スローガンは「不可能に対する健全な無視」Google創業者ラリー・ペイジが学生に挑戦の重要性を語る

Inspiring Google Story - Larry Page

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に開催

Google(グーグル)共同創業者でありCEOのLarry Page(ラリー・ペイジ)氏が学生に向けて行ったスピーチ。スタンフォード大学在学中にSergey Brin(セルゲイ・ブリン)氏とGoogleを立ち上げたペイジ氏は「当時は学位を習得できないのではないかとびくびくしていた」と当時を振り返りました。Googleの使命である「世界の情報をまとめ、世界中からアクセスできるようにして役立てる」というビジョンの達成のため、彼は挑戦を続けます。

Google立ち上げ当初はびくびくしていた

学生のみなさんは普段このようなスピーチを聞くことがあまりないでしょうから、とても光栄に思っています。私はいまだにここの学生たちのほとんどを知っています。それが私がここに来るのを楽しみにしていた理由のひとつです。このような素晴らしいイベントを開いてくださりありがとうございます。

みなさんには私がGoogleを始めたときのお話をしたいと思います。セルゲイと一緒に始めましたが、いまでは我々がやってきたことは周知の事実のようになっています。しかし当時、我々は本当にびくびくしていました。

当時は我々もみなさんのような学生で、Ph.D.を取るための勉強を楽しんだり──結果としては修了しませんでしたが──スタンフォードはこうして復位するためのスピーチの機会を与えてくれました。

(会場笑)

当時我々は学位を習得できないのではないかと本当にびくびくしていました。会社を立ち上げ、両親は困惑していました。

私が学生時代にやっていたことのひとつは、リーダーシップトレーニングです。それで学んだのは失敗を怖れず、すぐに何度も立ち上がることでついには成功につながるということです。

それは難しいと思いましたが、「不可能に対する健全な無視」というスローガンがありました。不可能に思えるようなやりたいことを書き出すと、達成できるかもしれないと思えるのです。

この考えが私と私が挑戦してきたことの中に残っています。これは我々が会社を立ち上げたことにもとても近いものがあります。みなさんの多くも同じようなシチュエーションにあるのではないでしょうか。もう少しリスクを取りたかったり、何かに挑戦したかったりするかもしれません。

みなさんは成功しないかもしれませんが、我々にも上手くいかなかったことはたくさんあったのです。Googleはたまたま上手くいっただけで、我々がやらなかったこともたくさんあります。

しかし我々は多くのことに挑戦することを恐れはしませんでした。だからみなさんにはもう少しリスクを取って欲しいと思います。もしみなさんがリスクを取ることを十分に行えば、きっと上手くいくでしょう。

もうひとつのポイントをお話します。私はレバレッジがとても重要だと思っています。私がラッキーだったのが、父がコンピューターサイエンスの教授だったことです。幼いときからコンピューターに触れていました。コンピューターはいろんなことができると教えてもらい、私は少々怠けるようになりました。

コンピューターに触れることはとても良いことで、私はレバレッジを得ることができました。起業した当初は3人しか社員がいませんでしたが、数百万の人々が我々のサーチエンジンを使っていました。

意図的にやったわけではないのですが、電話番号をウェブサイト上に掲載してしまったために、電話が鳴り止まず仕事ができないなんてこともありました。それで電話番号を取り下げなければなりませんでしたが、コンピューターであればそれらのすべての人々に応答することができます。これはこの世界にとって有益なことです。

みなさんも世界のいたるところでこのようなレバレッジを得ることが可能です。1人か2人の人と、良いアイデアと、ハードワークがあればこのような大きな違いを生むことができるのです。それを忘れることなく、探し続けることが重要です。

Googleの偉大で大変な使命

Googleの使命は世界の情報をまとめ、それを世界中からアクセスできるようにして役立てることです。びっくりさせられることがあります。とても偉大な使命で、大変な仕事ですから、すぐに達成できるものではありません。ほとんど不可能な課題ですが、エキサイティングでもあります。みなさんが他の人をワクワクさせることで、彼らがみなさんを助けることにもなるのです。

びっくりさせられるのは、それによって難しいことが簡単になることがあるということです。他の人たちも夢中になっていることについては、より多くのリソースを得ることができます、難しい問題を解くための素晴らしいリソースを得ることができるのです。一方リソースを得られなければ、小さな問題しか解決することはできないのです。

現在Googleは100以上の言語で利用することができます。我々のエンジニアは人工知能の設計に熱心に取り組んでいます。コンピューターをスマートにしようと試み、その過程でたまたまスペルチェック機能を開発することができました。

その機能は現在Googleに搭載されており、みなさんがミススペルをすると──私もよくやりますが──正しいスペルを教えてくれます。検索の質に関わる重要な問題です。

彼らが制作したスペルチェック機能には、もっと大きなゴールがあります。すべての異なる言語を理解することです。なぜならWeb上の情報が、基本的にはすべての物事をカバーするからです。とてもクールでおもしろいですよね。

そろそろ終わりにして、質問の時間にしたいと思います。我々は究極のサーチエンジンを作りたいと本気で思っています。世界のすべてのことを理解したいです。みなさんが欲しいものも理解したいです。

みなさんが検索したら、すぐに的確な答えを返せるようにしたいです。「今日のスピーチで何を話せばいいかな」と打つと、良い答えを教えてくれるような感じですね。

(会場笑)

それがある意味ポイントです。人工知能をよりスマートにすることです。良いサーチエンジンをつくることで、人工知能をよりスマートにすることができます。ただ単に楽しいだけではないのです。科学的な目的でもあります。

最後に、我々にとってはエクイティが公開される前に分配できたこともとてもラッキーでした。それによって7億ドルや社員、時間、その他のリソースも得ることができました。いま探求しているのは、同様の、しかしお金を使わないイノベーションとレバレッジです。

典型的なNPOのようなものではなく、社会起業家的なことができないか、まだ存在しない領域に革新的なビジネスをつくることはできないかと、とてもワクワクしています。

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