「幸せには破滅に繋がるものもある」ジョージ・ルーカスが気づいた2種類の幸せとは

ジョージ・ルーカス スピーチ

ジョージ・ルーカス スピーチ
に開催

「スター・ウォーズ」や「インディー・ジョーンズ」シリーズで知られる映画監督のGeorge Lucas(ジョージ・ルーカス)氏が、Academy of Achievementの講演に登場。これまでの人生を振り返り、成績の悪かった高校時代から、大学での映画学科との出会いを語りました。また、彼の人生の中で気づいたJoyとPleasureの2つの幸せの違いについても説明。持続的で、他人と共感できる幸せとは、一体どんなものなのでしょうか?

高校生のときは成績が悪かった

ジョージ・ルーカス氏:インディ・ジョーンズは私がストーリーを書いてプロデュースしましたが、演出は私に似た別の男(スティーブン・スピルバーグ)によるものです。

(会場笑)

みなさんにふたつのお話をします。ひとつはテーブルを囲んで何度かお答えしたことがあるので、みなさんと共有すべきだと思っています。現在の私がどうやってここまで来たのかということです。

高校生のとき、私はとても成績が悪く学校が嫌いでした。ものづくりが好きで、木工や車、エンジンを好み、外車サービスで働いていました。カーレースをすることだけを望んでいました。

卒業の直前に自動車事故に遭い、生死をさまよいました。長期間入院することになり、そこでこの世界の中での自分の居場所はどこかと考えました。それで新たな学問に挑戦することを決めました。ジュニアカレッジでは成績が悪かったのですが、社会科学や人文学、人類学や心理学に夢中になり、突然自分が没頭できるものを見つけたのです。それで成績も非常に良くなりました。

大学からアートの道に

大学を卒業するまであと2年となったとき、人類学の単位を取ろうとしていました。4歳のときからの幼なじみである親友に、南カリフォルニア大学(USC)に入るにはテストを受けなければいけないと言われました。

私はひとりでは受けたくなかったので、親友を誘うとOKをもらい、一緒に受けました。受かるとは思っていませんでしたが、合格しました。USCへの入学を認められたのです。そこで親友に「これから何をすればいいかな。人類学以外のことはやりたくないんだけど」と尋ねました。

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