トランプ「彼女の話はすべて作り話だ」 大統領の適性について激しい口論が勃発

Watch the final 2016 presidential debate between Hillary Clinton and Donald Trump #4/6

11月8日の投票日が近づき、盛り上がりを見せる米大統領選。10月19日に、ヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏の2人の候補が、最後のテレビ討論会に臨みました。「大統領の適性」という議題で、トランプ氏とクリントン氏がお互いの過去を指摘し合い、議論は泥沼に。

トランプ氏は許可なく女性にキスしたのか?

クリス・ワレス氏(以下、ワレス):トランプ氏、先日の討論であなたは女性を掴むことについての話は単なる会話だったとおっしゃっていましたね。そして実際には行動に移したことはないんですよね。

それ以降、みなさんご存知の通り、9人の女性が声をあげ、あなたが彼女たちが嫌がることをしたり、許可なしにキスしたりしたと話しています。なぜ、こんなにも異なる環境にいる異なる女性たちが、過去のさまざまな場面において、この数週間の間に、あなたが否定しているように、嘘の話をし始めたのだと思いますか?

そしてこれはお2人に対しての質問ですが、クリントン氏、トランプ氏はあなたの旦那さんがしたこと、そしてあなたがそれを擁護したことのほうがよっぽどひどいと言っています。まず、トランプさんから先にどうぞ。

ドナルド・トランプ氏(以下、トランプ):まず、最近出てきた話は偽りであったと証明されています。その話をしていた女性たちを私は知りません。どこから来たのかさっぱりです。きっと仕組まれたものでしょう。キャンペーンとしてやったのだと思います。

今日、みなさんが編集された映像を見たならば、私のシカゴでの決起集会や暴力行為があったほかの場所での決起集会でなにが起こったのでしょうか?

彼女がまさにそうです。そしてオバマもです。彼らが暴力を引き起こしたのです。彼らが人々を雇い、彼らが彼らに1,500ドルを払い、そして暴力的になり、喧嘩をし始め、そしてなにか悪さをして映像に残るようにしたのです。それらの出来事はすべて完全に作りものです。そう言わざるを得ません。

私は今この場に座っている妻にも謝罪をしていません。なぜなら私はなにもしていないからです。女性たちの誰も知りません。会ったこともありません。飛行機に乗っている女性もほかの女性も、おそらく名声や彼女のキャンペーンのためにやったのだと思います。彼女のキャンペーンのためでしょう。

なぜなら私が目にしたことや、彼らがしたことは、犯罪的な行動だからです。彼らは人々に出て行って、喧嘩をさせ、そして暴力的にさせたのです。とくにシカゴで起こったことでは、人々は傷つき、暴動によって殺されたかもしれません。そしてそれはすべて映像に残っています。

彼女が始めたことですよ。彼女がこの人たちを前に出させたのです。そうでなければ、彼らは10分間のみの名声を手にしたでしょう。すべて偽物です。嘘であり偽物なのです。

ヒラリー・クリントン氏(以下、クリントン):前回の討論会で、私たちはドナルドが女性たちになにをしたか聞きました。そしてその後、何人もの女性が声をあげました。何人もの女性が立ち上がり、明確に彼がなにをしたのかを話してくれました。

彼はそれに対してどんな返答をしたのでしょうか? 彼はいくつもの大きな決起集会を開き、そしてこう言ったのです。あの女性たちにそんなことができるはずがない、なぜなら彼女たちは強姦に合うほど魅力的ではないから、と。

トランプ:そんなことは言っていません。

クリントン:実際、彼はこう続けようとしたのです。

ワレス:彼女の2分間は彼女のものですよ。

トランプ:私はそんなことは言っていないんですよ。

クリントン:彼は彼女を見て、こう続けました。彼女は私が選ぶような女性ではない、とね。彼は、その話を書いた女性リポーターにも攻撃をしたんです。キャンペーンの間中、多くの女性にしたように、彼女を嫌な奴だと言ったのです。

ドナルドは女性をけなすことで、自分が大きく見えると思っているのです。彼は、彼女たちの尊厳や自尊心を追い求めているのです。そして私は、それがどんな気分なのかを知らない女性はいないと思っています。

