
2025.04.02
働く人が増えても、日本の「人手不足」問題は解決しない “労働力=人手”という捉え方の盲点
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平将明氏(以下、平):みなさん、CafeStaトーク・シーズン9、司会の平将明です。今日のゲストは、築地魚河岸3代目魚屋生田よしかつさんです。
生田よしかつ氏(以下、生田):どうも、生田でございます。
平:そしてアシスタントの大澤咲希ちゃんです。
大澤咲希氏(以下、大澤):よろしくお願いします。
生田:いや、いいね。咲希ちゃんね。俺、今日初めてだよ。
平:初めてですね。どうですか、このおじさん?
大澤:いや、元気で。
平:「元気で」って(笑)。
生田:お父さんより1個上だろ、俺?
大澤:はい。
生田:19歳?
大澤:19歳です。
生田:19歳。肌の張りが違うな(笑)。
平:大澤さんは2回目の登場なんですけど、前回はスキーで欠席ということで。
生田:どこ行ったの?
大澤:苗場に行きました。
平:苗場? 苗場は俺も行ったよ。ユーミンのコンサート。
生田:苗場でユーミンのコンサートってなかなかロマンチックじゃないですか?
平:かみさんといきました。「かみさん」と、行きました。
生田:あえてそんなこということも、おかしいんじゃないの? 当たり前だと思いますけど(笑)。
平:今年2回目なんだよね、ユーミンのコンサート。去年は娘とかみさんと行って。今年はもう娘が来ないっていうからしょうがなくてさ。
生田:だって、娘(咲希ちゃんと)同い年ぐらいだろ?
平:そうそう同じ。いま大学1年生なんだけど。そうしたらさ、クールジャパンの関係で、苗場のコンサートを主催してるイベント会社の社長さんがたまたま僕のところ来られたんですよ。
コンサート業界は会場が不足するというかなり深刻な問題を抱えてて。それで「ちょっと話を聞いてほしい」と言って、来られて。
そのとき、僕はかみさんと苗場に行く予定だったから、タートルネックにセーターだったわけ。それで「なんでそんなにラフな格好してるんですか?」と言うから、「これからユーミンのコンサート行くんです」と言ったら、そのイベント会社の社長が「え、うちですよ、それ! 私もこれから行くんですよ」って言って。
それで「ところで……(誰と?)」って言うから、「いや、奥さん、奥さん。かみさんと行きます」「よかった、よかった」みたいな(笑)。「なんだその『よかった、よかった』って。意味わかんないけど」って。
生田:今ここの党はそういう問題ありますからね。気をつけていただかないと。
平:はい。気をつけたいと思います。
生田:だけどまあ……やっちゃったな(笑)。
平:本当にね、緊張感を持っていきたいと思います。
生田:だけどやつもタイミング悪くさ……。
平:そっち突っ込んでくるのか、ここで(笑)。
生田:たぶんあれ、普通になんでもないときにやってたら、ただの「不倫議員」で終わってんだけど。その前に「ゲスの極み乙女。」というのがきちゃったから、「ゲス不倫」という1個の単語ができちゃったわけじゃない。それのデビュー戦みたいな感じじゃない? いやー、だから……まあいいや、やめとこうか。
平:まあ、今年の流行語は「ゲス」ですよ。
生田:「ゲス」だね、「ゲス不倫」だね。
平:いろいろありますが、国会議員として「議員辞職」というのは、一番重い責任の取り方なので、それ以上の責任の取り方はないので。
生田:それはそうですよね。
平:議員辞職ということで、これからはまたやり直すということだと思いますね。はい。
生田:おっ。まとめますね、先生。
平:いやいや。もう、これはね。
生田:野党の頃だったら、ここでおもしろかったんだけどなー。
平:ちょっと歯切れ悪いですけど。
生田:歯切れ悪いですね、かなり。
平:いやいやいや(笑)。
生田:ああいうの見てて19歳の子としてどう? あいつ、許せない?
