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放送直後から使えるグレーな心理術(全8記事)

メンタリストDaiGoが教える、美人理論物理学者リサ・ランドールの魅力

5次元宇宙を提唱した理論物理学者リサ・ランドール氏を知っていますか? メンタリストDaiGo氏の新刊『限りなく黒に近いグレーな心理術』の発売を記念して、『人生が変わる2枚目の名刺』などの著書があるメディアプロデューサーの柳内啓司氏(@kjyng)が、ニコ生上でDaiGo氏に公開インタビューを決行。テレビ局で働きながらWEBや書籍などのコンテンツ企画も手がける柳内氏とDaiGo氏の対談の話題は、両氏の共通の興味の対象である学問の話へ。『ワープする宇宙』などの著書があるリサ・ランドール氏の研究そのもの、そして美しい容姿、それぞれの魅力や、心理学が経済学に与えた影響などが語られました。

DaiGo氏が好きなマンガ、アニメは?

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)「今日入会しました」、ありがとう。(ニコニコ動画のコメントにて)「DaiGoさんオタクですw」ってその通り。オタク会をやらなくちゃって言ってるんですけどね。

柳内:オタク会。何オタク何ですか? DaiGoさんは。

DaiGo:いろいろですよ(笑)。とりあえずアニメはいろいろ喋れます。

柳内:そうなんですね。何系ですか?

DaiGo:何系? 最近見てすげえおもしろって思ったのは『PSYCHO-PASSとか。好きなの言ってったら大体わかるんだよな。『PSYCHO-PASS』とか『コードギアス』とか。マニアックどころだと、知ってる人いるかな。正式なタイトル忘れちゃったんだけど、『DARKER THAN BLACK』って覚えてる皆? 覚えてないよね。

柳内:分かんない、調べてみます。

DaiGo:そういうのがあるんですよ。黒より黒いみたいな。『攻殻機動隊』も好きだし、『エヴァ』も好きだし。好きな漫画を挙げろって言われたら『北斗の拳』と『ジョジョ』ですね。

柳内:少年漫画も見つつ。

DaiGo:そうですね。うん、『化物語』も好き、『パトレイバー』良いね。懐かしい。『時かけ』いいね、ああいう恋愛したかったな。男子校だったんでなかったんですよ。

柳内:そうなんですか。僕も男子校だったんで、ああいうの漫画だけで楽しむタイプでしたね。

DaiGo:そうなんですよね。漫画だけのほうが良いような気もしますけどね。夢が永遠に崩れないから。

柳内:確かに。『BOYS BE...』めっちゃ回し読みしてましたもん、皆で。

DaiGo:回し読み懐かしい(笑)。

柳内:(ニコニコ動画のコメントにて)「女子校もです」ってそうなんだ。

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)うん、『ピングドラム』。『ピングドラム』も良いよね。「『BOYS BE...』とか懐かしすぎる」って(笑)。

柳内:『BOYS BE...』分かってくれてる。おじさんです(笑)。

DaiGo:35歳ですもんね。

柳内:そうです。

男女別学のほうがIQが上がる

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)「男子校って心理学的にどうなの」って。実はね、男女分けたほうが勉強はするようになるらしいですよ。共学だった学校を男女別学に変えた実験があるんですけど、IQとか上がってるんですよ。

柳内:じゃあやっぱり理にかなってるんですね。一応進学校は男女分かれてるところ多いですもんね。

DaiGo:そりゃあね、男女共学だったら身に入らないよねえ(笑)。

柳内:確かになあ(笑)。

DaiGo:でも男同士のあの距離感って社会に出てからも役に立つと思うんで、良いと思いますけどね。ただバレンタインのときにロッカーにチョコレートが入ってるのを見たときの衝撃は、ちょっと今でも忘れられないですね。

柳内:それどういうことですか!?

