
2025.03.07
メール対応担当の8割以上が「カスハラ被害」に クレームのハード化・長期化を防ぐ4つの対策
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場内アナウンス:まずは、ダライ・ラマ法王14世をご紹介させていただきます。ダライ・ラマ法王14世は、1935年にチベット・アムド地区に生まれ、2歳の時にダライ・ラマ13世の転生者として認定。世界各国で慈悲の心と、慈悲の力の教えを説き続け、1989年にノーベル平和賞を受賞されました。
2010年にアメリカ政府から民主主義功労勲章を授与され、2011年に寛容と平和の提唱者として、『TIME』誌によって世界の象徴的政治家トップ25に選出されました。科学に壮詣が深く、30年以上に渡り世界の科学者たちと次世代の幸せと平和を目指して対話を続けるほか、各界の宗教者たちと交流を深めていらっしゃいます。
2016年『マインド・ボディ・スピリット』春季号により、ダライ・ラマ法王が世界で最も精神的に影響力のある100人の人物ランキングで、第1位に選ばれました。仏教の枠を超え、世界中の科学者、物理学者、政治家、そしてレディ・ガガなどのジャンルを超えた、さまざまなスペシャリストとの意見交換を行いながら、世界平和を唱えられているチベット仏教の最高指導者です。
続いて、ゲストの方々のご紹介です。まずお一人目のゲストは、モデルの冨永愛さんです。冨永愛さんは17歳でNYコレクションにデビューし、一躍話題となり、以後およそ10年間に渡り、世界の第一線でトップモデルとしてご活躍されます。
その後、拠点を東京に移し、モデルのほか、テレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティなど、さまざまな分野にも精力的に挑戦されています。日本人として唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、チャリティ・社会貢献活動や、日本の伝統文化を国内外に伝える活動など、その活躍の場を広げられています。
続いて、お二人目のゲストはイベントプロデューサー、映画監督の小橋賢児さんです。小橋賢児さんは8歳で芸能界デビューし、以後数々のドラマや映画、舞台に出演するも、2007年に俳優活動を休業されました。その後、世界中を旅しながら、インスパイアを受け、映画やイベント制作を始められました。
2012年、長編映画「DON'T STOP!」で映画監督デビューし、同映画がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて、スキップシティアワードとスキップシティDシネマプロジェクトをダブル受賞。また、「ULTRA JAPAN(日本最大級の都市型ダンス・ミュージックフェスティバル)」のクリエイティブディレクターや、「STAR ISLAND(未来型花火エンターテイメント)」の総合プロデューサーを歴任し、世界規模のイベントや都市開発などにも携わられています。
丸山智恵子氏(以下、丸山):みなさま、おはようございます。本日はダライ・ラマ法王第14世トークセッション『ONE - we are one family - 』というイベントにお越しいただきましてありがとうございます。みなさまに、こんな素晴らしい機会にご参加いただけましたことを、大変うれしく思っております。本日司会の進行を承りました、丸山智恵子と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
(会場拍手)
私が、チベットハウスとダライ・ラマ法王と出会ったということも、少しお話しさせていただきたいと思います。2004年に、あるユダヤ人難民の方の自伝を翻訳したことから始まりました。
(ダライラマ法王が登場したため、会場拍手)
丸山:まずは、法王猊下(げいか)に今回も日本にお越しいただきまして、心よりの感謝を申し上げます。
では本日、さっそくですけれども、こちらのイベントの趣旨説明を行わせていただきます。今回初の試みとしまして、『ONE - we are one family - 』というイベントを実施することになった経緯ですけれども、ダライ・ラマ法王第14世の来日に際し、これまで法王様と接点がない世代やジャンルの方々に、ぜひ知ってもらうきっかけを作りたいという思いから生まれました。
この『ONE - we are one family - 』は、ダライ・ラマ法王猊下がいつも伝えていらっしゃる、70億人の人間が常に一つの家族なのだというメッセージを世界中に送るために、この日本の未来も考えるトークセッションとして意図され、作られました。今回は法王猊下とゲストのスピーカーの方たちが語り合って、これからの日本を担う世代へ、新たな気付きと可能性を創造する場になればと思っております。
今回はとくにカルチャーやアートの分野で活躍するイノベーター、アーティストのお二人を迎えております。
この記念すべき会のスペシャルゲストの方々を、お呼びしていきたいと思います。今回のゲストは、世界をまたにかけてユニークなキャリアを持ちながらも、枠にはまらない活動をする、日本を代表する唯一無二のイノベーターの方、モデルの冨永愛さん。それからイベントプロデューサー、映画監督の小橋賢児さんにご登場いただきます。
法王様とともに、今回宗教、人種、性別、職業、国籍を超えた多角的な視点で語り合っていただき、よりよい未来にするために、新しい気付きや可能性を生み出したいと思っております。ではさっそくですが、ゲストの方々をお迎えします。モデルの冨永愛さん、そしてイベントプロデューサー、映画監督の小橋賢児さんです。
(会場拍手)
(ゲスト2人が登場し、法王と握手)
法王:(冨永氏と隣り合って、背伸びをしながら)とても背が高いんですね。
(会場笑)
丸山:では、お座りください。よろしくお願いいたします。
冨永愛氏(以下、冨永)・小橋賢児氏(以下、小橋):よろしくお願いします。
丸山:さっそくですが、まずゲストの方々にお話をうかがってまいりたいと思います。ダライ・ラマ法王猊下の印象や思い出などを聞かせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
小橋:よろしくお願いします。僕は、勝手ながら法王とご縁があるなと思っているのが、数年前にある日突然思い立って「そうだ、チベットに行こう」と思って、いきなり飛行機のチケットを取っちゃったんですね。それが3日前で、普通はなかなか入れないんですけど、いろいろな人のつながりでチベットに行くことができました。
それから2週間くらい経って東京に戻ったときに、法王が東京に来たときに会う知人の方を介して、法王と1時間だけ同じ部屋にいたことがあるんです。たぶん僕が世界で初めて、法王とセルフィーを撮った人だと思います(笑)。そこで法王に携帯で一緒にセルフィーを撮ってもらいました。
法王:(通訳の話を聞いて)んん?
