舛添都知事「執務中にヤフオクをさわったことはない」説明責任から逃れ続けた2時間15分の質疑応答全文

2016年5月20日 舛添都知事定例記者会見 #3/3

2016年5月20日、東京都知事・舛添要一氏が、一部メディアで報道された政治資金法違反の疑いについて、先週13日に引き続き事実関係を説明する会見を行いました。会見後の質疑応答では、第三者委員会による調査結果の公表時期や政治資金を使ったヤフーオークションでの美術品落札疑惑について、記者からの質問に応じました。

6月1日に開会する定例都議会での答弁

舛添要一氏(以下、舛添):まあ、本当にできるだけ早く、遅くとも週明けぐらいには決めたいというのが今の私の気持ちで、そういう思いでお願いをしているところです。よろしいですか。

記者21:週明けに決まったとしても、調査にはだいぶ時間がかかるとおっしゃいました。じゃあもし結果が出ていない場合は、来週の記者会見もこういうかたちで、こういうやりとりが続くようなことになるんでしょうか。

舛添:とにかく、週明けすぐにでも決めて、ただちに調査に取りかかっていただきます。その結果次第だと思います。

記者21:都議会が来月1日から始まりまして、代表質問、一般質問がございまして、そこで質疑があると思うんですが。少なくとも代表質問や一般質問の頃までには、ある程度の結果を出すということでよろしいでしょうか。

舛添:先ほど申し上げてますように、何月何日ということを申し上げているわけではなくて、都議会にご迷惑がかからないようにということであります。

もちろん、都議会というのは、都民のみなさんの代表の方々がそこに来られるわけですから、都民を代表して、各議員からさまざまなご質問、厳しいご批判が出るのが当然だと思います。それに対しては、知事としてきちんと答弁をしていきたいと思っております。よろしいでしょうか。

記者22:朝日新聞のイトウです。公用車の話に戻るんですけれども、この1年間で48回中44回世田谷に寄っていたということで、収支報告書とはぜんぜん関係ない話だと思うんですけれども。その件についても、知事の口から公務だったかどうかご説明いただけないんでしょうか。

舛添:これも今そういうことも含めて、出張経費も含めて、出ておりますなかで、私はこの公用車の問題も、今申し上げている専門家にきちんと精査をしてもらったほうがいいと思っておりますので、その上でこの結果をお知らせしたいと思っております。よろしいでしょうか。

記者22:すみません。世田谷はご自宅と事務所があると思うんですけれども、なにかお仕事の関係で行ったか、それか自宅だったかというところまで検証して公表してくださるんですか?

舛添:そういうことも、今非常に都民のみなさんの信頼を失っておりますので、厳しい目で見ていただいて、調査をしていただきたいと思っております。それじゃ、どうぞ。

政治資金の公私混同について

記者23:テレビ朝日のタケウチと申します。そもそも政治資金はどのような目的で使われるものだと思っていらっしゃるでしょうか。

舛添:それは、政治活動のために使うと思っております。それは都民、国民のためにしっかりと政治活動をするということに尽きると思います。

記者23:逆に、政治資金として使ってはいけないものというのはどういうものだと思われますか。

舛添:それについても、今申し上げたように、都民、国民のために役に立つことが政治活動だと思っております。

記者23:例えば、肌着ですとかパジャマというのは、都民、国民のためになるものなんでしょうか。

舛添:そういうことについても、今政治資金の報告書、それについてまず精査をしないと。今おっしゃったことがそうだという確証はないと思いますから、これらはしっかりと、すべて公正なる第三者の専門家の厳しい目で見ることが前提だと思います。

記者23:前回の会見で一部誤りを認められましたけれども、法に触れていなくても、世の中のみなさんは公私混同ではないか、常識的に考えておかしいのではないかという声も聞かれていますけれども、これまでの政治資金の使い方について、ご自身は客観的にどのように思われますでしょうか。

舛添:今おっしゃられたように、大変厳しいご批判を受けておりますので、そのことについて、二度とそういうご批判をいただかないように、しっかりと反省して、改めるべきところは改めたいと思っております。

記者23:少し緩かったのではないかというお考えはありますか。

舛添:しっかりとこれを改めていきたいと思います。

記者23:あともう1つ、失礼を覚悟で聞きますけれども、世の中の方たちは、都知事に関して「お金に細かい」ですとか、言葉は悪いかもしれませんが、「ケチではないか」というようなことを言っている方もいます。ご自身はどう思われますか?

舛添:それは、みなさま方がご批判なさることで、そういうご批判につきましても、しっかりと受け止めたいと思っております。

記者23:ご自身でそういった自覚はおありになりますか。

舛添:みなさまのご批判をしっかりと受け止めたいと思っております。よろしいでしょうか。

購入した美術品について

記者24:NHKナカジマです。政治資金収支報告書で、自宅に対する事務所費の計上についてご見解をおうかがいしたいんですが。

舛添:これにつきましても、さまざまなご批判が出ていることは十分承知しておりますので、政治資金の報告書に書かれていることでございますから、これも厳しい、厳正なる第三者の目で調査をしていただきたいと思っております。

記者24:次に千葉の木更津のホテルの件なんですけれども、前回「事務所関係者等」とおっしゃった件での確認をさせていただきたいんですけれども、このなかに奥さんは入っているということでよろしいでしょうか。

舛添:あの……妻というのは家族であります。

記者24:そうすると「事務所関係者等」のなかには奥さんは入っていないということでよろしいですか?

舛添:妻は家族です。

記者24:入っていないということで……。

舛添:妻は家族です。はい。

記者24:次に、NHKの取材で政治資金で美術品を購入しているケースが確認されていて、キース・ヘリングの手紙とか、吉川三伸の油絵というものがあったんですが、これについてはどういう使い方をされたのかというのと、今これはどちらにあるのかというのを確認させていただきたいんですが。

舛添:これにつきましても、ほかの項目もたくさんございますので、すべて第三者の厳しい目で精査をしていただいて、そして今のご質問に対しても、調査結果のなかで、しっかりと公表していきたいと思っております。

記者24:どこにあるかというのも?

