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2025.02.03
創業125年のロート製薬が、新たな「気づき」を見出し続けられるわけ トヨタのカイゼンにならった「改鮮活動」の実践法
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武者:では、ちょうど日本グミ協会がTwitterとかインスタをやっているので、次のテーマ「グミの広がり方」について聞いてみたいと思います。先ほど、(カンロ株式会社の)三須社長から、グミの市場はここ10年で1.5倍ぐらいになってきた、というお話がありました。
じゃあグミは、どうやってみなさまに広まっていったのか? その歴史的な部分や、メーカー様独自の知ってることなど、裏話があればと思います。ソーシャルメディアというと、ピュレグミさんはTwitterを活用されていますが、入江さん、そのあたりはどうですか? グミの広がり方とか。
入江:今、このグミ好きの方々を目の前にしてどういう広がり方だったか、というのもなかなかあれなんですけれど。やはりグミは日本のお菓子のなかではチョコレートとかビスケットに比べると歴史が浅いので、若いパワーでけん引してもらっているという側面はすごくあると思いますね。
今もSNSが主流になってきているので、新しいグミを見つけたら、みなさんがすごい発信してくれたり。メーカーからいろいろ広めていくというよりも、みなさんからの情報でどんどん広がっていく、というのがすごくあるなと思ってます。
武者:どんな方が買っているかなど、印象はありますか? メーカーさんによって違うんですかね?
入江:今日はすごくいろんな方がいらっしゃっていますが、最初は、女性のほうが多かったんですよね。やっぱり女性がグミを買っているというイメージだったんですけど、最近は武者さんをはじめ、男性のグミ好きの方々がすごく増えている印象がありますね。
武者:すいません(笑)。
武者:でも、その女性を中心としたマーケットというイメージはなんとなくありました。かわいいパッケージだし、ちょっと小腹みたしにとかコラーゲンとか。そして女性のなかでもかなり若い方に向けてやってるのかな、というイメージがつぶグミさんにはあります。
例えば原宿なんかで「でかつぶグミ」をやっているじゃないですか? そのあたりつぶグミさん的にはどうですか? ソーシャルで若い人への広まり方を意識したり。
加藤:つぶグミ的には、やはり10代の方など、若い方をメインにしてコミュニケーションをとれるようなプロモーションをやっていきたいと思っております。やっぱり、こんな見た目ですので。
(会場笑)
武者:かわいい、かわいいですよ。
加藤:若い子にはぴったりだなあと、思っているところもあります。なので、主に10代の方に向けてやっていきたいな、と。彼らはInstagramやTwitterなど、SNSとの親和性がとても高い世代だと思うので、グミ自体を盛り上げていってくれているという思いがありつつ、感謝しながらやらせていただいています。
武者:今日は早稲田大学のつぶグミ同好会の方もいらしてますけども。
加藤:はい、もうアイコンタクト済みです。
(会場笑)
武者:もうアイコンタクト済み(笑)。さすが。大学×つぶグミというのは、商品自体のコスパがいいというところからも、けっこう多いですよね。
加藤:ですね、そういったご意見もありがたいことにいただいております。
武者:では、森さん、十河(そごう)さんにもうかがってみたいんですが、グミの広まり方についてはどうですか? 何かいろいろされてるかと思うんですけど、SNSなど。
森:はい。やっぱりSNSを通じてグミを広めるということは、弊社でもやっております。
グミっていろんな食感があって、いろんな味わいがあってすごく楽しいので、「いろんなものを食べてみよう」、そしてその感想を発信してくださる方がたくさんいらっしゃいます。そういった意味ではSNSでの発信というのはとてもありがたいなと思います。ぜひぜひ、いろんな感想を、みなさんに広めていただきたいなと思っております。
武者:ちょうど、映画ともタイアップされてますし、ピュアラルグミもタフグミも、たしかにフォトジェニックであるな思うんですけども。どうですか? (十河さん)、言いたいことあるんじゃないですか?
