

:さすがに、あんまり細かくできないんですが、実は、二井宏さんを、もちろんしっかりと探していく。追尾していくっていうのと同時に、この記事に関わった人たちを、少しずつアイデンティファイ。少しずつ、明らかにしていくと。こういう人たちもどんどん公表しながら、実は、本体に迫っていくと。山本流ナノマシン、『トロイの木馬』みたいなね。

:山本機関。

:はい、山本機関。『トロイの木馬』みたいな感じでやりたいと思います。

:これね、大臣は、あの本当に申し訳ありません、生意気なことを言うと、大臣は、すごい爽やかでですね、可愛らしいところがもう前面に出て、いわゆるですね、我々が創造する、その永田町の政治家のイメージとは全然違う爽やかさがあるので、まだそういうことを言われても、すごい、こう、笑ってこう見ていられるんですけど(笑)。

:すいません。結構、恐ろしいことを言っているので(笑)。政治の世界はやっぱり、権力闘争の部分はありますから。そのかわり、卑怯なことは絶対やらない。正面からやりますから。だから、もう1回言います! 二井宏さん、誰だか分かりません。必ず直滑降ストリーム見ていると思うんですね。ここに出てきて、あの記事のことについて、しっかり反論してください。よろしくお願いします。

:はい。じゃ最後です。世界経済フォーラムというのがありまして。大臣、今日、ICT競争ランキング? 競争力ランキングについてプレゼンをやられたという……。ちょっと教えてください。

: IT戦略本部のスタッフが、一生懸命、プロジェクターの資料、準備してくれたんですが。一言で言うと、世界のよく最近出てくる、世界の国際的なランキングってあるじゃないですか。たとえば、国連の機関とか、世界銀行とか、あるいは世界経済フォーラム。これは、スイスのダボス会議を主催している非営利団体ですけど。こういうところがいろんな国際ランキングを発表しますよね? ICT(情報通信技術)について。あるいは科学技術イノベーションについて。国際競争力について。こういうランキングで、実は日本はとっても損をしているんですね。

:損をしている?

:たとえば、2013年度版の ICTのランキングでは、去年18位だったのが、確か 21位ぐらいになっちゃった。で、その内訳をみると、どうやってランキングを決めているのか。たとえば、50項目近く、いろんなその質問の項目があるんですけどね、参考にした。半分は、各国の経営のアンケートなんですよ。

:なるほど。

:日本の経営者100人に聞くアンケートの答えが、実は、ランキングのポイントに大きく関わっていると。残念ながら、日本の経営者の方々は、たとえば民間のイノベーション力とかはすごく評価して、1位だとか言うわけですね。政府のガバナンスとか、たとえばビジネススクールの、何て言うんでしょうか、クオリティとか。他にもいろいろインターネットの学校へのアクセスとか、こういうことについては、ものすごく低い自己評価をするんです。つまり、自己評価がすごく低い。

:ああ、日本人らしい。

:そう、でしょう? 日本人らしく、慎ましいんだと思うんですね。

:慎ましい。

:たとえば、日本のビジネススクールのクオリティ。このランキングでどの位かと言うと、40……違うな、80何位だったんですかね、確か。たとえば、アフリカのザンビアという国がありますけど。もちろん、いい国です。でもたとえば、30位だったりね。やっぱり、日本のビジネススクールのクオリティがその、こんなに低い、というのは考えられないですよね。

:そうですよね。

:もちろん、政府のガバナンス、みたいな国会のなんか能力みたいなものも、すごい低い。だから、こういうところももうちょっと、なんて言うか、ポジティブに見てもらえば、ランキング上がるんです。

:あとやっぱりその、相対比較する、情報も実は持っていなくて……。

:そう、そのとおり! たとえば、学校へのインターネットのアクセス。すごい低い点数を経営者の人たちがランキングで付けているんですね。自己評価で。ところが、高速インターネット、99%アクセス。実は接続されていますから。おそらく世界でもトップレベルですよね。だからこういうところから、ぜひ経営者の方に事実をわかってもらわなきゃいけないし。

:あ、確かに大事ですね。

:やっぱりね、他の国の人はね、もっと、結構、「これも!これも!」みたいな感じで。何て言うのかな、その、自己評価高いんですよね。

:日本人らしいですよねえ。

:そう、日本人らしいんですよ! これをやめるだけで、ランキングは上がります。ランキングが上がると、イメージは自己実現していくんです。たとえば、日本のランキングは、ICT上がっているなあと思えば、「あっ、なるほど日本はかなり頑張っているんだから、見に行こうか」とか。「ここから情報取ろうか」とか。「ちょっと投資してみようか」とか、そういう流れができる。

:いや、だって、アベノミクスって、まさにそういった一面もございますよね。

:そうなんです。そうなんです。アベノミクス効果っていうのは、とにかく日本は、「Japan is back」と。日本は表舞台に戻ってきた。そうすると、たとえば、以前にも言いましたけど、民主党政権を批判するつもりありませんが、ほとんど来なかったアメリカのジョーカー議員、民主党政権だけじゃなくて、その前の自民党政権の時もそうでしたが、ここも10年以上ほとんど日本に来なかった上院議員とか下院議員の人たちが、どんどん来るようになっている。

:ああ、そうですか。

:これが、アベノミクス効果なんですよ。日本はやっぱり蘇る。日本はどうも再生しそうだ。これだけでやっぱり、発信力は出る。こういう話です。

:ありがとうございました。以上です。

:ありがとうございました! だいたい今日ちょっと勉強会の時間になってきたんで、このくらいにしたいと思いますが。直滑降ストリームユーザーのみなさん、今日も最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました!

が、まだ、チャンネルは変えないでください。最後のエンディングテーマの時間が残っています。久しぶりに再会した前回の直滑降ストリームでは、『改革の歌』。実はエンディングテーマとして使わせていただいて、何しろ、この画面を見ている間にアクセスが1万を超えるという、歴史的な偉業が達成されたわけなんですが。

今日は、アジアに向けて作った、『エイシア』というですね、バラードをお送りしたいと思います。『エイシア』のイメージはアジア。特に東南アジア。フィリピン、タイ、インドネシア。あそこらへんの風景を思い浮かべながら、ぜひ聞いていただけたらと思います。エイシアは、アジア。エイシアという女性に対するラブソングとして書きました。この『エイシア』を、エンディングテーマとしてお送りしたいと思います。

それでは次回、石原伸晃環境大臣との対談も、ぜひアクセスしてください。今日もお付き合いいただいて、ありがとうございました。