舛添:それも含めて、しっかりと調査していただいて、公表していただきたいと思っております。

記者24:調査の関係でお聞きしたいんですけれども、法律の専門家がメンバーになるとおっしゃっていらっしゃると思うんですが、そうすると法的な側面での検討が中心になると思います。

今、現実に、10,000件を超える批判もそうですけれども、都民から出てるのは、知事の感覚と一般の人たちの感覚のズレが指摘されてると思うんですけれども、これについては法的な側面ではないと思います。

これを法律の専門家に判断してもらうということではなくて、本来ならば、政治家・舛添要一がどう判断するかということを、今この場で説明されるのが筋だと思うんですがいかがでしょうか。

舛添:先ほどより申し上げてますように、さまざまな政治家・舛添要一に対するご批判をいただいていること、何度も申し上げますけれども、本当に都民のみなさんにご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫びを申し上げたいと思います。

そういうなかで、先ほど申し上げていましたように、厳しい都民の目を前提にして、厳しい第三者の目で公正にまずは調査していただくと、それをまず私はしっかりと受け止めたいと思っているのが今の現状です。

記者24:今現状、美術品を政治資金で購入するとか、事務所費を計上するということの判断を本来なら説明していただきたいと思うんですけれども。

あと、今まで知事がずっと都民の信頼を失ったとおっしゃっていると思うんですけれども、今現在ではなぜだとお考えになっていますか。

舛添:ですから、これまでのさまざまな点について、都民のみなさまから厳しい指摘を受けてるので、これに対しては、反省すべきはしっかり反省して改めていきたいと思っております。よろしいでしょうか。

記者25:日本テレビのミギマツと申します。およそ1時間10分ほどこの会見が過ぎまして、知事の説明では、「第三者に任せる」といった説明に終始されていて、この会見を見ている都民さらには国民の方が納得していないという印象なんですが。

まずその調べる収支報告書の中身について、膨大な量と繰り返しおっしゃっています。ただその膨大な量というところの大体の目安というのがピンと来ないんですが、いくつぐらい、何項目ぐらいあるという、規模感だけでも教えていただけますか。

舛添:基本的には、この間さまざまな疑問が呈されました。それについてすべて払拭できるように調査をしていただくということでございます。

記者25:それは数万件なのか、数十万件なのか、そういった規模も私たちはなかなか把握しきれなくてですね。例えば、今から何年前からさかのぼってなのか、その点についてはどうでしょうか。

舛添:これはある程度過去にさかのぼってと思いますが、何年というのはちょっと、いろいろ調べてみて、疑問にお答えできるようなところまでやるということがまず前提であります。

これはぜひ、しっかりと第三者に見ていただきたいので、そういう意味では、いろんな資料がありますから、私が膨大と言ったのがちょっと言葉は悪かったかもしれませんけれども、かなりの量だと思います。

記者25:ちなみにその、弁護士への調査費用は舛添さんのポケットマネーということでよろしいでしょうか。

舛添:当然、私のほうの費用でやります。

よろしゅうございますか? まだ一度も当たっていない方を優先したいと思います。2回目の方はちょっとお待ちいただけるとありがたいんですが。

奥さんとの話は会議に含まれるのか

記者26:読売新聞のマエダと申します。昨日、市民団体のほうから、政治資金規制法違反容疑で告発状が出されているんですけれども、それについて教えてください。

舛添:私のほうからは告発されるというような事実は……もし捜査に協力を求められればこれは真摯に対応して、きちんと説明してまいりたいと思っております。

記者27:テレビ朝日のスズキと申します。先ほども話でちょっと出たんですけど、奥さんとご自身の政治活動についてお話があった場合というのは、会議という認識でいらっしゃるんでしょうか?

舛添:いや、先ほど申し上げましたように、家族は家族です。それは明確です。

記者27:奥様は事務所の、政治研究所の代表ということでいらっしゃいますけど、それでも2人だけで話したときは、会議という認識でいらっしゃると。

舛添:ですから、今問題になっているのは、そういうことの認識というよりも、要するに政治資金の収支報告書を点検なさっていただいて、例えば書いてあったとしたときに、その内容はどうであったかということを前提としてなので、そうじゃなければ今の質問というのはより答えにくいと思います。よろしいでしょうか?

記者27:これから奥様と話し合いをした場合というのは、会議費用としては計上はされないと?

舛添:ですから、さまざまな疑念を抱かれないように、しっかりと改めるというのが大原則でございます。

記者27:もう1点だけ、すみません。これまで購入された美術品ですとか、書籍とかが、今はどこにどのように保管されているのか教えていただきたいんですが。

舛添:それについても、しっかりと第三者が精査して、公表したいと思っております。

記者27:どこにあるか把握されていないということですか?

舛添:政治資金報告書に書いてある内容は、どうであってそれに対応しているのか、ということは、まずしっかり調べる必要があります。その上での話だと思います。

舛添都知事はグレーまみれ

記者28:毎日放送のハラダと申します。私の番組のほうで複数の弁護士に聞くと、政治資金規正法はザル法だと聞きまして、今回の舛添さんの疑惑の多くは、グレーじゃないけど、クロじゃないと言われる弁護士が多いのですが、例えばグレーだったけどクロじゃないという結論については、都知事を続けられるということなんでしょうか?

舛添:まず調査を、第三者の公正な目でやっていただくという大前提でありまして。先ほど申し上げましたように、その結果は公表いたします。そして公表するときに、公正なる第三者のほうからなんらかのコメントもなさると思いますから、また、アドバイスもなさると思いますから、まずはそれに従いたいと思っています。

記者28:それはシロだったら続けられるということですか?

舛添:調査結果が出てからですけど、私の今の思いは、全力で都民のための仕事をして、信頼を回復したいと。それが今の気持ちです。

記者28:違反だったら辞められるという?

舛添:それについても調査の結果でありますけども、今は仮定の問題に答えるのではなくて、どういう気持ちだといえば、そういう気持ちだということです。

記者28:じゃあグレーの場合はどういうふうにされるという?

