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おさとエクセル【#016】YEAR関数の使い方(基本)(全1記事)
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おさ氏:どうもみなさんこんにちは。「おさとエクセル」のおさです。今日は、よく使う日付、あるいは時刻の関数「YEAR関数」というものを勉強していきます。
YEAR関数は日付に対応した“年”の値を返してきます。では、具体的に見ていきましょう。
こちらですね、例えばこれにTODAY関数で今日の日付を打ちます。そうすると、2014年の12月13日という値が出てきました。

このように、全体を表記するのではなくて、2014年だけを抽出したいんだというときが必ず出てきます。こういうときにYEAR関数を知っておくと便利です。
YEARと打って括弧ではじめて、こちら(セル)を指定して、括弧で閉じて、エンター。2014という値が出てきました。

こちらの値をもう1回見てみますと、今ここに設定する引数として、シリアル値というものが書かれています。
今、私たちがここに設定したのって、このC3という番地でしたよね。なんでこれで2014という数値が出てきたのかというと、これ、シリアル値のおさらいになります。
元々、エクセルのなかでは、日付とか時刻を表現する時に、シリアル値というものを実際に内部で処理して日付を算出しています。
では具体的に今日の日付がシリアル値でいくらなのかを見ていきましょう。これですね、「標準」に変えてOKを押すと、41986という数字が返ってきました。これが今日の日付のシリアル値です。

これに基づいて2014とはじき出しているんですね。
つまり、このC3というセル、シリアル値を書いてねというふうに書いてたんですが、これは元々C3のセルにはシリアル値が書いてあったので、2014という数値をはじき出してくれています。
例えばこれを30000という数値に変えた時にどうなるのかを見てみましょう。そうすると、自動的に1982という数値を返してくれました。

これはどういうことかというと、30000という数値が元々1982年2月18日を表現するためのシリアル値に設定されていたということでした。
以上、指定した日付のなかで、西暦年だけを返してくれるのがYEAR関数の特徴でした。ぜひ覚えておいてください。どうもありがとうございました。
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