DaiGo氏がおすすめの勉強本を紹介

DaiGo氏(以下、DaiGo):じゃあ、次は無料枠ラスト「あなたに革命をもたらす科学的勉強本&オーディオブック」ということで。今日は、自分で勉強法の本を読んでみたいという方がいらっしゃると思います。

あるいは、社会人の人とかでも、仕事始まって忙しいと。正月のお休み気分もちょっと残ってるし、ガツガツ本を読むのは……って方のために、オーディオブックのおすすめも5、6冊ぐらいやりたいと思っています。

そのあいだにほかの教科勉強するのもありですよ、もちろん。じゃあ、ご紹介していきたいと思います。

いくつかあるんですけど、1つ目は、けっこう実践的で、あと図解が多かったので、おもしろい本を1つ紹介したいと思います。1つ目はこちら、『勉強の技術 すべての努力を成果に変える科学的学習の極意』。こちらの本ですね。

勉強の技術 すべての努力を成果に変える科学的学習の極意 (サイエンス・アイ新書)

サイエンス・アイってところの本なんですけど、こういうふうに見開きで文章プラス絵みたいなものが書いてあるんですね。新書なんですけど。

けっこう「へぇ」とか。「え、これはどうなの?」っていうところも若干ありますけど、驚くほど読みやすい。ページ数も180ページぐらいしかなくて、半分が絵なので、実際100ページもないような本なんですね。なので、アッという間に読めます。パッと読めるので、忙しい人とかでもすぐ読めるので、パッと見るのにいいと思います。

しかも、安い。定価1,000円なんです、これ。劇的に安いんですよ。サクッと読めちゃうので。大事なのは試すことですから。けっこうすぐ試せるような目標カードの作り方とかも書いてあるので、これはけっこうおすすめですね。新書ですから。ぜひ買ってみてください、興味がある方は。

通販番組みたいになりつつありますね(笑)。でも、通販番組なのに、自分の本、ぜんぜんおすすめしないですからね。新刊とか出てるのに。

言語を学びたい人には

続いては、……全部ここでは紹介しないです。一番のおすすめの本は会員限定になったら紹介しますので、それは置いておいて(笑)。

続いての本はこちら。これ、意外とよかったんです。英語の勉強したいとか、言語の勉強したいっていう人たちに対して、社会人にもおすすめなんですけど、これは。『英語教師のための第二言語習得論入門』ですね。

英語教師のための第二言語習得論入門

言葉を覚えたい、言語を覚えたいというときに、どうすれば言葉、言語を習得するための時間とかモチベーション、いわゆる時間を短くして、モチベーションを高めて記憶を高められるのかということが書いてある本があって。これ実はそのジャンルがあるんですよ。第二言語習得論っていうのがあって。

それで、第二言語習得論って調べてみるといっぱいあるんですよ。いっぱいはないけれど、いろんな本があって、ほとんど学術書なんです。例えば、学術書でいうとこういう第二言語習得論研究とか、ちょっとマニアックな本もあるんですけど。

この本もけっこうわかりやすいんですけど、こういう内発的動機うんぬんとか、こういう感じになっちゃうんですよ。

読みやすくてためになる

こういう本よりは、みなさんは別に第二言語習得論を学びたいわけじゃなくて、実際に言語の習得とかをしたい方が多いと思うので、そういう方にズバリおすすめできるのが『英語教師のための第二言語習得論入門』。これ、ほんと。けっこう専門的な内容が書いてあるのに、めちゃくちゃ読みやすいんです。

実際にたくさんインプットするのとアウトプットするの、どっちが必要なのかとか。言語習得を始めた初期にはインプットとアウトプットどっちをしたほうがよくて、後半にはなにをしたほうがいいのかとか。そういうことがけっこう具体的に書いてあって、けっこうおもしろいです。

短い時間のなかで、できたらいいかなって感じで。若い人とか子供とかだったら、実際にアメリカとかに行けると。英語圏の国に行って勉強できる人とかはいいんですけれど、なかなかそれはできなくて。

自分でやらなくちゃいけない人には、このぐらいの薄さの本だったら。これも200ページないんですよ。140ページぐらいしかないんです。140ページぐらいしかないから、サッと読んですぐ英語の学習に入れるので、これもおすすめです。

