いい瞑想のポイントとは?
質問者2:今日はお話ありがとうございます。
菅原:いえいえ。
質問者2:瞑想についておうかがいしたいんですが。「瞑想しなさい」と私も最近よく言われるんですけど、瞑想って、目をつぶるじゃないですか。
菅原:つぶりますね。
質問者2:いろいろな雑念が入ってくるんですが、どんな瞑想がいい瞑想? 先生はどのような感じで。
菅原:僕は、瞑想のプロフェッショナルというか、そんな達観のレベルまでいっているわけではないんですが、大事なことがあります。雑念が出てもいいんだけど、呼吸をしているということだけに集中をするという。
質問者2:息が入ったり出たり。
菅原:そうです。入ったり出たりしているってことになってくると、だんだん無の時になっていくと言われているんですが、やっぱりなかなか難しい。だけど深呼吸をする、呼吸をするということで、自分の副交感神経が整っていくので、まずそこだけでも十分です。雑念が出てくるのは当たり前ですから。
瞑想が自分にとって本当に必要か考えることも大事
小谷:当たり前なんですね?
小松田:雑念はあっていいんですね?
菅原:当たり前ですし、「瞑想しなさい」と言われていることに疑問を持った方がいいと(笑)。
(会場笑)
小松田:そこからですか?
質問者2:どういうことですか?
菅原:瞑想が自分にとって必要かどうか、ということです。瞑想はいい方法なんですが、「私にとって役に立つかどうか」っていうことを改めて考えて、必要だったらやればいいですし。くわしく瞑想の方法を書いてある本もありますし。実際、本当にヨガの達人みたいな方もいるので、そういう方にお話を聞きに行くという行動を起こしていくのがいいかな、と。
ただ、やり方の最初の初期段階としては、呼吸に気づくということだけでいいと思います。
質問者2:ありがとうございます。
小谷:自分に合っているかどうかも大事ということですよね。
菅原:そうですね。