(会場笑)
小橋:後ほど(写真を)お見せします。2年前に、インドに3ヶ月の一人旅に行きまして、そのとき法王はいらっしゃらなかったんですけれども、ダラムサラ(インドのヒマーチャル・プラデーシュ州にある都市で、チベット文化の中枢地)に行ったり、沖縄の離島で、元法王の側近のリンポチェ師という方にお会いして、そのあとメールでやり取りするようになりました。
そのときに「君は昔チベット人だったね」と言われたことがあります。勝手ながら、きっと僕は、こうやって法王とかいろいろなご縁があるということは、たぶん前世ではチベット人だったのではないのかなと、思っております。
丸山:ありがとうございます。では続いて、冨永さんはいかがでしょうか。
冨永:正直に言いまして、私はすごく緊張しております。今回このような機会をいただいて、私自身非常にうれしいです。先ほど法王様の手を握らせていただいて、ものすごく柔らかくて温かい手なんだなとしみじみ思いました。
私はチベットにもインドにも行ったことがないんですけれど、去年の夏にモンゴルに旅行に行ったときに、チベット仏教に触れる機会がありまして、すごく神聖な体験をしました。今回、法王様からどのようなお話をうかがえるのかとても楽しみにしておりますし、こうやってお話しするというのも、楽しみにしておりました。
丸山:ありがとうございます。お二人ともやはり、今までチベット仏教と出会ったり、あるいはダラムサラあるいはリンポチェの方と出会ったり、なんらかのご縁があってこの場にいらっしゃったということで、これからのトークセッションをぜひ楽しみにしたいと思います。
では続けて、それぞれ、冨永さんから今のご活動について、少しお話ししていただけますでしょうか。
冨永:はい。私は15歳の頃からモデルをやっております。その後にニューヨークに出て、10年間海外でモデルをやっていたんですけれど、その後日本に戻ってきて、今年20年になります。
20年モデルをやり続けて、今モデルというものの奥深さに、やっと気づいています。表現というものの楽しさというか、やっぱり私は本当にモデルが好きなんだなと、今ここで思っています。海外に出た経験もあって、日本の文化に対してすごく興味がありましたので、これから伝統芸能や日本の文化について勉強して、それを広めていく活動ができたらいいなと思ってます。
丸山:ありがとうございます。とても精神的な文化に関わりながら、伝統文化も伝えていきたいというご希望をお持ちだということがわかりました。小橋さんはどのような活動をされていますでしょうか。
小橋:はい。僕ももともとは8歳から27歳まで、日本で俳優をやっていました。子どもの頃から俳優をやっていたので、もう少し自分の可能性があるんじゃないかと思って、27歳で休業してアメリカに留学しました。その後、世界中の国を回りながら、イベントという、音楽フェスというものに出会いました。
音楽フェスってさまざまな境遇の人が来るんですけども、そこでなにか気付きを得て、自らのwant toで自分の人生を切り拓くきっかけの場になるな、素晴らしいなと思いました。それから日本に戻って、自分の誕生日をイベント化することからイベントを始めて、今は「ULTRA JAPAN」という12万人くらい集まる音楽のフェスとか(をやってます)。
あと「STAR ISLAND」という、伝統の花火とパフォーマンスとテクノロジーを融合した、イノベーティブな花火イベント。今年は、実は偶然にも、今日と同じ『One』というテーマでやっていました。
今日はうちの息子も来ているんですけれども、2年前に子どもが生まれたことで、もっと残るものを作りたいなと思うようになりました。来年オープンする、子どものためのキッズパークを作ったり、あと稲毛海浜公園という公園の再開発のクリエイティブなどもやっています。
丸山:ありがとうございます。やはり小橋さんも次の世代のために、子どもたちのためにさまざまな活動をしているなかで、音楽も重要に考えてらっしゃるということがわかりました。
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