こういうので大事なのは、サクッと読んで、僕も分厚い本とか好きですけど、サクッと読んであとは試すことが大事なんですよ。目標を持ってやる本なんで。だから、そんなに詳しく書いてなくてもいいと思うので、これはけっこう詳しく書いてありますけど、これはめっちゃ使えますね。

本を読むときのイライラを解消する便利グッズ

それで、あとはぜんぜん関係ないんですけど、僕が研究のときとかも使ってたんですけど、本を開いて置いておきたいときってあるじゃないですか。例えば、こういう本を開いて、こうやって置いておきたいと。ここに物を置いたりとかしてって、すごいめんどくさいと思いません? 「パタン」って閉じちゃうし。

それで、これをどうにかするめちゃくちゃいいものがあって、「フリップ・クリップ」ってやつなんですけど、これ。知ってる? みんな。

Blue Zap ブックホルダー フリップクリップ グレー F00001-03

フリップ・クリップっていって、これバネがついてて、こうやってこうなるんですよ。パカって開くんです。こうやって閉じたりとかできるんですけど。これを、感動するから、ちょっと見て。

これを、こう挟んじゃダメですよ。真ん中あたりに来るように挟むんです。それで、こう綴じるんですよ。すると、見て、ほら。ほら。開いたまんま。きれいに開いたまんま。

わかるかな? この感動っぷり、ほらね。中途半端に開くのあるじゃん。でも、この角度で開いておけるんです。かなり、でかめの本とかでも、ぜんぜん綴じれるんです。フリップ・クリップ、これ、超おすすめです。

けっこう丈夫だし、辞書みたいなでかい本とかでも。腕で押さえるよね? 腕で押さえるのしんどいじゃん。しかも、変なクリップとかもあるんですよ。このへんに挟むクリップとか。でも、あれって、パタってなったり、クルンってなったりして、絶対ズレるんです。でも、これは絶対ズレないんですよ。開けておける。

これ、ほんとおすすめ。フリップ・クリップ。けっこう丈夫。僕も長く使ってますけど、使えるので、これ、すごくいいです。学校でも使えます。フリップ・クリップ、ぜひ試してみてください。あと、軽いんだよね。軽いから持ち歩けるので、バッグとかにポイって入れておけば、図書館とかの本とかにも使えるので、ぜひ、やってみてください。

いろんなブックホルダーあるんですけど、重いんですよ。重いし、でかいんですけど、これは持ち歩けるんで、超おすすめです。僕、3つくらいストックしてある。

おすすめのオーディオブックを紹介

続いては……、オーディオブック。最後にオーディオブックの紹介をして、3冊目のおすすめ本は有料枠入ったときに、一番のおすすめの勉強本があるんですけど、「これはもうすばらしい!」みたいな。その本は会員限定になってから紹介したいと思います。

オーディオブックはこれ。今日の放送用のリストを作りました。ポチっていただくと、「1月9日放送:科学的勉強法」ってリンクに飛びますので、僕が作ったリストです。

一応、1、2、3……、あれ、8個も入ってる。8個ぐらい本が入ってるので、ここにもけっこうおすすめがありますんで、見てもらえればと思います。ちょっと、重いですね(笑)。

これは、のちほど説明します。8冊ぐらい入ってるので。すいません、今度から5冊ぐらいにします。何冊か減らすか。(ニコニコ動画のコメント)「重すぎて見れない」はい。

このなかで、すごくおすすめの本が3つあって、ほかのもいいんですけど、あえて3つおすすめするんだったら、1つ目が『努力が勝手に続いてしまう。---偏差値30からケンブリッジに受かった「ラクすぎる」努力術』ってオーディオブックがあるんですけど。

これは、ケンブリッジ卒の人が、いわゆる自分が努力するためのモチベーションを上げるための心理学をまとめてる本で、これがオーディオブックになってるんですけれど、けっこういいんですよ。

けっこうわかりやすくて、科学的根拠があってまとまっているので、『努力が勝手に続いてしまう。---偏差値30からケンブリッジに受かった「ラクすぎる」努力術』ってオーディオブック、または本はすごいおすすめです。