私たちはドナルドが考えていることも、なにを言ったのかも、そして女性たちに対してどんな態度をとったのかも知っています。それがドナルドという人間です。

私たちがどんな人間なのか、私たちの国がどんな国なのかを実演するのは、すべて私たち次第です。そして立ち上がり、次の大統領になにを期待するのか、人々をお互い戦い合わせるようなことがなく、お互いの違いを祝福し合うようにするためにどうやってこの国を進めていくのか、人々を奮い立たせ、そしてこの国をもっとすばらしくすることをとても明確にすることも私たち次第なのです。

アメリカはよい国ですから、すばらしいのです。今もそして未来も、私たちの子供も孫たちのために、それを真実にするかどうかは私たちみんなにかかっています。

トランプ氏「その話はすべて偽造されたもの」

ワレス:トランプ氏。

トランプ:私以上に女性を尊敬している人間なんていませんよ。誰もね。   (会場笑)

トランプ:誰一人として……。

ワレス:みなさん、お静かに。

トランプ:簡潔に言わせていただくと、その話は全部偽造だったとわかっているのです。私はただ、もう少し違う内容をお話ししたいのです。彼女が指摘したことはすべて作り話です。すべて作られた嘘です。もしくは、いやおそらく彼女と彼女のキャンペーンによって作られたのでしょう。

しかし、みなさんにお話ししたいのです。作り話でないのは、彼女が削除した33,000通のe-mailについてです。犯罪ですよ、犯罪。アメリカ連邦議会から召喚状を受け取った後、F.B.Iになにが起こりましたか? 

すばらしい将校や大将がいます。今日、それについて新聞を読まれたでしょう。F.B.Iに嘘をついたとして禁固5年を言い渡されたのです。たった1つの嘘です。彼女の場合は何百回もみなさんや連邦議会やF.B.Iに嘘をついたのです。彼はおそらく刑務所に送られるでしょう。大将が、ですよ。でも彼女はそれから逃げるのです。そして大統領選に立候補しているのです。

このことこそが、みなさんが議論すべき内容ではないでしょうか。名声を欲しがるのか、それとも歪んだ選挙戦を展開するのかという作り話ではないのです。

ワレス:クリントン氏。

クリントン:ドナルドがいつも推し進めているのは、明らかに居心地の悪いことです。それはあの女性たちが語っているようなことです。彼はすぐに責任を否定します。女性に対してだけではありません。彼は謝罪したことも、ごめんなさいと言ったこともないのです。謝罪もごめんなさいもないんですよ。

私たちは彼が女性に対してなにを言ったのか、そしてしたのかを知っています。その上、障害を持つ記者に対しては、テレビでけなしたのです。

トランプ:違う。

クリントン:彼はこの国に仕えて亡くなった若い男性のご両親であり、金星賞授与のご家族でもある、カーン夫妻を宗教の話で追い詰めるようなことをしたのです。彼は戦争捕虜であるジョン・マケインに対しては、捕虜になったことがない人のほうが好きだと言ったのです。彼はインディアナ生まれの連邦判事に対しては、彼の両親がメキシコ人だという理由で、トランプ大学に対して不正やゆすりをしていそうで信用できないと言ったのです。彼の言動にはパターンがあるのです。

私たちの国にとって危険なで陰湿な思想で、不和を生み出すのです。彼の内なる暴力性によるものです。彼は自分の決起集会を押しあったり、殴り合ったりするような人々を賞賛しているのです。それはアメリカのあるべき姿ではありません。

この選挙戦の残り数週間に移るとともに、この選挙でなにが重要なのかということをより多くの人々が理解してくれると願っています。それは私たちがこの国をどんな国にしていきたいのかということに繋がるのです。

トランプ:彼女が私の決起集会での暴力について話すなんて悲しいことです。彼女が引き起こしたことなのに。テープに残っていますよ。ほかのことについては間違いです。でも正直なところ、ISISと追放したいという話をしたいのです。そしてほかにもお話したいことはあります。それ以外の話はすべて間違いです。

大統領の適性について

ワレス:大統領の適性についてですが、この10日間で色々なことがありました。先日の討論から私はそのことについておうかがいしたかったのです。アメリカ国民が持っている質問です。

クリントン氏、2009年の上院公聴会で国務長官である間は、あなたが運営するクリントン財団について、少しでも利益相反と思われるようなことさえ避けると約束をしました。しかしEメールによって献金者があなたと特別な設定があったということがわかりました。

ハイチの救済のための助成金を求める人々は非献金者とはわけて考えられ、そしてそういった献金者の一部は契約をしました。政府の契約や納税者のお金です。あなたは本当に上院委員会での誓約を守っていると言えますか? そしてあなたとクリントン基金の間でなにが起こっていたのでしょうか? トランプ氏の言う課金制ではないと言えるのでしょうか?

