2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
Is Australia Trying to Kill You?(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
ステファン・チン氏:ある人たちは、オーストラリア大陸すべてが、死を招く不気味に這い回る虫やさまざまな生物で満ちている危険な場所と言うかもしれません。
しかし、あの自然の世界は、世界の他の場所と比べてもっと危険であると本当に言えるのでしょうか? その答えを見つける一つの方法は、「生活災害データベース」を見ることです。このデータベースは、アメリカの国防総省が海外で奉仕する軍医のために編集したデータです。
これによると、オーストラリアには、60種類以上の有毒動物が住んでいるようです。それに比べて、アメリカにいる同じくらいの大きさの有毒動物は34種類です。しかも、その中にはサメやワニは含まれていないのです。
そうなると、オーストラリアは非常に危険な場所と言えるのではないでしょうか? しかし実際、オーストラリアで動物が人間を殺すことは多くありません。もしそのようなことがあったとしても、通常はみなさんが想像するような動物ではありません。
オーストラリア政府の統計によれば、2000年から2010年の間にオーストラリアで動物の関わる死亡事故で亡くなった人は、たったの250人でした。そのうち137人は馬、犬、そして牛が関わっていました。
2018年に発表された研究によれば、2008年から2015年の間にアメリカで動物の関わる事故で死亡した人の数は、1,600人以上に及びます。もちろんアメリカにはオーストラリアの人口の10倍もの人が住んでいますが。
オーストラリアで最も危険な動物は、実はカンガルーで、車の事故が一番多いです。では、なぜネット上でオーストラリアは危険な場所であると言う人がいるのでしょうか。原因の一つとして考えられる点として、どの動物が本当に危険なのか、そしてどの動物が人間に危害を及ぼすのかが誤解されているからかもしれません。
例えばナイリクタイパンを例に考えてみましょう。
この蛇はオーストラリアに生息していて、地球上最も有毒な蛇であると言われています。しかし実際、この蛇は人里離れた地域に住み、比較的シャイです。今までに噛まれたことのある人は数名しかおらず、それで死亡したという事例はほとんど聞かれたことがありません。それと比べて、アジアと北アフリカに住むカーペットバイパーはナイリクタイパンよりずっと弱い毒を持っていますが、ナイリクタイパンよりずっと多くの人々を殺してきました。
なぜなら彼らはもっと攻撃的で、人間の近くに住んでいるからです。
時に、実際より民話の方が恐ろしいことがあります。例えば、噂ではオーストラリアのホワイトテール・スパイダーに噛まれると恐ろしい壊疽のような壊死性潰瘍ができると言われています。
しかし、研究によればそのようなことが起こったことはありません。もしかするとその民話は、1980年代の誤診による研究ケースに基づくものかもしれません。でも、誤解しないでください。オーストラリアには危険な動物も生存しています。例えばジョウゴグモやハコクラゲなどには気をつけなければなりません。
しかし、全体的にみて、オーストラリアはあなたを殺しにかかるような場所ではありません。もちろん、この他にも有毒な動物はいますが、それにより死亡する人の数は非常に少ないのです。ですから結論として、オーストラリアの自然は他の場所と同じくらい危険と言えるかもしれません。
関連タグ:
2024.12.10
メールのラリー回数でわかる「評価されない人」の特徴 職場での評価を下げる行動5選
2024.12.09
10点満点中7点の部下に言うべきこと 部下を育成できない上司の特徴トップ5
2024.12.09
国内の有名ホテルでは、マグロ丼がなんと1杯「24,000円」 「良いものをより安く」を追いすぎた日本にとって値上げが重要な理由
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.12.10
職場であえて「不機嫌」を出したほうがいいタイプ NOと言えない人のための人間関係をラクにするヒント
2024.12.12
会議で発言しやすくなる「心理的安全性」を高めるには ファシリテーションがうまい人の3つの条件
2024.12.06
嫌いな相手の行動が気になって仕方ない… 臨床心理士が教える、人間関係のストレスを軽くする知恵
PR | 2024.11.26
なぜ電話営業はなくならない?その要因は「属人化」 通話内容をデータ化するZoomのクラウドサービス活用術
2024.12.11
大企業への転職前に感じた、「なんか違うかも」の違和感の正体 「親が喜ぶ」「モテそう」ではない、自分の判断基準を持つカギ
PR | 2024.11.22
「闇雲なAI導入」から脱却せよ Zoom・パーソル・THE GUILD幹部が語る、従業員と顧客体験を高めるAI戦略の要諦