TECH::CAMP代表が語る、テクノロジーに仕事を奪われないためのキャリア戦略

非IT業界出身のエンジニア3名から学ぶ ー テクノロジーに仕事を奪われないためのキャリア戦略 #4/7

2018年4月29日、TECH::CAMP 渋谷校にて、「- 非IT業界出身のエンジニア3名から学ぶ -テクノロジーに仕事を奪われないためのキャリア戦略」が開催されました。第1部では、株式会社divのCEO 真子氏による基調講演が行われました。本パートでは、自衛隊員や福祉施設勤務の方など、まったくの異業種からエンジニアに転職した事例や、サービスの内容について紹介します。

これから最も需要が伸びる仕事 エンジニア

真子就有氏(以下、真子):次に、どんな職種で働けばいいのか。これは、創意工夫できる、テンプレートがない職種。これまでこうやってきたよね、というやり方が確立されていない。確立されていたとしても、次々にアップデートしなければいけない状況にある仕事ですね。

何か同じことをやっているな、これは誰でもできそうだな、と思っている仕事ほど、テクノロジーによって淘汰される可能性が上がっていきます。気づいた時には、今の若い世代にはプログラミングがめちゃくちゃできる人がたくさんいるので、そういった人たちに取って替わられちゃうようなことが起きると思います。

ルーティンワークを繰り返すのはあまりおすすめしていないですね。これはポジショントークではなくて、本当に心から思っていることで、何か新しいキャリアに挑戦するのであれば、エンジニアがおすすめです。今後も需要が高まるやりがいのある仕事です。

あらゆる産業がソフトウェアに置き換わっていくという話をしました。その中で、ウェブエンジニアの需要は飛躍的に高まっていきます。今、有効求人倍率も7倍とかになってますね。1人のエンジニアに対して、採用したい企業が7社ぐらいあるという状況。営業とか企画職は1.5倍ぐらいなんですね。

なので、みなさんももし何か迷っているのであれば、このソフトウェア化する世界の中で最も花形の職種、これから最も需要が伸びる、このエンジニアという仕事に挑戦してみることを推したいと思います。

自衛隊や福祉施設勤務からエンジニアへ転身

最後に、簡単にTECH::EXPERTの紹介をさせてください。TECH::EXPERTは、プログラミングをやったことないとか、Macを使ったことがないという、まったくの未経験の方でも、最短で転職もしくはフリーランスとして活躍して稼げるようになるところまでサポートするスクールです。

未経験からの転職、というサービスから始まったので、実績ではNo.1になっています。150名以上の有名企業にも(就職が)決まっています。カリキュラムは全部上場企業のCTOに監修してもらっています。

これを全部やれば絶対に活躍できるというプログラムになっていますし、現場に近い開発経験を積んでもらいます。チームで開発をしたりだとか、実際にレビューをしたりだとか。なので、未経験から現場に入ったときに困らないスキルを身につけることができます。

事例としては、自衛隊の小隊長の方が急成長ベンチャーでエンジニアになったり、福祉施設勤務の方がエンジニアになったり。あとはメーカーの技術者の方、技術者といってもプログラミングはまったくやったことがなかったんですけども、NewsPicksという経済メディアのエンジニアとして働いています。

めちゃくちゃベテランのエンジニアしかいない中で、唯一未経験でめちゃくちゃ開発して、評価も高いと聞いています。

今はフリーランスコースを開講しており、未経験から独立するところまで完全にサポートしています。なんとなく興味がある、もっと詳しく聞きたいという方は、個別にカウンセリングを行っていますので、ぜひ申し込んでいただけると嬉しいです。

こちら(TECH::CAMP)は別に仕事としてエンジニアをやるほどでもない方向け、今はどんな人でもテクノロジーを学ぶことが必須と言えます。

このTECH::CAMPは、最先端のテクノロジースキルが月額で学び放題です。ウェブサイトとかAIとかデザインとか、あとはプレゼンテーションだとか、企業会計だとかそういったことも今の時代に必要なスキルとして勉強できるように、セミナーをやらせていただいたりしています。

講義は一切なく、すべて自習。それで、わからない時に即疑問を解消するので、絶対に詰まらない。教室とオンラインでサポートしていくことをやっています。卒業生が今9,000名以上いて、社会人がメインのスクールになっています。7~8割くらいが社会人で、だんだん増えていますね。満足度も高く評価いただいていて、メディアにも掲載されています。

けっこう社長もたくさん参加しています。今、隣の教室でも「イナズマ」っていう1週間で1日10時間×7日間やるっていう「プログラミングの精神時の部屋」みたいなものがあるんですけれども、それに(日本交通の)川鍋(一郎)会長っていう8,000名の社員がいる企業(の社長)にきていただいたりしていますね。

受講理由は、エンジニアの思考を理解したいということで、「別にエンジニアになる気はないけれども、これからテクノロジーについて成長しておくことは必要だし、自分でサービスを作りたい」といった方に来てもらっています。

こちらの場合は、プログラミングの体験会に月1,000人くらいエントリーがあります。科目はプログラミング以外は選ぶことができません。8教室でやっています。というわけで、最後かけ足になったんですけども、もし聞きたいことがある人がいれば、1人~2人、質問にお答えしようと思うんですけど、いかがでしょうか。じゃあお願いします。

常にある情報を組み合わせてどう新しい価値を作っていくか

質問者A:(テクノロジーの)性能向上が保証しているというか、(テクノロジーの性能向上が)続く保証というのはどういった感じなんでしょうか。素人考えでは、電力とか森林、原材料とか有限ではないものにもでしょうか?