舛添:それは今、申し上げたとおりでありまして、調査の結果をしっかり待った上で、と思っております。

記者28:調査の結果を待つということですが、舛添さんはクリーンな政治を旗印に掲げながら当選されたのに、それもグレーまみれ、しかも何年にもわたってグレーまみれというようなことを続けていられたとしたら、それでも居座り続ける資格が自分にあると?

舛添:それは非常に……先ほどから申し上げておりますように、たくさんのみなさまのご心配をおかけして、また、厳しい批判をいただいてます。これは真摯に反省したいと思っております。

記者28:それは続けるということですか? グレーでも。

舛添:必死に反省をしたいと思っております。

記者28:可能であればお答えいただきたいんですが、クリーンなことを言っておきながら、グレーまみれで居座り続けるということについて、政治学者・舛添要一としてはどう考えますか?

舛添:今、私は都知事の立ち場でして、その立ち場に対するお答えは控えたいと思います。

記者29:時事通信のサイトウと申します。先週の会見で、ホテルの宿泊料金や飲食代金の一部について、返金するというお考えを示したと思うんですけど、これについて総務省のほうに、どういう対応ができるのか、というのを確認するとおっしゃっていたと思うんですけど、総務省のほうに訪ねられたんでしょうか?

舛添:そのご質問は総務省のほうにいたしております。総務省のほうで、どういう対応をすべきかというのを、答えはまだきていないというのが今の状況です。

記者29:それについても今後、回答があった段階で、知事のほうから発表されるということでよろしいですか?

舛添:今の段階で、ちょっと担当がやっておりますので、正確ではないかもしれませんが、総務省にお願いが行ったということを聞いておりまして、今日来てるのか昨日来てるのかわかりませんけど、ちょっとその対応を、どうなってるか私が把握しておりませんというのが今の正確な情報です。

記者29:返金するということになった部分についても、弁護士の方に調査をお願いするという、これも含めてお願いするということで?

舛添:一応この前の決定で総務省で、これを返金することを決めましたので、それは実行したいと思ってます。ただ、いろんな疑念が出てきていることについては、専門家の調査を待ちたいと。

記者30:日経新聞のイワムラです。細かい点をお聞きしますけども、今週の火曜日、福島に行かれた段階では、20日の定例会見で説明される旨をおっしゃったと思うんですけど、今回第三者に調査をお願いするというご発言でありました。

この水・木・金のあいだにどのような心境の変化というか、調査をするというふうに切り替えられたのか、その理由、それに関して相談されている方とか、どなたかいらっしゃったのか。

舛添:基本的にはさまざまな疑問がその後も出てきております。そして非常にご批判を厳しくいただいておりますので、そういう意味では、やはり厳しい第三者の公正な目を通してやらないと、これは私の事務所ではなかなか公正さということについて、また疑問が呈されてはいけないんで、しっかりと調査をしていただいて、そして公表すると。みなさまのご批判を受けまして、決めたわけであります。

記者30:第三者の評価をということですけども、これまで収支報告書については、監査報告も受けられていて、政治資金監査人の目もすでに通っていて、いわば、第三者の評価というのはすでに受けている段階だと思うんですけど。

これから何を第三者の目によって調べる必要があるのかと、ちょっとわかりにくいんですが、そのあたりはいかがですか?

舛添:それは、先ほど申し上げましたように、とくにメディアにおきまして、さまざまな疑問が呈されてますね。そうすると、じゃあ実際どうであったかというのを、本当に具体的に調べる必要があると。そういうことであります。

記者30:制度そのものの問題になりますけど、監査人の監査では不十分だったというようなご認識ですか?

舛添:監査人の方はしっかりと監査してもらったと思います。それでお願いしている外の人ですから。しかし今回、こういう問題が出たってことは、別に監査人が手を抜いてたとか、そういうことを申し上げるつもありはありませんが、これはさらなる監査は必要だと思ったわけであります。

会計責任者へのヒアリング

記者31:読売新聞のハマダと申します。先週説明された(ホテル)三日月の問題で、(会議を行ったのが)何人か、ということも私どもには説明してくれない、ということですけれども、弁護士さんの調査には、「何人か」「誰か」ということを改めて説明されるんでしょうか?

舛添:これは何度も申し上げますけど、弁護士さんが実際にヒアリングをなさると思いますから、そこで対応したいと思います。

記者31:その質問にはすべて話すという、そういうことなんでしょうか?

舛添:厳しい目で見ていただきたいと思っております。

記者31:弁護士さんが私たちに話されるかはわかりませんけど、今回知事の説明が、家族旅行でなかったかどうかというのが問題になっていると思うんですけど、どのようにして家族旅行じゃなかったかということを私たちは理解すればよろしいんでしょうか?

舛添:どういうかたちでというのも、厳しい第三者の専門家の方々に委ねたいと思います。

記者31:三日月がいずれも正月のシーズンだったということで、2009年以降に知事が代表をされていた団体を調べましたところ、お盆と正月の時期に毎年のように、少なくとも7万円以上の支出をしているというのがわかったんですけど、知事は家族旅行を政治資金で使ったということは、これまでご認識としてはありませんでしょうか?

舛添:そのことについても、第三者の厳しい目で精査をしてもらいたいと思っています。

記者32:テレビ朝日モーニングショーのオカヤスです。世田谷の自宅にある事務所なんですけど、政治団体から、家賃、事務所費など、ファミリー企業では支出されていますけど、それは弁護士の結論が出るまで支出され続けるんでしょうか?

舛添:それも、しっかりと政治資金規正法の報告書を弁護士が精査をして、どういう状態であって、どうであるかというのを、結論が出ると思いますから、それは出た段階で、やることだと思っております。

記者32:今も高いと思われている家賃も払い続けると?

舛添:それは今までどおり、結論が出るまで続けていって、結論が出てからどういう結論が出るかによりけりだと思います。

記者33:日本テレビNEWS ZEROのスギノと申します。私たち日本テレビの取材によりますと、会計責任者が先週の時点で知事サイドからヒアリングを受けていないと話していましたが、知事、これはなぜでしょうか?