DaiGo:貰ったことあるんですよ僕、男子校で。

柳内:あー。でも、あります僕も。

DaiGo:ありそう!(笑) モテますよね結構。

柳内:2丁目行くと、今は年くったんであれですけど。20代は結構離されない感じでしたね。

DaiGo:離されない感じ(笑)。

柳内:(ニコニコ動画のコメントにて)「ホモなんだ」じゃない。ホモじゃない(笑)。

DaiGo:このタイミングでコメント盛り上がりすぎでしょ(笑)。

柳内:(ニコニコ動画のコメントにて)「そっち系か」って違いますよ(笑)。でもそっち系でも良いですけどね、今の時代。

『ワープする宇宙』の著者リサ・ランドール氏が超綺麗

DaiGo:ちなみに共学だった人と別学だった人の比率ってどうなんだろ? 高校にしましょうか。コメント欄がひどい(笑)。

スタッフ:男子校と女子校は分けても大丈夫ですか?

DaiGo:分けましょう。男女比もわかる。

柳内:確かに理系は女の子少ないですよね。モテますよね。数が少ないから。

DaiGo:生物学系に行くと、結構可愛い子いるんですよね。理系は。物理とか数学はちょっとやばいんですよね。ときどきすごい可愛い子いるけど。200分の10とか5とかそれくらいでしたよね。

杉内:女子校の最後の「こう」は高いのほうか学校のほうか……。

柳内:学校の校です。編集者なのに、もう(笑)。

DaiGo:男子高、女子高みたいな(笑)。リサ・ランドールっていう理論物理学者いるんですけど、超綺麗ですよ。

柳内:格好良いですよね、そういう人。

DaiGo:ヒッグス粒子ってちょっと前に話題になってたじゃないですか。物質に存在を与えるとかって。あれの仮説とかを提唱してた人ですね。

柳内:じゃあ本気の。

DaiGo:ガチの理論ですね。ブレーンとかの概念を提唱してて、今見えてるこの世界は時間を入れたら4次元って言われますけど、5次元ないと成り立たないっていうのを提唱してそれを証明したっていう。

その人なんですけど、物理学者なのにすごいきれいです。本もすごいおもしろいです。『ワープする宇宙』とか。

ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く

柳内:そんだけ頭良くてきれいな人って、結婚とかするんですか?

DaiGo:いやあ、絶対気が強いですよ! 物理とかやってるとかって言うとあれなんですけど、超気が強いですよ。僕は気が強いほうが好きなんで良いんですけど。

柳内:「だから?」くらいの気の強い人のほうがやっぱり。そうですよね。

DaiGo:気の弱い人はやっぱり大変だからな、ケアが。

柳内:そうですね、どっちかって言うとね。

DaiGo:そろそろ結果出しましょう。はい。

視聴者のリア充比率はどのくらい?

DaiGo:共学多いなあ!

柳内:男子校より女子校のが多い。

DaiGo:別学だってこれ、16、7くらいしかないってことだもんね。

柳内:そうですね、合わせると。共学が増えてたんだ。

DaiGo:くっそー、時かけやってたんだお前ら。良いなー良いなー。

柳内:リア充だったんですかね(笑)。意外でした、もうちょっと多いのかなって思ってた。

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)「何もなかったが何か?」って、ごめん。でも何もなくて共学って、共学の無駄遣いだよ結構(笑)。

柳内:共学の無駄遣い(笑)。

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)「なんもねぇよ……」。点々はリアルだね何かね(笑)。

柳内:まだ観てないんですけど、『時かけ』と言えば『バケモノの子』とか細田守さんやってますよね。

DaiGo:何かすごい細田さんっぽいっていうか。

柳内:もうご覧になりました?

DaiGo:いや、まだです。でもよくそう聞きますね。

柳内:『おおかみこどもの雨と雪』はすごい良かったから、観てみたいんですよね。

柳内:突然のリア充調査(笑)。

DaiGo:「もちろん」「いいえ」「それなりに」って(笑)。

柳内:非リア圧勝?

DaiGo:「いいえ」が58.5%(笑)。素直な人が多い、素晴らしい。

柳内:素晴らしい。

DaiGo:何に対してリア充かにもよりますからね。

攻殻機動隊がきっかけで人工知能の勉強を始めた

柳内:そうですよね、確かに。ちなみにDaiGoさんって、中高のときもう心理学勉強し出してたんですか?

