2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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生田よしかつ氏(以下、生田):いつ頃からこういう活動やりだしたの?
小幡和輝氏(以下、小幡):全然学校行ってなかったんですけど、夜間高校に行きだしたんですよ。1年くらいは嫌々学校に行ってる時期があって、17歳の時に、たまたますごくいい出会いがあって、めちゃめちゃ頑張ってる子だったんですよ。
生田:そこの定時制にいた子?
小幡:いや、ちょっと違うところなんですけど。学校行って部活やって生徒会やってアルバイトやって、音楽が好きで自分でバンド組んでライブしちゃうみたいな、めちゃくちゃ頑張ってる高校生に出会う機会があって、すげぇなぁって。自分自身憧れたというか。彼みたいになりたいなぁって。
それがスタートで、自分も頑張ってみよう、っていうのが5年くらい前。
生田:それまでは憧れるとか、こういうふうになりたいっていうのはなかったの?
小幡:ずっとゲームの世界に憧れてました。めちゃめちゃゲーム好きで。
生田:例えば、リンクになりたいみたいな?
小幡:そうです、そうです。1日10時間はやってたので、ゲーム。
平:仕事より長いじゃん(笑)。
生田:親はなにも言わなかったの?
小幡:親は最初はけっこう喧嘩したりとか揉めたんですけど、小学3年生の時からはなにも……。
大澤咲希氏(以下、大澤):はや(笑)。
小幡:だから7年間くらいですね。
生田:親はなにも言わないの!?
小幡:基本的には。
生田:すげぇな親もな。
小幡:まぁ、けっこうバトりました(笑)。
生田:親は何者?
小幡:親は先生です。学校の(笑)。
大澤:えええええ!?
生田:おもしれぇ! 本当!?
大澤:おもしろ~い(笑)。
生田:それで2年生くらいまでは行けって言ってたけど、3年からはあんまり言わなくなって、「まぁいっか」みたいになっちゃったんだ(笑)。
小幡:そうですね。
生田:それでこの活動が?
平将明氏(以下、平):なんでさっき頭になにもつけずに紹介したかっていうと、よくわかんないんです。「昆虫食の」とか、なんとかのって表しきれなくて。いろんなことをやってるんだよな。
小幡:そうですね。けっこういろんなことやってます。
平:彼は岡山で地方創生をやってるっていうのはなんとなく。それと、投票。若い人たちの選挙権引き下げの時にやったのはおもしろいなと思ってて。
生田:選挙ごっこをやってたの?
平:選挙ごっこじゃなくて、キャンペーンね。投票に行きましょうキャンペーン。じゃあちょっと行きましょうか。どれから行きましょうかねぇ。
小幡:僕が最近一番力入れてる活動なんですけど、わかやまコンシェルジュっていう活動で。
平:和歌山といえば、セカンドフロアですよ。
生田:余計なこと言わないほうがいいと思います。ここ本部ですから(笑)。
平:ちょっと失言が(笑)。
生田:よせよせ!(笑)
平:和歌山といえば自民党が圧倒的でね。
小幡:和歌山がすごく好きで、和歌山をもっともっといい町にしたいなと思ってるんですけど、地域に住んでる人が自分の住んでる地域を好きになるって、ファンを増やさなきゃいけないなと思ってるんです。それでずっと「和歌山が大好きな人を増やす」っていうテーマで活動してきたんですけど、めっちゃ抽象的じゃないですか。「和歌山が好きな人」ってめっちゃ抽象的なので。
平:意外と東京の人は、和歌山と岡山の区別がついてないかもしれないね。
小幡:そうなんですよ。
生田:そんなことないだろ。和歌山と岡山の区別くらいつくぜ。
小幡:いや、けっこう屈辱的なこと多いです(笑)。
生田:「きびだんごのところでしょ」とか言われたり?
小幡:そうですね。「場所どこですか?」とか言われたり、「名前似てますね」とか言われたり。
平:俺は八百屋だから、和歌山っていうと梅。あとみかん。梅で儲けさせてもらったんですよ。
生田:南高梅か?
平:そう、南高梅。儲かるんだよ梅は。大田市場で一番梅買ってたのウチだからね。まぁいいや。
小幡:好きな人には認定して資格を作ろうと思ったんですよ。これを増やしていかないと増えてる感が無いじゃないですか。
生田:和歌山マイスターみたいな。
小幡:そうです。それで「わかやまコンシェルジュ」っていう資格を作って、認定協会を作って。
平:何人か岡山コンシェルジュも混じってたらおもしろいね。あ、ごめんね(笑)。
小幡:いえいえ(笑)。これ認定証を発行してるんですけど、今600人くらい認定させていただいている感じなんですけど……大体今で半年くらい。
大澤:ちゃんとしてる。
平:ちゃんとしてるねぇ。すごいじゃん。あなたの名前が入ってるじゃん。判子つきで理事長で、小幡和輝。
生田:すごいねぇ。
小幡:僕が作ったので(笑)。
生田:こんな金どこから引っ張ってくるんだよ。
小幡:これは認定料でお金を頂いてるので、そこでやりくりしてます。
平:この人も、魚なんとかっていうね、ビジネスやってるんですよ。
生田:ビジネスになんないよあんなもの。やっぱりそれよりも内田さんに媚びるほうがお金に……あ、いけねぇ!
平:バカ野郎(笑)。本当にそのうち潰されるぞ(笑)。
生田:本当に俺やられるな(笑)。まぁいいや。
小幡:その取り組みを一番中心でやっていて、これは高校生以上の人の取り組みなんですけど、小学生の方にも和歌山を好きになってもらう取り組みをしたいなぁということで、トランプを作っていまして。
平:トランプ流行りだからねぇ(笑)。さっきトランプ見せてもらったけどさぁ、みかんと梅しかイメージなかったけど、いっぱいあるんだねぇ。
生田:醤油、太刀魚ねぇ。あとマグロ。
大澤:私が好きなのはこのパンダのカード。
生田:でたねぇ、パンダ。
平:セカンドフロア。
生田:余計なこと言ってますね(笑)。
小幡:これを実際に作って、今予約販売で1月から発売するんですけど。
平:1月から販売なのこれ。
小幡:はい。今はまだサンプルで。クラウドファンディングで資金調達をして。
生田:いくらくらい集まった?
小幡:30万くらいですね。3,000円出してもらったら、このトランプが貰えるのと、13種類の投票に参加できるっていうリターンを販売して30万集めて。それで、実際に小学生と作るっていうことで小学生を集めて、2ヶ月に1回みんなで集まって、一緒にアイデアを考えて作るっていうところまでやったんです。
平:おもしれぇなこれ。
小幡:ありがとうございます。
生田:こういうのやってさ、将来の夢は?
小幡:これを続けたいです。
生田:これを続けて、将来は和歌山県知事とか?
小幡:あんまりそこは考えてないですけど(笑)。自分が「こんなのあったらいいな」というものを作って、和歌山が好きな人を増やせたらいいなと。
生田:なるほどね。偉いねぇ。
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