舛添:私がヒアリングをするのではなくて、事務所にいた人がヒアリングをする。事務所が会計責任者に対してもヒアリングするということなんで、私はやってません。

記者33:知事サイドからヒアリングを受けていないと話していました。齟齬は正確に申し上げないといけないと思いますけど、どういう意味で会計責任者がおっしゃったのか、私は聞いていませんから。

舛添:知事サイドっていうのは、私は知事ですから、私の事務所は別にありますんで、そこは正確に聞きたいと思います。

記者33:知事自ら会計責任者の方に話を聞こうとは思われないのですか? 

舛添:今申し上げた、厳正なる、第三者の専門家が精査していくと。そういうことです。

記者33:そうなると、そもそも知事は自ら明らかにしようという意思は少し弱かったのではないでしょうか?

舛添:そうではなくて、しっかりと明らかにするためにこの弁護士、専門家にお任せしたいということであります。

記者33:それから、先ほどから知事は「私は政治規制法に精通している方にお任せする」とおっしゃっておりますけれども、知事は政治家でいらっしゃいながら精通はしていらっしゃらないんでしょうか?

舛添:いえ、あのそういう意味で申し上げたのではなくて、調べる方が政治資金規正法に基づいて提出される趣旨報告書を調査なさるわけですからその方が知識のない方だったら調査できませんですから、そのことを申し上げたけです。

記者33:知事は政治資金規正法に精通していらっしゃる?

舛添:もちろん政治家ですから、政治資金規正法は知っております。

記者33:それでは、その政治資金規正法に則ってこれから調査をしていくなかで、出てくる結果によって、知事はこの知事の役職を辞任するつもりがあるかないか、ひと言で明確にお答えいただけますでしょうか?

舛添:いや、それは先ほど来、どなたかがおっしゃった質問と重なりますけれども、まずは調査の結果をしっかりと見た上で、判断をしたいと思いますが、今はいい仕事をして、都民の信頼を回復したいと思っております。

記者33:来週もこの会見が開かれますと思いますが、来週はどういったことを説明していただけるんでしょうか?

舛添:それもすべて、この専門家の方々の調査、一刻も早く始めたいと思っていますけれども、その結果を待ちたいと思っております。

記者33:ということは、来週のこの会見までに、調査をする方が決まっていなかったり、調査の結果が出ていない場合は、今日の会見と同じように知事の口からはなにも説明はいただけないということでしょうか?

舛添:仮定の質問には答えないようにしたいと思います。申し訳ございません。

記者34:『あさチャン!サタデー』という番組から来ました、TBSのスギヤマです。よろしくお願いいたします。なぜ、これほどまでに多くの疑惑が出てきていると考えていらっしゃいますか?

舛添:これはいろいろと批判されているようにシステムの問題だったりいろんなことがあると思いますから、これは真摯に反省をして改善していきたいと思っています。

記者34:システムというのは具体的にどういうことでしょうか?

舛添:先ほども申し上げたように、事務所のシステムにも問題があったと思います。

記者34:第三者の目からの判断を見て、説明責任を果たすという内容だと思いますけれども、その説明で現在都民は納得してくれるとお考えでしょうか?

舛添:いや、それは先ほどから申し上げておりますように、私が都民のご判断をこの場で推測するようなことはしてはならないと思っております。

記者34:都議会の開会に向けて、関係者とはどのようなやり取りが行われているんでしょうか?

舛添:関係者ってどなたですか?

記者34:都議会の関係者です。

舛添:これは、私は知事としてしっかりと調査をするということですから、都議会のみなさんは都議会でやっておられるので、私が自分の問題について、都議会のみなさま方は都議会の場において厳しいご質問をなさったりご批判なさると思いますから、私の仕事はその場でお答えするということにつきると思います。

記者34:説明責任は今回の会見でOKと考えておられますか?

舛添:ですから、調査の結果を待ちたいと思っております。

記者34:申し訳ございません、最後に質問させていただきます。現時点で知事は正しく政治資金を使ったという自信はありますか?

舛添:そのことについても、さまざまな疑義が出ておりますから、まずは第三者の厳しい調査を待ちたいと思っております。

記者34:現時点でも答えられないですか?

舛添:そのこともしっかりと調査を踏まえた上で申し上げないと正しいことが言えないと思います。

ヤフーオークションのID「ymasuzoe」は自身のもの

記者35:日刊スポーツのミスと申します。5月16日にヤフオク!のymasuzoeというIDが削除されましたけれども、これはなぜでしょうか?

舛添:これは、私のIDを使ってシュウマイを頼んだりとか、本を頼んだりして、お店の方に本当にご迷惑がかかって。これはもう一度申し上げますけれど、本当にお店の方には申し訳ございませんと、私からも謝りたいと思いますけれども、これは卑劣な行為なので、ぜひそういうことはやめていただきたいので。それで、これ以上お店の方々に被害があっては困ると言うことで削除しました。

記者35:ということは、ymasuzoeというIDは舛添都知事ご本人のものということでよろしいですか?

舛添:はい、そうですよ。

記者35:それまでに、137点の美術品などを購入されていますけれども、そのなかで政治資金で買われているものが、疑惑として疑われておりますが、それが場所がどこにあるかも、第三者の目で調べるんですか?

舛添:それについても、先ほど申し上げましたように、どういう支出で上がっているのか、それがどういうものなのかを一つひとつきちんと調べて、それが今どこにありますよ、ということも含めて厳しく第三者の目で見て、この疑念を払拭するようなかたちでも説明ができるように調べてもらいたいと思っています。よろしいでしょうか?

記者35:あと、三日月ホテルのことですけれども、事務所関係者のなかに先ほど妻は含まないとおっしゃっていましたが、となると会議には奥さん以外の事務所関係者がいらしたということでよろしいですか?

舛添:そのことについても、しっかりと第三者の厳しい目で精査をしてもらいたいと思っています。

記者35:「第三者の厳しい目」と、これまで30回以上言っていると思うんですけれども、ご自身の厳しい目というのはこの会見では持たれてもらえないんでしょうか?

