“できるエンジニア”の共通点は副業経験
新人がスキルアップする方法

非IT業界出身のエンジニア3名から学ぶ ー テクノロジーに仕事を奪われないためのキャリア戦略 #7/7

2018年4月29日、TECH::CAMP 渋谷校にて、「- 非IT業界出身のエンジニア3名から学ぶ -テクノロジーに仕事を奪われないためのキャリア戦略」が開催されました。第2部では、非IT業界からエンジニアに転身した3名のトークセッションが行われ、エンジニアを目指したきっかけやTECH::CAMP、TECH::EXPERTでの体験について語りました。本パートでは、TECH::EXPERT卒業生が、転職後のスキルアップや働き方について語ったほか、イベント参加者の質問に答えました。

即戦力になるにはかなり勉強をしなければいけない

植田悠大氏(以下、植田):じゃあ、野口さん、お願いします。

野口長記氏(以下、野口):1つ言うと、有安さんはすごくできる人です。僕の入った会社は、エンジニアが200人くらいかな。会社全体だと1,000人、1,200人くらいいるんで、そんなに負荷のかかる仕事がすぐに降ってくることはないんですけど、逆にいうと20年選手というか、そういう人がずらっといる感じなので。

そこで下手に「ちょっとできます」みたいなことを言うと、絶対できない仕事が降ってくるんです。現場に出て本当に思うことは、「即戦力なのか、できないのか」。誰も言わないんですけど、どっちかのレッテルで見ていると思うんですよね。

「こいつに仕事をふっても大丈夫か」「いや、まだできない」って、どっちかで見られていて、なので即戦力になるために、すごく勉強をしないといけないというのは確実にありますね。

植田:今、TECH::EXPERTで勉強して、そこから就職して、勉強量としてはどっちが多いですか?

野口:TECH::EXPERTで1日10時間なので、それを考えるとTECH::EXPERTの方が多いのは多いんですけど、業務以外に時間を割いて、僕だと1時間半とか2時間ですかね。だいたい1日勉強している感じですけど、それでいうと業務を足すと、そっちもけっこうハードだなって感じではあります。

植田:有安さんはどうですか。業務以外でスキルを身につけにいくことはされていますか。

有安祐二氏(以下、有安):そうですね。毎日勉強はしています。会社がけっこうゆるいというか、副業も推奨みたいな感じなので、例えば、毎日やっているわけではないですけど、業務中に、夕方くらいに勉強がしたくなったら1~2時間やっちゃうとかは、ぜんぜんありな空気の流れなので。

植田:勉強するというか、社外の情報を取ったりとか。

有安:それは必要だと思います。うちのCTOとかを見ていても思うんですけど、すべてがどんどん古くなるので、新しいものを取り入れていくことは、エンジニアの気質というか、一番大事なところな気はしますね。

植田:ありがとうございます。では、最後の質問になるんですけれども、2人は今後を見据えた時に、どういう仕事をしたいとか、どういうライフワークをしたいとか、今後について聞かせていただきたいと思います。

好きなことの幅を広げ、副業やサイドビジネスをやっていきたい

有安:まずは今、社内にいる立ち位置というか、今はできることを狭めてできることを、って段階なんですけれども、今後はもう少し広げて、最終的にはどんなタスクでも引き受けて、「めちゃくちゃ速いね」みたいな感じにはなりたいです。あと、先輩エンジニアの方を見ていると、みんな業務以外になにかしらやっているんですね。

なにか自分でメディアを作って経営していたりとか、いろいろ副業をして、月収10万くらいは稼いでいる感じがあります。たぶんそれも、エンジニアの方ってけっこうみんなやっていて、僕もそういうところもエンジニアらしいことをしていきたいな、と思っています。

植田:本当に今どきなというか、2つあったと思っています。まずは、好きな幅を広げる。もう1つはメインのキャリアや会社でのタスク以外に、仕事じゃないけど、やっていくっていうのかな。

