相棒を連れてきました

乙君氏(以下、乙君):ということで……。

山田玲司氏(以下、山田):そんな東村プロが集めた精鋭の中から、今日は2人の方が来てくれるんですよ。

乙君:そうなんですよ。

山田:そうですよ。まずはアッコとはもう長い?

東村アキコ氏(以下、東村):私の相棒を連れてきました。

山田:そう、ずっとまず相棒の。

東村:相棒の。私、『身も蓋もナイト』っていうポッドキャストのラジオをやってて。

山田:大好評。

東村:『アキコとキララの身も蓋もナイト』っていうのをやってます。それの相棒の、私のもう親友であり、もう昔から一緒につるんでるキララちゃんっていう、私の相方を紹介します。連れてきました。

乙君:では、お呼びしましょう。

山田&乙君:虹組キララさんです!

山田:どうぞ!

乙君:初登場です!

(一同拍手)

山田:ウェイ! ウェイウェーイ! ウェーイア!

乙君:(虹組氏に席を譲りながら)俺がこっち行こう。

虹組キララが登場

虹組キララ氏(以下、虹組):どもども。

乙君:キララさん、ちょっと。

虹組:呼んでいただきまして。

東村:おまえら(ニコ生のコメントを指して)、私のことを「色が白い白い」「真っ白真っ白」っていつも言ってるけど、もっと白いからな、こっちは。

虹組:(笑)。そんなんで? いやー、嫌な回に来ましたね(笑)。

(一同笑)

虹組:カラアゲでしゃべる回なんだ(笑)。

山田:(笑)。

虹組:前からね、これ観てて、アキコ先生のことを全員が甘やかしすぎてるなと思ってて。

山田:おーー! そうなんだ!?(笑)。

東村:言ってやれ! 言ってやれ!

山田:そうなんだ(笑)。

虹組:どんなボケにも「さすがー!」みたいな。

山田:あー、はいはいはい。

虹組:観ながら、「おい、おかしいだろ! 今の」ってツッコみながら観てるんです。

久瀬孝臣氏(以下、久世):なるほどね(笑)。

虹組:それをやりに来ようと思ったら、「けっこうこれ、ヤバい回だったな」と思って。「カラアゲでしゃべるんだ!」みたいな。

久世:そうそうそうそう、みんなしゃべんなきゃいけない。

乙君:今日はもうね、いかに沈黙を恐れないかという。

山田:「ポッドキャストで聞きなれた声」と言われてますね。

虹組、『エンタの神様』芸人だった

東村:この人、昔、『エンタの神様』出とったんやぞ。

山田:そうだぜ。

乙君:えっ!

山田:「ボンジュール!」ですから。

東村:宝塚の格好をして、宝塚ネタで。

山田:そうそう。……の男役として。

東村:何だっけ? あれ。

虹組:あの、男装の薔薇ジェンヌ、虹組キララですね。

東村:虹組キララっていうので。

虹組:「ボンジュール!」っていうやつで。

東村:あの人だよ、あの人、あの人。

虹組:あの時の衣装は、全部アキコ先生に買ってもらいました。

乙君:マジで!?(笑)。

(一同笑)

東村:全部私が用意したんだからね!

久世:すげー!

虹組:そうね(笑)。

山田:「ツッコミが遅ーい!」「それはカスタネットー!」。

虹組:よく覚えてますね(笑)。

(一同笑)

山田:みなさん、観てください。

虹組:M-1で3回戦に行った時に、もし相方が風邪とか事故で倒れたら、(東村が)「私が行っちゃるけん!」。

(一同笑)

東村:そう。「出るから」って言って。

山田:あ、そうなんだ! いい話だなあ。

虹組:結局、無事にね、落ちましたけどね(笑)。

(一同笑)

山田:M-1ね(笑)。

虹組:そうですね。よろしくお願いします。

今は「エンタ差別」を受けている?

山田:すごい大変な時期にエンタ出てたなと思って。

東村:そうよ、そうよ。

山田:戦国時代もいいとこでしょ? あの時の。一番。ちょうど10年ぐらい、9年前か? 8年?

虹組:私たちのエンタ芸人は、ものすごい感謝してるんですよ、『エンタの神様』にはね。

山田:エンタ時代。

虹組:ただ、今お笑いライブに行くと、ちょっと差別されます。「あ、エンタのキャラ芸人だ」とか言われて。

山田:えー。そういうことが起こってる(笑)。

虹組:ちょっと、なんか。

東村:エンタ差別ある。

久世:エンタ差別あるんだ。

山田:エンタ差別始まってんだ。

虹組:私は良かったんですよ。みんなはいいと思ってたんで。

山田:10年前って一番古く言われるから、不利っちゃ不利なんだよね。

乙君:あと10年したらね、「あの時の!」っていう。

山田:そう、10年したら伝説になってるから。「俺、子どもの時観てましたよ!」って言われるやつが10年後にやってくる、っていうね。

虹組:50歳とかなって、伝説になってね。

東村:私たち、同い年だから。

山田:あ、そうなの?