舛添:私自身は常に申し上げてますように、本当にこれは都民のみなさま方のたいへん厳しいご批判をいただいておりますので、真摯に反省をして受け止めたいと思っています。

記者35:あともう1点なんですが、報道でマクドナルドのクーポンを使ったりだとか、新幹線のチケットを払い戻すというような報道もされております。非常に自分のお金に厳しい方であるなと印象を受けるんですけれど、その反面、公金にはおおらか。なぜこのようなギャップが生まれてしまうんでしょうか?

舛添:そのことについても、まずしっかりと精査をしてもらって、事実に基づかないようなことであれば正しいことが言えませんから、まずしっかりと調べてもらいたいと思っています。

記者35:ということは、やはり前回の説明でも会計責任者が宛名のないものを間違えて計上してしまったことがミスの原因のひとつだとおしゃっていましたけれども、そうではなくて舛添さんご自身の意思で三日月の計上なりを指示していたんではないんでしょうか?

舛添:そういうことについての厳しい今の批判もしっかりと受け止めまして、公正なる第三者の目で調査をしてもらいたいと思います。

記者35:TBSテレビのオクヤマと申します。よろしくお願いいたします。インターネットオークションで絵画などを買われていらっしゃると思いますけれども、こちらを転売されたということはいっさいないと断定できるんでしょうか?

舛添:いっさい転売はしておりません。

記者35:では、美術品を買う際に、どの作品を買うのかというのは舛添知事ご本人が決められいるということでよろしいでしょうか?

舛添:そこから先のことは、これは一つひとつの項目について、先ほど来申し上げている法律専門家の聴取に応じたいと思っています。

記者35:作品のなかには裸婦などもありますけれども、そういったものはどのように活用されたのでしょうか?

舛添:そのことについても疑念を抱かれていることについては、しっかりと精査をしてもらいたいと思っています。

記者35:では、美術品はご趣味であると先週の会見でもおっしゃっていますけれども、どのような絵画がお好きでいらっしゃるんですか?

舛添:それもこういう場で申し上げるのは差し控えたいと思っています。今は、政治資金の収支報告書に出ているものがどういうものであって、それがなんであるかということをまずやるべきだと思っていますから、まずはそのことに集中して調査をしていただきたいと思っています。

記者35:では、ご自身の趣味が美術品集めということは間違いはないということですか。

舛添:美術は大好きです。

次回の定例会見ではなにを語るのか

記者36:読売テレビ『ミヤネ屋』のナカヤマと申します。改めてうかがいたいんですけれども、2012年のお盆、8月13日の温泉旅行はこれはどなたとなんの目的で行かれたんでしょうか?

舛添:そういうことについても、すべてこれは法律専門家の調査を待ちたいと思います。

記者36:ということだろうと思うんですけれども、もういくらか温泉旅行であるとか政党交付金の問題であるとか、事務所費の問題というのは週刊誌、あるいはテレビなどもで報道されている部分だと思うんですけれども。

前回のように、この部分だけでも次の会見の時までに調べて答えるということをしないと、本当にのらりくらりと逃げているような印象を都民のみなさんに与えてしまっていると思うんですね。

この部分だけでも、次回の定例会見までに調べてくる、お答えになるということはできないんでしょうか?

舛添:これもすべて、調査をやっていただく方と相談して決めたいと思っています。今のご指摘は厳しく受け止めたいと思います。

記者36:そうするとすべてが調べ終わるまで、ということなんですかね。報告されるのは。

舛添:これも報告をきちんと取りまとめくださるのは調査の専門家でありますので、厳正なる公正な目を持った第三者に任せたいと思っています。

記者36:先ほど質問にお答えしたときに、「何年も遡ることではない」というようなことをおっしゃっていたと思うんですけれども、どれくらいを調べるかという量が明確ではないのに、すべて調べ終わってから答えるか、それもよくわからないという状況で、いずれ報告しますということでしたら、なにをどう待てばいいのかもわからないんですけれども。

舛添:少なくとも、さまざまな疑念が出されましたね、この1週間でも。その疑念に対して、調査報告をして、これはこういうことだということを答えないといけないと思っています。

記者36:それでいくと、前回の例でいけば、来週の会見辺りではお答えできるスピード感があるんじゃないかと思いますけれど。

舛添:それでいうと、一刻も早く今は打診している弁護士の方にOKいただいて、そして一刻も早く速やかに調査していただくということにつきます。

記者36:前回は弁護士の方は頼まれてませんよね。

舛添:頼んでません。

記者36:でしたら、そのパターンでお答えいただいてもかまわないのかなと思うんですが。

舛添:だから、何度も申し上げておりますように、この1週間、さらに厳しい思案をいただきましたので、私の事務所が調べるのではなくて、厳しい第三者の公正な目を持って、法律の専門家に調べていただくと、そういう結論でございます。

記者36:だけど、時間がかかればかかるほど、ご自身の信頼の失墜につながると思うんですけれども。

舛添:そういうご意見もあることも、これも厳しく受け止めたいと思います。

収支報告書の使途不明金

記者37:フジテレビの○○と申します。前の話になるんですが、私どもで調べさせていただいたところ、新党改革比例区第4支部の平成23年度の政党交付金の使途報告書で2011年3月12日、上海で消耗品としておよそ13万9千円の支出がありました。

これは東日本大震災の翌日のことなんですけれど、もちろん知事も急いで日本に戻ろうとしているさなかだと思うんですが、そんななかで上海でなにを13万円も購入したのか?これ、ご記憶にございますか? ご説明をお願いしたいんですけれども。

舛添:記憶にございません。ですから、これもしっかりと調査をしてもらいたいと思っています。

記者37:知事はこのとき、どのような気持ちで中国・上海で留まられていたんでしょうか?

舛添:すべての飛行機が止まっていました。しかし、一機だけ飛んでいる飛行機がありましたから、それになんとか乗せてもらって帰ってきました。そのことはよく覚えております。

記者37:12日、どれくらいの時間、上海にいて、その間なにをしていたかというところは記憶にはないですか?