有安:そうですね。その2つってすごく相関性があるように思っていて、自分で能動的になにかを作るって時に、一番勉強をするし、しないといけないし、スキルも伸びる。やっぱりスキルがある人ってそういう時期があるというか、そういう体験をしてきているようなので、僕もしたいなと思っています。

植田:けっこう、「自分で他にもいろいろやっています」ってエンジニアさんは、僕の周りにも多いですね。

有安:多いですよね。

植田:エンジニアさんが、そもそもそういう働き方がしやすいというのはありますね。

有安:そうですね。技術屋さんなんでね。

植田:ありがとうございます。野口さん、お願いします。

野口:そうですね、キャリア……有安さんと同じく、メインのところは重なるところがあるんですけれども。自分もスキルを高く持って、独立するかしないかは別にして、自分一人でも食べていけるような、サイドビジネスとかですかね、もう1つ柱を持ちたいなと思っています。

まずは働き方を選べる状態にしたい

植田:もともと、今日の話だと、海外で働きたいと思っていたみたいなことだったと思うんですけど、今後の展望としては(どうでしょうか)。

野口:それも視野には入れたいという感じですかね。スキル的にぜんぜん足らないので、それは30歳くらいまでには。僕は今27歳なんですけれども、30くらいまでにもう1つ柱を作って、それを広げて、30代のうちには海外に展開できたらなと思います。

植田:ありがとうございます。フリーランスだったり、副業だったり、会社で働くだったり、いろんな働き方ができるかなと思うんですけど。最終的に、「今はあまりフリーランスを考えていない」っておっしゃっていましたけど、自分の理想としてはどういうかたちがベストですか?

野口:フリーランスになれるスキルがあるなら、フリーランスにいったほうがエンジニアは儲かりますし、自由度も高いです。うちの会社も、業務委託というかたちで、いろんなフリーランスのエンジニアを雇っているんですけど、そういう人たちと会話をしていても自由度は高いですし、お金ももらっていると。スキルがあれば、それだけ将来性がある職業だなと思うので、今はスキルを伸ばすことを一番に考えています。

植田:働き方が選べる、選べる状態にまずしたい、というところですかね。有安さんは今後「幅を増やして副業したい」とあったんですが、独立などは考えていますか?

有安:そうですね。「楽しい方に行ければな」ってくらいですけど、今の会社は働き方がすごく良いというか、居心地がいいので。本当に今、儲かっているし、業績的にも良いので、会社でずっとやれるんだったら、これでも良いかなって気もしていますけど、5年後とかはなにを考えているかわからないですね。でも、スキルがあった方がハッピーなのは間違いないとは思っています。

未経験でもフリーランスになることは可能か

植田:ありがとうございます。では、用意していた質問は以上となるので、ここで会場のみなさんから、何かお二人に気になること、質問したいことがあったら手を挙げていただいて。

(会場挙手)

植田:では、一番早かった後ろの方、お願いします。

質問者1:未経験からフリーランスになるのは難しいことですか? いわゆる転職サポートとか(を使ったり)?

植田:そうですね。未経験の方が、そのままフリーランスになるのは可能かどうか(ということですよね)。

質問者1:そうですね。

植田:ですよね。ありがとうございます。周りにそういう人っています?

有安:なんか、いたような気がします。たぶんTECH::EXPERTが終わったくらいの段階で、スキル的には仕事をとることはできると思います。ただフリーでやるってことは、その時点から、現時点のスキルセットの切り売りにはなるので、大変だなあとは思いますけど。

1回会社に入って学びながらお金をもらって、のほうが楽は楽と思いますけど、可能か不可能かで言ったら、(未経験からフリーランスになることは)可能だと思います。

植田:ありがとうございます。野口さんも同じような意見ですかね。ちなみにTECH::EXPERTのお話をすると、今までは転職コースとスキルアップコースの2つあったんです。転職コースの方は、転職が目的なのか、スキルをつけるのが目的なのかというのが2つあったんですけれども、本当に1ヶ月くらい前にコースが増えました。転職コースと新卒コース、あと、フリーランスコースができました。

フリーランスで、案件を獲得して仕事をしていく方のために、未経験から10週間受けて準備をするコースができたので、よろしければ、ご検討いただければ、一応ご紹介という感じです。この感じで大丈夫ですか?

