整理するために文字にしてみる
木暮太一氏(以下、木暮):そろそろ時間なので、コンテンツとしてはそろそろ締めに入りますけども、「聞いただけでは変わりませんので実践しましょう」っていう話です。実践しましょう。
どこで実践しますか? みなさんSNSもやってるかも知れませんし、ブログを書いていたりすると思います。そこで文字にしてみましょう。文字にしてみると自分が今日気付いた事とかいろいろ吸収したことが1回腑に落ちます。整理できます。整理して、明日からまたそれを活用していただきたいなと思います。
僕自身はこの「わかりやすい」というのは社会を変えると思っています。学校の授業がもっとわかりやすくなったらみんな勉強が好きになりますよね。会社の部下と上司のやり取りもっとわかりやすくなったらストレスが減ると思うんですよ。
「わかりやすいが社会を変える」っていうキーワードでこれからも活動をしていきますので、ぜひみなさんにも応援していただきたいなと思います。
最後に、先ほどもお伝えしましたが、今日感じたこと、考えたことをFacebookとかブログにアップしてみてください。Twitterでも構いません。「#ちゅうつね」でつぶやいてください。そしたらみんなで「ほかの人はどういうことを考えたのかな」という感じで見ることができます。
あとはFacebookもぜひ僕もやってますので繋がっていただければなと思います。いろんな感想を、というかみなさんの感じたこと・教えたいことを発信していただけるっていう状況を待っていますので、ぜひやってみてください。今日はありがとうございました。
(会場拍手)
好きなものは好きだという訓練を
司会者:ではみなさん、せっかく、木暮さんに来ていただいたので、ご質問を引き受けていただけると思いますので木暮さんぜひこちらで。
ぜひご質問されたいという方、よかったら。
質問者1:木暮さんはじめまして。今日はありがとうございました。
木暮:こちらこそありがとうございました。
質問者1:今日の話で、これが好き・嫌いってさっきやったんですけど、ああいった好き嫌いっていうのを日々訓練してくと、意外と慣れてくるものなんですかね?
木暮:慣れてきますよ。基本的に(テレビなどの)コメンテーター陣も好き嫌いがすっげえはっきりしていると思うんですよね。アクが強過ぎて遠慮する人もいますけれども、それを日々やっていくことで自分なりの視点というか、自分なりの認識が自分でできると思います。
これをやらないと、感情が固まってしまってなにを見てもなんとも思わなくなっちゃいます。それはすごく悲しいというか、それまでの人生すごく損してると思うんですよ。お酒が飲めないよりずっと損していると思います。感情が無いってね。
なので、ぜひこれは日々トレーニングして。好きなものが出たら好きって言えばいいんですよね。うまいもの食ったときはうまいって言えばいいんですよね。そういう癖をつけるといいと思います。
質問者1:ありがとうございました。
どのぐらい好きなのか、比較対象を設ける
司会者:あと2名ほど。
質問者2:本日はありがとうございました。
木暮:ありがとうございました。
質問者2氏:さっきの感情の質問についてなんですけれども、「感情の焦点を当てる」っていうのと「感情にグラデーションをつける」っておっしゃったと思うんですけれども、焦点を当てるのは理解できていたんですけど、グラデーションをつけるっていう意味をもうちょっと説明いただけたら。
木暮:ありがとうございます。グラデーションつけるというのは、なにかと比較することでできるようになります。
自分が例えばこれは好き、これは嫌いっていうのをやりましたよね。どれと同じぐらい好きかっていうのを、自分のなかで客観的に比較対象を設けることで、超好きなのか超超超好きなのかっていうのが自分で捉えることができるんですね。
それを超超超好きとか超超超超好きとか、モーニング娘みたいに言ってるわけじゃなくて……これで年代がわかりますね。
(会場笑)
それをほかの比較対象と同じくらい好きっていうことで、他人に対してもグラデーションをつけて感情を表現することができるんですね。まず比較対象を持ちましょうっていう話です。
質問者2:ありがとうございました。
木暮:はい。ありがとうございます。
サイバーエージェント藤田氏のメールテクニック
司会者:じゃあ、あと1人。
質問者3:すみません、大変ありがとうございました。
木暮:はい。ありがとうございました。
質問者3:2つぐらい聞きたいことがあります。1つは「会話するときに最初に結論を言う」っていうことなんですけど、例えば、なんか相手に言いにくいなあっていうことをそれとなく伝えたい場合に、いきなり結論から「お前こうだよ」みたいなことを言って、そこから説明するってなるとちょっと厳しいじゃないですか。なんかそういうようなことを角を立てずにそれとなく伝える方法とか。