舛添:それもきちんと精査をして、今ここで明確に正しいことを申せないと思いますので。正しいことを言いたいですので、ぜひお時間をいただけたらと思います。

記者37:あと、すみません。平成25年3月14日の収支報告書なんですけれども、書籍編集費という内容で、思い出デジタルクラブというところに5万円の支出があるんですけれども。我々が確認したところ、書籍編集費という名前で支出の目的はこの1件だけだったんですけれども、これどういった内約なのかおうかがいしたいんですけれども。

舛添:これもしっかりと調べてお答えしたいと思います。先ほど申し上げました、公正なる第三者の目で調べてやっていただきたいと思っております。

記者37:どういうお店、どういう会社なのか、そういったところも?

舛添:それも調べていただきたいと思っています。

記者37:あと1点、一部報道で、平成24年に2台の車を購入して、1台は湘南ナンバーで別荘のある湯河原周辺で使うためではないか、という疑いの記事などもありましたけれども。この車は実際にどこでどのようなかたちで政治活動として使われたのか?

舛添:それについても、誰がどういうかたちで買ったかということも含めて、きちんと政治資金の収支報告書を見た上で、まずは事実を確定した上でお答えになると思いますので。これを厳しい第三者の目で見て調査をしてもらいたいと思います。

記者37:知事としては、この車は政治活動で使ったと言い切れますか?

舛添:そのことについても、しっかりと先ほど申し上げた法律の専門家が精査をするものであります。

記者37:どういうお店なのか、どういう会社なのか?

舛添:そのへんも調べていきたいと思います。

記者37:もう一点、一部報道に、平成24年2台の車を購入し、一台は湘南ナンバーで別荘のある湯河原周辺で使うためではないかという疑いもありましたけれど、この車は実際どこでどのようなかたちで政治活動として使われたのでしょうか?

舛添:それについても、誰がどういうかたちで買ったのかというのもきちんと収支報告書を見て、まず事実が確定してからお答えしたいと思いますので、これも「厳しい第三者の目」でみて調査をしてもらいたいと思います。

記者37:知事としては、この車は政治活動として使ったと言い切れますか?

舛添:そのことにつきましてもも、しっかりと先ほど申し上げた法律の専門家が調査をするものでございます。よろしいでしょうか?

公用車による別荘通いの問題

記者38:朝日新聞のヤスといいます。政治家になられたのは2001年からだと思うんですが、どこまでさかのぼっているかという話なんですけれども。どうなんでしょうか?

舛添:先ほど申し上げたように、さまざまな疑念があります。いろんな番組とか。そういう疑念を払拭できるようにしたいと思ってますから。そういう調査になると思います。

記者38:そこまでさかのぼるということですか?

舛添:どれだけ資料が残っているかということもあると思います。いま私が何年にどんな資料があるのかというのは知りませんので。資料がなければ見ようがないと思いますけれども、今までの疑念を払拭できるような依頼をしたいと思います。

記者38:今の発言と関連するんですが、そもそもなにをもって実証というか弁護士さんに説明をされるんですか? 記憶なのか、なにか別に資料があるんですか?

舛添:それも含め、弁護士さんが「こういった資料を説明しなさい」と。それからわたしに「知事としてどうだったんですか?」と。総合的に調査していただく方にお受けいただいて調査したいと思います。

記者38:聞かれたときに、「日記があります」とか「別事務所に資料があります」とかそこをおたずねししているんですけれども。

舛添:そういうこともあり得ると思いますけれども。ケースバイケースだと思います。

記者38:もう一つ。先ほどの弁護士さんの名前を公表するかとか今の質問もそうなんですが、基本的には依頼する側が決める話なんですか? 依頼された側に応じてという話ではなくて。調べてくださいというのは舛添さんが決める話ではないんですか?

舛添:できるだけ早くしたいというお話なんですが。相手もコンピュータではなくて法律の専門家ですし、やっぱり「これくらいの時間はかかる」とおっしゃると思います。「それを曲げてお願いします」というのは申しますけれども。

記者38:最後に。今まで他の政治家の方ですと第三者に委ねて、考えても出てこないとか捜査が入ったので資料がないとかそういったケースが多々あります。そういうことはないと言っていただけるんですか?

舛添:できるだけ早くと思っておりますので。そのためにお願いしておりますので、ぜひそこは私の気持ちを踏んでいただきたいと思います。よろしいでしょうか?

記者38:フジテレビ『ミスターサンデー』のシマと申します。先ほどに質問に出ていた公用車についておうかがいしたいんですけれども。

以前この公用車の別荘通いが問題になった件について公務から直接湯河原に行っているので問題はないというご説明をされたかと思うんですけれども。今回、公用車の記録を拝見したところ、世田谷を経由しているという記録が残っていますけれども。その点は知事と食い違う部分ではないですか?

舛添:細かい点につきましては事務の方に聞いていただきたいと思いますけれども。一定のルールがあってその中で私はやっておりますということを先ほど申しましたけれど。大変批判を受けましたので今後は使わないという決定をおこなったわけです。

そういう点につきましても今度相談する法律の専門家にそういうルールがあっても違法だということを含め、調査を依頼したいと思っております。

記者38:公用車のルールは都のルールですよね? 第三者よりも都知事のほうが詳しいと思うんですけれども。世田谷を経由したという記録は残っているんですけれども。そこに問題はないとお考えですか?

舛添:基本的には問題ないと思いますけれども、いま申しあげているようにさまざまな疑念を抱かれておりますので。私自身よりも厳しい目でみていただきたいので、この点についてもしっかりと精査をしていただきたいと思います。

記者38:先ほども質問にありましたけれども、先週の記者会見のあと我々の取材でも当時の会計担当者、会計責任者が「この件に関してまったく問い合わせがない」とおっしゃっていたんですけれども。それはなぜでしょうか? なぜ会計責任者を調査の中にいれないのでしょうか?

舛添:調査の「対象」です。調査「者」ではなくて。私もそうです。事務所がヒアリングをするということで。ですから私は直接はしておりません。

記者38:事務所からもないというふうに?