大澤:信頼してる人がいっぱいる、ということを忘れないでほしいですね。
生田:すごい。なんか100点満点の答えだね(笑)。
平:まあやっぱり「公人」ということもあり、やっぱり「信無くば立たず」って我々の業界ではよく言われますし。でも、議員辞職までしたのでね、ここで1回リセットして。
生田:うん。まあ、ここでリセットだね。
平:いや、なかなか議員辞職した人いませんよ。
生田:いないよ。だから、(コメントで)さっきから「モナ男」「モナ男」って出てんじゃん。モナ男(民主党・細野豪志議員)なんて、いけしゃあしゃあとやってるもんね。
平:だいたい離党ぐらいの話なんですよね。
生田:だって、離党もしなかったじゃんモナ男は? ね?
大澤:はい。
平:「ね?」って振られてもね、困りますよね(笑)。ということで、クールジャパンで思い出しましたが……。
生田:この間、河野先生の「火曜会」で講演やらせてもらいました。水曜日になにかやってたね。山本一太さんとか、いたでしょう。
平:そうそう。いま山本一太さんが自民党のクールジャパン政策推進の特命委員会の委員長なんですけど。この間、山本一太さんが僕の部屋に来て、「委員長代理やってくれ」ということになりまして。
生田:おっ。ずいぶん出世したもんだな。
平:おかげさまで。みんな「平は暇なんだろう」と思ってるみたいで(笑)。
生田:そうだよね。結局、あの副大臣終わってから、何だったんですか?
平:行革の仕事も担当してますけど。まあ、そういうことで、内閣府でクールジャパン政策担当をしてたので。山本一太さんも内閣府でクールジャパンの担当大臣やられてたので。
今、政府のほうが担当大臣島尻さんなので、沖縄や北方領土のことでお忙しいこともあって、党のほうで応援したいなと思ってまして。まあ、クールジャパンはいいと思います。山本一太さんと私というのはですね……。
生田:ちょっと口を挟むけどね、クールジャパンなんてものは元官僚とか政治家叩き上げの人間にはできないよ。
平:そうだよね。難しいんだよね。
生田:あれ、結局商売だからよ。
平:そうそう。成長戦略だから。
生田:「商売どうやってやんだ?」「どうやって外需取り込むんだ?」みたいな、そんなことでしょ? だったら商売人にやらせたほうがいいよ。
平:これ、僕が内閣府副大臣だったとき、担当大臣が山口副大臣だったんですね。徳島出身の。
生田:あの厳しい人ね。
平:山口副大臣がほぼ私に任せてくれて、それで少しクールジャパンを立て直そうと。やっぱり趣味の世界に行きがちなので、「これは成長戦略だから」という話をして、有識者の方も全部僕が人選をさせていただいて。それで2つなんだよね、やっぱり。
1つは成長戦略として再定義をして、国の司令塔をちゃんと機能させましょうと。結果として、去年「官民連携プラットフォーム」というのを立ち上げたんですよ。
政治の側は島尻担当大臣。民間の側は、このニコ生をやってるドワンゴの社長と、パナソニックの会長を共同座長にして、官民あげてクールジャパン戦略を推進していきましょうと。
もう1つは1000億円で「クールジャパンファンド」(クールジャパン機構)というのを作ったんだけど。クールジャパンファンドと政府の司令塔がバラバラに動いてるから。やっぱり、この司令塔とファンドと連携しなければいけませんね、ということで。
ちょうど副大臣のときにそれをやって、終わった頃に立ち上がったんですよ、官民連携プラットフォームが。
それで大事なのが、そこで政府と民間が一体になって、ファンドも活用して、いろんなプロジェクトを進めて、「成功事例」を作るということが大事なんだけど。さっきも言ったように「目利き」は我々政治家がしないほうがいいんだけど、「推進力」ってやっぱり政治の力なんで。
若干、「推進力落ちてるな」と思ってるときに、山本一太さんからお話しをいただいたんでね。党のほうから応援しようと。役所も喜んでますよ。わかる人間が党の側で。どの政策もそうなんだけど、わからない政治家がそこに就くと面倒くさいわけですよ。
生田:そうだね。綺麗事言っちゃってな。
平:それで、わからないとストップかけるやつが多くてさ。「わかんねえなら任せろよ」と思うじゃない? ちょっと言葉が汚いですけど。
生田:いや、それだけの腹がねえんだよ。腹がねえの。
平:そうそうそう。そういう意味では、これからクールジャパンをどんどん進めていきたいなと思ってます。
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