「勤め人経験」がない加藤あやか氏

辻貴之氏(以下、辻):あやにーさんです。

加藤あやか氏(以下、加藤):こんにちは~。恥ずかしい、なんか(笑)。澤さん卒業おめでとうございます。

澤円氏(以下、澤):ありがとうございます。あやにーさんは「勤め人経験」がないんだよね? 

加藤:そうですね。勤め人経験がない。

西村創一朗氏(以下、西村):ですよね。起業されてから、もうだいぶ経ちますもんね。

加藤:そうですね。11年かな。

西村:おー、すごい。

:そう、だからパイセンですね。パイセン。

加藤:(笑)。何をおっしゃいます。

:これからきっと呼び捨てですよ。

(一同笑)

:「おい、まどかぁ!」みたいな。

西村:急に!? こう(上から)来るんだ(笑)。

加藤:そんなふうになったら言ってほしい(笑)。

(一同笑)

:去年、澤さんの50歳の誕生日パーティを開催した時に、ちゃんとお花を贈ってくださって。すごいバルーン。

西村:バルーン!? 

:ずーっと飾ってた。

加藤:本当ですか? うれしい。

:すごいうれしかった。

:思いが届いてましたよ~。

加藤:ありがとうございます。

:家でずっとあれ飾って、すごい長持ちして。

加藤:あ、そうなんだ! 

:にゃんこ預かってたんで、そのにゃんこにかぶせたりとかして遊んでた。

(一同笑)

:いましたね。澤さんちに、にゃんこ。

:そう、そう。もう返しちゃったんだけどね。預かってただけなので。その後は、あやにーさんのモネちゃん(加藤氏の飼い猫)のツイートを見て癒やされるという。

加藤:(笑)。いますよ。モネちゃん、モネちゃん。ちょっと来て。

:来るの? 

加藤:よいしょ。

:うわ~! 

西村:かわいすぎる。

加藤:モネちゃ~んって。

:かわいい~。

加藤:でも、うちの猫抱っこだめなので一瞬で(笑)。

:尻尾が見えてるの。かわいい~。

加藤:尻尾が(笑)。

澤氏の退職は“グラデーション”のよう

:あやにーさんは、澤さんの今回の「会社辞めちゃうという一件」どんなふうに……。

西村:一件(笑)。

:事件のように(笑)。

:聞いてどんなふうに思われました? 

加藤:実は、けっこう早い段階から澤さんにお伺いしてたんですよね。私の中では澤さんって、確かに会社に所属してるけれども「澤さん」という存在すぎて。なんか逆に違和感がなかったと言うか。

:会社で会ってないですもんね、ほとんどね。

加藤:そうそう。だから普通は会社って、転職するとか辞めるとかってなると、そこでフェーズが変わっていくイメージだと思うんですけれど。何か澤さんは、本当に“グラデーション”と言うか。「そういうふうに働いているんだな」というのを、改めてその時に感じたなというのがめちゃめちゃ印象に残っています。なんか「辞める」というよりもね。

:そうなんですね。

:おもしろかったのが、僕がVoicyを始める始めないという時に。ある人が「あやにーさんというインフルエンサーさんもVoicyやっているんですよ」って。

加藤:へー。そうだったんだ。

:そう。その人も女性で、けっこうネット界隈ではまぁまぁいろいろやってる、アウトプットしている人だったんだけれど。「それ(Voicy)、あやにーさんという私も大好きなインフルエンサーの人がやっているんですよ」って言って。

それで「どれどれ?」と、あやにーさんの放送を僕、かなり最初から聞いてた。

加藤:へー。

澤氏・加藤氏の似ているポイント

:僕とあやにーさん、けっこう芸風が似てるのね。

加藤:(笑)。

:髪が長いとかそういうことですか? 

西村:芸風って言わない(笑)。

:目がでかいとかね。

:人であるとか。

:人であるとか。人……。だからエンパワーするというところもすごく似ていて。

:確かに。

加藤:本当に。

:そう。今までは美人経営者か、むせたおっさんかみたいな差はあったんだけど。だけど「人をエンパワーする」というのはちょっと似ていて。ずっとVoicy仲間として仲良くしているのね。

加藤:ありがとうございます。

西村:確かに。何かをディスったりとか、お二人とも絶対しないですよね。

:しない。

加藤氏が始めた「泥酔放送」の裏側

:今回、プレミアムリスナー向けの放送というのを、2人とも始めることになって。

西村:昨日からね。

:あやにーさんは泥酔しながら放送するという。

加藤:はい(笑)。

:すさまじいチャレンジをやられるという。

加藤:うん。すさまじく酔っ払った放送をしてみようかなと思って。

西村:あえてね。

加藤:あえてです。はい。

:準備段階から泥酔した状態で放送を始めるの? 

加藤:それはその時によりますね。はい。

:(笑)。

加藤:いろいろとやっていけたらなと思っていて。実際に、友達と飲んでいるところとかも配信しようかなとか。

:アルコール度数を高めにするとか、なるべく量を多めにするとか。いろんな調整が必要になってくるわけだよね。

加藤:そうですね。酔っ払い方とか声の焼け具合によって、飲んでいるものがばれるっていう。

(一同笑)

加藤:そういうのをしてこうかなと思って(笑)。

西村:本当マニアですよね。

加藤:ちょっとリスクが高い配信になっているので(笑)。

西村:確かに。ちょっと門を狭く(プレミアムリスナー向けに)しておかないとね。

加藤:そうですね。

:「誰でも一緒に飲める気分を味わえるわけじゃねぇぞ」という。

:そう、そう。

加藤氏「澤さんの配信はタイトルがズルい!」

加藤:そうなんです(笑)。でもね、澤さんの配信もすごい……。もう、タイトル聞いた瞬間から「それはヤバいな」と思って。

:あ、本当。

加藤:すごいと思って。

『悪魔の囁き』

:そうきたかという感じですよね。

加藤:ズルくないですか? 私もこれ聞いた瞬間、澤さんにしかできない「このズルいタイトル!」と思って。

(一同笑)

