2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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(コメントにて)「88888888」ありがとう。「ショーンKについて語ってほしい」。ショーンKね、3分前の入場の時からもうリクエストがあったんですけれども。
本当にショーンKの話など聞きたいのか? というか、だいたい『ワイドナショー』の松本人志の意見あたりで、俺はもういいのではないかと思うんですけれども。
ニコ生の人たちとか、ネット言論人の人たちって、そろそろ立ち位置を考えたほうがいいなと思うんだけども。なんだろうな、『ワイドナショー』というのは……、かつて『朝まで生テレビ!』というのが……。
おそらく昔、日本には文筆言論界というのがあったんだよね。それは文学界とかいろんなところで論争みたいなものがあったんだけれども、『朝まで生テレビ!』がそういうのを破壊しちゃったと。
月に1回の放送で、言論人がじかに出て、自分の生の言葉で言いだしたものだから、そういうテレビに出ない言論の人たちというのは、いつまにか淘汰されてしまって。
僕らが今、頭に浮かぶ言論人というのは、テレビに出ていろいろ言い合いをしてくれる人とか、ワイドショーとかで解説してくれる人になっちゃったんだよね。
同じように、『ワイドナショー』というのが出てきて、松本人志がときどき外れたようなことも言うんだけど、だいたい王道なコメントをポンポン言い出してから、ネット言論が入る隙がほとんどなくなったように僕には思えるので。
マツコ・デラックスと松本人志がいれば、ネット言論っぽいものって、それだけでいいんじゃないのかな、と思います。
基本的に、何人だろうとハーフだろうと、経歴詐称の問題はもちろんあるよ。経歴詐称の問題はもちろんあるだろうけどさ。能力を買ってワイドショーに出したりしてたという建前がテレビ局にあったんだから。
そこで、ハーフでないとか学歴詐称だからといって……、まあ、本人が自粛したとか降りたという事情があるんだけどさ、それでいっせいにないことにしようとか、けしからんというふうなね(笑)。
「なんだよ。お前ら所詮、学歴があってイケメンで、そんな奴らがテレビ出て適当に言うことを、ちょろちょろ話すのを求めてただけじゃんか?」というのがあからさまでおもしろかったと思います。
(コメントにて)「詐称は会社なら解雇でしょ」と。詐称は会社なら解雇だよ。でも、テレビ局の番組では違うじゃん。例えば、平成ノブシコブシの吉村(崇)が「破天荒じゃない」という理由で『ロンドンハーツ』を首になるというのは、俺は考えられないんだけど(笑)。テレビなんてそんなもんじゃねえのと。
とくに今回の、経歴がよくてイケメンで毒にも薬にもならないことが言えるという能力で、ショーンKさんというのは上にあがってきたわけだからさ。そんなもんだと思うんだけれども。もう本当に安かろう悪かろうというのがテレビ番組なんだから。
みんな「そりゃ(経歴詐称は)問題としても、別に問題ないよ」と言うんだけれども、そこにいた全員が「でも、彼と何を話したのかまったく覚えてない」と言うんだよね(笑)。
そのへんの、本当に当たり障りのないことがスラーっと言えるあたりが能力であり。『ワイドナショー』で松本人志が言った、「高卒であんだけできるんやから、たいしたもんやないの?」っていうのが、俺はもう本当にそのとおりだなというふうに。
スマホでNewsPicks、スマートニュースとかを適当に見ながら、「うん、松本人志、そのとおりだよな」と。「こんなこと言われたら、ネット言論人なんて仕事がねえなあ」と思いながらですね。これ以上のこと、俺もうなんにも言えないよ(笑)。
(コメントにて)「学歴はどうでもよろしいねん」はいはい。まあ、俺も高卒だよね。高卒というのは何かというと、大学が除籍処分なので、学歴としては「高卒」になるんだよね。
それは正確に言うと、大学に1回入学したんだから「中退」と言ってる人が多いんだけれども。僕みたいに除籍の人というのは、「大学に入学した」という事実さえも抹消されてるから、本当は高卒だというふうなことで。
あまりそういう学歴が関係のない現場が本当になかったわけだよね。アニメ界にしても、文筆業界にしてもそうなんですけど。出版社で本を出すというときもそうなんだけれども。
「どこの大学ですか?」とかくだらないことを聞くような人が、まったく本当に、僕の視界の中に入る人の中で誰1人いなかったもんだからさ。あまり気にせずに仕事をしてるので、逆に、まだ世間のテレビ局とかはそのへんなのかな、というふうに思いました。
(コメントにて)「メガネ変えた?」メガネ変えました。
たぶん前回も同じメガネだったと思うんだけれども。違うか。前回ちょっと不幸な出来事があって、メガネが壊れちゃったんですけど、またやっともとに戻ったんでですね。
