2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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浅生鴨氏(以下、浅生):じゃあ次はタニタさんから出してもらおうかな。
株式会社タニタの公式アカウントの中の人(以下、タニタ):タニタって体重計や体組成計などのメーカーで、健康のイメージがすごく強いと思うんですが、とにかくタニタの社員というのは……ちょっと語弊もありますが「健康でいなければならない」というような立ち位置でして。
会社から健康になるためのいろいろなサポートを受けています。基本的に社員はみんな前向きに取り組んでいるわけですね。会社から言われていることが4つあるんですが、基本的にはほぼ当てはまっていて、1個だけ間違っているというものを出題させていただきます。
浅生:なるほど。
タニタ:1個目が、大人数ではかれる業務用の体組成計というものがあるんですね。インターネットにつながっていて、計測するとクラウド上にデータが上がって管理されます。
浅生:体組成計というのは要するに、体の筋肉の量がどれくらいで、骨がどうでという、体重計の機能アップ版みたいなものですね。
タニタ:そうですね。言い方はあれなんですけれども、そういったものを管理するわけですね。それで、はかっていないとメールが飛んできます。これが部署単位などでいろいろ括られていまして、例えば「〇〇部長がはかっていませんのではかるように言ってください」というアラートメールが飛んでくるんですね。自分がやっていない場合も来ますし、「〇〇さんがはかってません」というのも飛んでくる機能があるというのがA。
Bが、歩数や消費カロリーをはかることができる活動量計というものがあるんですけど、それをキーにして体組成計を立ち上げるんです。これがピッと会社に入るときの社員証代わりになっていまして、はかっていないと会社に入れないというのがB。
Cが、健康診断を受けてない人は賞与が下がるというのが3つ目。4つ目が、タニタ食堂以外のお昼を食べると賞与の査定に影響するというもの。3つは合っていて、1個だけ間違っています。どれでしょうか?
浅生:これも#やさしい医療を付けて、Twitterからツイートしていただければと思います。これすごいですね。4つとも全部無茶な気がするんですけど(笑)。どれか1つというよりは、4つとも間違いじゃないかという。
タニタ:タニタというイメージを崩してはならないということもあって、いろいろな取り組みをしてはいるんですけれども。やはり結果として、例えば医療費が下がるといった実績も出ています。タニタとしては、こういったことも言っていきたいなという思いもあって。言い方は悪いんですけど、まずは実験としてタニタからやっていくというかたちですね。
浅生:なるほど。タニタさんのクイズはDかな? というご意見が来ておりますね。D、D、Dがけっこう多く来ていますが。シャープさんどうですか? どれだと思いますか?
シャープ株式会社の公式アカウントの中の人(以下、シャープ):タニタさんの本社って、玄関に入ると「入り口に着きましたよ」と電話をかけるんですけど、その下が体重計になっているくらい怖い会社なので。
浅生:ははは(笑)。
シャープ:アポを取って会社訪問したのに体重を知らされるという……あれは今でもあるんですか? まあ一番厳しいものかなと思うので、Dですかね!
浅生:ほむほむ(堀向)先生はいかがですか?
堀向健太氏(以下、堀向):そうですねぇ。たぶん僕タニタに勤められないです(笑)。タニタの体重計を持っているんですけど、怖くて最近乗れなくて。たぶんDだと思うんですけど、僕、タニタ食堂で食べたい! ずっと食べたい(笑)。そこでずっといけるんだったら。これ、昼ごはんですよね?
タニタ:お昼ごはんですね。
浅生:正解を。
タニタ:正解はDです。さすがにここまではやらないというところですね。実はタニタ食堂って、前の日に予約しないと食べられないんですよ。
堀向:あ、そうなんですか(笑)。
タニタ:社内で調理しているんですけど、つくれるキャパが限られていたり、廃棄しないようにするというコンセプトもあるので、事前に予約しないと食べられません。これがけっこうハードルが高くて、外回りのある人はなかなか食べられなかったりして。
浅生:フードロスを抑えるという。
タニタ:そうです、そうです。
浅生:シャープさん、もう1問クイズを出していただいてもいいですか?
シャープ:えっと、どうしよう。じゃあこれにしよう。
浅生:フリップに紙を貼るという、原始的なのか今風なのかわからない不思議な仕組みになってるんですね(笑)。
シャープ:じゃあいきますよ。もう医療あるあるも関係なくて、シャープがマスクを抽選で募集してサイトがダウンしたときにTwitterに寄せられた苦情の件数はいくらでしょうか? A、100。B、500。C、5,000。D、1,000。ソースは僕です。
浅生:いっぱい来たわけですね。
シャープ:はい。いっぱい来て。
浅生:今でもマスクの抽選は生きてるんですか? 抽選に申し込むと、ずっと送られてくるというふうになっていましたけれども。
シャープ:生きてます。毎週やってますよ。
浅生:#やさしい医療を見てみましょうかね。さあ、どうかな?