舛添:そうではないと思います。私からはないとおっしゃったと思いますが、私がそばにいて聞いてわけではありませんので。事務所がそういう意味では非常に批判を受けていますから。厳正なる第三者の法律の専門家にきちんと仕事をしてもらいたいと。そういう意味です。

記者38:前回の会見までの調査の中で、当時の会計責任の方に連絡はとって調査は事務所側がしているということですか?

舛添:そうです。

記者38:それはしているという......?

舛添:はい、しております。

記者38:最後に。今週もずっと「ちゃんと調べてから」ということをおっしゃってましたけど。会計責任の方も含め、どんな調査をしているのかなというところが私たちの疑問ではあるんですけれども。

例えば、この会見に向けて昨日はどこで誰とどのような調査を、何時から何時くらいまで調査していたなど、具体的なところを教えていただいてもよろしいでしょうか?

舛添:それはこの場で申しあげるのはふさわしくないと思います。今後は法律の専門家がきちんとリードしてやっていただけると思います。

記者38:どこで誰と何人で、何時から何時くらいまでどのような調査をしたということは言えないことなんですか?

舛添:そういうことをこの場で申しあげるのは差し控えたいと思います。よろしいでしょうか?

疑惑の詳細はいつ語られるのか

記者39:東京新聞のイシカワといいます。知事が先ほど政治資金につきまして、ご自身の発言で「都民の信頼を失っている」とおっしゃられたんですけれども、大変重い言葉だと思います。

では、都市についてこれから都議会がはじまりまして所信表明とか知事答弁とかそのあとに発言する機会があると思うんですけれども。知事が都市を語ることについて信頼はあるとお考えでしょうか?

舛添:それはいろんな方のご判断だと思います。都民一人ひとりにこたえているかという判断だと思います。ただ、大変厳しい批判が多く寄せられているということは認識しております。しかし私は都知事として、この仕事をしろと。4年間この仕事をしろと。都民の信託をいただいて仕事をしているわけですから。これはしっかり、どんなことがあろうともやっていかなければならないと思っていますけれども。

おっしゃるように批判は真摯に受け止めて、反省するところは反省し、改めるところは改めると。二度とこういう批判がないように努力したいと思います。よろしいでしょうか?

記者40:WBSのオオヨシと申します。調査の結果が出る時期というのはまだわからないというのを先ほどからおっしゃっていますが、調査の結果が出た後の報告の仕方はどのように考えておりますか?

舛添:これもですね、調査をしてくださる方のご意向はあると思います。しかし公表はいたします。具体的な公表のやり方は調査をしてくださる方としっかりと相談したいと思います。

記者40:公表されるときには、知事の口からさまざまな疑念の詳細が語られるということを期待していいんでしょうか?

舛添:そのことについても、まだ調査をしてくださる方が決まっておりませんので、まずは相談したいと思っております。

記者40:今日の会見で「第三者の厳しい目で調査する」という発言をもう何度もおっしゃっておりますが、知事の口からさまざまな詳細を聞いていないんですけれども。今日の会見はなんのために、どんな思いでいま立ってらっしゃるんですか?

舛添:ですからそれは、何度も繰り返し申し上げているように大変迷惑をおかけし、大変疑念を抱かれておりますので、これはしっかりと第三者の目でみてもらうということを申し上げております。厳しい多くのみなさまの声は真摯に受け止めております。

記者40:知事の思いとしては疑念の詳細を語るという日はくるんですか?

舛添:いずれにしても、まず事実関係がはっきりしないと判断できませんのでそのうえでこの都民の信託を回復できるように全力をあげたいと思います。よろしいでしょうか?

記者41:産経新聞のイトウです。第三者の調査なんですけれども、結果が6月の都議会に間に合わない場合には、都議会に対しても結果を待ちたいと報告されるんでしょうか?

舛添:あの、いまわたしが都議会に迷惑をかけないということは申した通りなんですが、都議会にた対しては、これは都民の代表がご質問なさるわけですから。しっかりと答えないといけないと思っております。

記者41:それは個別の疑念みたいなものを持たれた時も回答するのでしょうか?

舛添:それはおそらく、どんな質問をするのも都民の先生方の自由だし、都民の代表としていうわけですから。それにきっちり答える責務はあると思っております。

記者41:それについては知事の口から答える......?

舛添:責務はあると思っております。

記者41:それと告発状についておうかがいしたいんですが。先日、東京地検に提出された政治資金運動の提出した告発状によると、「三日月」での宿泊は家族旅行だと。私的な天ぷら屋での飲食を計上したことが政治資金収集国守の協議記載外にあたるのではないかと。

あと美術品、絵画を購入していたけれども、578万円分ですね。これが解散に乗じて舛添知事がほしいままに横領したんだと。これは業務上横領罪を犯したと書きぶりになっております。これに関して知事の釈明、反論はございますか?

舛添:まだ告発の中身を確認をしておりません。それでもし告発の上でこの捜査の報告を当局のほうから依頼されましたら、それは真摯にお答えしたいと思っております。

記者41:「政治資金オンブズマン」という団体なんですけれども、代表が政治資金に詳しい大学の教授であると。政治資金に詳しい弁護士の方も入られていると。ある意味そういった政治資金に精通している方々が今回の騒動を見て、どのような告発、一部刑法に触れるようなかたちの評価をされて告発にいたっていると思うんですけれども。

あらためて知事が他の弁護士に依頼して評価をお願いするとなったとしても、一定のある意味で結論がついている評価だと思うんですけれども。これについての評価っていうのは?

舛添:結論というのは? ちょっとわからなくてすみません。

記者41:まあ政治資金に詳しい教授なり弁護士なりというのが今回の騒動をみて、まあ刑法に触れるような結論がを出されていると思うんですけれど。それについて、改めて知事が雇われた弁護士にまたお願いするという意味もなく、一定の結論はでているんじゃないかと思うんですけれども。

ある専門家が見れば犯罪に当たるだろう、ある専門家が見れば問題ないだろうと。分かれることがじゅうぶんあると思うんですけれでも、それを知事はどのようにお考えですか?

