甲子園のスターや政治家を多数輩出　早稲田実業ってどんな学校？　

早稲田実業野球部 決勝戦の逆転劇

平将明氏（以下、平）：みなさんこんにちは。カフェスタトークシーズン8、司会の平将明です。今日のコメンテーターは築地魚河岸３代目・生田よしかつさんです。

生田よしかつ氏（以下、生田）：はい、生田でございます。みなさんこんにちは。

平：久しぶりの感じだね。そしてアシスタント宮崎めぐみさんです。

宮崎めぐみ氏（以下、宮崎）：よろしくお願いします。

平：清楚な感じでね。

生田：品のいい感じでね。めぐちゃん綺麗だね。ちくしょー、俺よりコメント多いぞ。

平：久々にゲストなしなんでね。

生田：あーいいじゃないの。気が楽だからね。

平：やばいんだよね。こういう時は緊張感ないからね

生田：緊張感はいつもないって言えばないんだけどね。

平：今日は世の中の雰囲気も違うんで、真面目にいきたいと思います。

生田：真面目にね、いつも真面目だから大丈夫。ところで先生、昨日はお祭りでご苦労様でした。

平：昨日は盆踊りに行ってきました。

生田：お祭りだったじゃん。

平：羽田のお祭りがあって。ただ私、地方創生で熊本に行ってたんですよ。昨日帰ってくる予定が台風で帰ってこれなくなるんじゃないかというので、急遽一昨日の夜遅く帰ってきました。

生田：一昨日熊本に行って、昨日お祭りに行ってたの？

平：お祭り行って、熊本行って講演して、帰ってきて盆踊り。でも、その間に早稲田実業の決勝戦があって。

生田：おめでとうございます。一応早実出身だね。

平：野球部じゃないけどね。バトミントン部。でも久々に……斎藤祐樹くん以来。

生田：斎藤祐樹はどっかいっちゃったな。

平：今、日ハムで頑張ってますね。

生田：頑張ってんの？

平：まあまあ、頑張ってますよ。

生田：あれ、もうだめだろ。

平：いやいや、そういうこと言うんじゃないよ。

生田：人の人生なんてわかんないよなー。

平：田中（マー）くんが大リーグ行って頑張ってるからね。

生田：優勝できない田中が出世しちゃったけどさ、斎藤祐樹は「俺、カイエンほしい」とか生意気なこと言ってけっこう叩かれてたけどね。知ってる？

平：何がほしいって？

生田：ポルシェカイエン。

平：そんなこと言ってたの？　へーまぁいいじゃん。若いってのはそういうことだよね。

宮崎：夢を。

平：おじさんが若い人の夢をつぶしちゃいかん。

生田：つぶしてねーよ。

平：あ、つぶしてない。

生田：ただねーハンカチでいい気になってるとね、まあいいんだけどな。

早実のスーパー1年生・清宮幸太郎選手について

平：いいじゃないですか。でも昨日はすごいですよ。点とったの8回だけですよ。

生田：すごい大逆転だよね、やっぱり高校野球おもしろいよね。

平：あそこで8点とったの。

平：お父さんの清宮さんは僕と同じ年なんですよ。昭和42年。早稲田のラグビー部で、東京青年会議所理事長の時に対談してんの、清宮さん。

生田：あー知ってる！　あの早稲田の監督の清宮さんか。あのせがれなの？　へー、野球に行っちゃったんだ。

平：いつだっけな？　（お父さんに）どこかで会った時に、「早実入るんですかね？」って話したら、まだ中学入る時だったかな、清宮さんが「俺よりも体でかいんだよ」って言ってて。すげーんだな、小学生が親父より体でかいんだ。

生田：あの清宮さんなんだ。

平：あの清宮の息子さんなんだよ。

生田：ラグビーって言えばさ、慶應の上田（昭夫）さんって死んじゃったよね。

平：一世を風靡した。

生田：なんか、難病指定の。

宮崎：アンドロメダ（※病名はアミロイドーシス）なんとか。

生田：アンドロメダ？　なんかちょっと銀河系みたいな病気の名前じゃないかよー。

宮崎：ちょっと違うかな。実はうちの祖父も同じ病気で、だんだん心臓のポンプの働きが弱くなって血が回らなくなって。

平：そうなんだ。まだ若かったよね。

宮崎：62歳。

生田：62歳で亡くなった。

平：だから甲州行こうと思ってね。

生田：行くの？

自民党の政治家の学生時代

平：毎回言ってますけど、（自民党の）すがわら一秀さんが早稲田実業の野球部で。

生田：あともう1人いるよね？

平：あと、萩生田光一さんは野球部入ってたのかな？　途中でやめちゃったのかな。萩生田さんは番長やってたから違う道なのかな？

生田：悪かったの？

平：いやいや、あんまり言ってませんけど。

生田：自民党の中でもそんな雰囲気だよね。

平：まあジャイアンですね。

生田：ジャイアンなんだ。

平：俺ずっと言ってたんだけど、一秀さんが高3の時、萩生田光一先生が高1で、俺が中2だって言ってたら、よくよく調べたら俺中1だったんだよね。

萩生田さんが、「平くん、その計算だったらあなた中1じゃねーか？」って言われて、計算したらどうも中1らしく。

生田：やっぱり、中1っていうのはかなり下に見られるよね。

平：（当時の年齢の差は）ずっとひきずるよね。

生田：ずーっとひきずる。

平：俺当選4期でしょ？　自民党が野党のときに、萩生田さん1回休んだから。休んだっていうか当選しなかったから、今同じ4期なのよ。だからこの間、萩生田先輩が「平、最近俺のこと同期って言ってるらしいな」って（笑）。

生田：でも同期だろ？

平：まあ期数はね。

バンカラだった昔の早稲田実業

生田：まあ、大変だよね。早実の頃から知ってたんじゃないの？

平：知らない知らない。俺はけっこうお坊っちゃんで。

生田：お坊っちゃんだよー。

宮崎：そうなんですね。

平：たぶん、萩生田さんも菅原一秀さんも高校から（早稲田）なのかな。

生田：じゃあ優秀だ。だいたい私立の一貫校って、下からいったやつは出来が悪いんだよ。

平：小学校は最悪だね。

生田：小学校から行ったやつはみんなダメ、中学とか高校から来たやつはみんな頭いいんだよ。もう小学校から行ったやつはろくなもんじゃないよ。わかる？

宮崎：じゃあ、大学が一番頭いいんだ。

平：早稲田実業っていう学校もすごいバンカラなんだよね。小室哲哉さんとかいろいろいるんだけど。テリー伊藤さんとか。

生田：テリー伊藤も早実か？

平：そうだよ。早稲田の付属校になってすごい偏差値が上がって、それで俺が入った中1から卒業する6年間くらいで、早稲田実業がものすごく品が良くなったわけよ。その時の高1が一秀さんで、その次の高1が萩生田さんだから、そこから劇的に。

生田：でも早実って本当そうだよね。早稲田の付属になってからすごく優秀になったよね。それまでは、早実っていうと「目を合わせちゃいけない」って言われたもん（笑）。早実っておっかなかったもん。

平：俺たちも馬鹿なことやってたもんな。

生田：まあ、俺もやってたけどさ。

平：今とても口じゃ言えないことやってたもんな。