努力が勝手に続いてしまう。---偏差値30からケンブリッジに受かった「ラクすぎる」努力術

音声で聞くとより心が動く

もう1個おすすめなのが、これは茂木(健一郎)先生が昔、出した本なんですけど、『脳を活かす勉強法』っていう本があって、ものすごく新しい情報が入っているわけではないんですけど、当たり前にいわゆる自分のモチベーションを上げる方法が書いてある本なので、けっこうこれもいいかなと思いますね。

脳を活かす勉強法 (PHP文庫)

あとは、『30日で人生を変える 「続ける」習慣』なんていうのもおすすめです。これはけっこう有名な本ですが。

30日で人生を変える 「続ける」習慣

もう1個、社会人の人にぜひ読んでもらいたいのが、このオーディオブックリストの一番下に書いてある『50歳からの勉強法』って本。これは、佐藤さんっていう人がとんでもない人で、たしか50になってからMBAとか取ってるんですよ。

50歳からの勉強法―自分の夢が実現する!

いわゆる生命科学もやったし、経営学もやったし、会社の役員もやってるし、スキーのゴールド免許みたいなものも60歳ぐらいになってから取ってるし、70になったときの目標が海外の大学に留学すること、みたいな。

ほんとに勉強しまくってて、何歳からでも勉強するのは遅くないってことを感じさせてくれる、非常に心を動かしてくれるオーディオブックです。これはたぶん本で読むよりオーディオブックで聴いたほうが、語りかけられてるような感じすごく心が動くので、一番下の本が特におすすめですね。

ということでした。時間があるときに見といてください。ブログにも書いときます。

というわけで、無料枠終了ですね。意外と時間がかかっちゃったけど。どうでしょうか。みなさん楽しんでいただけましたでしょうか。

赤ペンを使わないってことと、練習問題をいろいろやるよりも間を空けてやったほうがいいですよ、って話をご紹介しました。あとは勉強法の本とオーディオブックのご紹介をさせていただきました。

このあとは有料会員向けに具体的な話をします

というわけで、ここから先は会員限定、入門者の方限定でやっていきたいと思います。この先ご紹介する方法は、かなり具体的な内容になってきます。

では、実際どれぐらいの周期を空けて復習すればいいのかだったり、いわゆるほんとに具体的に、そのまま聞いたままに愚直にやれば成果が出るような方法を、ご紹介していきたいとと思っています。

圧倒的短時間で記憶の定着をはかるための復習方法と、たった一度の復習で42日間以上記憶が保てるような復習のタイミング。復習ってのはタイミングが一番重要ですから。そして、記憶を長期記憶に変える方法だったり。

使い分けることで最大の成果が出る2つの勉強スタイル。これをどう使い分けるか。さっき話した集中学習と分散学習を、どういうふうに使い分ければいいのかという話とか。あとは復習して何回正解すれば、もう完全に長期記憶に入りましたと言えるのか。その回数はいくつなのか、今日のハイライトですね、のお話だったり。

問題を解いたら、すぐ答え合わせをしちゃいけないって話だったり、数学ができるようになるための木っ端微塵勉強法とか、まんべんなく記憶に残すための系列位置効果とか。あとは、ポジティブステレオタイプを使って思い込みの力で成績を上げる方法。

そして、本番前の頭真っ白になっちゃう原因とそれをどうにかする方法。さらに本番中の頭真っ白を3分で解決するにはどうすればいいのかという話もしたいと思っています。

ぜひ、今、上に出ていますから、入会していただいて、入信していただいてで、入門者になっていただいて、勉強法を学ぶところから、1年をスタートしていただければ、と思っています。よろしくお願いします。

今月はほかにもいろんな放送をしますから、もしかしたらもう1回、いわゆる経営者向けのセミナーの放送が1個入るかもしれないので、ビジネス関連の方もぜひ入っていただければ、と思います。

それでは、無料のみなさん、ここまで見ていただいてありがとうございました。それでは、入門者のみなさん、お待たせしました。じゃあ、核心に迫りたいと思います。果たして、復習は何日後にすればいいのか、そして、何回正解すれば長期記憶に定着したと言えるのか。

そういう、今日のハイライトの話ができればと思っていますので、お楽しみにしてください。それでは、無料のみなさんありがとうございました。入門者のみなさん、このまま少しだけお付き合いください。

(ニコニコ動画のコメント)「ぬこ様は?」ぬこ様、寝てますね。