「第三者の調査」の詳細について

記者3:NHKのエガシラです。千葉県木更津市のお正月のホテルのことについてお聞きします。「調査を」というお話ははわかりましたけども、これは先日、知事が弁明をされた件でありまして。

新しい話題について、弁護士とかそういう専門の方の調査を待つというのはまあ、少しはわかるところもあるんですけれども、これについては、知事は家族で行かれていたと、政治活動をしていましたというところまで説明していて。

あとは、誰と行っていたかとか、人数とかは、これを言うか、説明をするか・しないかというのは知事の説明責任を果たすかどうかの姿勢の問題だと思うんですけれども、やっぱりそこはおっしゃることはできないんでしょうか。

舛添要一氏(以下、舛添):今おっしゃってくださったことはよくわかります。ただ、冒頭申し上げましたように、いろんな私の説明に対しましても、厳しいご批判を受けておりますので、この件につきましても、第三者の厳しい目で調査をしていただきたいと思っております。

記者3:先日は「政治的機微が……」というお話だったんですけど、その弁護士の方々の調査次第では、そういうことを明らかにされる可能性はあるんですか?

舛添:弁護士のみなさん方が、私にヒアリングをなさると思いますので、その時にどういうヒアリングなさるか、いずれにしましても厳しく第三者の目で見ていただきたいと思っております。

記者3:先日の会見でペンディングになっていた件ですけれども、知事自身が「調べてお答えする」と言った件ですが。栃木県日光市のホテルの支出もございましたけれども。お盆に8万円を支出しているという。これに関しては今日は新しいご説明はないんでしょうか?

舛添:これにつきましても、この前はあの時に週刊誌で指摘を受けた件についてご説明をさせていただきましたけれども。

その後、ほかの支出についても、そのようなご指摘を受けてますので、それについては、今の件も含めて、第三者の厳しい公正な目で調査をしていただきたいと思っております。

記者3:もう少しお願いします。美術品に関してなんですけれども。ネットのオークションで、商品、多くのものを購入されていることがうかがえます。

私どもNHKで調べましたところ、平成24年と25年に、アメリカ現代アートのキース・ヘリングのイラスト入りの手紙でありますとか。日本画家の油絵の抽象画とかを購入をされております。 

これについては、政治活動の中でどうご活用されたかというのはやっぱりきっちりおうかがいしたいところなんですけれども、いかがでしょうか?

舛添:それはよくわかりますけれども、その前に政治資金収支報告書、これをしっかりと精査していただいて。そのうえで事実を確定していただいたうえで、今おっしゃったこともそうだと思います。

そのうえで「これはこうだ」という調査結果が公表になりますので、そのうえで対応を考え、ご説明をしたいと思っております。よろしいでしょうか。

記者3:あの、同じご説明いただいてるので恐縮なのですが。ただ、この種のものというのは一つひとつやっぱり違って。知事がいろいろオークションとかで選んで、こだわって丹念に選んでいることもちょっとうかがえますし。

それを今までの説明ですと、海外の方にあげたとかおっしゃってもいたと思いますが。そういうのはやっぱりご記憶はされているはずなんだと思うんですけれども。

舛添:それはまず、政治資金報告書を政治資金に精通した弁護士の方にしっかりと一つひとつチェックをしていただいて、私のヒアリングに応じて、そのうえでのことになると思います。よろしいでしょうか。

調査結果で「適切な使い方でない」となった場合

記者4:朝日新聞のコバヤシといいます。竜宮城(スパホテル三日月)での政治の会議があったと思うんですが。事務所の関係者の方とお話をされていて。それで政治活動ということで計上されておられると思うんですけれども。

これまでの知事の支出の計上の考え方で、奥様が「舛添政治経済研究所」の代表をなさってると思うんですけれども。

奥様とお二人でなにかお話をされたり、飲食店でお話しされたりした場合というのは、それは事務所関係者という考え方で、政治の資金として計上するということが今まであったのかどうかをおうかがいしたいんですが。

舛添:その点につきましても、これは政治資金を見て、しっかりまず調査をして、そういうケースがあるのかどうなのか、これを厳しく公正な目で見ていただいて、私のヒアリングに応じて、それでお答えをいたしたいと思っております。