クリントン:そうですね、私がこの国の国務長官として行ったことはすべて、この国の利益と私たちの利益と価値のためです。国務省もそう言っています。そして私もそれが証明されていると思っています。

しかし、クリントン財団についてお話しできることはとても光栄です。世界的にも認められているチャリティであり、その活動には誇りを持っています。その件については、この討論会中ずっとお話しできますが、そんな時間はないことはわかっています。

ですから簡単にお話しさせていただくと、クリントン財団はHIV-AIDに感染している世界中の1,100万人の人々が治療を受けることを可能にしました。それは世界中で治療を受けている人々の約半数に当たります。アメリカ健康教会との協力により……。

ワレス:クリントン氏。

クリントン:私たちは子供たちのために学校をより健康的な場所にしてきました。それには健康的なランチと……。

ワレス:クリントン氏、失礼ながら、これはオープン・ディスカッションの場ですよ。

クリントン:ええ、オープン・ディスカッションですよね。

ワレス:質問は、課金制ではないのか、ということです。それについてはお話ししていただけますか?

クリントン:ええ、でもなにも証拠はありませんよね。

トランプ:私はそれはとても……。

ワレス:ではトランプさんにお聞きしましょう。

クリントン:すばらしい仕事に対する証拠はたくさんありますよ。

トランプ:それはよく学ばれています。

クリントン:そして高いランクで……。

ワレス:トランプさんに話させてあげてください。

トランプ:犯罪を起こしている企業です。みんな知っていますよ。

ワレス:トランプさんに話させてください。

トランプ:犯罪を起こしている企業です。サウジアラビアが2,500万ドル渡し、そしてカタール、それ以外の国々も同じです。あなたは女性と彼女たちの権利のことについて話しているのでしょう? それならその人たちは男性をビジネスの外にも、ビルの外にも追いやるのです。彼らは女性を殺し、酷い扱いをするのです。あなたは彼らのお金を受け取っているのですよ。

あなたにおうかがいしたい。なぜある集団の人々に対して酷い仕打ちをする国々から受け取ったお金を、返さないのですか? なぜお金を返さないのでしょうか? すばらしい行為ですね。彼女はかなりの額のお金を受け取っています。

ハイチの人々を見てみてください。私はある日、フロリダのリトル・ハイチにいました。みなさんにお伝えしたい。彼らはクリントン夫妻を嫌っています。なぜならクリントン財団との間で起こったハイチでの出来事は不名誉だからです。それはみなさんも知っていますし、彼らも知っていますし、みんな知っています。

クリントン氏「彼は納税申告書を公開していない」

ワレス:クリントン氏?

クリントン:そうですね、では簡潔に。クリントン財団で私たちは寄付されたお金の90パーセントをこの国と世界中の人々の利益のために使っています。そのことにはとても誇りを持っています。財団を監視している監査機関から最高の評価を得ています。

トランプ財団がしてきたことと、私たちがしてきたことを喜んで比較してみましょう。彼らはほかの人たちから得たお金で6フィートのドナルドの肖像画を購入したのです。誰がそんなことをしたのでしょう。驚いてしまいますよ。

ハイチの話をしましょう。ハイチは北半球でもっとも貧しい国です。地震とハリケーンでハイチは壊滅状態となりました。ビルと私は何年もの間、ハイチを救おうと努力してきました。クリントン財団は、悲劇的な地震と人々が直面した悲惨な問題をサポートするために3,000万ドルを集めました。私たちは小さなビジネスも、農業も、それ以外のたくさんの事柄を手助けしてきました。そしてこれからもハイチを救う活動を続けます。

ワレス:わかりました。

クリントン:なぜならそれがアメリカの経験の重要な部分だからです。

トランプ:もう彼らはあなたに助けを求めてはいないのですよ。1つご指摘したいことがあります。トランプ財団は小さい財団です。人々が貢献し、私も貢献します。そのお金の100パーセントはさまざまな軍隊を含む異なるチャリティへ使われます。私には一切入ってきません。ボートも買いません。飛行機も買いません。お金はすべて彼らのもとへといくのです。

ワレス:そのお金の一部はあなたの訴訟費用に使われたのではないのですか?