十河:そうですね、弊社は逆にSNSから情報をいただいてる部分もあります。
例えば、コロロをワインのなかに入れるとか、サイダーのなかに入れるとか。そういった楽しみ方を消費者の方がされていて、それをSNSにアップしていて、「こういう楽しみ方をされているんだ」というのを、うちの会社自体が参考にしている部分もあります。
逆輸入みたいなパターンですね。そういった部分もあるので、こちらとしても非常に参考になりますし、SNSはありがたいツールだな、と思ってます。
武者:なんか、すごい堅い感じでおっしゃってましたけど、今日はぷっちょ部長もいらっしゃってますよね? 彼、オフィシャルなのに相当はじけてますけど、SNSは堅苦しくやってるんですか?
十河:いろいろおもしろいことを、ああいう感じであげる会社ですので。
武者:味覚糖さんは、とにかくSNSで……。
黒木:暴れてますね。
武者:見たことあります?
黒木:少しだけ拝見しました。
武者:ぷっちょ部長よろしくお願いします。
黒木:はい。こちらこそよろしくお願いします。
武者:ここまで広まり方についてお話しいただきましたが、どうでしょう。みなさんはグミをいつごろから食べはじめた、ってあります? ここにいる方は若いとは思いますが、たぶん10歳以下から食べてたよっていう方手挙げてもらえますか?
(会場挙手)
武者:はい、3分の1くらい。じゃあ、10代になってから「学生のときに食べたなあ」という方、どうですか?
(会場挙手)
武者:いかがですか? 「すいません、実は最近です」みたいな、20代、30代の方。もう大人になってから食べた。
(会場挙手)
武者:食べたことない方?
(会場笑)
武者:大丈夫ですね。よかったです(笑)。前のほうの方が手を挙げないので。僕はいつ食べはじめたのか気になってるんですけど。聞いていいですか? はい、いつ食べはじめたんですか?
参加者:ちっちゃいころから。
武者:あ、手挙げてくれてた、すいません見てませんでした。
(会場笑)
武者:というふうに、たぶん若いころから。さらにこの5年ぐらいでSNSが出てきたところから、あるかもしれないですね、
武者:はい。では、次のテーマにいきたい思います。わりと本題です。「グミの日が根付くには?」というテーマなんですが、グミの日、どうやったら根付くんでしょう? あまり知られてなかった10年間でございますが。十河さんどうですか?
十河:ちょっと耳が痛いですけれども(笑)。
武者:すいません(笑)。
十河:もちろん、会社としてプロモーションをかけていくことも重要です。ですが、やっぱりいい商品をつくって、みなさんに食べてもらって、生活に根付かせていけば、自然と9月3日、夏休みも終わるし、「ああグミの日だ」って。
(会場笑)
十河:これちょっと大げさですが、生活に根付くという意味で、どんどん浸透していければいいんじゃないかと思ってます。
武者:入江さんはどうですか? グミの日、どうやって根付かせますか?
入江:カンロとしては、実は昨年、カンロだけで「ピュレグミパ」というちっちゃいグミパをやらせていただいたんですが、なかなか1社だけだと盛り上げていけないので、メーカーでタッグを組んで盛り上げていきたいなというのと、グミの日を何をする日にするか? というのをつくりたいですね。
武者:確かに。じゃあそれは追々考えていきましょう。森さん、どうですか?
森:やっぱりグミがおいしかったり楽しかったり、そんなふうに思う日がグミの日になったらいいな、とは思いますので、それに向けてメーカーとしておいしいものを出したり楽しいものを出したりというのを、積極的にこれからも続けていけたらいいなと思っています。
武者:新商品多いですよね。グミって自由で、かたちが定まってない、味も定まっていない、弾力や食感も定まっていない、いろんなものが定まっていない、自由な、でもなんとなくグミみたいな。そういうところもあるから、グミってまだまだ可能性あるかなと思います。
最後に加藤さんどうでしょう?
