その復習効果なし! 最新科学が暴く間違いだらけの勉強法

短時間で最高の成果を手に入れるための「科学的勉強法」 #1/4

みるみる成績が上がる、記憶の定着率が上がる……短時間で最大の成果を得られる正しい勉強法あれば知りたいと思いませんか? ニコニコ生放送の人気番組メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」。今回のテーマは、「科学的勉強法」です。勉強の効果を最大限に出すための方法をDaiGO氏が解説します。

勉強は技術、脳は道具である

DaiGo氏(以下、DaiGo):(ニコニコ動画のコメント)「今日の目次~」はーい、まずは、みなさんノートの準備はよろしいでしょうか。今日のテーマは、書いてあるとおり「短時間で最高の成果を手に入れるための『科学的勉強法』」ということです。

実は、これ前も話したと思うんですけど、僕は受験するときに、予備校に行かなかったタイプの人間なんですよ。予備校行かないで、自分で勉強したと。そうすると、「意志が強かったんですね」とか、「やっぱり頭がいいんですね」とか言う人いるんですけど、そうじゃなくて。

僕が一番違うのは、みんな予備校に行ってテキストやれば、授業聞けば、勉強できるようになるって思ってたんですけれど、勉強も技術なわけですよ。やり方があるわけです。

なぜか勉強って、ゴリゴリやればみんなうまくできるようになるって思ってる人が多いんですけれど。例えば、ゴルフするときとか、筋トレとかもそうですけど、やり方を知らないで道具とか使ったりしないじゃないですか。それとまったく同じで、人間の脳っていうのも道具の1つなんですよ。

腕の使い方とか、それこそ運動とかでいう腰の使い方とか、肩の使い方とかあるじゃないですか。それとまったく同じなんですよ、勉強っていうのは。脳をどういうふうに使っていくかっていうのがすごく大事で。

科学的根拠のある勉強の仕方をしよう

だから、例えば、復習しないといけないよって、今日のテーマとして出てきますけど、やっぱり「復習をしないと勉強って身につかないよ」と言うんですけど、じゃあ、復習ってどういうふうに復習すれば身につくのかとか。逆に、なんで復習しないと身につかないのか。

問題集を解くほうがいいのか、それとも、いわゆる参考書を読むほうがいいのかとか。結局、僕ももともとそういう細かいところとか、科学的な部分に興味があったというのもあるんですけど、それを自分で調べてやったんですね。

だから、カリキュラムの部分とかでは、もしかしたら、予備校の先生たちが、プロの人たちですから、やってるカリキュラムのほうが正しかったかもしれないし、おそらく、実際の受験のテストでも似た問題が出たと思うんですけど、そういうのをなしにしても、僕はそこそこね、一応。

僕も別に受験に成功したタイプではないですけれど、「東大行く」って言って慶応に入っているんで。別に大成功したってわけじゃないんですけど、かけた時間とか、あとはかかったお金ね。予備校に行ってないんで、本代しかかかってないですから。

そういうので考えるとやっぱり、人間の心理の部分とか、当時は別にメンタリストじゃなかったですけど、そういうところに着目して、ちゃんと科学的に根拠のある、勉強の仕方をするのが、やっぱ大事なんじゃないかなということで、今回の放送をやらせていただきます。

参考書の"正しい”使い方

なので今回、無料枠から有料枠までいろいろとお話させてもらうと思うんですけれど、全部科学的根拠にのっとった。やっぱり勉強するときにどういう方法を使えば……、かなり具体的です。

復習は何日後にしたらいいんですか、だったり。問題集をやるときに普通に問題集やったらダメなんですよ。問題集ってみんな、なぜか前からやる人とか、該当するチャート、例えば青チャートとかね。それをやるときって……、なんて言ったらいいのかな。

苦手なところだけやるとか、基本問題だけ全部やって覚えましょうとかあるんですけど、そういうのは、それはそれでありだとは思うんです。

じゃなくて、そもそも、問題集をどう使うのか。どう問題を解いたらいいのか、何分悩んだらいいのか、復習するときは解き直したほうがいいのか、それとも間違ったところを見るだけでいいのかとかありますよね、そういうの。

テストをたくさん受けるよりも、勉強したほうがいいのか、それとも、ぶっつけ本番じゃないけど、模試とかテストをたくさん受けてやったほうがいいのかとか、そういうことについては科学的に答えが出てるんですよ、かなり。

だったら、その答えが出てる方法を使ったら確実な成果が得られるじゃないですか。もっと言うと、受験ってのは基本的に落とすテストですよね。だから、うまいこと点が取れた人が受かるわけです。