トランプ:いいえ、違います。私たちはアメリカ国旗を掲げたのです。それだけです。彼らはアメリカ国旗を掲げました。アメリカ国旗を掲げるというパームビーチでの権利のために戦ったのです。

ワレス:わかりました。でもパームビーチ郡によって課されたペナルティがありますよね。そしてそのお金はあなたの財団から支払われました。

トランプ:そうですね、ペナルティはありました。その通りです。ところで……。

ワレス:マー・アー・ラゴやあなたの代わりに、ということですよね。

トランプ:そのお金は彼らが建てたフィッシャー・ハウスへいきました。あなたの言っているお金は彼らが退役軍人や障害を負った退役軍人のために建てたフィッシャーハウスへと支払われたのです。

ワレス:私もそこに入りたいですね。

クリントン:もちろん、私たちはその話が本当かどうかはわかりません。なぜなら彼は納税申告書を公開していないのですから。彼は過去40年以上のなかで、納税申告書を公開せずに大統領選に挑んでいる初めての人間です。

ですから、彼がチャリティだとかその他いろいろと話していることすべて、私たちには証明することができません。私たちの納税申告書は公開されています。すべてお見せしています。

しかし、なにがもっとも問題になっているかというと、私たちは前回の討論会で、彼が連邦所得税を1ペンスも支払っていないということを知りました。そして、クリス、私たちは数分前に移民について話しました。移民の半分は、つまりこの国で正式な手続きをしていない移民の半分は、連邦所得税を支払っているのです。

アメリカには正式な手続きをしていない移民たちが、この億万長者よりも多くの連邦所得税を支払っているのです。驚きですよね。

トランプ氏「あなたは法律を変えればよかった」

ワレス:私は……。

トランプ:ではあなたに簡潔にお話しさせていただきたい。私たちは法によって権利を与えられているのです。彼女のような人たちは、その他の課税に多大なる減額を受けており、私たちも同じです。そして彼女の支援者たちはみんな、いやそのほとんども同じです。バフェット氏は何億ドルも受けており、ジョージ・ソロスも何億ドルもの減額を受けているのですよ。

ワレス:私たちは……。

トランプ:説明させてください。

ワレス:いや、私たちが聞いたのは……。

トランプ:彼女の支援者の多くは私と同じことをしているのです。

ワレス:トランプさん、私たちは……わかりました。

トランプ:彼女がなにをすべきだったかわかりますか?

ワレス:みなさん、私たちが聞いたのは……。

トランプ:ヒラリー、あなたはなにをすべきなのでしょうか。あなたはこの国の上院議員だった時に法律を変えるべきだったのです。

ワレス:私たちが聞いたのは……。

トランプ:あなたへの献金者とあなた自身の興味はわたしがしているのと同じこと、もしくはそれ以上のことをすることです。

あなたは法律を変えるべきだったのです。でもあなたは法律を変えないでしょう。なぜなら多額のお金を受け取っているからです。私は今日、とても美しいホテルにある私の部屋に座っていました。それはトランプ……。

クリントン:中国製の銅で製造されたものですよね。

トランプ:私はそこに座っていて……。

(会場笑)

トランプ:私はそこに座ってずっとさまざまな広告を見ていました。間違った広告もありました。すべてあなたの友人たちがお金を払ってウォール・ストリートに載せたもので、かなりの大金を払っています。

なぜなら彼らはあなたが守ってくれるとわかっているからです。率直に言えば、あなたは法律を変えるべきだったのです。

ワレス:トランプ氏。

トランプ:もしあなたが私のしたことを嫌うなら、法律を変えればよかったのです。

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