DaiGo:してないです、してないです。

柳内:まだその頃してなかったんですか。

DaiGo:中高のときには人工知能の研究をやろうと。人の心を作りたいと思ったのには理由があって。1999年公開の『攻殻機動隊』の映画版を観たんですよ。それがきっかけで、ちょっと電脳を作ってみたいなっていうのがあって。それでやっぱり勉強し始めたのが物理だったんですね。

最初は全然心理学とかってなくて。そこから勉強していくうちに、人間の心を作るには人間の心理を知らなくちゃいけないなと思って、心理学を勉強し始めてっていう感じですね。

柳内:大学は理系だったから、独学ですよね。

DaiGo:そうです、そうですね。理系に心理学無いのは何だろうと。おかしいですね。

柳内:やるべきだと。

DaiGo:そうですね。確かに昔ながらの体質で言ったら無いんですよ。哲学とかに近いんで、昔の心理学って。でも今はエクスペリメンタル・サイコロジーっていって、理系の人たちが使う物理的な観測装置。

例えばファンクショナルMRIとかPET(Positron Emission Tomography/ポジトロン断層法)とか、ああいうのを使うっていうのが当たり前の時代になってるんで。だから理系なんですよね、心理は。

柳内:化学なんですね。

DaiGo:哲学とか文学ではなくなってるんですよ。もちろんそういう側面はあるんですけど。だから理系に移さなくちゃいけないと思うんですよ。

杉内:(ニコニコ動画のコメントにて)「ハムスター」(笑)。

柳内:何がハムスター?

杉内:柳内さんがハムスターに似てるって(笑)。

DaiGo:急いで一生懸命食べたからだ(笑)。

柳内:こんなおじさんつかまえてハムスターって(笑)。ありがとうございます。

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)「ハムスターみたいで可愛かった」って。

柳内:そうか。それがきっかけで、始めたんですね。

DaiGo氏と柳内氏の意外な共通点

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)今「やなぎーは何の勉強?」って書いてたんですけど、ここ2人おもしろい共通点があって。人工知能系なんですよ2人とも。

柳内:そうですね。僕も理系で人工知能やってました。

DaiGo:音楽を作曲する人工知能を作ってたらしいですよ。

柳内:そうなんですよ。初音ミクとかが無い頃に。

DaiGo:そうか、初音ミクが無い頃ですか。

柳内:無かったですね。VOCALOIDっていう言葉も無かったですね。

DaiGo:初音ミクに搭載されてるんじゃないですか?

柳内:もしかしたら(笑)。

DaiGo:論文だって出してますもんね。

柳内:そうそう。結構一緒に研究やってたやつとか後輩が、それこそスマートニュースとかグノシーとかあるじゃないですか。ああいうほうに行ったりとか。今人工知能ね、花盛りなんで、いろんなところ行ってますよ。あと将棋のソフト作ったりとか。

DaiGo:ニコニコで有名な電王戦のやつですよね。

柳内:そうです。ポナンザっていう世界一のソフトも後輩、山本君が作って。

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)「掃除機の音がする」って誰かが言ってるけど何だろう。

柳内:たぶんこれ、ファンですかね。静かにできないのかな。

DaiGo:パソコンか。パソコンのファンでした。

柳内:人工知能やっぱ今も興味ありますか?

DaiGo:そうですね。人の心を作ってみたいっていうのはずっとあったんで、そこはやっぱり。そっち進んでいく中で人の心に興味が向いちゃって、今こうなってるって感じなんですけどね。

柳内:そうですよね。人工知能と人の考えを読み解くって、ちょっと近いですよね。

DaiGo:誰かが「新品の脳みそが欲しい」って。「siriは人工知能?」、siriは一応人工知能ですね。「PC格好いい」って、ありがとうございます。これ僕のじゃないんですけどね。

行動経済学は、ほとんど心理学に近い

柳内:行動経済学? あれってやっぱ相当心理学に近いんですか?