ってことは、そういうみんなが知らない技術を持った状態で効率よくみんながやってる勉強をしたら、これから言うテクニックの分だけ点が開きますよね、ほかの人と比べると。そうすると、それで受かるわけです。だから、試験ってそういうもんなんですよね。とくに敵がいるタイプの試験っていうのは。

成果が出る科学的勉強法を紹介します

もちろん今日話す勉強法は社会人の方も使えます。たくさん知識を……、社会人の方はより使えると思います。短時間でよりたくさんの知識を頭に入れて活かせるかたちにしなきゃいけないときに使えるんですけど、受験生は点っていうかたちで、いわゆるドンピシャなスコアとして出てきます。

ほかの人が知らなくて、しかも効果があることをやるわけですから、成果が出やすいので、そういう意味で今日は科学的な勉強法というのをいくつか紹介したいな、と思っています。

時間のない受験生のために、あまり長々とやりません。内容がフィックスで決まっているので、バーッとやって、あとは本の紹介とかも少しして、終わりにしようかなと思っています。

あ、けっこう止まります? おかしいな。ちょっと待ってね。回線をチェックしますね。……えっと、回線は問題ないですけど、もしかしたら、時間が時間だから、ニコニコに負荷がかかってる可能性はありますね。

(ニコニコ動画のコメント)「PC止まらない」大丈夫ですか? はい。アーカイブというか、タイムシフトとかも出ると思うんで、もしつながりにくい人は更新とかしてみてもらえればな、と思います。様子見ながら進めていきます。

おすすめの本もちゃんと紹介しますので、そこから見ていただいてもいいですし、今日はオーディオブックの紹介もガッツリやろうと思ってるので。というわけで、じゃあ、やっていきましょうか。

赤ペンで採点すると成績が落ちる

まずは今日の目次です。(ニコニコ動画のコメント)「プレミアムなら大丈夫」じゃあ、みなさん、プレミアムに入っていただいて。ニコニコの人たちも喜びますので。

それでですね、無料枠では「最新科学が喝破した間違いだらけの勉強法とは?」とういうことで、今までやられていた当たり前だと思われていた勉強法がたくさんありますよね。それがいかに間違ってたか、と。今までみなさんが必死に時間をかけて勉強してきたのに、実はそれが科学的に根拠のない方法だった。そういう話をしたいと思います。

1つ目が「教師の業」と書いてありますけれど、「赤ペンで採点すると生徒の成績が下がるという事実」。これはいわゆる有料会員の方、入門者のみなさんはよくわかってると思うんですけれど、赤ペン使っちゃいけないんですよ、採点するときに。

って話とか、あとは「練習問題を4倍やっても、テストのスコアは変わらないという悲劇」。量じゃないんですよ、問題っというのは。勉強は量をたくさんやればいいってものじゃない。

「じゃあ、いろんな種類をたくさんやればいいんですか?」って言う人もいるんですけど、そうでもないんですよね。では、どれが適正量なのかという話をしたいと思います。無駄な努力がこれでなくせますね。

無料枠の最後が、「あなたに革命をもたらす科学的勉強本&オーディオブック」ということで、おすすめの本とオーディオブックの紹介をしたいと思います。3、4冊ずつぐらい紹介したいと思います。ガッツリ紹介します。

ベストな復習タイミングは?

そこからは入門者限定、会員限定で「科学的に証明された教師も真っ青な最強の勉強法とは?」ということで、より具体的な方法をやっていきたいと思います。

1つ目が、「圧倒的短時間で記憶の定着をはかるための復習法とは?」。どういう復習法を採用することによって、記憶の定着がもっともよくなるのかという話をしたいと思います。これは勉強法のスタイルとかが何種類かあって、科学的には。そこの話もしたいと思います。

「たった一度の復習で42日以上記憶が保つベストな復習タイミングとは?」ということで、復習って実はタイミングが大事なんですね。どのタイミングで復習するかによって、記憶の定着が変わります。

これを言うと、「あー、DaiGoさんの本に書いてあったエビングハウスの忘却曲線ですね」って言う人がいるんですけれど、エビングハウスの忘却曲線はわかりやすいから例として出ているんですけれど、もともとエビングハウスの忘却曲線というのは、意味のない単語の羅列、言葉の羅列をどれぐらい記憶できるか、ってことを調べたものなんですよ。

今日話すお話は、いわゆる意味のない単語じゃなくて意味のある言葉。勉強って全部意味のある、関連性とかも理解して記憶するものですから。理解して覚える場合って、どういうタイミングで復習すればいいんですか、という話もしたいと思います。

記憶に昇華させる"神の復習周期”

さらに、「その記憶を長期記憶に昇華させるための神の復習周期とは?」というのもあって、特定の復習の周期を積むことによって、記憶を長期記憶に落としこむことができるんですね。つまり、忘れないってことです。