東村:同い年。しかも、(虹組氏は)福岡出身。

乙君:へぇー!

東村:(虹組氏が)福岡、(東村氏が)宮崎。そう、九州同士。

山田:さっきね、「アッコの友達かあ」と思って話聞いてて、納得した。アッコの友達だってわかった。

東村:そうでしょ。

乙君:どういうこと?

ゲーム『水戸黄門』で盛り上がる

山田:宝塚好きかと思ったら、「宝塚よりゲームが好きだ」って言うから、「何のゲームが好きか?」って聞いたら、「『水戸黄門』」って言うんだよ(笑)。

乙君:え?

(一同笑)

久世:そんなゲームあったんやなあ。

虹組:え、おもしろいですよね?

東村:名作だよ!

(一同笑)

虹組:そうでしょ?

山田:ほら、やっぱり! やっぱり親友じゃん、やっぱり!

虹組:あれはね、声が出た初めてのゲームっていう。

東村:そう、声が出た初めてのゲームだよ。

虹組:そうそうそう。

山田:アッコもやってたんだ?

東村:やってたよ。買った買った、すぐ。

山田:え、本当に?

東村:高橋名人世代だから。

山田:そうだよね、高橋名人世代だよね。

虹組:そうそうそう(笑)。あれね、弥七になったりしてね、屋根の上に乗ってね、ちょっとこう情報聞いたり。

山田:知らなかった(笑)。

久世:知らなかった知らなかった。

虹組:あと助さんの時は、町人がちょっと怖がって話をしてくれないんですけど、うっかり八兵衛に変身すると、町人がね、「こんなことをお代官やってたよ、悪人が」みたいな。

で、「なるほど」って言って、また助さんに戻って、ティンティリティンティン♪ ティンティリティン♪ って行くんですよね。

(一同笑)

東村:何時間でもやろうか、この話。これ、入ってる? 「水戸黄門」って入ってる?

虹組:水戸黄門入ってるでしょ? これ。

山田:あれー、どうなんだろう? どうなんだろう? 入ってるかなあ。「クソなつかしい」っていう人と、「知らねーし」っていう人に分かれてますね。

虹組:(笑)。

山田:そりゃそうでしょう。そりゃそうだよね。

乙君:「完全にクソゲーやんけ」って言われてますよ。

東村:クソゲーじゃないよ!

虹組:クソゲーじゃない!

東村:初めて声が出たゲーム。

虹組:そうそう!

(一同笑)

久世:ゲームの内容じゃないもんね、それ(笑)。

虹組:「残念でしたなあ、黄門さま」、ティリリティリリティン♪ ティン♪

東村:(拍手して)そっくり! そっくり!

久世:めっちゃ友達やん! 仲いいやん!

乙君:なんやこれ(笑)。

久世:めっちゃ仲良くしてる!

虹組:めっちゃ仲良くしてる(笑)。

ゲーム談義に花が咲く

山田:だって、『電車でGO!』やってたでしょ?

虹組:『電車でGO!』もやってます。

乙君:あー、はいはい。

虹組:『ジェットでGO!』もあって。

山田:『ジェットでGO!』もやってたんだ(笑)。

虹組:コントローラーが好きだったんですよね。だからあれと、『ギターフリークス』2台でしょ。で、『ピカチュウげんきでちゅう』のマイクとかいろいろあって、もうグチャグチャになって。

山田:あー! 『ピカチュウげんきでちゅう』やってたの?

虹組:そうそうそうそう(笑)。

東村:「チョイスが渋い」って言われてる。

虹組:チョイスが渋い(笑)。

山田:すごーい。そういうのもあった、あったんですよ。そういうの。うんうん。コーエーはやったんですか? コーエーは取ってる? もちろん『三国志』も取ってる?

虹組:あ、『三国志』はやってないんですよね。

山田:あ、『三国志』は。

東村:その時、私は『三国志』と『信長の野望』系は全部やってたけど、そっちじゃないもんね? けっこうね。

虹組:私、『中山美穂のトキメキハイスクール』とか、そっち系ですもん。

山田:(笑)。

東村:もう大人になっちゃってるから、コーエー全盛期の時に。

山田:あー、そうかそうか。

虹組:あ、そうですね。ファミコンじゃないですからね。

山田:なるほどね。

虹組:ゲーム祭りだったらねー。

東村:ゲーム回の時はこの人ね。

山田:じゃあ、来てもらおうかなあ。ね。

虹組:そうですね。ぜひお願いします。

乙君:え、今もやってるんですか?

