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インターネットラジオ : ハマれないふたり(全9記事)

きゃりぱみゅが、やっぱり街中で写真撮られても仕方ない理由

6月15日、タレントのきゃりーぱみゅぱみゅさんがプライベートで渋谷を歩いている姿が目撃され、写真に撮られてツイッターにアップされた。一般人がタレントを盗撮することの是非が問題になりました。

ラリー:きゃりーぱみゅぱみゅさんが。

梅田:若者に大人気のきゃりーぱみゅぱみゅさんが。

ラリー:そうなんですよ。原宿のファッションモンスターが。

梅田:はい(笑)。

ラリー:Twitterで一般人に写真を無断で撮られたという話をしていて。

梅田:ありましたね。覚えてますかね、みなさん。

ラリー:市川海老蔵さんもそういう話をしてて。

梅田:ちょいちょい問題になりますよね、芸能人とTwitterというかね。

ラリー:「誰々を見かけた」とか言われちゃうパターンとか、「勝手に写真撮られる」っていうパターンがあって、それを芸能人は「やめてくれ」と言うんだけど。

梅田:まあやめてほしいですよね、普通。

ラリー:無断で撮るのはやめてくれと。でも撮る側としてはなんか、有名税だろ的な、仕方ないだろ的な。どうなんですかね? そもそもなぜ撮りたいのかって思うんですよね。撮りたいですか? どうですか?

梅田:撮りたくはないですね。

ラリー:あと例えばサインとか欲しいですか? どうなんですかね?

梅田:僕はないですね。でも、僕は接客業のバイトやってたことあるんで、そしたら芸能人が来るんですよ。好きな人が来ると嬉しいじゃないですか、それは。だから「あ、いつも見てますよ」みたいなことは僕は言いたくなるし、伝えますね。その程度ですかね。

ラリー:なんかね、そこはやっぱ根本的な疑問で、そんなもんだと思うんですよやっぱり。本当に好きな人って本人の邪魔したくないと思いませんか?

梅田:そうですね、はい。邪魔するのはにわかな人ですよね、おそらく。

ラリー:だから「サインください」とか「写真撮らせてください」とかは自分のためにやっていて、相手の迷惑を考えてないですよね。「ここで話しかけるとこの人は周りの人にも気付かれて迷惑だろうな」とかっていうことじゃないですか。本当に好きな人はそう考えると思うんですよ。だからむやみに行かない。

梅田:そうですね。

ラリー:だから本人も不快に思わないというか。

梅田:無断で撮るような人はちょっと僕らとは違う志向性の人ですよね。だからその人の気持ちにならないと多分わからないんでしょうね。なんかそういう経験あります?

ラリー:うーん。遭遇してもまず話しかけたりしないですからね、絶対。

梅田:ラリーさんはお笑いイベントに声をかけられるじゃないですか。誰かのライブに誘われて行ったら客席に大物のあの人が、みたいな。

ラリー:そういうのはよくありますね。

梅田:そういう時って何も思わないんですか?

ラリー:そういうミーハーな気持ちはないからな。

梅田:「同行者に言いたい!」みたいなのはないですか?

ラリー:それも言いたくないですね。ダサいと思うんですよ、その言う感じが。

梅田:わかる。でもね、僕はちょっと言いたくなっちゃうかも。

ラリー:「誰々来てるよ」みたいな(笑)。まあそれもわかるけどな……。そもそもなぜ撮りたいのかみたいな、そこなんですかね。

梅田:写真問題ね。

ラリー:あと、握手会もそうですよ。

梅田:握手したいのかってことですよね、そもそも。

ラリー:本当にその人好きだったら握手なんかしたいか? って思うんですよ。Aさんってアイドルが好きだとして、あなたAさんの立場になったらあなたみたいな気味の悪い得体の知れない男性と手を合わせるってことをしたいと思ってますかって思うんですよ。自分の欲望だけでお金を払って握手しに行くわけでしょ? そこは意味がわかんないですよね。

梅田:そうですね。まあ意味はわからないですけど、一方でもうそういうものになっちゃってますからね。特にAKB以降のアイドルは。アイドルは基本、握手会はやるものだというスタンスですからね。でも、きゃりーぱみゅぱみゅはそういう人じゃないですからね。それに、「あそこに誰々がいるぜ」って仲間内で言うのと、その人を写真に撮ってそれをしかもネットに上げるっていうのはまた違う行為ですからね、全然。それはよくないと思いますよ。

ラリー:一方でこれはきゃりーぱみゅぱみゅの問題もあるんですよ。きゃりーさんっていう人がどういう人かっていうと、あの人はやっぱりアイコンだと思うんですよ。あの人自体が。

梅田:ファッションモンスターですからね。

ラリー:アイドルでもない、ミュージシャンでもない、アーティストでもない、なんでもないわけですよ。変な服着て街にいるのが、きゃりーさんだと思うんですよ。

梅田:確かに。

ラリー:だから街できゃりーさん見た時に「あ!きゃりーさんだ!」っていう感覚はわからないでもないというか。要はもう東京スカイツリーとかと一緒なんですよ。

梅田:確かに。しかも写真を撮られたのは渋谷でしたっけ? 渋谷にいてほしいですからね、なんか(笑)。

ラリー:そうそう、だから「いた!」っていう気持ちはわかるんですよ。写真撮るかどうかは別として。

梅田:そうですね。しかも、おそらく普段着なんですね。もう全部おかしいですよね(笑)。

ラリー:だから「いた!」って思うし、その「いた」ってことに対して本人に嫌がられると違和感があるというか、そこはちょっとわかるんですよ。要は、なんて言うんですか、きゃりーさん自身がもう原宿系のストリート系の人じゃないですか。ストリート系の人が街にいたよって言って、それはそうだろみたいな、そこは受け入れようよみたいになるっていうか。そこはね、なんか難しいですね。だから。

梅田:でもそれで言うと、渋谷とか原宿とかそういう若者の街を歩いているきゃりーぱみゅぱみゅでいれなくなっちゃうじゃないですか、街で騒がれたら。だからやっぱ華麗にスルーがいいんじゃないですかやっぱ。本当に好きな人ならね。

ラリー:だからまあ、結局好きだったらスルーするし、スルーしないということは好きじゃない人というか、だったんだから否定されてもしょうがないという気はしますよね。

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