2020年に読まれた記事3位

2020年4月21日公開
「メンタル不調」は3段階で悪化していく 産業医が教える、注意したい症状

■記事の紹介
今年は「コロナ疲れ」や「コロナうつ」という言葉も登場したように、急激な生活の変化などで、心身に不調を感じている方も少なくないかもしれません。また、リモートワークの普及によって、会社への帰属意識が薄れるなど、組織と社員の関係性も変わりつつあります。

「2020年に読まれた記事」の第3位は、「なぜ従業員のココロは会社から離れるのか? 『マイナス感情最小化』のすすめ」と題したイベントログです。産業医の上村紀夫氏が、「メンタル不調は悪化の順番が必ず決まっています」と語り、気になる症状の見分け方についてアドバイスします。

マイナス感情をため込むと、社員の離職・心身の不調・モチベーションの低下・ぶら下がり社員の増加・ハラスメントにつながるとされています。コロナ禍を乗り越え、社員が生き生きと働ける組織にしたいと考える、人事やマネジメントに関わるビジネスパーソンの方に参考になる記事です。

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2020年に読まれた記事2位

2020年2月21日公開
"オッサンの経験知"が通用しない時代が到来 山口周氏が語る、年長者と若手のあるべき関係性



■記事の紹介
終身雇用制度が崩れつつあり、政府の「働き方改革実行計画」が策定されて以降、注目を集めている副業。こうした背景の中で、書籍『ニュータイプの時代』『劣化するオッサン社会の処方箋』などの著者として知られる山口周氏による、これからの時代の「個と企業の関係性」についての講演が行われました。個人はどう考え行動していくことが大切なのか、企業側が人材に自律的な選択の余地や機会を提供する重要性について語ります。本パートでは、ワーキングスタイルのさまざまな変化の中から、日本の年功序列の弊害について解説しました。

〜本文より一部抜粋〜

僕が企業経営者からの相談に応じて会いに行くと、「やっぱり人材育成が課題だ」「もう避けて通れない」「若手の育成が経営上の重大な課題だ」と言われるわけですよ。

「なるほどですね。失礼ながら、御社の時価総額は、ここ20年でどういうふうに推移しているんですか?」と聞くと、「うーん、残念ながらほとんど伸びていない。むしろちょっと目減りしている」と言うんです。

「まさにみなさんが30代の半ばから50代の半ば、リーダーとして現場の舵取りをやっていたその20年の間に、この会社の価値・企業評価はまったく上がってない。そういうパフォーマンスしかあげられなかったみなさんに、入ってきた若手が育成されたとして……」

「時価総額が伸びる会社ができるんですか? みなさん、できなかったんですよね? みなさんに、教えられるんですよね?」と言うと、大変、不愉快そうな顔をしますね。

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2020年に読まれた記事1位

2020年5月11日公開
「借金は返すな、家賃は払うな」 コロナ下の経営者に贈る"100年に一度の禁じ手"

■記事の紹介
各業界のリーディングカンパニー代表に「コロナウィルスによってもたらされた業界への影響、為すべき構造改革、そしてコロナの“その先”にある希望への道」を伺う特集。こちらの記事では、DMM.comの亀山会長による「追い詰められている経営者へのアドバイス」をお届けしました。

本記事は5月11日に公開され、DMM.com亀山会長による「経営者に向けた非常時のアドバイス」についての記事が、1位にランクインいたしました。非常事態宣言に加え、飲食店への支援や手当ての遅れが生じ、多くの飲食店が撤退や閉店を決め始めた時期に公開された記事が、最も多くの読者を得た記事となりました。

コロナによる影響で、経営者の不安も拡大していた中、「借金は返すな、家賃は払うな」 という強くタイムリーなメッセージが最も注目を浴びる結果となりました。本記事では、なぜ今、借金は返さないべきなのか? 家賃は払わないべきなのか? 詳細な理由と対応や考え方までが丁寧に語られています。

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2021年に向けて

さて、みなさんが2020年にご覧になった記事はございましたでしょうか?

2021年も多くの価値ある情報を読者のみなさまの元にお届けできるように、編集部一同精進してまいります。