男の悩みの解決策は「ソープ、行け!」しかない?

大野萌奈美氏(以下、大野):質問を読みます。「私は臆病なのもあって、今まで恋人ができたこともないですし、告白したこともないです。好きな人には恋人はいるし、自分自身に自信を持てそうにないです。どうしたらいいですか?」ってことですね。

山田玲司氏(以下、山田):好きな人には恋人がいるんだね? なるほどね、告白したことがない。好きな人には恋人がいる。自分には自信がない。大変だな(笑)。で、臆病だから恋人ができたことがない。臆病だとな、恋人できないよな……簡単にはな、そうだな。……どうする?

おっくん氏(以下、おっくん):俺(笑)!? 俺、よくない?

山田:「ソープ、行け?」

おっくん:「ソープ、行け」でしょ、それ。その場合は。そうじゃない?

山田:そうですか。

おっくん:え?(笑) 男の解決法って、結局そこがこじれてんじゃないの?

山田:自信持つために?

おっくん:(ニコニコ動のコメントにて)「彼氏3人理論だ」。(注:岡田斗司夫氏が提唱するモテに関する悩みを解消するための理論)

山田:なるほど(笑)。岡田さんね。っていうかね、おっくんね。好きな子には恋人いるよね、たいがい。

おっくん:まあ、往々にしていますね。

好きな人にはたいてい恋人がいる

山田:「あの子、良いよな」って思ったら、彼氏いるよね。だから、そこで折れてると全く先に進めないから、好きな人ができたら彼氏はいるかなって思ってた方がいいよね。そうすると、いて当然。いなくてラッキー、でしょう?

おっくん:倒錯してるのは、彼氏がいるから、恋をしてるから可愛いと。それに憧れるってことになっちゃうと。でもそれって結局、彼氏いなくて可愛い子に、実際にいけるんだけど、それをできない、勇気がない、手が出せないって状況の人にいっちゃうんじゃ。

でも、「彼氏いるからいけないんだ、俺は」みたいな言い訳にしちゃう感じ。逃げちゃうパターンもあると、俺は思う。

山田:基本的に、俺も好きになった人、だいたい彼氏いたもん。だから……違う? ダメ?(笑)ここもまた、たちが悪いんだけど、全部の恋人がうまくいってるわけじゃないでしょ?

どの段階にあるかってこともあるし、それがその本当に付き合ってるかってのも微妙なんで、だからそれだけで折れなくてもいいんじゃない? しかも、あれですよ、半年後にはどうなってるかわからないし、1年後もわからないし。

そこは折れることはないかなって思うんだけど。ただ、自分に自信が持てないっていうのはねえ……。

モテる人より良い人になろう

おっくん:それは、わけたほうがいいですよね? 恋人がいる人が好きで、憧れててっていうのと、自分が自信がないっていうのは別の問題だから。まず、こっちでしょう。自分のこと片付けてから、ようやく外に行かないと。両側のジレンマに依存しちゃう状態になっちゃうと、厄介なメンヘラになりますね。

山田:だから、女の子に素敵って言われたら、もう自信持てるわけよ。その体験しか、自信ってなかなかね。ねっ! そうなんだよ、そうなんだよな。

じゃあ、どうしたらいいかって、モテるやつより良いやつになるって方法があって。これは絶対なんじゃないの? だから、モテる人になろうっていうとすごくいろいろ大変なんだけど、良い人になろう、感じの良いやつになろう、口角を上げよう、みたいな。

「おはよう!」って言おう。「ドーナツをあげよう!」ぐらいの感覚。だいぶできるようになるでしょう? 「おはよう! ドーナツ食べる?」って言って、「この人、嫌だな」って思わないでしょう?

後はなんだろな? この前、話聞いて「ふんふんふん」ってしたけど、「ふんふんふん」が大変だったねって。それを繰り返してやってくってのと、男女問わず友達を増やしてくと。そうすると「お前、良いやつだな」みたいな。「俺、良いやつなんだ」みたいな、ちょっと自信が上がるっていうか。

後は、よく言うんだけど、ほめたぶんだけほめられるんで、絶対返ってくるんで。ちょっと時間かかるんだけど、誰かを「この人、良いな」って思ったらすぐにほめる。で、ほめっぱなしにしておくと。そうすると回り回って「あいつ、良いやつだよな」みたいな感じでほめられたりする、みたいな。

トライアンドエラーを繰り返すしかない

山田:それで、自信ってのはついてくるってのと、後はもうあれだな。恋愛以外のところ、女の子以外のところでトライアンドエラーを繰り返していくしかないだろうな。

「10回挑戦して1回成功すれば、いけんじゃないの?」って感じ。9回失敗してもいいから、1回成功すれば良い。それが、自信につながりますよってことなの。自信のつけ方なんて、だいたいそれにつきるかなあと。思いますね、はい。

大野:かっこいいですね(笑)!

山田:うそ! マジで!?

大野:もうそんなセリフ出てこなくて。

山田:本当に!? ほらあ。(おっくんの腕をポンと叩く)

(会場笑)

おっくん:僕は相談を受ける係じゃないんで。答えるのは玲司さんでしょう? 僕はまあ、「ソープ行け」か「ホスト行け」ですよ。