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第56回:TOEICスコアが欲しいビジネスマンは必見!河野木綿子先生インタビュー(全1記事)

TOEIC700点を目指すなら、英語の雑誌を読め! 長文を楽しく攻略するコツ

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、外資系企業出身の英語講師、河野木綿子氏をゲストに招き、ビジネスパーソン必見のTOEIC勉強法を語ります。

TOEIC700点を取るためには

西澤ロイ氏(以下、ロイ):例えば「TOEIC700点が目標なんだけど」というビジネスマンの方が多いと思うんですよ。そんな方にはどんなアドバイスをされますか?

河野:そうですね。700点よりも下の方だと、恐らくPart7の長文と言われている問題で構えると思うんですよね。「ああ、長文だ」って。でも、さっき言ったように雑誌に見慣れていると「あっ、こんなの毎日読んでる」という感じで、ただの英文に思えちゃう。そうするとそれだけで気が楽になって、解きやすくなるというのがあります。ですので、さっき言った好きな雑誌を読むうのがすごくお勧めです。

ロイ:なるほど。あとは700点とったらどうなるんですかね?

河野:700点ぐらい取ると、会社なんかで「あいつ英語できるみたいだよ」ってなると、お仕事の出番が増えるんですよね。

ロイ:なるほど。

河野:「今度はビジターさんがくるから、今度アテンドして」とか、それから「プレゼンやらなきゃいけないけど、がんばってやってよ」みたいな活躍の場が増えますので、そうするとTOEICの勉強をしなくても実践で磨かれてくる、いいサイクルができてくるんです。

ロイ:確かに僕も会社員時代に「ニューヨークからお客さんくるからちょっとアテンドしてくれ」ってありましたね。

河野:私も宴会部長みたいに、ビジターさんがくると夜の部だけ出演依頼があったりとか楽しかったです。

ロイ:それは役得ですよね。

(一同笑)

なるほど、やっぱり25年の外資系経験ってすごいなって本当に思うんですけど。

河野:四半世紀ですよ。

ロイ:そうですよね。

英語を学ぶと考え方も変わる

ロイ:はい。英語って何なんですかね?

河野:英語ってさっき言ったようにコミュニケーションの道具の1つだと思うんですね。例えばプレゼンをやっていて言葉に詰まって説明できなくなったら、ホワイトボードをガラガラって持ってきて、書いて説明して「This one, This one.」とか言ったっていいわけですよ。実際にアジアで会議をした時に、台湾の人がそんなことをやっていて、それでも伝えればいいわけで、気楽に考えてコミュニケーションツールの1つですね。あと、生活を楽しくしてくれる。

ロイ:だから単なるツールという側面はあると思うんですけど、それだけじゃないと思うんですよね。そこをどんな実感をされているのかをぜひ聞きたいなと思っているんですよね。

河野:そうですよね。例えば外国人が来た時に、この人英語を喋るかなと思って聞いてて喋りそうだな感じだと、気軽に話ができるし、それから外国で迷子になっても人に聞けばいいので気楽だし、あとは気持ちの持ち方がだいぶ変わってきて。

ロイ:どういうことですか?

河野:日本語で言えないことは英語で言えないんですよ。というのは伝えたいメッセージがあると、英語ってそれだけ単語を並べてでも、喋ろうと思うので、メンタル的に自分から取りにいく性格になってくる。

ロイ:自分から取りに行く?

河野:私、英語が喋れるようになるまでは、すごく地味でおとなしかったんですけど、英語を喋れるようになったら、すごい外交的になっちゃって変わります。

ロイ:それはやっぱり英語は主張する言語だというところですか?

河野:具体的に話しますよね。まず主語があって、I likeってすぐに結論を言ってしまって、〜をという対象がないとI like〜って喋れないので、いつも自分が何が欲しいのかわかってて、何をしようかわかっているというのが当たり前になっているんですよね。だからTOEICでスコアがある程度良くなってからは、生活全体が楽しくなると思います。

上村:言葉だけじゃなくて、考え方から変わったという。

ロイ:僕も本当にそうですよ。英語のおかげでコミュニケーション能力がすごい上がったと思いますし、昔だったらこんなにラジオで喋るとか人前で公演するとか考えられないですからね。

日本語は他人任せな言語?