記者4:あったのかどうなのかということは、もう把握されていると思うんですね。それを、舛添知事のお考えで、それを「政治活動」とカウントされていたのか、それはまったくプライベートだと分けられていたのかという点なので。

ここは調査とはあまり関係なくて、今までの、ご判断されていた考え方の話だと思うのですが。

舛添:それは、政治資金の報告書がございまして、何年かございます。やっぱり一つひとつ見て、「これはどういうことであるのか」というのを第三者の厳正な目で見て、それで調べていくというようなことが前提だと思っております。よろしいでしょうか。

記者3:NHKの『ニュースウォッチ9』のタナカと申します。先ほどから、専門家による第三者委員会からの調査を行うという話でしたけれども、この調査の費用はご自身で負担されるんでしょうか?

舛添:もちろん当然です。

記者3:また、もし第三者委員会から、「適切な使い方ではなかった」となった場合はどのような対応を取られるおつもりでしょうか。

舛添:今、「第三者委員会」とおっしゃいましたけれども。私はいま複数の法律専門家にお願いをしているところでありますので。委員会というようなことではございません。今はお願いしているという段階です。

それで、その結果に従いたいと。その方々が厳正な第三者の目で見て「これはこうである」という結果を出されると思いますので、私はその結果に従いますし。その調査にも当然、ヒアリングを含めて、きちんと応じたいと思っております。

記者3:「使い方が適正ではなかった」というような結果になった場合は、どのようなご対応を取られる考えですか?

舛添:それは今申し上げましたように、これは政治資金規正法に精通した弁護士さんたちでありますので、「どういうふうにしろ」ということをおっしゃると思いますので、それに従いたいと思っております。

記者3:舛添知事ご本人は政治資金をどのようなものとお考えで、どう使われるべきだというふうにお考えですか?

舛添:それは、政治活動としてしっかりと都民、国民のために使うべきだと思っております。

記者3:そういう使い方をしてこられた、とお考えですか?

舛添:そこも今申し上げましたように、政治資金規正法に精通した弁護士さんが「これはどうだ、これはどうだ」ということをしっかりと調査して、ご指示がいただけると思っております。よろしいでしょうか。どうぞ。

記者4:テレビ朝日のウチダと申します。第三者の弁護士さんをお願いするということですけれども。その選定についてはどのようにお考えなんでしょうか?

舛添:それは、まず、今申し上げましたように、政治資金規正法にしっかり精通した方々にお願いすると。そして、先ほどより繰り返して申し上げましたけれども、厳しい公正、そういう目で見ていただけるという方を選定をお願いをしていたわけであります。

記者4:それは知事がお願いするということになるんですか?

舛添:もちろん、私の問題でありますから、私がお願いしたいと思っています。

記者4:知事が選ぶと、「疑念を持たれている」ということに対して、やっぱりまた、なんていうんですかね、「知事に寄った立場で見るんじゃないか?」という目も出ると思うんですけれども。そのへんについてはどうですか?

舛添:それはいま本当に複数の方にあたっております。ちょっとまだ名前を出すとかいうわけにはまいらないのはご理解いただけると思いますけれども。どなたが見られても、もうこの方ならば……例えば、私寄りだとか、私に贔屓目だと、そういうことじゃない方を選びたいと思っております。

記者4:その過程については、途中経過を公表されたり、結果を公表されるとか、そのお考えはありますか?

舛添:これはもうお相手のある話でございますので、その方が「じゃあ、自分の名前出していいよ」とか「じゃあ、中間報告しなさい」ということであれば、それはできると思いますけれども。お相手の方とご相談しないとできないというのが今の状況です。

あとはどうしましょうかね。今度は前で。

調査結果がまとまるのはいつ頃か?

記者5:調査の件なんですけど、具体的にいつ頃までに調査結果をまとめられるというお考えですか?

舛添:今、申し上げられるのは、できるだけ早くということでありまして、2ヶ月かけるとか、3ヶ月かけるとか、そういうことではありません。

前回の週刊誌の件を調べるだけでも、ものすごく時間がかかりました。かなり膨大な量になると思いますので、多少の時間は必要だと思いますけど、いずれにしましても、6月の1日に、ご承知のとおり都議会がはじまります。

ですから、都議会のみなさま方にご迷惑はかからないよう、心がけまして、可及的速やかに調査をしていただくよう、お願いしたいと思っております。

記者5:6月1日の都議会開会に間に合わせるように、ということですか?

