2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
リンクをコピー
記事をブックマーク
山口義徳氏(以下、山口):じゃあ次どんどんいきたいと思います。
大日本プロレスさん、そして他社の企業さんとのコラボは実はかなりやっております。その事例を見ていただければと思います。
(スライドを指して)これは資生堂さんですかね。「『エージーデオ24 メン』VS大汗プロレスラーで実力を検証」ということで、ちょっと動画がありますのでお見せさせていただきます。
(動画が流れる)
いいですねぇ、メンツが。要は制汗剤をつけている選手と、つけていない選手の匂いを比べる。プロレスラーを起用するのがバッチリですね。
登坂栄児氏(以下、登坂):いや、今の会場のみなさんのリアクションがもう狙いどおりだと思うんですね。ちょっとニヤっとしてしまうというか(笑)。
山口:そうですよね。これはしかもスポンサーが資生堂さんなので。資生堂さんもこういう、大日本プロレスさんを使って比較対象というか、一番ギャップがわかりやすいというところでは注目していただけているんじゃないかと思います。
ちなみに関本さん、この中にいらっしゃらないですね?
関本大介氏(以下、関本):僕、(画面の)の黒いところぐらいにいます。
山口:出演はしなかったんですか。
(会場笑)
関本:そうですね。黒いところで、シャッターのところから見てました。
山口:あ、見てたんですか。
登坂:せっかくだからね、出てくれたらよかったのにと思いますけど。
関本:いやいや。
登坂:ちょっと恥ずかしかったんですかね。
関本:ちょっとはい……。
登坂:ちょっと恥ずかしかったということで。
山口:はい(笑)。
まだほかにもございます。DMMさんからVRプロレスというものを、実はつい最近やったんですけど。これもちょっと見ていただこうと思います。
(動画が流れる)
はい。DMMさんからもこういうVRプロレスのほうのご依頼が来たりだとかっていうところで。やっぱり、けっこう迫力がありますよね。
登坂:これが第1弾で。昨日も収録があって、第2弾は9月末に発売になるんですけど。このCM、実は今初めて見たんですけど、「すげえ」「やべえ」しかレスラーは言わないですね。バカばっかりだなと思いました(笑)。
(会場笑)
山口:いやいや、もうその言葉で十分迫力が。
登坂:でも、映像が360度ですよね。リングサイドにいたり、ファンの方が最前列で観る方がたくさんいらっしゃったりします。コーナーポストに上がった選手がここにいるとか、あと頭にカメラつけているので、空というか、リングの上からレスラーが飛んでくるシーンとかがあったりしてかなりの迫力でした。
山口:そうですよね。
登坂:第2弾はとくに、カメラを持っている選手に対して、後ろを振り向かせてバンッと殴るというシーンがデータで残っていたので、収録した時はすごい迫力でした。映画の中に入っているみたいでした。
山口:プロレスは本当に体感があるので、VRとのマッチングは非常にいいでしょうね。
登坂:そうですね。すごく親和性を感じました。
山口:ありがとうございます。じゃあ、どんどん行きたいと思います。
これは東京キリンビバレッジさんとの大日本さんとのコラボですね。あとは、エナジードリンクのエナジークエストさんという、全国のスポーツクラブさんとやられているような、このようなメーカーさんとのタイアップ。そして『ファークライ4』という、「エクストリームすぎる魅力をご紹介!」ってあります。これはゲームですね。
続いて『燃えろ!!プロ野球ホームラン競争』というこれも……。これはなんですかね?
登坂:これはアプリですけど、僕らの世代ってファミコンで「燃えプロ」というすごく楽しかったんですね。バントしてホームランになるという異色のゲームだったんですけど、それが今スマホのゲームになりまして。そこに登場人物で有名な野球選手がたくさん並んでいる中に、なぜか大日本プロレスの選手が何人かいるんですね。
山口:出ているんですね。
登坂:それも関本選手が明徳義塾という高校野球の名門にずっといたんですね。
山口:明徳義塾、レギュラーですか?