プログラミングでクリエティビティが満たされているのか

質問者1:現状はスキルの獲得で、案件の獲得まではサポートされていないんですか?

植田:獲得まではサポートしていないですね。案件の取り方についてレクチャーをするというかたちです。最終的に、やっぱり、どうしてもフリーランスは転職をする方よりも、スキルを自分でとっていく必要があるので、フリーとは言えど、厳しいところがある。

なので、そういったところのやり方は教えますけれども、案件の保証は今のところしていないですね。そういうかたちです。じゃあ最後、お一人だけ。

質問者2:生の声が聞けて印象的でした。質問なんですけれども、けっこう(TECH::CAMPやTECH::EXPERTに)入る理由でクリエイティビティ、自分で作り出したいから入りたいというのがあると思うんですけど、一方で企業がこういうのを作ってくれということで仕事をするわけで。

実際働いていて、クリエイティビティが満たされているのか、それともそういうのは満たされていないかもしれないけど、プログラミングをしていること自体で、クリエイティビティが満たされているのかとか、実際どうなのかなというのが気になっています。

有安:それでいうと、僕の場合は後者というか、プログラミング自体がクリエイティビティなところがあるというか。けっこう複雑な難しめのタスクだと、ひらめかないと先に進めないみたいなことがたまにあるので、そこで喜びは感じています。

植田:野口さんはいかがでしょう。

野口:僕の場合も有安さんに近い感じなんですけど、ここのカリキュラムでやるのがRubyっていう言語なんですね。Ruby on Railsはデバックを使って作ると思うんですけど、うちの会社ではRubyはいっさい使ってなくて、PHPやJAVAというものを使います。

自分がまだ未熟というか、成熟していないスキルを習得している段階なので、新しい発見とか、新しいものを取り入れている感覚はすごくあるんです。ステージとしては、新しいものを作り出すレベルに僕はまだ至ってないのかなって思っています。

プログラミングをやることで開ける道はたくさんある

植田:はい、ありがとうございます。では、質疑応答は以上とさせていただきます。この後交流会があるので、よろしければ直接お二人に質問をしていただきたいと思います。では、参加者の方に一言ずついただければと思います。

野口:(参加者の方は)これからTECH::EXPERTに入られる方なんですかね。

植田:検討されている方。

野口:検討されている方ですね。プログラミングをやることで開ける道はたくさんあると思っていて。さっきも言ったんですけど、このITのスキルがあれば、自由度の高い仕事、収入の高い仕事にわりと簡単に就くことができると思っているんですね。フリーランスでも、みなさんが想像するよりも、はるかに高い収入をもらっている方が多くて。

それはスキルに依存するところだと思うんですけど、その土台として、TECH::EXPERTは良いのかなと思っているので、これを機会に検討していただいて、一緒にがんばっていきましょう。僕もがんばるので、って感じです。

植田:はい、ありがとうございます。有安さん、お願いします。

有安:そうですね、一言。スクールに行くか、行かないかでいったら、やっぱりエンジニアが足りていないので、もしかしたら行かないで就職もできるのかもしれないですけど。なかなか条件面で厳しいものを提示されたりするので、そこはしっかり通った方が良いのではないかと思っています。

どこに通うかは、別にTECH::EXPERTじゃないといけないわけではないと思うんですけど、オンラインよりは対面の方がいいかなとは思います。TECH::EXPERT、悪くはないと思います。外れではない。他にもっと大当たりがあるかどうかは、ちょっとわからないですけど。なので、受講してみたらいいんじゃないかなと思います。意外と楽しいと思います。

植田:はい、ありがとうございます。それでは、トークセッションについては以上になりますので、登壇者のお二方に、盛大な拍手をお願いします。

(会場拍手)

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