2024.10.01
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第29回:暗殺教室「殺たん」と英単語の効果的な覚え方<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」>(全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):Have you read the comic series “Assassination Classroom”?
『西澤ロイの頑張らない英語』
上村潤氏(以下、上村):このコーナーは、英語のコンサルタント兼カウンセラー・西澤ロイが、英語に関するさまざまな話題を取り上げたり、英語を使って活躍している方にインタビューするコーナーです。ロイさん、おはようございます。
ロイ:おはようございます。
上村:えー、“Assassination Classroom”?
ロイ:Classroom.
上村:っていうと、まさか?
ロイ:日本語で言うと、『暗殺教室』。
上村:あのマンガですか?
ロイ:僕の大好きなマンガです。
上村:おー……ロイさん、マンガ読むんですか?
ロイ:少しだけ読むんですけど。
上村:あー、なんかぜんぜんイメージがないんで(笑)。
ロイ:いくつか好きなマンガがあって。『ギャラリーフェイク』とか、『頭文字D』とか。もう終わっちゃってますけど。
上村:『ドラえもん』もアレですもんね、もともと。『ドラえもん』も好き……?
ロイ:『ドラえもん』も普通に、そうですね。
上村:あー。
ロイ:『暗殺教室』は12巻ぐらいまで出てるときだと思うんですけど、コンビニで見かけて(注:動画投稿日は2015年3月18日)。それで一気に「おっ、これはおもしろい」といって買い始めてですね。
上村:今、週刊少年ジャンプで連載中のマンガになるんですが。現在アニメ化もされていて。
ロイ:そうですね。
上村:ね。非常に、ノリにノっている。
ロイ:もうすぐ映画化もされるという。
上村:あっ、そうなんですね。
ロイ:来週21日、公開ですね。
上村:へぇー……すごい。『暗殺教室』マニアな、まさに(笑)。
ロイ:いや本当、この世界観がすごい好きですね。
上村:はい。そんな世界観がお好きという話なんですが、そもそもこの『暗殺教室』っていうのはどういったお話になるんですか?
ロイ:これ説明するの本当難しいので……もう「第1巻を見てみてください」って感じなんですよね。
上村:あー、なるほど。
ロイ:下手に説明すると、つまんなくて逆に野暮になってしまうと僕は思ってるので。
上村:(笑)。なるほど。
ロイ:興味あったら本当、1巻読んでみて、って感じなんですよね。
上村:はい。その、主役といいますか「殺せんせー」っていうのが出てくるんですよね? この特徴的なキャラクター。
ロイ:そうですね、タコと言うか。
上村:なんと言ったらいいんでしょうね。僕ずっと、これ「殺(さつ)せんせー」だと思ってて。
ロイ:あー。
上村:「殺(ころ)せんせー」って、マンガを読んで初めて知って(笑)。「あっ、これ『ころせんせー』って読むのね」と思って。
ロイ:そうそう。「殺せない」からなんですね。
上村:そうなんですよね。「あっ、そこと掛かってたんだ!」って思って。非常にびっくりした気がします。そんな「殺せんせー」を取り巻く人間模様と言いますか、なんと言いますか。そんな『暗殺教室』、現在13巻までコミック出てますので、気になる方は、書店に行っていただきたいと思います。
上村:そして、なぜ今回、この『暗殺教室』の話をしたか、なんですが。
ロイ:これですね、『殺(ころ)たん』。
上村:『殺たん』?
ロイ:『暗殺教室』公式単語帳という……高校生向けの単語帳を、『暗殺教室』で出してるんですよ。
上村:あっ、マンガの『暗殺教室』と、英語の単語帳がコラボレーションしたような?
ロイ:そんな感じですね。
上村:へぇー! おもしろいもの作りますね……!(笑)。この『殺たん』、非常に売れているというか。
ロイ:みたいですね。
上村:大ヒット中らしいですね。
ロイ:いやぁ、おもしろいですよ。
上村:おもしろいですか。
ロイ:普通の単語帳って、つまらないじゃないですか(笑)。
上村:うーんまぁ、どうしても単語帳っていうと、「勉強」っていうイメージが強いですよね。
ロイ:そうそう。なかなか「よーし覚えたいな」って人いないじゃないですか。でもこれは『暗殺教室』が好きだったら、「読みたいな」って思えるようなネタがいっぱい入ってたりして。
上村:へぇー。
ロイ:ストーリー形式にもなってて、そのストーリーも楽しめますし。
上村:うんうん。
ロイ:あとは、普通の高校生の単語もあるんですけど、特別授業みたいなものが載っていて。例えば、「赤羽カルマの挑発英語」とか。「岡島君のエロく聞こえる英単語」とか。
上村:あっ、ちょっと聞いてみたいですね(笑)。
ロイ:「ビッチ先生の口説き方講座」とか。
上村:おぉ、おぉ。
ロイ:こういう、マンガを知ってる人にはたまらない、いい味を出してるコーナーがあったりして。
上村:マンガ内で、いろんな特徴的なキャラクターが出てくる中で……いろいろと、非常に口の悪い子もいればね。
ロイ:そうそうそう。
上村:それこそね、「ビッチ先生」と呼ばれる人がね(笑)。彼女は暗殺のスペシャリストなんですよね。その方が使うような、ふだんなかなか英語の勉強の中では出てこないような言葉回しと言うか、そういったものもコラムとして載っています。
ロイ:そうですね。
上村:それはおもしろいですね、確かに。うん。
ロイ:だから中には、ぜんぜん覚える必要のないような、「買収する」とか。
上村:あー、まぁなかなか使わないですよね(笑)。
ロイ:英語では“bribe”とか言うんですけど。
上村:“bribe”。
ロイ:あと例えば、「隠し撮りをする」とか。
上村:あー……ちょっと犯罪的な匂いがしますが(笑)。
ロイ:(笑)。“sneak”を使って、“sneak a photo”って言うんですけど。
上村:“sneak a photo”。
ロイ:そういうのも、『暗殺教室』を読んでたら「ちょっと覚えてみようかな」とか、つい覚えちゃったりとかできるので。
上村:またその単語がマンガと紐づいてるので、「あっ、あの時のシーンの言葉はこういうかたちで英語にできるんだ」と。
ロイ:そうですね。
上村:これは本当に楽しみながら覚えられますね。
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