関本:いやいや(笑)。
登坂:甲子園には出場しなかったんですけど、A・B・C・D、つまり4軍まであるなかの4軍のメインですから。スタメンでね。
山口:ああ。そうですね、4軍のスタメン。
関本:アルプススタンドで応援団旗を持ってました。
山口:そうなんですね。
関本:あれ、めっちゃくちゃ……。
登坂:いや、そんなところ自慢しなくていい。
山口:(笑)。
関本:すごい重いんですよ。
登坂:いいから。もういいから。そこの自慢。
関本:9回まであれを持ちきったのは、たぶん僕だけだと思います。
山口:すばらしい。それが今や立派なメインイベントでプロレスラーでもうすごいキャラクターになっています。
(スライドを指して)じゃあ、どんどんいきたいと思います。なんですか、これは? 競馬場プロレス。園田競馬で競馬場プロレスもやっている。
登坂:ああ、そうですね。関西、兵庫県かな、園田でやらせてもらってて。もうだ10回近く……7回、8回やらせてもらってて。レースの間ごとに試合をするんですね。
最初はどんなもんかなと思ってたんですけども、すごい人が集まってきてね。1回目をやった時、喜んでいただいて。2回目からはもうレースごとに試合をやってくれと言われました。
山口:なるほど。
登坂:それをまあ、僕、「なにか法律とかに触れないんですか?」って言ったんですけど、大丈夫らしくて。要は、例えばAが赤のコスチュームを着て、こっちが青のコスチューム着て、赤が勝ったらお客さんが「じゃあ赤の馬を買おう」と楽しむ。
山口:じゃあ、そういうコラボもやられている。
登坂:なおかつ、それで評価していただいたのは、入場券は100円ぐらいなのですが、それさえ払えば僕らのプロレスをタダで見れます。プロレスファンさんが200人とか300人、100円の券を買ってくれて、競馬を知ってくれる。それにすごく喜んでいただいたんですね。
山口:なるほどね。異業種から新しいファンを誘引できたということですね。
登坂:そうですね。さっき言ったように、20代の女性の方がふだん来ないところに、東京から遠征していただいている。馬券を買ってもらうことがすごく有益だったということと、実際、スコアも大きかったらしいです。売上が上がる。
山口:公共のそういったところとのコラボというのも、おもしろいですよね。ありがとうございます。
商店街プロレスというのもやっておりまして、ちょっとこちらも動画で見ていただきます。
(動画が流れる)
山口:商店街でプロレスをするんですね、みなさん。いわゆるイベントプロレスですね。
登坂:そうですね。年間15から20ぐらい全国各地でやって。主に横浜など、神奈川県でやってるんですけど。
山口:子どもも本当に多く見に来てますよね。
登坂:そうですね。本当に街頭テレビで観てた頃のおじいちゃんおばあちゃんから、僕らのタイガーマスクのような世代、またそれを知らない人たちのお子さんたちが来てくれますね。
山口:そうですね。
登坂:やっぱり一番いいのは、初めて観てもなんとなくわかる。なんとなく見てて、なんとなく子どもたちに楽しんでもらえるというのはすごいうれしく思いますね。
山口:そうですね。万国共通でプロレスというのは言葉でなにかを説明するものではない。見てもらったらわかる、というところの強みはありますよね。
登坂:そうですね。あと、なんかお恥ずかしいんですけど、無料だとすごい集客があります。
山口:ははは(笑)。
登坂:高いと5,000円、安くても3,000円ぐらいで普通に後楽園ホールとかで毎月やってるんですけど。そこは1,000人も入れば御の字の大会を毎月やっているんです。でも無料となったら、もうそれを見に来ない人も、通りがかりの人たちがどんどん足を止めてね。
関本:……はい。
登坂:聞いてますか、ちゃんと?
関本:そうですね。
登坂:大丈夫ですか?(笑)。
山口:(笑)。
登坂:すぐに集まるよね。告知がなくても「やるよー!」ってなったら、「なんかやってるね」と言ってみんな集まってくる。
山口:やっぱりプロレスの魅力は、いろんな人を引きつけるところがすごく大きいと思うんですよね。
登坂:関本選手はプロレス界の中では多少認知があるんですけど、一般的に知られてなくても「プロレス」というキーワードだけで、それこそおじいちゃんおばあちゃんから集まってくるんですね。
山口:そうですよね。いやー、ありがとうございます。(スライドを指して)今、商店街プロレスというところでいろいろやられたときの写真でございます。
登坂:場所はいろいろですね。商店街の中のアーケードだったり、(スライドを指して)これは駐車場ですね。それから公園だったり駅前だったり。
山口:たくさんのところでやられているんですね。
登坂:これはお祭り会場ですね。
山口:これは今、関本さんは別名「火力さん」とも呼ばれていまして、なぜ火力さんなの? というところを見ていただければと思います。
(動画開始)
(動画終了)
山口:はい、火力さん。これはもう主演ですね。やってみてどうでした? 演技、けっこう上手いですね。
関本:いや、そうですか?
(会場笑)
山口:どうでしょうみなさん。けっこう上手いんじゃないかなと思うんですけどね。
関本:いや、喋ってないですからね。
(会場笑)
山口:やっぱり言葉じゃなくても伝わるのがプロレスラーということじゃないでしょうか?