舛添:そういうことではありませんが、とにかく都議会にはご迷惑はかからないように、全力をあげて、速やかに調査したいと、お願いをしたいと思っております。

記者5:だいたいの目処というのは?

舛添:それも調査している相手にお願いしているとこなので、これはお願いしてお受けいただいた方が、精査をはじめて、その段階でのご相談になると思います。

ただ、私の気持ちは、今申し上げたように、できるだけ早く。それから、都議会がはじまりますので、都議会のみなさまにご迷惑をおかけしたくない。これはあります。

記者5:調査の件なんですが、これは政治資金規正法に抵触しているのかどうか、というのもお調べになるということですか?

舛添:今回、さまざまな疑念がさまざまな報道でなされています。これはもうみなさま方に申し訳ないと思っております。それだけこの疑念を提示されたというのは、本当に恥ずかしいことだと思っております。

それで、先ほどから申し上げておりますように、政治資金規正法に精通した方にやっていただくんですけど、それ以外の問題でも厳しい第三者の目で見ていただきたいと思っております。

記者5:どれぐらいの期間、さかのぼって調べられるんですか?

舛添:これはさまざまな問題が出てきております。どれだけというのは、調査していただく方との相談になりますけど、ある程度、過去にさかのぼって、包括的に見ていただきたいと思っております。これは決まり次第、調査なさる方とご相談しながらそういう方向でまいりたいと思います。

記者5:最後に1点、支出なども調べられるということなんですけれども、仮に専門家が問題があると判断なさった場合、知事は知事職というのは、続けるかというのはどのように?

舛添:まずは、先ほどお答え申し上げましたように、しっかりと厳しい第三者の公正な目で見ていただいて、そして、これが結果として公表されることになります。

そのときに、同時に、極めて公正な目でのご指示があると思います。それを受けて、その指示に従いたいと思います。

しかし今のところは、私は全身全霊をかたむけて、都民のためにいい仕事をして、信頼を回復したいと。今、その一念でございます。よろしいでしょうか?

先週の会見の視聴者9割「納得できない」

記者6:ジャパンタイムスのオオスミです。調査を行われる方は1名ですか?

舛添:今のところ複数の方に……。

記者6:何名か教えていただけますか?

舛添:今、まだわかりません。数名の方に打診をしているところでございます。

記者6:わかりました。あと2点目の質問なんですけど、先ほどこれから全力を尽くして、都民の方の信頼回復されたいとおっしゃったんですけど。

各社で行った世論調査によりますと、先週の会見を見た方で90パーセント以上の方は辞任を求めているか、納得できないという回答が非常に多かったということで、具体的にどういうところを直したいというお考えでしょうか?

舛添:厳しいご批判を都民のみなさまにいただいている、これは先ほどから申しているとおり、心から真摯に反省をしております。

そして、そういうご批判を受けまして、それに対して二度とそういうご批判を受けないよう、そういうかたちでしっかりと仕事をしてまいりたいと思っております。

記者6:しっかりと仕事をして、というのは自分のご活動のなかで、どういうところで改善されたいと? すごく曖昧な表現になっていますので具体的にどういうところを改善されたいかっていうのをお聞きしたいです。

舛添:仕事はいろんな分野があります。オリンピック、パラリンピックの準備もしないといけませんし、それから社会保障の問題もあります。都政はいろんな分野でありますんで、これまでも努力をしてまいりましたけど、さらに、加えて努力をして、あらゆる分野において、いい仕事をしたいと思っております。

記者6:すみません、私の質問が悪かったかもしれませんけど、ご活動のなかでの分野ではなくて、知事ご自身のご活動か、これまでの行為のなかで、改善が必要な点はどのように考えられますか? という質問でした。

舛添:それは先ほど申し上げたように、都民のみなさまから本当に数多くのご批判を受けておりますので、一つひとつ肝に銘じて、批判を受けたことに対して、改善したいと思っております。よろしいでしょうか?