特に受験とか国試とか、そういう長い期間、広い範囲の勉強をしないといけない場合、必ず記憶に定着させることが大事なので、その復習の周期、何週間とか何日とか、何日に1回復習すればいいよとか、そういう話をしたいと思います。

そして、4つ目。「使い分けることで最大の成果が出る2つの勉強スタイル」。実は、勉強のスタイルって2つあって、2つのスタイルを勉強の内容に応じて使い分けることによって最大の成果が出るってことがわかってるんです。

みなさん、「今日はこういうジャンルだから、こういう学習方法を取ろう」ってあんまり考えないと思うんですよ。ずっと同じような勉強の仕方をすると思うんですけれど、2つスタイルがあります。それは科学的に根拠のあるスタイルなので、この2つはぜひ覚えておいてもらいたいな、ということです。

○回以上の復習は効果なし

続いて、「復習すればいいってもんじゃない! 実は○回以上復習しても効果は変わらない」。例えば、みなさん勉強するときに、僕もよくやりましたけど、青チャートとかで勉強するときとかに、この問題はもう正解したからマルとかを書いて、バツがついているところだけ復習するってことをよくやるじゃないですか。

あれ、1回間違えた問題を何回正解できたら、もう見なくていいと思います? という話なんです。実は、連続何回以上マルがついた場合というのは、もう復習しなくても長期記憶に入っていると。つまり逆に言うと、ある回数以上解き直して、ある回数以上成功しても、記憶の定着率が変わらないという“回数”があるんですよ。

逆に言うと、そこまでは復習していいけれど、その回数以上は正解しても意味がないんですね、定着してるから。だったら違う問題をやったほうがいいと。そういう回数は何回なのか。これは今日のハイライトですけれど、この回数を知っているだけで、ぜんぜん変わります。

例えば、「もっと復習しないと不安……」って思って余計な時間をそこにつぎ込む必要もないし。逆に、「もうこれはできたでしょ。もういけるでしょ!」って言って、「あ、思い出せない……」ってことがなくなるわけです。だから、この回数、この数字1個を知っているだけで、ぜんぜん変わります。そのお話。

答え合わせはすぐするべからず

続いては、「心理学が発見してしまった単語帳などよくある暗記法の弱点とは?」。よくある暗記法、単語帳とかをバーッと見るのありますよね。ああいう暗記法には、致命的な弱点が1個あるんです。そういうお話もしたいと思います。

続いては、「問題解いたらすぐ答え合わせしろ」ってみなさん言われると思うんです。模試とかを解いたら、「すぐ答え合わせをしなさい」と。そういった教師は、この場でスライディング土下座していただこうと。その方々がスライディング土下座をするような、科学的根拠をもって「すぐ答え合わせしちゃいけないんです、実は」って方法とか。

あと、「数学ができるようになる方法」。これは数学に限らないです。ほぼあらゆる学問に使えるんですけれど。数学ができるようになる方法は、チェスに学べるよって話をしたいと思います。

そして、これはすごいですよ。「数学は問題集を木っ端微塵にするとあっという間にマスターできる」って話ですね。青チャートを持ってる方は、ぜひ裁断機、または強力なハサミとかを用意していただければ、できると思います。

思い込みの力で成績は上がる!?

続いて、「まんべんなく記憶に残すための系列位置効果の使い方」。ちょっと心理学用語出てきましたね。

続いては、「ポジティブステレオタイプを利用して、思い込みの力だけで成績を上げるには?」。もちろん思い込みの力だけでテストにパスするとは言えないですけれど、成績を少し上げることはできます。しかも、テストの直前にできますので、センター試験とかを控えてる方は、ぜひこの部分だけでも見てもらえればと思います。

そして、これ大事ですね。本番前の頭が真っ白になっている状態には、理由があるんですよ。いわゆるワーキングメモリーが不足しちゃってるんですけれど、この不足を3分で解消する方法。

さらに、本番中もできる方法を紹介します。本番中、問題を見てパニックになっちゃって、「やばい、どれも解けない」って思ったときに、本番中ってあんまり時間がないんですよね。

慣れたら1分でできます。1分からマックスでも3分ぐらい、ちょっと時間を使うだけで、その本番中の頭が真っ白になっている原因を取り除くことができます。しかも、試験中やることができます。つまり、ペンとか眼鏡でできるってことですね。そういう方法もご紹介したいと思います。

これを1時間でしゃべりきれるかどうかという自信だけが、今日は僕ないんですけれども、やりたいなと思っています。お付き合いいただければ。では、無料枠の方々、そして、入門者の方々、今日はよろしくお願いします。

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