関本:いやいや、まあそうですけど。でも、あれでよかったのかな、と。
山口:すごく「火力さん!」と呼びたくなるような映像だったと思いますよね。
登坂:プロレスファンの方からも大変支持されていて。この間は『電気新聞』にも掲載していただいて、火力さんのSNSでの拡散率がすごく高いということを記事にしていただきました。
山口:さすが関本さん。ありがとうございます。
これは映画にも大日本プロレスの方が出られたりだとか。あちらのブースでも出していたんですけど、大日本プロレスさんは、プロレスの興行のプランもあります。みなさんの街に呼んだり、イベントでプロレスラーの方を使いたいという部分でも、料金形態が非常にわかりやすくなっていますよね。
登坂:これは我々は非常にバカでして、あまり細かいことがわからないので、シンプルに「これだけいただいたら一生懸命やります」「細かいことは言いませんので、これだけいただいたらなんでもやります」ということでございます。
山口:この後、なにかご相談がありましたら、このような料金形態でいろいろやっておりますので、ぜひいろいろとご相談ください。
そしてここからが、プロレスとリアルアフィリエイトということで、当社リアルクロスがプロレスとどう関わっているのかをお話したいと思います。時間的に駆け足になりますので、お話させてください。
プロレス会場で実施する成功報酬広告であるアフィリエイトですね。
今まで実施したクライアントの例が、結婚相談所さん、クレジット企業さん、アプリゲーム会社さん、保険クライアントさん、不動産投資会社さん、ウォーターサーバーさんですね。そのような企業さまに、今まで広告をいただいております。
ではどんなことをやるの? スポーツのイベントで見込み客のリスト獲得ということをやっています。
インターネット上での広告がなかなか成果が出ていないと感じるお客さまであるとか、クロージングを非常に難しく感じているお客様を獲得したり、初期投資を減らしてブース出展したりだとか。
成功報酬という部分では、画期的な取り組みを大日本プロレスさんとさせていただいています。例えばどういうものかというと、戦略1はアンケートプロモーション。
プロレス会場のファンというのは熱量が高いんですよね。コンサートに行っても熱量が高い人って非常に多いと思うんですけど、その熱さがプロモーション成功の秘訣になります。
例えば、クリアファイルなんかを用意しまして、「非売品のクリアファイルをこちらでお配りしています!」というと、みなさん大量に集まってくるんですね。そこでアンケートをご記入いただいて、そして後日テレアポをされて、その後ユーザーさんからのアクションの返りが非常に大きくなっています。
プロレス会場で不動産投資会社さんであったりする実績があります。目的としては不動産投資会社さんなので、マンションや住宅への不動産投資が狙いです。スポーツ会場で見てみた時に、クリアファイルをお渡しして、アンケート回答者に対して後ほどお電話するようなカタチです。
これが大日本プロレスさんの例でもあったんですけど。両国国技館でやったときに3,200人のお客様が集まりまして、アンケートの回収が600枚できました。そして後日アポイントできたのが、なんと60人なんですね。
10パーセントのアポイントがとれるというのは、通常のテレアポ業界では考えにくくて、だいたい多くても2パーセントだと言われています。その5倍くらいの差でアポイントがとれているというのは、やはりファンマーケティングの賜物じゃないかなと思います。
そして(スライドの)一番下です。マンションの購入者がなんと2人、3,000万円の家がなんと2軒も売れたんですね。これは、やっていた私たちもびっくりしました。マンションで2軒も、ですよ。関本さん!
関本:これ、本当なんですかね?(笑)。
山口:いや、本当ですよ!(笑)。
(会場笑)
ウソをついている、みたいになっちゃってる(笑)。
関本:僕、試合をしていて。僕を応援してくれている人が2人、マンションを買ってくれたということですよね?
山口:マンションを買ってくれているんですよ。だから、相当のお礼試合になるんですよ。
関本:おお、じゃあ頑張ろう。
山口:はい(笑)。
(会場笑)
関本:1つが3,000万円だから、2つ売れたから6,000万円!
山口:そうです。一人ひとりに買っていただいたんです。
関本:6,000万円分のプロレスをしなきゃなんですね。
山口:そうです、そうです。
登坂:そういうことにしましょうかね(笑)。
(会場笑)
2024.10.29
5〜10万円の低単価案件の受注をやめたら労働生産性が劇的に向上 相見積もり案件には提案書を出さないことで見えた“意外な効果”
2024.10.24
パワポ資料の「手戻り」が多すぎる問題の解消法 資料作成のプロが語る、修正の無限ループから抜け出す4つのコツ
2024.10.28
スキル重視の採用を続けた結果、早期離職が増え社員が1人に… 下半期の退職者ゼロを達成した「関係の質」向上の取り組み
2024.10.22
気づかぬうちに評価を下げる「ダメな口癖」3選 デキる人はやっている、上司の指摘に対する上手な返し方
2024.10.24
リスクを取らない人が多い日本は、むしろ稼ぐチャンス? 日本のGDP4位転落の今、個人に必要なマインドとは
2024.10.23
「初任給40万円時代」が、比較的早いうちにやってくる? これから淘汰される会社・生き残る会社の分かれ目
2024.10.23
「どうしてもあなたから買いたい」と言われる営業になるには 『無敗営業』著者が教える、納得感を高める商談の進め方
2024.10.28
“力を抜くこと”がリーダーにとって重要な理由 「人間の達人」タモリさんから学んだ自然体の大切さ
2024.10.29
「テスラの何がすごいのか」がわからない学生たち 起業率2年連続日本一の大学で「Appleのフレームワーク」を教えるわけ
2024.10.30
職場にいる「困った部下」への対処法 上司・部下間で生まれる“常識のズレ”を解消するには