DaiGo:あれはもう心理学ですね。一応作った人というか行動心理学の走りになった人が、ダニエル・カーネマンって人とトヴェルスキーって人がいるんですけど。

特にダニエル・カーネマンって人は心理学者であるにも関わらずノーベル経済学賞とったんですよ。今まで経済学って、合理的経済人って全て合理的に判断する人間っていうのを仮定して、経済学の理論っていうのを組んでたじゃないですか。だから上手くいかなかったんですよ。

柳内:高いものより安いものを買うっていうことですね。

DaiGo:だから今日1万円貰うよりも、1週間待って1万500円貰う人たちっていうのを想定してたんですよ。でも実際に実験すると、今1万円貰うのと1週間後に1万500円貰うのだったらどっちがいいって聞くと、皆1万円貰っちゃうんですよやっぱ。

柳内:ああ、確かに。

DaiGo:普通に利率で考えるとえらいことになってるんですよ。1週間で5%になってるから。普通に1月で考えたら20%じゃないですか。こんな良い投資は無いっていう。ところが人間は合理的に考えられないから、目の前の1万円をとっちゃうっていう。

柳内:それをモデリングしてやってるから。

DaiGo:そういう不合理さっていうのを内包したかたちで経済学を定義したのが、ダニエル・カーネマン。それが行動経済学ってなって。だから今後は行動経済学を中心にしてしか、なり得ないんじゃないかな。

昔は人間の不合理さとかエラーみたいのを扱う技術が無かったんで。無かったというか大量に扱う技術が無かったから単純化しなきゃいけなかったんですけど。

今はデータサイエンティストとかも出てきたしビッグデータとかも流行ってますし、PCの処理能力っていうのも上がったんで。だから今後は行動経済学の理論に則って、経済学っていうのが発展していくんじゃないかなって。だから今、いろんな所に心理学が入ってきてるんですよ。本当に。

柳内:そうですよね。人間の合理的じゃない揺れっていう部分は全部心理学ってことですもんね。

遺伝子検査で自分探しの必要がなくなる?

DaiGo:そうですね。今僕は、遺伝子治療の検査会社と仕事してるんですけど。そこで自分の性格とか気質っていうのが、遺伝子検査でわかるっていうサービスがあって。

それやると、例えばギャンブルにはまりやすいかとか、パートナーを束縛しやすいかとか、創造力が高いのかとか頭の回転、情報の処理能力が高いのかとか。ネガティブなのか疎外感を感じやすいのかとか。

柳内:それはもう生まれてから変わらないんですか。

DaiGo:変わらないです。遺伝子なんで。

柳内:ショック!

DaiGo:エピジェネティクスっていうのがあるんですよ。遺伝子があってもその遺伝子が発動するかどうかっていうのは、スイッチのオンオフがあるんですね。

でもエチル化されるとオフになっちゃうんで、発現しないんですよ。だからネガティブな遺伝子を持っていても、発現しないこともあるんですね。

それは実は人間の生活習慣である程度オンオフできるんですよ。だから完全に変わらないわけじゃないんですけど、元々持ってる特性っていうのはあるんですよね。

柳内:そっか。それプラスいろんな要素で変わってくるんですね。やったことないなあ、やってみたい。

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)「遺伝子検査キット申し込んだ」ありがとうございます。おもしろいですよ。だから遺伝子検査プラス行動経済学っていうことになってきたら、遺伝子的にどういうことにお金を使いやすいのかとか。

柳内:なるほどね。でもそれの言うこと聞いたほうが、人生良く進む可能性が高いんですよね。

DaiGo:そうですね。自分探しの旅をしなくていいんですね、これからは。

柳内:しなくて良いんですね。助かるなこれは(笑)。皆すごいな。エピジェネティクスの話とか皆わかるのかな。認知心理学とか。

DaiGo:認知心理学はもうちょっと前の話ですね。人間がどうものを認知してるかっていう話なので。

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