シャープ:これ、なんで数字の順に書かへんかったんやろう、と今思って(笑)。
浅生:そう、なぜ最後が1,000なのか。
タニタ:最後は10,000なんですよね。きっと?
シャープ:いえ……と、いうことは?(笑)。クイズの出し方が下手だな。
浅生:最後に不思議な桁が入ってきているのが気になるところですけれども。意外に5,000じゃないかというツイートがちょこちょこありますね。ほむほむ先生はどれだと思いますか?
堀向:たぶん、ここにない10,000だと思います。僕、Dが10,000だと思ってたんですけど(笑)。
シャープ:そういう気もしてきましたね(笑)。
浅生:タニタさんは一生懸命次の問題を考えているので。シャープさん、答えをお願いします!
シャープ:正解は、5,000です!
浅生:やっぱり5,000ですか。
シャープ:だからなんだという話じゃないですけど。
浅生:5,000件苦情が来るとへこみますよね。
シャープ:押し寄せますからね。できるだけ返信していくんですけど、たぶん僕あのときが一番AIに近づいていた気がします。無感情に反応するわけじゃないんですけれども、たぶん「世間にうごめいている感情に対して、どういう出力をしたらいいのか」ということしか考えないようになっていました。僕はAIの仕組みはよくわからないけど、AIになった時の気持ちってこんな感じなんかなと思いながらやっていましたね。
堀向:漫画などでAIの女子高生にやってもらうというのがありますよね。あれは本当に行われたんですか?
シャープ:りんなですね。あれはほんまにやりました。
堀向:今回はそれを使ったんですか?
シャープ:いえいえ、今回は僕だけでやりました。ワンオペです。
堀向:人力で。
シャープ:人力です。
浅生:タニタさんが問題が書けたみたいです。じゃあ問題を。
タニタ:あ、いきますか。(スマホを触る)
シャープ:なんか検索してる。
浅生:Twitterの反応を?
タニタ:いや、画像とか……。
浅生:画像!
タニタ:ちょっと写真がないんですけれど。タニタって、谷田(タニダ)という社長がやっていまして。
浅生:濁るんですか? ダで。
タニタ:ダで濁るんですけども。ちょっと変わった経歴を持っている社長でして。
浅生:いいんですか!? 社長の変わった経歴をこんなところで全国に流しちゃって!
タニタ:公になっているはずなので、たぶん大丈夫だと思いますけれども。
浅生:はずなので(笑)。
タニタ:社長の谷田はTwitterなどでもけっこう露出することが多くてですね。露出というか、私が撮っているんですけど。たぶんご覧になっている方は、なんとなくピンと来ると思うので、そのへんをクイズにできればなと思います。
浅生:はい、お願いします。
タニタ:社長の経歴がちょっと変わっているというところで出してみました。見にくくてすみません。Aが、実は「医者」。医師ですね。Bが「栄養士」。Cが「整体師」。柔道整復師みたいな。Dが「プロゲーマー」ということで、この4つの中で、実は社長が本当に1つだけ持っている経歴があります。
浅生:今回は3つが正解じゃなくて、1つだけが本当なんですね。
タニタ:1個だけが正解ですね。3つだったらすごいですね。何者だって感じですけど(笑)。
浅生:さあ、これは難しいですね。
タニタ:けっこうゲームも好きだったりするので、もしかしたらというのが。
堀向:個人的にはDであってほしいんですけど。ちなみに、ゲームは何をされているんですか?
タニタ:セガさんの「電脳戦機バーチャロン」というゲームです。
堀向:そこでセガなんですね(笑)。バーチャロンをやっているんですか。
タニタ:本当なんですよ。
堀向:筐体を持ってるんですか?
タニタ:筐体は持っていないんですけれども、先日ツインスティックというコントローラーを作ったんですよ。
堀向:けっこうガチじゃないですか(笑)。
タニタ:タニタで(ゲームのコントローラーを作ったんです)。
堀向:そうなんですか!?
浅生:それ、もうどう考えてもDじゃないですか(笑)。そのマニアっぷり!
堀向:ねぇ! もうDであってほしい。Dであってほしいけど、でもDだったら、なんかやばいですよね(笑)。
浅生:正解をお願いします!
タニタ:正解はBですね。栄養士。
浅生:栄養士!
タニタ:実は家庭科の教員の免許も持っていたり。あとは調理師の免許も持っていて、飲食業界で働いていたこともあるんですよ。いろいろあってタニタに来て、ずっと体組成計、体重計のことをやってたんですけれども。谷田がタニタ食堂を考えまして、事業化したのも、この栄養士の経歴などがすごく活きているかなというところもあって、ルーツがわかるかなと思います。
浅生:タニタ食堂もそういうところから発想が始まっているんですかね。
タニタ:そうですね。
浅生:なるほど。ありがとうございます。
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