加藤:表が福音で裏が悪魔とか、ちょっとズルすぎませんか? こんなの絶対に登録しちゃうよと思って。

:そうそう。いかにして暴走しない程度にやろうかなというね。だけど、スパイスがなくなっちゃうと意味がないので、そこら辺のさじ加減、チャレンジでおもしろいなと。

加藤:本当に。だから私もやはり澤さんの配信とかを聞いて、ああ、そうだなって思うこともすごい多いし。いつも学ばせていただいているので『悪魔〜』も聞かなくっちゃ。

:何人か、特に仲のいいつながりがあるパーソナリティの人たちがいて。その人たちは結果的にネタの交換みたいな感じになったり、リレー形式になってみたりとかですね。

加藤:そうそう。ネタがなくなったりすると、ちょいちょい絡みに行くんですよね。お互いに。

(一同笑)

:そうそう。

加藤:「これについて私の考えを述べます」みたいな、弁論大会みたいになって(笑)。

:「なになにさんがこういう話をしていましたけど」とか踏まえちゃったりとかして。勝手に。

加藤:何の許可もなく、お互いにね。

(一同笑)

加藤:おもしろいんですよね。

:あやにーさん、僕、もう1人の3人で、いろんな人巻き込んで飲みに行ったりとか。

:へえ。リアルでも。

加藤:本当に。

:リアルでもそう。

:なるほどな。そこで泥酔したところから、あやにーさん放送始めちゃうみたいな。

:いいね! 

加藤:大丈夫かな(笑)。

:その時、僕が毒吐きまくって、それを僕のチャンネルにも流すみたいな。

西村:うわー、すごいコラボですね(笑)。

加藤:Voicyでは、本当に自由度高いんですよね。澤さん。私たちけっこうなんでも話せるみたいなところがね。

:ある意味、ヤバいっちゃヤバいよね。

加藤:うん。本当に。

:しゃべっている相手がスマホだから。つい油断するんだけど。ある意味、事故起こしたらけっこうだからね。

:ですよね。

:逆に、アウトプットには責任があるんだということを認識しながらやるという意味でいうと、ものすごくいいプラットフォームだなと思うんですけどね。

「生き様コンテンツ」となっている加藤氏

:あやにーさんも本当に「生き様コンテンツ」になっているから。

加藤:「生き様コンテンツ」ヤバい(笑)。

:なっているからね。

加藤:「生き様コンテンツ」。確かに。確かに。

:どんどん自己開示していくし。

西村:そうですよね。

:情報量が多いので。

:澤さんも情報量多いから、ただ単に「会社辞める」って言うだけで特番を組まれるんですよね。

(一同笑)

加藤:本当、本当。

:粛々とサラリーマンを辞める、というだけの話なんだけどね。

(一同笑)

:(笑)。こういう扱いをここ十数年、ずっと毎日受け続けているから麻痺してきました。

:確かに。確かに。

:だんだん1周回って、自分は普通だと思い込めるようになったというね。

(一同笑)

:だから、ネクタイしている人はサラリーマンにしか見えないでしょ。あやにーさん。

加藤:すごい。澤さんがネクタイしているの、たぶん初めて見ました。

(一同笑)

西村:僕も見たことない。

加藤:ね。初めて見た。いい感じですね、澤さん。

(一同笑)

西村:いい感じ!

:パイセンだから。

:パイセンだからね。

(一同笑)

2人は“ポンコツ具合”が似ている?

加藤:そう。本当に澤さん、初めて会った時からいつもすごいスタイリッシュだから。まったく「これで会社員とか言われても」というくらい、おしゃれなスタイルでいつもいらっしゃってたので。すごい、今が一番、会社員っぽい。辞めたのに(笑)。

:新橋にウジャウジャいる感じがするでしょ。

西村:いない。

:いない、いない。いないから!

西村:ここ(首から下)だけですよね。ここだけ。

加藤:ここ(首)から下はね。 

(一同笑)

加藤:本当にすごいと思って。澤さん、それ自分で結んだんですよね! すごくないですか。ネクタイ。

:こう見えても、28年サラリーマンやったからね。

加藤:(笑)。そうですよね。いやいやいや。

:何年かやっていると、ネクタイって結べるようになるのよ。

加藤:すごい。ちょっとポンコツ具合がすごい澤さんと似ていると、なんかアレなんですよね。私たちね。

:この人も相当ひどい。

加藤:(笑)。

:何をどこに入れたかすぐわかんなくなるの。

:あー。

:絶対あるよね。冷蔵庫にスマホ置いたとかあるでしょ?

加藤:ぜんぜんあります。冷蔵庫だったらまだいいほうだと思う。

(一同笑)

西村:トイレとかね。

加藤:そうそう。洗濯物干して、そこにポンと置いたまま「電話ない!」と言って。気がついたらベランダにあったとか。

:あー。

西村:日常茶飯事。

加藤:はい。それこそ割れなかったiPhoneないとかね。

:あー、なるほどね。

加藤:11年iPhone使ってるんですけど、割れなかったiPhoneないですね。今も割れてる(笑)。

:澤さんとの友情だけは、ぜひ引き続き割れないように。

加藤:本当ですね。よろしくお願いします。

:時間もいいですね。あっという間の10分。ということで、あやにーさん、澤さんと僕たちと一緒に盛り上がってくれるかな?

加藤:いいとも! いえい。

(一同拍手)

:ありがとうございました。