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おさとエクセル【#014】シリアル値とは?(全1記事)

エクセルで“入力した日付が数字になる現象”を解決 「シリアル値」について学ぶ

エクセルの操作をわかりやすく解説するYouTubeチャンネル「おさとエクセル」。今回は、エクセルで日付や時刻を扱う時に知っておくべき「シリアル値」について解説します。

「シリアル値」とはなにか?

おさ氏:みなさん、こんにちは。「おさとエクセル」のおさです。今日は「シリアル値」というものを勉強していきます。

「シリアル値って一体何なのか?」と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。端的に言いますと、エクセルが内部で実際に用いている「日付」あるいは「時刻」を表現するための数値と覚えておきましょう。

シリアル値が具体的にどんな値なのか見ていくことにしますね。例えば、TODAY関数を用いて今日の日付を打ちました。

こちらは、TODAY関数で打ったために、エクセルがあらかじめ日付であることを理解して、シリアル値ではなくて、そのまま日付の表示形式で表現してくれています。では、シリアル値ではいくらと表現されているのか見ていきましょう。

書式設定を変更していきます。

そうすると、「41986」という数値が出てきました。

この値が、「2014年12月13日」の値になっています。シリアル値はどういうふうに決まっているのかを解説していきます。シリアル値には2つの基準があることを覚えていてください。

1つは、「1900年1月1日」を基準日としてその後、1日経つごとに数字を1つずつ増やしていく。つまり、「1900年1月1日」が「1」であれば、現在「2014年12月13日」は「41986」と表現するパターンです。

もう1つのパターンは「1904年の1月1日」を基準日とした、シリアル値の基準日設定がございます。これは、うるう年の関係上「1904年1月1日」の方が、少し賢い設定になっているんですが、これはお使いのWindowsOfficeのバージョンによって変わっていたりします。

私のパソコンで確認してみましょう。例えば、ここに「1」と打ってみましょう。

これは、ただの数字なんですが、表示形式を変えることによって、日付に変えることができます。そうすると、「1」が一番最初の基準日になるので、確かめることができます。見てみましょう。

日付を選択してポンと。

そうすると、「1900年1月1日」という値が出てきました。

基本的に「日付」とか「時刻」はシリアル値で表現されているんだなということを、コンセプトとして覚えておいてください。これは、後ほどこの概念を使っていろいろ数値を足したり、引いたりして「日付」を操作することがあると思うので、ぜひぜひ今回のコンセプトを覚えておくようしましょう。

はい、どうもありがとうございました。

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