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2025.02.18
AIが「嘘のデータ」を返してしまう アルペンが生成AI導入で味わった失敗と、その教訓
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吉村洋文氏(以下、吉村):福岡は本当に住んだらいい街ですよね。それでここから(幸福度が)グーっと上がってきて……。
橋下徹氏(以下、橋下):ここもすごいですよね。司法試験大学4年生くらいで受かったんでしょ?
吉村:そうですね。23歳くらいなんで。
橋下:最年少くらいですよ、これ。
吉村:もうこのときは、勉強だいぶやりましたね。
橋下:やっぱり大学受験で燃焼しなかったのがよかったんじゃないの?
吉村:いやもう、おっしゃる通りで。大学入ったらもう勉強しようと思ってました。ちょっと珍しいですけど。それで司法試験通って研修を受けるんですけど、研修を受けて25歳のときに弁護士になりました。
橋下:なんでそこで(幸福度が)落ちるの?
松井一郎氏(以下、松井):結婚? それは奥さん怒るよ。
橋下:結婚!? 結婚で落ちてるやん。
吉村:違う違う(笑)。結婚のときはバーって上がってるんですよ。下がってるのはこれは頂点に達したから。これもう嫁さん見てたら大変なことになりますんでね。たぶん僕にあんまり興味ないんで見てないと思うんですけど。
吉村:仕事っていう意味では、東京の法律事務所に就職したんですよ。これがなかなかブラックなところで……すごい働きましたね。
橋下:東京で就職したっていうのは、九州大学を出て大阪に戻ってこようとは思わなかったの?
吉村:当時は思わなかったんですよね。当時25歳で若かったっていうこともあるんで、一番厳しいとこでやってみようと。ちょっとストイックなんですよ。それで4年間は厳しい中で修行して、ずっと頑張っていたっていうところです。それで29歳のときに大阪で仲間が経営している法律事務所があったので、そこに入れてもらったっていうのが29歳のときですね。
橋下:まあでも、そこがある意味独立っていうところでしょ? 29歳で独立っていうのも、厳しい環境にあえて身を置いてね。
吉村:そうですね。これ本当にゼロからで、仕事も何にもないですから。仲間の弁護士1人と嫁さんに事務員になってもらって。
橋下:だって周りは(法律事務所に)勤めたまんまで、お給料もらってるでしょ? それをあえて29歳で挑戦して。それでその挑戦してるときに子供が生まれるんだよね。
吉村:そうですね、全然見境ないんでしょうね(笑)。
松井:それはもう……代表には言われへん。もうずーっと子供いてはるからね。毎年、毎年子供生まれはる。
橋下:まあまあね(笑)。でも、吉村さんのとこは双子なんですよ。
吉村:長女と次女で双子なんです。市長もたくさんお子さんいらっしゃるから、余計に思うんですけど。大変ですよね?
橋下:だからもう、僕は妻には本当に頭が上がらなくて……。昔はやっぱり「俺が働いてるんだから」みたいなところがあったんだけど、もう子育てのしんどさ。
吉村:僕は常にここ寝たふりしてましたからね。双子だから、こっちが泣いて寝たと思ったら、今度はこっちが泣いてみたいな。嫁さんの機嫌が悪くなるからもう寝たふりしとこうと。
橋下:でもそのあたりの子供の関与の仕方で今その影響がすべて出てるわ。子供はもうすべて母親、ものすごい信頼関係が強くて。
吉村:もう我が家のヒエラルキーの三角形、僕が一番下ですからね。
松井:一番上はやっぱり奥さん?
吉村:奥さんですね。あんま言ったら怒られますけどね。
松井:まあそれが一番円満でええんちゃう?
橋下:それで双子なんですけど、吉村さんが大阪で初めて北区の区民ホールで市議会議員の演説やったときに、最初の自己紹介が「双子の吉村です」って言って(笑)。「あれ? 吉村さん双子なの?」って思ったら、双子を持っている吉村なのに緊張して「双子の吉村です!」って言ってたんで。
吉村:いや〜、やっぱり政治家っていうのは異常ですね。マイク持って大人数の前でしゃべって……じょじょに慣れてきましたけどね。
橋下:それで双子が生まれて、ここ(35歳)で今度は長男が生まれて、そんときにまた「大阪維新の会」やねんな。
吉村:そうですね。こんときにまた「大阪維新の会」に入って、幹事長に面接していただいて。「怖い人やなぁ〜」って思いながら面接した記憶が残ってますね(笑)。
松井:う〜ん……まったく違うと思うけどね。
橋下:それでまあ、維新の市議会議員の中で実務面を担ってもらって、政策面のリーダーなんかもやってもらって。都構想の話はあとで言いますけれども、そのあと国会議員になるんですよね。
吉村:そうですね。
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