舛添:私もいろんな法律専門家を知っていまして、それぞれの立場でお考えも違ったりしますので、まずはお受けいただいた方に公正な立場で調査していただくことが第一歩だと思います。

記者41:これまでも高額の海外出張で批判を集めたり、公用車についても、ルール通りにやっているから問題ないということをおっしゃられて、今回のことについても、第三者の調査結果をもって「問題ない」とおっしゃられるのかなという……なんとなく思うんですけど。

弁護士がまとめたものに対して、ほかの方が「おかしいんじゃないの?」という指摘があった場合にどうされるおつもりですか?

舛添:仮定のことはそのときに、今から申し上げることではありませんので、それはまたそのときに考えたいと思います。厳正に公正な立場で見ていただきたいという思いであります。

都民の92.4パーセント「到底納得できない」

記者42:カワカミと申します。よろしくお願いいたします。事実関係を確認する材料は、具体的になにがそろっているのか教えてください。

舛添:これは弁護士の先生が「こういうものはあるか?」というお問い合わせをいただいてから探してみるというプロセスになると思います。

記者42:逆にこちらで用意できるものはなにがありますか?

舛添:それは言われてみないとわかりません。政治資金の収支報告書はあります。

記者42:でも、今まで事務所をふくめてご自身で精査をされてきたわけですよね?

舛添:領収書はあります。そういうことです。もちろん記憶についても聞かれると思います。

記者42:その記憶は確かなんでしょうか? その記憶を裏付けるものがない場合は?

舛添:そこは担当なさる法律専門家が「じゃあ、これはないか?」というかたちになると思います。

記者42:13日の会見で「説明責任は果たした」「後は都民の判断に任せる」ということで、私どもの番組で1,000人の方を対象に、都民をふくめてアンケートを取ったんですが、92.4パーセントの人が「到底納得できない」と。

その一番の理由が、「証拠も出さずにただ謝っただけ」だと。これをトップリーダーとしてどう受け止めますか?

舛添:何度も申し上げますように、そうした厳しいご批判があるということも真摯に受け止めておりますので……。

記者42:ごめんなさい、繰り返しの言葉ではなくて、ご自身の言葉で。なにかメモを読まれているような気がしてならないので……。

舛添:いや、今自分の言葉でしゃべってますよ?

記者42:繰り返しの同じ言葉が、それが伝わらないような気がするんですが、いかがでしょうか?

舛添:でも、そう答えるしかありませんからそう答えてます。そこは私の至らないところかもしれません。

記者42:最後にもう1つだけ。政治とカネのことに関して、時折独自の持論をおっしゃられてまして、金のかからない政治を目指していた方が、いつからこのようになったんでしょうか?

舛添:それもみなさんがご判断することになると思いますけど、この場では差し控えたいと思います。

記者42:ご自身で方針を変えられたという自覚はないんですか?

舛添:今はとにかく事実をしっかりと精査することが必要なので、いろんな疑惑が本当に正しいのかどうなのか。憶測の域を出ないのか、本当に調べてみないとわかりません。

したがって、まずはしっかりとした事実を出してもらって、私はそれが大前提だと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

記者42:その事実にもとづいてお話しすると、ホテル三日月の宿泊代金は、経費として処理するように都知事が会計責任者に託されたと。その証言は得ているんですけど、その中でも会議はやったということを前回の会見で都知事自身が、事実としてお話しされました。

ほとんどの方が、プライベートに比重を置かれていると、数時間会議をしただけで会議という認識を持つ、家族の宿泊をふくめた費用を会議だと。これは本当にお金をかけないように政治をしている方の行為なのかなと思うんですけど。

舛添:いまそういう厳しいご批判をいただいていることもしっかりと胸に刻みまして、これから改めていきたいと思っております。

記者42:なにを改めますか?

舛添:いまのようなご批判が二度と出ないようなかたちでやりたいと思います。

執務中にヤフオクをやったことはない

記者43:フジテレビのナカムラです。先ほどヤフーオークションのID「ymasuzoe」がご自身のものだと認められたんですけど、都知事になってから絵を買われたことはありますか?

舛添:資料として買ったことはあると思います。しっかりと精査をしてみたいと思います。記憶でやるよりも、データでもってやりたいと思っております。

記者43:執務中にヤフーオークションの画面をさわったことはありますか?

舛添:それもちょっと記憶にございません。執務中にそういうことはないと思います。ただ、私の執務時間というのは、何時から何時というものではありませんから、なかなか明確にできないと思っております。

記者43:知事の執務室にはいま何枚の絵がありますか?

舛添:今は数えておりません。

記者43:絵は複数枚、数えられないほどあるということですか?

舛添:複数はあると思いますけど、いま正確には申し上げられません。

記者44:日本テレビのクノムラです。調査をされた結果、弁護士さんが「これは会議だ」と認定された場合は、先週おっしゃられた返金をおやめになられるということもあるんでしょうか?

舛添:先週私の判断で、一部の飲食費とか、どう探してもわからない、ホテルのこととか、この決めたことについては、すでに総務省にお尋ね申し上げたところでありますので、会議だから戻さなくていいとおっしゃられても、これは決めたことです。あとは総務省のご指示にしたがって、お答えがきたのかどうかまだ把握しておりませんので。そういう方針でございます。

記者44:国会議員時代からも知事になられてからも、知事を支持している方がいると思うんですけれども、そういう方たちに向けて、政治資金の使い方で公私混同があったのか、知事のご認識でいいのでお答えください。

舛添:今回本当に多くの方々にご迷惑、ご心配をおかけしております。とくに私を一生懸命支持してくださっている方々が大変不愉快な思いをなさっているというのは、心からお詫び申し上げないと思って、本当に慙愧の念に耐えないところでございます。

そういうご批判を受けることは、本当に真摯に反省しなきゃいけないと思いますので、今後とも支持していただいた方がさらに支持をしていただけるように、二度とこういう指摘がないように生まれ変わったつもりで頑張っていきたいと思っております。どうも長いことありがとうございました。

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