加藤:はい。グミ自体はここ20年ぐらいで広まってきたものだと思います。今の大人の方がちっちゃかったころって、あんまりグミの種類もなかったと思うんですけど。今の若い世代の子は、小さいころからたくさんのグミと触れ合っています。
そのたくさんのグミと触れ合った思い出とともに成長していってくれると、9月3日グミの日は、「僕も好きだな」「私も好きだな」と思ったまま大人になって、こうやってSNS等で広めていただけると、もっともっとグミも盛り上がるのかなと思います。いっしょに、メーカーのみなさまと一緒に盛り上がっていけたらと思っております。
武者:まずはせっかくつくってくれた語呂合わせの9・3、のグミぐらいはぜひ覚えていただいて、9と3といえばグミをすぐ思い出していただければ、毎日9時3分になったら思い出していただければと思います。
(会場笑)
武者:以上で、いったんグミのテーマについては終わりなんですが、会場から質問もいただいております。1つ、2つ読み上げていきたいと思います。では、個人的に聞きたいことから。「壇上のみなさんが、これまで1番感動した、もしくは衝撃を受けたグミってなんですか?」という質問。ちなみに黒木さんはなんですか?
黒木:カンデミーナは本当に好きなんですけど、衝撃を受けたという意味では、UHA味覚糖さんのコロロですかね。
武者:あれね、革命だったかもしれない。
黒木:はい。新しすぎるって思いましたね。
武者:どうですか? じゃあ、加藤さん。何か、つぶグミじゃなくてもいいですよ。
加藤:衝撃を受けた、ですよね。私も、小さいころからグミオタだったので。
武者:グミオタ(笑)。
加藤:よく食べてたんですけど……。味覚糖さんのシゲキックス。ちっちゃいころに、お母さんに買ってもらって食べたんですけど。あまりの酸っぱさに衝撃を受けて、洗って食べてたんですよ。
(会場笑)
加藤:たぶん保育園くらいだったと思うんですけど、あの衝撃波いまだに覚えていて。インパクトのでかさで言えば、私のなかではシゲキックスかなと思いました。
武者:まさか物理的な衝撃がくると思いませんでした(笑)。
(会場笑)
武者:じゃあ、そんな味覚糖の十河さんはいかがですか?
十河:僕が衝撃を受けたのは、うちの会社で言ったらコロロもそうなんですけど。他社様も含めると、僕が個人的に好きなのはピュアラルグミのリンゴ。「なんだこのふわふわ感は!?」って。
武者:これグミだったんだって。
十河:そういうことです。
武者:確かに、グミの弾力を裏切るグミですよね。
黒木:歯でつぶしたら、どっかにいっちゃう感じです。
武者:じゃあ、お2人にもせっかくなので聞いてよろしいでしょうか? じゃあ、森さんから。
森:はい。私がグミを食べはじめるきっかけになったのが、実はカンロさんのピュレグミで。一時期本当にハマりすぎて、ずっとレモンばっかり食べていました。もう酸っぱさとか、すべてがちょうどよくって。「グミってこんなにおいしいものなんだ」って気付いたきっかけをつくっていただいております。
武者:なんかこう、すごいですね。お互いがお互いのグミを出し合う(笑)。これ、最後につぶグミを出さなかったら鬼ですよね。
(会場笑)
加藤:気をつかわないで(笑)。
武者:気をつかわないで、お願いします。
入江:私がはじめて食べたグミは、ピュレグミなんですけど。衝撃を受けたグミは、ピュアラルグミの前身の、日向夏グミ。あれが出たときに「あ、房がある!」と思って。それでびっくりして、(グミで)房ができるんだ、って思いました
武者:たしかに。でも僕、あのふさふさ、ふさふさじゃない、ふかふかは、「どうしよう、認めていいのかな?」って思いながら。「まあでもグミって書いてあるからグミだな」って思いながら食べていました。ちなみに僕、貧乏時代はつぶグミさんにお世話になってました。
(会場笑)
武者:一応、このあたりで、グミトーークを締めさせていただきたいと思います。ここから、4社仲良くお互いグミのことを深めながら、グミの日まで盛り上げていきたいなと。思っております。みなさま、本日、ありがとうございました。以上でグミトーーク締めさせていただきます。ありがとうございます。
(会場拍手)
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