河野:そうですよね。私も英語のプレゼンって昔はドキドキしたんですけど、慣れると最近楽しいんですよ。

上村潤氏(以下、上村):楽しむ境地に至ったわけですね。

ロイ:それは何が違うんですかね?

河野:わりと英語って他人任せじゃなくて、自分で結論まで言い切らないといけない言葉なんですけど、日本語って余韻を残して相手に判断してもらう言葉ですよね。

ロイ:他人任せ。なるほど。

河野:だから英語を喋る人は喋らない人よりは能動的というか、自分から勝ちに行くみたいな人が多い気がしますよ。

ロイ:確かに。日本だとかわいげがあるみたいな言い方しますけど。

河野:私、かわいげがないでしょ?(笑)

ロイ:そうじゃなくて(笑)。

上村:おっと(笑)

ロイ:いやいや、言葉の話をしているのであって、かわいいと主張しないで和を尊ぶといいますか、そういうのをかわいいという文化があるじゃないですか。

河野:確かに。

ロイ:それで何か主張すると出る杭は〜と成りがちですけど、そこをたぶん日本の常識をきちんとわかった上で、英語で主張できるみたいな。このバランスを取ることができると、たぶんいい感じで日本でも主張できるというか、軸を持てるというか、何かそんな気がちょっとしたんですよね。今。

河野:日本人って謙虚なのはすごくいいと思うんですよね。だから英語もできたほうが使い分けて人間関係も良くなるのかなと思って。

ロイ:謙虚が行き過ぎて自己卑下になっている人がすご多いと思うんですよ。その辺英語でバランスが取りやすいかもしれないですね。

河野:そうですね。

マン・ツー・マンで出張レッスンも

上村:はい、というわけでね、まだまだお話を聞いていきたいところではあるのですが、お時間のほうがそろそろ近づいて参りましたので告知のほうございましたら。

河野:私がいまやってるお仕事というのが、基本的に出張レッスンなんですけども、生徒さんの多くは会社の管理職の方が多いです。管理職がかっこよく英語で仕事しきっていると部下の人が影響されて、職場が活性化するというのもあって、管理職に英語を教えています。

ロイ:出張でプライベートレッスンをやられているんですか?

河野:そうなんです。1対1だともう手取り足取り。顔の表情まで、「目を泳がないでこっち見て」といいながらレッスンするんですけど、みなさんすごい楽しんでくださるんですね。その方だけのレッスンなので。

ロイ:確かにグループレッスンだと周りの目が気になっちゃいますもんね。

河野:それから管理職の方ってお忙しいので、じゃあ都合の良いところに行きますよということで出張レッスンなんです。

上村:ありがたいですよね。それはすごく。

ロイ:そうすると職場まで行ったりとかするんですか?

河野:会社の会議室であったり、あとは経営者の方だと事務所だとか、あとは土日にご自宅にうかがったり。

ロイ:えーっ、そこまでやっちゃうんですか。

河野:そうするとご夫婦で生徒さんになってくださったり。奥さんがやっていると旦那さんがおもしろそうだって(笑)。

ロイ:そうやって親身にサポートされていると。

河野:はい。そうです。もう伴走者です。トレーナーですので。

上村:因みに、そのレッスンを受けたいと思ったらどこにアクセスをしたらいいですかね?

河野:私のアメブロもあるんですけど、1番わかりやすいのはネットの検索で「仕事の英語 パーソナル」って入れると一杯名前が出てきます。

ロイ:「仕事の英語 パーソナル」。

河野:はい。パーソナルトレーナーです。

上村:ぜひともみなさま検索してアクセスしてもらいたいと思います。

河野:よろしくお願いします。

上村:そして現在絶賛発刊中の『読むだけでTOEICテストのスコアが200点上がる本』こちらも、あさ出版より絶賛発売中となっておりますので、ぜひともみなさん書店でお買い求めいただきたいと思います。

読むだけでTOEICテストのスコアが200点上がる本

というわけで本日ゲストにお迎えしましたのは「仕事の英語パーソナルトレーナー」の河野木綿子先生にお越しいただきました。どうもありがとうございました。

河野:ありがとうございました。

ロイ:ありがとうございました。

(一同拍手)

上村:以上、「西澤ロイの頑張らない英語」お届けしましたのは、ナビゲーターの上村潤と。

ロイ:西澤ロイでした。Thanks for a lot for listening. See you on April 30th. Bye bye.

上村:Bye bye.

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