2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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高橋ひな子氏(以下、高橋):Cafesta「Women's Talk~独占女性の30分~」。みなさんこんばんは。
今週からCafestaで女性議員にいろんな質問をしちゃうという「Women's Talk~独占女性の30分~」を始めさせていただきます。ご案内役は、岩手から衆議院議員をさせていただいております、ありがとうございます。高橋ひな子が務めさせていただきます。
さて、どうしてこういう番組をさせていただこくことになったかいうと、私は21年前に市会議員になってから今日まで子育てしながら大変だったですね。
それで、「ほかにもたくさんいらっしゃる女性議員のみなさんは、どうしていらしたのだろう? 」という思いから女性国会議員のみなさんの素顔にせまったり、事案を進める際には男性議員の方にもお力添えいただきながらこんなふうに頑張りたいという思いをこめて、よしウィメンズトークやっちゃえ! というきっかけでした。みなさま末永くよろしくお願いいたします。
さて女性の活躍というと安倍総理が進めてくださっているんですけど、実は自由民主党のなかで一番先頭に立っている方がこの方です。
野田聖子氏(以下、野田):ちょっと遅れて出てくるんですね。
高橋:そうなんです。野田聖子衆議院議員です。
(会場拍手)
野田:こんばんは。(紹介パネルの写真を見て)ちょっと若いころの写真(笑)。
高橋:いえいえ今も素敵です。で、野田先生にいろいろ質問していくんですけども、この番組の中では視聴者のみなさんからもご質問を受け付けます。ご質問には「#womenstalk」のハッシュタグをつけてお寄せください。では野田先生、他己紹介ではなくて自己紹介をお願いします。
野田:野田聖子です。本名です(笑)。生まれたのが1960年ですから56歳になります。国会議員歴が24年。同期は、安倍晋三総理、岸田外務大臣、茂木政調会長、立派な人ばかりです。私は、30年前に岐阜県の県議会議員を務めて、
高橋:生まれてから半分以上は議員をしていらっしゃるという。
野田:約4年ほどは帝国ホテルに勤めてから政治の世界に入りました。国会議員になってから24年目を迎えています。
高橋:まず最初は県会議員で、どういうきっかけで国会議員になりたいというふうに?
野田:いや自分がなりたくてなったのではなくて、たまたま祖父が議員をしていたことがあって、その知り合いの方たちから「女性を出したい」という動きがあったんですけど、岐阜ってすごく保守的で、たとえ優秀な女性であっても家族の反対があって出られない場合が多いんですが、岐阜のかつての国会議員の孫ということだったので半分落下傘。
なにもわからなかったけど、みなさんの声を聞いていればいいということを信じてスタートをきりました。
高橋:そうですか。当時(自由民主党は)野党でしたか?
野田:当時は強い与党でした。ただ県議会議員になった頃は社会党が台頭してきた時代で、自由民主党の衆議院議員には女性がゼロだったんですね。で、ゼロをイチにしないと土井たか子さんには勝てないという野望というか信念があって出たんですけど、落ちましたよね。そんなに選挙は簡単なものじゃなくて。
で、4年ほど浪人をして、32歳の時に国会議員になりました。
高橋:その時の女性議員っていうと?
野田:自由民主党(以下自民党)公認は私だけだったんですが、後に追加公認というかたちで、あの田中真紀子議員が入ってきました。田中議員は全然別格でしたね。女性議員という感じではなくて男性10人分くらいのパワーがある方ですから。
高橋:そのなかで女性議員としてやっていくのは大変だったのでは?
野田:大変というよりなにをしていいのかわからない。というのも参議院には何人か女性の先輩がいらっしゃったんですけど、国会議員になってわかったんですが衆議院と参議院ってカルチャーが違うんですよ。なので周りの男性はスーツを着ているけども私はなにを着たらいいのかっていうこともお手本や参考にできる先輩がいなかった。
高橋:手本にできる先輩がいなかった
野田:そうですね。あとはトイレがきちんとなくて突貫工事で男性トイレにベニヤの板で間仕切りをして仮設女性トイレにしていて。
高橋:あの国会議事堂の中の?
野田:そうそう。それで恐る恐る入っていたのは懐かしい思い出ですね。
高橋:今だって女性トイレは不便なところにありますね。
野田:それに狭かったりしてね。
高橋:そうそう。
野田:今でこそ女性専用トイレがありますが、私が当選したころは男性トイレに仮設なので探すのも大変でしたね。なので、女性がいちゃいけないのかなってイメージだった。
高橋:そういうなかでも楽しかったこととかは?
野田:この30年間の政治活動で、選挙を通じて岐阜に家族よりも大事な友達ができたこと。よく地元に帰ってますねって褒められるんだけれど、それは違っていて、なんでも話せる人がいるから岐阜に帰りたいということなんですね。ただあんまり帰ると夫と子供に怒られるのでバランスをとっています。
あと最初の頃、国会議員はみなライバルだから友情なんて芽生えないと思っていたんですね。でも名前を出して恐縮だけど、浜田靖一さんと小此木八郎さんはこの24年間なにがあっても話し相手になってくれたし、つらいときはそばにいてくれたし、人間としてもいい経験をさせてもらいました。
高橋:そうすると仲良くしていただいた男性議員に助けてもらったり協力してもらったりっていう?
野田:そうですね。同期といっても田中真紀子さんは総理の娘っていうこともあって上の人というイメージで少し距離があったんだけれど、男性議員はみなわけ隔てなく接してくれて、政治改革が盛んな時期だったので共に怒ったり泣いたり、いろんなことができましたね。
高橋:今思い出したんですけど、先週、日韓議員連盟の女性委員会で韓国に行きましたよね。その時に野田先生は向こうの方よりもお酒をバンバン飲まれるので「すごい。負けた。ぜったい野田先生には勝てない」って韓国のみなさんがおっしゃっていて。
野田:外務省の人に聞いてもらうとわかることなんだけれども、中国とか韓国とかロシアってお酒の強い人が大切にされる国家らしくて、たまたま国会議員として初めて行った時のこちらの男性メンバーはみなお酒の飲めない人たち、相手の若い議員たちはお酒の飲める人たちだったんで、約1対5でしたが日本の名誉のためにってことですね。
それが都市伝説のように韓国のみなさんに伝わっているのではないかと。でもいろいろと問題をかかえている国々だから、素の人間としてお互いの時間が持てるという意味で(お酒は)いい小道具だと思いますけどね。
高橋:韓国の方もですけど大使館の方も「野田さんお酒がお強くて人気があるんですよ」って。
野田:それは生まれながらに強いんじゃなくて、あなたも経験したと思いうけど女性の国会議員や候補者って、とくにお酒の席でセクハラ受けるわけですよ。男性なら言われないこととか。それでお酒が弱かったりすると「だから女はダメだよな」って言われるので、ずっと耐えながら我慢して飲んでいるうちに強くなっちゃったっていうことです。
高橋:お酒飲まれてもいつもとぜんぜん変わらないですよね。
野田:そうなんですよ、だから昼間でも「酔ってるの?」って言われるんですけど(笑)、ほんと変わらないんですよ。
(会場笑)
高橋:ほんと変わらないですよね。
野田:あなたのところも本場だけど日本酒のグレードが上がっていて、本当にすばらしい美酒がこの国にはありますよね。美酒っていうのはただ美味しいだけではなくて、不純物が混じってないから悪酔いをしないっていうこともあります。身体にやさしいんでしょうね。ですから健全に明るく楽しいひと時になっております。
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