(コメントにて)「少しお痩せになったように」ありがとうです。もう1回ちゃんと真面目にダイエットをやって、それでもダメだったら、ライザップということを近い人に命令されてですね。
ライザップだけは死んでも嫌だと思ったので(笑)。ごく普通に、ご飯以外のおやつは食べないというのを。どうなんだろうね、秋元康。ネットの噂どおりライザップやってるのかね(笑)。
姿を見せないのはやってる可能性が高いと思うんだけれどもね。ダイエット本書いてるからライザップできないとか、そんなことは別に思わないですよ。ダイエットしようと思ってダイエットするなら何でもいいと、俺思ってるから。
ただ、ライザップってやたらめんどくさそうじゃないですか。ライザップやってるあいだはみんな雲隠れするのは、もちろん痩せる前と痩せるあととの対比を見せたいというのもあるんだけれども。
みんなあんまり仕事しなくても大丈夫そうな人ばっかりがライザップやってるから、あれはなんか、それに集中しないとダメなんだろうな、というふうに思ってるわけであります。
じゃあ、「いいやらせ・悪いやらせというのは何か?」というと、やらせと演出の差ってよく言うじゃん。まあまあ、ちょい真面目な話をするけれども。やらせと演出の話というのをよくするんだけれども。どのへんに仕切りがあるのかね。リテイクがあったらやらせなのかな。
例えば、『探偵!ナイトスクープ』でも、「この家ちがうんかな、じゃあ、入ります。ピンポーン」っていって、チャイムを押そうとしたら、もう中からおっさんが出てきたりしたら、「すいません。ちょっとリハどおりやってもらえますか」というふうに、たむらけんじが言うとかいうの、あるじゃん。あれは、なんか清々しい、やらせがバレたシーンだよね(笑)。
それを、『探偵!ナイトスクープ』という番組は丸々オンエアーするじゃん。そうすると、これはやらせなのか演出なのかってすごい境界線上だよね。
おそらくそこで、何も考えてないおじいちゃんが出てこなかったら、ごく普通にたむらけんじがインターフォンを押して、中からおじいちゃんが出てきて、ということで、ごく普通の段取りになったはずなんだ。
この、ごく普通の段取りというのが、視聴者にバレてなかったら、これ実は「やらせ」ってことだよね。
でも、そこでマズいシーンになった瞬間にもう、現場にいる人間が「これおもしろいから、このままオンエアーしてまえ」ということになるわけだ。そうすると、これもう演出に見えちゃうわけだよね。
これ、けっこうちゃんとした番組の話なんだよ。ちゃんとした番組なんだけれども。日常生活を撮ってる密着取材なんだから、取材だったら取材でもいいんだけれども。
「これが私の机です」とか「これが私の作業場です」とか「これが私の車です」っていうのを、リハやって。おまけに歩く歩数まで指示されるんだって。
「2歩歩いて、引き出しを開けてください」とか、「ここで3歩歩いて、腰だけ右側を向いて、こういうふうに言ってください」ってふうに、セリフも何もかも指示されるんだって(笑)。で、「これ、やらせなのかな?」って思って。
その人はちょっとこだわり強い人でさ。作家肌の人なので、前々から「やらせとかすごい嫌いだ」というふうに言ってたんだよ。
ところが、その番組の同行してるディレクターがすごい仕事ができるやつなんだって。もうすごいちゃっちゃと、めちゃくちゃ偉い先生なのに、仕切りまくって。「あ、先生すいません。それやり直します」とか「リテイクです」って言って、「もう1回お願いします」とかバンバン言うから。
普段だったら、密着取材だったらさ。逆に、やらせっぽくしないために、すごい自然にやるからこそ、スタッフに気を使って、「今の撮れたかな?」みたいなことを考えなきゃいけないんだけれども。そのディレクターがあまりに綺麗に仕切ってくれるものだから、もう丸々それに乗っかって。
「普段絶対にしないような、笑顔見せて」とか、「これが私の書いた本です!」とか言うのも、本当に手がそのディレクターが言った位置でピタッと止まって、そこから微動だにしない、とか。普通絶対に日常生活じゃありえない動きを山ほどして。ちゃんと結局、VTRを無事撮れたと。
もちろん視聴者から見たら、やらせなのか演出なのか、よくわからないようなものは、メディアリテラシー的に考えるとすべて悪いというふうに言えるんだけども。どっちも素人なわけだよ。
物書きの先生とかさ、タレントさんじゃない限り、そういうの本職じゃない限り、密着取材とかされたら、スポーツ選手の人にしても何にしても、みんなテレビに出て喋ったり日常の動きを見せるということに関しては「素人」なわけなんだから。
誰かが仕切って「こう動いてくれ」って言ったほうが動きやすいし、実はそのほうが素に近い場合もあるんだ。何も指示されずにカメラだけ回されて、日常そのままというので、半年とか1年の密着取材だったらともかく、2週間とか3週間程度の密着取材だったら、そっちのほうがまともな絵が撮れないんだよね。