真子:電力とか? 

質問者A:(テクノロジーの)性能向上が無関係にこれらにも(起こるのでしょうか?)

真子:そうですね、まず前提として僕はCPUとか専門家ではないので、そういった知見から話をすることはできないんですけれども、これまで性能が向上してきた歴史は続いています。僕たちが生きている間にどこかでぴたっと止まってしまう可能性は、非常に低いと考えるほうが納得感があるというか、妥当性があると思います。

質問者A:もう1つは、私は不動産業なんですけど、かなり秘密主義である。物件情報を抱え込んでいる。そういった秘密主義のような業界でも、このようなテクノロジーは、変えていくとしたら、何をどのように変えていくことができると考えていますか?

真子:秘密主義、情報を出さない?

質問者A:要は、データを食わせて、プログラムを自動化するわけですよね。そのデータをそもそも出したがらない人がいるとか、出したがらない業界である場合、その業界自体が潰れていくのかなと思うんですけど、どのようにお考えですか?

真子:ちょっと詳細を理解していないんで適切に答えられるかわからないんですけども、まさに出さないという固定観念が、一番やばいんじゃないかなというのはパッと聞いた印象ですね。

逆にデータをどんどん出していってオープンにして、そこから価値をつくっていく。なんかもうノウハウって、今はどんどん価値がなくなっていってるんですよね。例えば、プログラミングの教材はネット上にいっぱいありますよね。他にも、ライザップとかだと大袈裟にいうと炭水化物を抜いて筋トレするだけじゃないですか。

でも、やりきれないからみんな行きますよね。情報の流通量がめちゃくちゃ上がってるんで、ああいったノウハウはあんまり価値がなくなっていってるんですね。なのでノウハウで稼ぐんじゃなくて、情報を組み合わせてどう新しい価値を作っていくか、という仕組みを作っている会社が強いと思うんです。

だから、情報を抱え込んでクローズにやるんじゃなくて、もっとオープンにしていって、そこから新しい価値をどんどん生み出していく方がいいんじゃないかなと思いますね。もちろん、ノウハウに一定の価値がありますから、全部公開するのが必ずしもいいということではないですけど、そういうふうに自分は考えます。

質問者A:ありがとうございました。

なぜプロトタイプを作れるレベルが必要なのか?

真子:あと1人くらい。

質問者B:先ほどお話に上がったテクノロジーリテラシーに関して、「プロトタイプを作れるまで身につけるのがおすすめ」とおっしゃっていたんですが、なんでそのレベルまでなのか、もう少し詳しくお聞かせいただきたいです。

真子:そうですね。プログラミングってもう終わりがないので、区切りがいいからというので。自分で1個サービスが作れるまでやったら、サービスってこうやってできているんだっていうのが感覚でわかると思うんですね。

もちろんプロとして、エンジニアとしてやるのは難しいなと思ったりすると思います。でも、エンジニアがどんなふうに考えてやっているのか、「1つの機能をちょっと追加するのってこんなに大変なんだ」とか、そういうことがわかるレベルがプロトタイプを作るまでだと思います。

質問者B:ありがとうございます。

真子:じゃあ最後に。

質問者C:今後、デザイナーの仕事はどうなるのでしょうか?自動化されてしまうのでしょうか?

真子:デザインを作るプロセスは、テクノロジーによってめちゃくちゃ簡単になると思います。たぶん、コードを書かなくても、ドラッグアンドドロップでウェブサイトなどが作れるようになると思います。

ただ、やっぱり難しいのは人の頭の中にあるアイディアを外に出す作業です。お客さんがどういうふうにしたら喜ぶのかを考えて、それを形作っていくのは、機械には無理なんです。

機械ができるということは、人間を超えてるんですよ。じゃあ、僕たち仕事しなくていいんで。そうしたらもう、そもそも産業って何、みたいな話になってしまうんです。そこはいったん置いておくとして、そこまで行く前の段階の話をするんであれば、デザインって目的がありますよね。

目的がないのはアートなので、何か目的を持ったものがデザインだと思います。そのデザインを逆算して、どういう見せ方をしていくかを考えていくプロセスは、人にしかできないところがずっとあると思います。長くなってしまいましたけれども、本日は私からは以上です。ご静聴ありがとうございました。

(会場拍手)

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