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結婚・婚活メディアカンファレンス ~新婚の女優・釈由美子さんが結婚観を語る~(全5記事)

小池百合子議員が「婚活・街コン」の支援を宣言 少子化対策の切り札となるか?

2015年11月30日、衆議院議員、婚活・街コン推進議員連盟会長 小池百合子氏が一般社団法人 結婚・婚活応援プロジェクト主催、「~新婚の女優・釈由美子さんが結婚観を語る~結婚・婚活メディアカンファレンス」に登壇。日本が抱える少子化、および婚姻件数減少という大きな問題に対する解決策として「婚活・街コン」の推進を掲げました。出会いのチャンスを増やすだけでなく、ワークライフバランスや経済の活性化など、政府が出生率増加を目指すために総合的な取り組みを行っていくことを宣言。その他にも、現在問題視されている保育園の待機児童や、シングルマザーの子育て、事実婚に関わる問題についても触れました。

婚活・街コンに関する予算の確保を要請している

小池百合子氏:衆議院議員、婚活街コン議員連盟会長を務めております小池百合子でございます。本日は結婚・婚活応援プロジェクトメディアカンファレンスのご開催、まことにおめでとうございます。

私ども、婚活・街コン推進議員連盟は2年前に発足をいたしました。現在自民党の議員約50名超がこの議員連盟に参加をいたしております。今は年末でございますので、予算編成にあたりまして、例えば政府に対して婚活・街コン等々に関する予算の確保を要請しているところでございます。

日本が抱えている大きな問題、これは人口が減っていくという現実でございます。また、これは増田(寛也)代表理事が創生会議で指摘されたわけでございますけれども、ちょうど私の選挙区であります豊島区が、この東京の23区の中で唯一、消滅可能性のある都市という指摘を受けたことも、また偶然の一致でございます。

ちなみに70年代、ちょうど団塊の世代のその子どもたちが結婚していく頃には、婚姻件数は100万件ありました。しかしそれが最近では70万件、60万件と、このように減っていっているわけでございます。また人口そのものも、毎年20万人近くがネットで減少していくという状況です。

これまでは少子化対策ということで、保育園の待機児童をどうするのか、幼稚園をどうするのか、そういったような議論が行われてきたわけでございますけれども。

事実婚がなかなか難しいですとか、いわゆるシングルマザーが子育てがしにくいとか、それから他の国から人口が増える要因があるかということは、なかなかこれも難しいです。

であるならば、人口が増えていくためには、まず婚姻件数から増やしていかなければならないということでございます。ところが考えてみれば、なかなか出会いのチャンスがない。ということは、これはまたワークライフバランスにも関わってきますし、楽しく女性とデートしたり、また街コンに参加するような時間がないということです。

それから、何よりも仕事が不安定で、彼女のお父さんのところに「彼女と結婚したい」と言いに行っても、「うーん、今の仕事じゃダメだ」と言って断られたり。

ということは、すなわち経済を活性化させなければならないということです。このように総合的に取り組まなければなりませんけれども、しかしながら日本としてあるべき姿として、まずは婚姻件数を増やしていこうと。

そのために民間の努力、そして各自治体がそういったことに対して具体的なノウハウを持って、街の若者たちの支援をしていくということが必要だろうと、このように考えているところでございます。

本日の結婚・婚活応援プロジェクトのみなさまと、そして私ども婚活・街コン推進議員連盟、そして今、政府が進めている、例えば希望出生率1.8。どうやってこれを実現していくのか。それぞれが得意範囲で連携をしながら、日本の大いなる活力をもう一度取り戻すためのビジョンに向かって頑張ってまいりたいと思います。

本日のご盛会を心からお祈りいたしまして、私からのお祝いの言葉、エールの言葉とさせていただきます。本日はおめでとうございます。

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