知事自身の言葉で説明しないと都民は納得しない

記者7:東京新聞のマツムラです。知事が先ほど言われた、弁護士さんに見てもらう件ですけど、法に抵触しているかどうかだけじゃなくて、どれくらいだったら一般都民の理解を得られるだろうかというラインを見てもらうってことなんですか?

舛添:それも、どういう調査をするかっていうのを先ほど申し上げましたように、第三者の厳しい公正な目で見ていただくと、そのときに、いろいろなご意見が、調査結果の公表とともに、いただけるものと思っております。

記者7:知事自身は自分で判断できないってことなんでしょうか?

舛添:先ほど申し上げましたように、大変都民のみなさんの信頼を失っておりますので、厳正なる第三者の公平な目で見て、しっかりと指摘していただきたいと思っております。

記者7:それは逆にいうと、弁護士さんが「いい」と言えば、それを楯にして、知事は「大丈夫でしょう?」ととられちゃうということがあると思うんですけど。

舛添:私はそういう気がまったくありません。

記者7:むしろ知事が今後は、政治的活動が半分以上占めるものでないと、支出しませんとか、ちょっと私的なものが入っているんだったら、それは計上しませんとか、そういうことをご自身で表明して、その基準に基づいて、弁護士さんに過去のものを見てもらうっていうんならわかりますけど、その基準自体を、弁護士さんにやってもらうっていうのはちょっとトンチンカンなんじゃないかと思うんですけど。

舛添:基準を作ってもらうということを申し上げているのではなくてですね、しっかりとまず調査をしていただいて、そしてそれに基づいていろんなアドバイスがある。こういうふうに思っております。

記者7:知事自身でもう、今後についてご判断する気はまったくないんでしょうか?

舛添:そういうつもりで申し上げてるんではなくて、まず、事実についてしっかりと調査していただくことがすべての前提だと思っております。

記者7:それ、事実が出てきたとしても、その事実をどう解釈するかという問題だと思うんですけど?

舛添:それはそれからのことだと思います。まずしっかりと、公平な厳しい第三者の目で見ていただきたいと思っております。

記者7:知事は辞めないまでも、給料削減するとか、そういう目に見えるかたちで反省を示すっていうことは考えてらっしゃるんでしょうか?

舛添:そういうことについても、すべては調査の結果を待ちたいと思います。よろしいでしょうか?

記者7:東京新聞のカワカミです。今の質問の続きなんですけれども、弁護士さんの方々にはいろんなことをお話しできて、こういうふうにカメラが入って都民の方が見ているこの場では正しいことはお話しできないと。そういうふうにも受け止められるんですけれども、この点についてはどうお考えでしょうか?

舛添:いえ、私はそういう気はまったくございません。先ほど来、申し上げておりますように、都民のみなさまに大変申し訳ございませんけれども、信頼を失っておりますので、まずは調査をしっかりとやっていただくということが前提でございまして。今、おっしゃられたような意図は毛頭ございません。

記者7:調査そのものということよりかは、知事自身の言葉で説明をしてほしいというコトだと思うんですよね。知事自身がこの疑惑に関して「こうですから、こうです」ということを説明していただいて、その上で都民の方々がその説明について納得するかしないかだと思います。

前回の会見では納得される方は大変少なかったです。むしろ我々の追求が甘いのではないかと、私どものほうに大変叱責を受けております。そのなかで、知事が今回なにも答えないということは都民の方々、大変お怒りになると思います。その点についてはどう思われますでしょうか?

舛添:そういうお怒りもあると思いますけれども、やはり私は厳しい第三者の公平な目で調査をしていただきたいと思っております。

記者7:知事自身は、知事自身が活動していくときに、都民の信頼がどれくらい必要だとお考えでしょうか?

舛添:それはもう都民の信頼がなければ仕事ができないと思っておりますので、信頼を回復すべく全力をあげて努力をしたいと思っております。

記者7:弁護士さんにお話しできて、都民にはお話できないというなかで、都民から信頼されるとお思いでしょうか?

舛添:そういうことで私が申し上げているのではなくて、厳しい第三者の目でまずしっかりと調査をしていただきたいということであります。