足し算、わり算、すべての計算の基本「四則演算子」
おさ氏:今日は「四則演算子」と「比較演算子」というものを、大きく2つ勉強していきます。
「演算子」と聞くと、少し物々しく聞こえるんですけれども、簡単に言うと「計算をするためのルール」、「計算をするための記号」と覚えておいてください。では、さっそく「四則演算子」から記号の勉強をしていきましょう。
まず簡単ですね、足し算に関しては「+(プラス)」マーク。
引き算に関しては「-(マイナス)」マーク。
かけ算なんですけれど、×(バツ)の掛けるマークではなくて、エクセルでは*(アスタリスク)を用います。
わり算ですと、/(スラッシュ)マークを用いてください。
特にこのかけ算とわり算に関して、少し記号が異なるので、ここ2つ注意しておいてください。
比較のための記号「比較演算子」
はい、では「比較演算子」のほうに、入っていきます。
まず記号ですね。イコールサインは、この=(イコール)。
「より少ない」は、<(小なり)。
「より多い」は、>(大なり)。
「以下」は、<=(小なりイコール)。
「以上」は、>=(大なりイコール)
「ノットイコール」は少し変わっていまして、<(小なり)と>(大なり)で囲ってあげる、ひし形みたいなマークですね。
こういった記号で表現していきます。これら記号に関しては覚えていただきたいんですけど、どういう時に具体的に使うのかっていうのを見ていきます。
比較結果を自動で判別させるためには
例えばイフ関数を用いて説明していきましょう。イコールの例でいきますね。
「比較演算子」のこのイコールを勉強していきます。
まず関数ですので、=で始めてifというふうに打ちます。
で、始めて……。
今、イフ関数の使い方をまだ説明してないんですけど、最初に指定する条件っていうのは「論理式」というものです。
この「論理式」を指定してあげる時に「比較演算子」というものを対応します。例えばですね、今2つ「1」と「1」いう数字がありますね。
この2つの数字、どうみても同じ数字ですよね。これってイコール関係で成り立つはずなんですが、それを論理式で表現すると、「1(F9)=1(G9)」という形になります。で、コンマで区切ってあげて。
これが正しい時、イコールの時は「同じ」だよという言葉を返してね、と指定します。
仮にこれが違う時には「違うよ」と言葉を返してってエクセルの関数に入力すると、
今これ答えが一緒なので、「同じ」というふうな値をイフ関数ではじき出してくれてます。
こういったかたちで、関数のなかで論理式を指定する時は、特に「比較演算子」ですね。こちら6つあるんですけど、このマークをよく使うので、これをよく覚えてください。
以上、「四則演算子」と「比較演算子」、合わせて10個の記号マークを覚えておくようにしましょう。
どうもありがとうございました。