虹組:今はちょっと、アプリじゃないと、実際買っちゃうと、ネタが書けなくなるんですよ。

東村:ずっとやっちゃうから。

虹組:だから……、そうなんですよ。禁止されてて。

久世:禁止されてるんだ(笑)。

虹組:ネタを書かなくなるからって。本当はVRがほしいんですけどね、我慢して。

東村:乙君、ぜんぜんゲームせんからねえ。

乙君:いや、俺やるよ(笑)。

久世:この子はやるんですけど。俺はほとんどやらない。

東村:嘘、やるの?

乙君:俺、だって、コーエーばっかやりますもん。

東村:あ、コーエーね。

山田:怒りの張飛だろ?

乙君:いやいや、バッジョね(笑)。

(一同笑)

山田:ごめんごめん(笑)。

乙君:それ、何年前の話やねん(笑)。

山田:いやいやいや、ごめんごめん。バッジョだよ、バッジョ。

久世:いやいや、ごめんごめん(笑)。

山田:すぐバッジョと張飛(笑)。

ポッドキャスト『身も蓋もナイト』が好評

乙君:「『身も蓋もナイト』よく聞いてます」っていう人いるんですけど。

虹組:あー、ありがとうございます。

乙君:なんか。

東村:『身も蓋もナイト』、おもしろいんで聞いてください。

虹組:(笑)。

乙君:今、何回ぐらいやってるんですか?

虹組:何回でしたっけ?

東村:20回とか30回とか? 30回?

山田:男に容赦ないのでお馴染みの。

久世:恐ろしい。

東村:めっちゃおもしろいですよ、マジで。

虹組:男に容赦ないのかな? (東村氏は)なんにでも容赦ないからね。

東村:うん、容赦ない、容赦ない。

乙君:東村プロで録ってるんですよね?

虹組:アッコ先生の自宅の寝室で録ってます。

東村:うちの寝室。リビングで録ると、ごっちゃんが「ちょっとやめてくれる?」みたいな(笑)。

虹組:「ゲームするのにうるさい」って。

東村:ゲームして、マイクで友達にオンラインで聞こえちゃうから、「ちょっと、ママごめんね」みたいな。

(一同笑)

山田:一応謝るんだ(笑)。

虹組:「恥ずかしい」ってね、言われちゃうんでね。

乙君:すげーなあ。

東村:おもしろいよ、すごい。

虹組:(笑)。自分で言っちゃって、……いいですよね。そうそう。

東村:原稿やりながら、いっつもみんなで聞いてるもん、仕事場で。

乙君:自分で?

虹組:(笑)。

東村:自分で。

乙君:自分のラジオ、……ポッドキャストを?

虹組:(笑)。

東村:アシスタントと「聞きたいよね」つって、聞いて、最高盛り上がってるもん。

乙君:これが、玲司さん、聞きました?

山田:うるさいわ!

(一同笑)

久世:やりましょう!

乙君:玲司さん、自分でいろいろ作業する時に!

山田:絶対無理、絶対無理。

山田玲司、東村プロへの誘いを受ける

虹組:え、なんで無理なんですか? ちなみに。

山田:いや、だから、本当は恥ずかしくてこんなことできない人なのに。

乙君:(笑)。

久世:(山田氏の胸にツッコミを入れて)何いってんですか、もう。

山田:(久世氏の頭にツッコミを返して)うるさいわ!

久世:(笑)。

山田:なんか、でも、楽しいじゃん、やっぱり(笑)。だから、我慢して出てるんだよ(笑)。

乙君:いやー、これがエンターテイナーとのね、なんかの違い。

山田:ぜんぜん違う。生き物として違うもん、だって。

乙君:(笑)。

山田:本当はダメなんだもん、俺。帰りたいんだもん。

久世:やべえ、ナイーブな少年に見えてきた(笑)。

虹組:(東村氏を指して)ぜんぜん話聞いてないね。モニターで自分の髪の毛気にしてます。

(一同笑)

山田:そうそうそうそう(笑)。

虹組:この自由さ。

山田:そう、存じております(笑)。

虹組:(笑)。

乙君:あ、なるほどね。玲司さんが東村プロに所属すればいいんですよ。噺家として(笑)。

久世:いいじゃないですか。

山田:いや……。

虹組:でも、オーディションは受けてもらいますよ。

東村:まずワークショップ来て。

虹組:ワークショップに来なきゃいけない(笑)。

山田:そっから始めっか(笑)。

虹組:(笑)。

山田:そっから始めっか、ダンスか、ボックス部か(笑)。

乙君:むっちゃおもろいやん。

久世:めっちゃおもしろいですよ、それ。

虹組:玲司先生がワークショップ来たら緊張するな(笑)。