だから、いいやらせ・悪いやらせというふうに今回書いたのは、俺これまではそういうやつも含めて、やらせ・演出に関してはわりと嫌いな立場だったんだけれども。その「岡田くん、やらせにはいいやらせと悪いやらせがあるよ」っていうふうに言われたので、なんかね。
おまけに、そのディレクターがよかったというのが話に出たんだよ。つまり、ディレクターを含めて、その番組の音声さんとかカメラさんとかみんなテキパキと動いて。
例えば、書斎みたいな狭いところだったら、カメラ位置とかさ、密着取材だったら変にドタバタするのを、そのやらせ取材の場合は、「カメラ位置ここ。照明ここ。先生こっちから入ってくる。振り返る」というふうに完璧に段取り決めてるものだから、もう一発で終わるんだって。気持ちいいぐらい終わるんだって(笑)。
そういうふうにやってみると、早く撮れるし、誰にも迷惑かからないし。まあ、もう1回言うけど、やらせはやらせなんだよ、これ完全に。だけども、食品添加剤というのを使ってない、無添加というのを謳うあまり粗悪な商品を食わされるよりは、安全な範囲内で添加物が入ってるもののほうがマシだと。
じゃあ、そうなると、無添加なのを売りにしてるとか、「添加物ある事自体が……」という人のために、「テレビでやらせというものがあるのかないのか?」っていう話じゃなくて、もうちょっといいやらせと悪いやらせがあったほうがいいのかなって思ったんだけどさ。
でも、よくよく聞いてみると、その先生の話はほとんど、「いやでも、すごくいいスタッフだったから」とか「そのディレクターがすごいやり手でさ」というふうに、「このスタッフだったから、いいやらせだ」って話になってるんだよ。
それはね、言ってみたら、セクハラ問題と同じでさ。イケメンの課長が尻触ったらそれはセクハラじゃなくて。なんかブサイクなチビデブハゲの部長が尻触ってきたら、それセクハラというのと同じでさ。
人によって、セクハラか、セクハラじゃないかっていふうに分けられるのと同じように、それはスタッフの人格というのかな。人徳というか人あたりによって、いわゆるコミュ力というやつ。
コミュ力によって、いいやらせと悪いやらせというふうに、実はこの世界は残酷だからさ、そういうふうになってるんじゃないのかな、というふうに思いました。
まあね。(コメントにて)「キレイなやらせ」そうだよね。しばらく喋るほうに熱中してて、コメント見てなかったんだけども。今ちょうどコメント見たら、コメントがぜんぜんなくて、(コメントに)「せやな」だけきたな(笑)。
じゃあ、これに対してみなさんの感想は「せやな」ということで。(コメントにて)「それは道理」(笑)。「せやで」って。はいはい。
(コメントにて)「となるとショーンKはいい詐称」いや、いい詐称だったんだろうね。だって、本人のスペック的にはもうボロボロだったわけだよね(笑)。
テンプル大学とか、「テンプル大学と言ってもテンプル大学の東京分校じゃねえか」とか。「ハーバードのMBAと言っても、2泊3日みたいな体験入学だったんじゃないか」みたいなものなのに、もう日本の報道番組とか報道ステーションとかに出て、切れ味のいい、本当にあってもなくてもいいようなコメントをガンガン。
本当俺、『ミヤネ屋』一生出たくないと思うのは、あんなこと言わせるんだったら、「俺の代わりにショーンK呼んでろ」というふうに思うんだよ(笑)。「この件に関してどう思いますか?」って。
「どう思いますか?」って、こんな短い尺のなかで当たり障りのないことを言うために、俺はわざわざ飛行機に乗って大阪まで来たのかと思ったら、情けなくなってさ(笑)。
おまけにさ、CMとかになったら、みんな本音をボロボロ言うくせにさ。オンエアー中は、なんか、本当にショーンKみたいなことばっかり言ってるんだよ。今度からあんな仕事のことを「ショーンK」って呼ぶよ。「ショーンK」、やだよ(笑)。
そういうわけで、もう1つなんだっけな。野球賭博の件でなにか話してくれって言われたんだけど、それこっちじゃなかったよね。
今日ね、質問をここにずらーっと貼ったんだけど、大失敗で。手の届かないところに貼っちゃったから、いちいち(笑)。
『マツコ&有吉の怒り新党』あるじゃん。あのときに司会のお姉さんが「では、これは不採用にしましょう」って言って、ものすごい不自然な格好で不採用のボックスに入れるでしょう?
あれはなんか、あのお姉さんをきちんと座らせたまま不自然な格好をさせる、というある種のテレビを使ったSM行為だと思ってるんだけども(笑)。今日、これは俺にとってのSM行為に近いよな。
(コメントにて)「夏目ちゃん」「夏目アナ」ありがとうございます。はいはいはい。「上段ダイエット」本当にそうだよな。
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